香西本町(中塚)の奴
更新日:2024年8月29日
伝承地
香西本町(中塚)
香西本町(中塚)の奴
起源は不明。大正10年に撮った写真が残る。その時は大奴であった。
経験者はいないが、昔は大人の奴だったという。
道具、衣装とも中塚の保存会のもの。
槍のみが大人で、他は子どもの役。元、子どもは男子で小学生のみであったが、少子化で中学生にも、そして1985年には女子にも広がった。現在でも参加者は中塚の縁者のみで構成できている。
衣装は大人がカンバン(灰色着物)腰にからげる、昔は草履だったが今は白運動靴。子どもはカンバン(黒の着物)腰巻、濃緑の前掛、白靴(昔は草鞋)。
構成は、ヤリ(槍)1~2本(大人1~2人)2本のときは並ぶ、オハコ(箱・豆が入っていて音が鳴る)2つ(4人)、オトン(唐辛子)1本(2人)、オカサ(傘)1本(2人)、オトンとオカサは並ぶ、シャフ(白)2本(4人)、ニ(二本)2本(4人)、イッポン(一本)1本(3~4人)で、大人1~2人子ども20人である。掛け声は、唐辛子・箱が「おっしー」、白・二本・一本が「おっしー よーうほい」。一連の動きは2~3分位かかる。神社の石段は登らない。
宵祭は中塚獅子組と合流して、18時頃から神社階段下へ、お下がりでは、石段下から御旅所へ練る。平賀神社は石段上の拝殿前まで行く。
8月最後の日曜にチョウツケ(帳付け)といいお客(食事会)をして役割を決める。練習は9月第2週目から3週間(19~20時)中須賀恵比寿神社に集まる。村廻りの前に奴を組み立て、祭前日に行燈・幟を準備する。
基本情報
実施主体 |
中塚小奴保存会 |
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実施日 |
宇佐八幡宮秋祭(10月第1土曜日、日曜日)、平賀神社秋祭(10月第1金曜日、土曜日)、芝山神社(10月第2日曜日) |
実施場所 |
宇佐八幡宮秋祭、平賀神社秋祭、芝山神社 |
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