香西本町・天神の奴
更新日:2024年6月18日
伝承地
香西本町・天神
香西本町・天神の奴
江戸時代から続く。奴道具ハコに弘化3年(1846年)の筆字がある。
経験者はいないが、昔は大人の奴だったという。
道具、衣装とも天神自治会のもの。
ヤリのみが大人で、他は子どもの役。元、子どもは男子で小学生のみであったが、少子化で平成になって中学生と女子にも広がった。最近は天神以外の香西地区からも参加している。
衣装は大人がカンバン(灰色着物)腰にからげる、白足袋、セッタ。子どもはカンバン(黒の着物)腰巻、赤い前掛、脚絆、白靴(昔は草鞋)。
構成は、ヤリ(槍)1~2本(大人1~2人)2本のときは並ぶ、オハコ(箱・豆が入っていて音が鳴る)2つ(4人)、オトン(唐辛子)1本(2人)、オカサ(傘)1本(2人)、オトンとオカサは並ぶ、シャフ(白)2本(4人)、ニ(二本)2本(4人)、イッポン(一本)1本(3人)で、大人1~2人子ども19人である。掛け声は、オハコからオカサまでが「うーし あんい」、シャフからイッポンが「よーう ほい」。一連の動きは約3分くらいかかる。神社の石段は登らない。但し、18年に一度の頭家には道具も石段上の拝殿まで行く。
宵祭は18時頃から神社階段下へ、お下がりでは、石段下から御旅所へ練る。おかえり(神輿が帰る)では、鳥居の前で大人のメンバーで伊勢音頭を歌って迎える。
練習は9月第2週目から天神会館に集まり、チョウツケ(帳面付け)といい役割を決めて始める。一週前の町内廻りの前に奴を組み立て、祭前日に行燈・幟を準備する。
基本情報
実施主体 |
|
---|---|
実施日 |
宇佐神社秋祭(10月第1土、翌日) |
実施場所 |
宇佐神社 |
宇佐八幡宮のマーカーリスト
お問い合わせ
このページは文化財課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階
電話:087-839-2660 ファクス:087-839-2659
(高松市埋蔵文化財センター)
住所:〒760-0017 高松市番町一丁目5番1号
電話:087-823-2714 ファクス:087-823-2715
(高松市歴史資料館)
住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松4階)
電話:087-861-4520 ファクス:087-837-9114
(高松市石の民俗資料館)
住所:〒761-0121 高松市牟礼町牟礼1810番地
電話:087-845-8484 ファクス:087-845-5693
(高松市香南歴史民俗郷土館)
住所:761-1402 高松市香南町由佐253番地1
電話:087-879-0717 ファクス:087-879-1818
(高松市讃岐国分寺跡資料館)
住所:〒769-0102 高松市国分寺町国分2177番地1
電話:087-874-8840 ファクス:087-874-8840
(菊池寛記念館)
住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松3階)
電話:087-861-4502 ファクス:087-837-9114
<文化財課>
電話:087-839-2660
ファクス:087-839-2659