このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例記者会見(平成21年8月26日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成21年8月26日(水曜日)午前11時30分~11時53分
(場所)4階会議室

報告事項

1 「第2回カーフリーデー高松」及び「都市交通シンポジウム2009」の開催について
2 “瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2009 入賞者・入選者の決定について
3 平成21年度高松市職員(短大卒・高校卒・保育士・獣医師・医療職等)の募集について
4 菊池寛記念館第18回文学展記念講演会「大沢在昌講演会」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。

 本日は、題材に入る前に、新型インフルエンザに関連して、インフルエンザ患者発生時の臨時休業等について、新たに基準を定めましたので、その件について発表します。
 現在、全国的に新型インフルエンザの集団発生が増加傾向にあり、今後、本市でも流行の拡大が予想されています。
 現在流行中の新型インフルエンザは、毒性自体は通常の季節性インフルエンザと同等ですが、ほとんどの人が免疫を持っておらず、非常に感染力が強く、急激に多数の人に広がるという特徴があります。
 本市でも、保育所において、先ごろ複数の児童が新型インフルエンザに感染したのを始め、9月から再開される学校において、特に、集団感染が懸念されるため、新たに「インフルエンザ患者発生時の臨時休業等の基準」を設定し、感染拡大をできるだけ防止したいと考えています。
 具体的には、まず、高松市立の幼稚園、小学校、中学校や、高松第一高等学校について、幼児・児童・生徒が新型インフルエンザを発症した場合は、治癒するまでの間、出席停止を要請します。
 また、学級(クラス)で、罹患した幼児・児童・生徒がおよそ5人、在籍者数の10パーセントから15パーセント程度となった場合は、具体的な日数は各学校が最終判断を行いますが、5日間から7日間程度の学級閉鎖を行います。
 また、学級を超えて広範な感染が認められる場合は、5日間から7日間程度の学年閉鎖を行います。
 また、学校全体で広範な感染が認められる場合は、5日間から7日間程度の学校閉鎖を行います。
 次に、保育施設(保育所)については、保護者が日常就業しているなど、休業とした場合、非常に影響が大きいということもあり、今回新たな対応基準を定めたものです。
 1名の児童が発症した場合は、治癒するまでの間、その児童のみが自宅療養することを要請し、クラス自体は休業等としません。
 また、クラスの中で、新型インフルエンザと診断された児童が2名以上の場合には、そのクラスについて、学校と同じく、5日間から7日間程度、登所・登園の自粛や自粛要請を行います。
 このようにクラスの閉鎖をしないというのが、学校とは対応が異なる部分で、保育施設では、あくまでも登所・登園の自粛や自粛要請を行うことにしています。
 また、高齢者施設や障害者施設の通所サービス事業については、保育施設の取扱いを準用します。
 各学校、保育所に対しては、これらの基準と、あわせて幼児・児童・生徒に対する、より一層の健康観察を行うよう、文書で通知しています。
 また、保護者あてには、特に学校の場合、再開する9月1日以降となりますが、文書により健康観察等を依頼します。

 それでは、本日の題材に入ります。

 まず、1点目は、「「第2回カーフリーデー高松」及び「都市交通シンポジウム2009」の開催について」です。
 カーフリーデーについては、昨年、初めて本市で実施しましたが、都心部において1日マイカーを使わない地区をつくり出し、市民の皆様が車のない都市環境を体験して、その変化を実感し、考えていただこうという社会啓発のための事業です。
 本年度も、引き続き、「第2回カーフリーデー高松」を、9月22日(火曜日)に実施します。
 あわせて、過度に自動車に依存しない、すべての市民が快適に移動できる公共交通を基軸とした交通体系の構築や、LRTなど新交通システムを活用したまちづくりなど、本市の、これからの都市交通のあり方について、市民の皆様と一緒に考える場として、「都市交通シンポジウム」を、同日(9月22日)に開催します。
 具体的には、美術館通りの中央通りからフェリー通りまでの区間を交通規制し、車を入れずに、9月22日の午前11時から午後5時まで、路上等において、おもしろ自転車や低床バス等の展示・試乗会など、自転車や公共交通機関の利用を見直すための楽しいイベントの数々を実施する予定です。
 なお、交通規制は、前後1時間を含めた午前10時から午後6時まで実施します。
 今後、「広報たかまつ」への掲載を始め、ポスターやチラシを作成・配布するなどして、お知らせする予定にしています。
 あわせて開催する「都市交通シンポジウム」ですが、「快適で人にやさしい都市交通の形成を目指して」をテーマに、9月22日の午後1時30分から午後5時30分まで、サンポートホール高松の4階第1小ホールで行います。
 昨年度、カーフリーデーにあわせて、市美術館の講堂でフォ-ラムを開催し、非常に好評だったことから、今回は、会場を広くし、より多くの市民の皆様に参加していただくシンポジウムとしたいと思っています。
 その内容ですが、まず、基調講演として、国土審議会を始め、国の機関で数多くの要職に就かれるなど、都市交通計画分野の第一人者である東京大学大学院の家田 仁(いえだ ひとし)先生から「都市交通を考えるのはだれか?」というテーマで御講演いただきます。
 引き続いて、香川大学工学部の土井 健司先生から「市民による都市と交通の変革シナリオ」というテーマで御講演いただきます。
 その後、パネルディスカッションとして、香川大学の土井先生にコーディネーターを、また、国土交通省技術審議官の松谷氏を始め4名の方々にパネリストをお願いし、本市の都市交通の現状や課題、本市の公共交通のあり方などについて御論議いただく予定です。
 今回のシンポジウムが、市民の皆様に、本市における望ましい都市交通のあり方について考えていただく大きな契機となればと期待しています。
 このシンポジウムについては、チラシを市役所、支所、出張所などで配布するほか、「広報たかまつ」でもお知らせしますが、会場の定員が300名と限られているため、お申し込みは先着順の予約制にしています。
 チラシの裏面をファクス用の参加申込書としていますが、もちろん、はがきやEメールでも受け付けますので、この件について御紹介いただくよう、よろしくお願いします。

 次に、2点目は、「“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2009 入賞者・入選者の決定について」です。
 「“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2009」については、今回から、従来の開催方法を見直し、名称を変更するとともに、事業内容もリニューアルし、より芸術性の高いものとして実施しています。
 前回の応募点数は、世界各国からの90点でしたが、今回の応募点数は、国内88点、国外25か国61点と、これまでで最高の149点の応募がありました。
 今回は、応募要項を英訳してインターネットで発信したことから、外国からの応募は、前回の約10倍となりました。
 6月28日の1次審査、8月8日の模型作品による2次審査を経て、多くの応募作品の中から入賞4点を含む入選作品29点を選出しました。
 まず、優秀賞は東京都在住の齋藤 徹(さいとう とおる)氏の「天壌(てんじょう)“循環2009”」で、恵みの雨が空から落ちて、また蒸発して空に舞い戻っていく循環と地上の生き物の生命力を表現した作品です。
 また、奨励賞は2点あり、宮崎県在住の田中 等(たなか ひとし)氏の「The door of the wind」と、岐阜県在住の長沼 克己(ながぬま かつみ)氏の「瀬戸の都(four-door)」です。
 この3点の入賞作品については、模型に従って拡大した石彫作品を実物制作していただき、市立房前(ふさざき)公園に設置します。
 また、スポンサー賞である歯ART美術館賞は、藤本 イサム氏の「RED MOON」が受賞しています。
 同時に、関連イベントとして、石の民俗資料館で、招待作家の川島 猛(かわしま たけし)氏の模型作品を始め、入賞・入選作品を一堂に展示する「模型作品展」を開催するほか、市役所1階の市民ホールでも「模型作品写真展」を開催します。
 さらに、市民の皆様に、石に親しんでいただくために、毎週のように、ワークショップや座談会等を開催し、にぎわいづくりを行いたいと思っています。

 次に、3点目は、「平成21年度高松市職員(短大卒・高校卒・保育士・獣医師・医療職等)の募集について」です。
 一昨日(8月24日)、この件について資料提供しましたが、改めて、私の方から説明します。
 来年4月1日採用予定の短大卒・高校卒等の職員採用試験を、9月27日に実施します。
 募集職種や採用予定人員、受験資格等は、募集要項に記載のとおりですが、全職種で26名の募集となっています。
 また、身体障がい者対象の事務では、昨年度、大学卒1名、高校卒1名の計2名の募集であったものを、障がい者の雇用促進の観点から、本年度は、既に大学卒で1名の募集を行っていますが、今回、短大卒、高校卒で、それぞれ1名を募集することから、計3名の募集となっています。
 また、保育士では、即戦力としての人材を確保するため、昨年度と同様に、経験者採用の特別枠を設け、35歳から44歳までの保育士経験を有する者を4名募集します。
 また、獣医師と助産師では、大学卒の募集時に採用予定人員に満たない募集状況だったことから、今回、再募集します。
 受験申込みの受付は、8月31日から9月11日までの、土曜日と日曜日を除く毎日、午前8時30分から午後5時まで、庁舎3階の人事課で行います。
 優秀な人材の確保のためにも、より多くの方に受験していただきたいと考えていますので、周知について、よろしくお願いします。

 最後に、4点目は、「菊池寛記念館第18回文学展記念講演会「大沢在昌(おおさわありまさ)講演会」の開催について」です。
 菊池寛記念館では、毎年度、郷土の生んだ文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえるとともに、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただくため、毎年、文学展を開催しています。
 今回、文学展の特別行事として、菊池寛が創設した直木賞の受賞者による記念講演会を実施します。
 本年度は、平成6年の第110回直木賞の受賞者であり、「新宿鮫(しんじゅくざめ)」等の作品で人気のある作家・大沢 在昌氏の講演会を開催します。
 大沢氏には「ミステリーと私」という演題で講演していただいた後、菊池寛記念館名誉館長である菊池 夏樹氏と対談していただく予定です。
 この記念講演会は、10月2日(金曜日)の午後6時30分から、サンポートホール高松の第1小ホールで開催します。
 参加費は無料ですが、入場整理券が必要です。
 往復はがきに、住所、氏名、電話番号等を記載し、9月15日までに、菊池寛記念館の記念講演会係あてにお申し込みください。
 お申込みが多数の場合は抽選とし、当選発表は、返信用はがきの発送をもって行います。
 原則として、1名1枚の申込みですが、1枚につき2名まで申し込めますので、同伴者の方の氏名も明記してください。
 なお、定員は270人です。
 また、お問合せ等は、菊池寛記念館までお願いします。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 「インフルエンザ患者発生時の臨時休業等の基準」は、高松市が独自に定めたのか。
(市長)
 そうである。本市としての対応の基準を定めたものである。
(記者)
 香川県教育委員会の基準と比べると、どうなのか。
(市長)
 香川県とも、情報交換や調整は行っている。
 香川県教育委員会も、本日(8月26日)の夕方ごろには、基準について発表する予定と聞いているが、内容的には、ほとんど変わらないものになると思う。
(記者)
 以前の基準と比べると、厳しくなっているのか。
(市長)
 国内発生の初期段階においては、例えば、保育所では、発症者がいる場合、休業措置を行うことにしていたが、現在では、完全にまん延期を迎えていることから、そのような段階で必要とされる程度の基準に緩和したものである。
(記者)
 この基準は、あくまでも新型インフルエンザに限ったものなのか。
(市長)
 そうである。
 これまで一般的な季節性インフルエンザについては、具体的な基準は定めておらず、学校に判断を任せており、学級の在籍者数の3分の1とか半分近くの生徒が休んだときに、ようやく学級閉鎖を行っている状況だが、もちろん、それよりは厳しいものとなっている。
(記者)
 学級閉鎖や登所自粛等の期間を5日間から7日間程度としているが、その根拠は。
(市長)
 新型インフルエンザの潜伏期間は、一般的には1日から5日と言われており、また、5月22日付けの国の方針の中でも、1日から7日としている。
 潜伏期間を過ぎるまでの間ということで、学校などの判断で、5日間から7日間程度の範囲内で決めてもらうことにしている。
(記者)
 学級や学年を超えた広範な感染とは、具体的には、どのような状態を指すのか。
(市長)
 例えば、6年生の3学級のうち2学級で学級閉鎖になり、残る1学級でも発症者が出たような状況になれば、学年全体を閉鎖することになる。
 また、学年を超えて広範に発症者が見られる状況になれば、学校全体を閉鎖することになる。
(記者)
 例えば、各学年で1,2名ずつ感染者が出た場合の対応は。
(市長)
 学校の判断に任せることにしたい。
 基本的には、1学級5名の感染者が出れば学級閉鎖とするので、そのような状況が各学年にまたがった場合、学校全体を閉鎖すべきという判断を学校が行えば、学校閉鎖を行うことになると思う。
(記者)
 この基準が適用される施設数は。
(保健体育課長)
 市立学校については、幼稚園29園、小学校52校、中学校23校、高等学校1校の、計105校である。
(保育課長)
 市内の保育所は、公立39か所、私立33か所の、計72か所である。

(記者)
 新聞等の世論調査の結果によれば、民主党が政権を担う可能性が高いと思う。
そうなれば、「子育て手当」や公共事業など、国の政策や地方への補助金などにも大きな影響があると思うが、所見は。
(市長)
 全国的に厳しい選挙戦が行われている最中であり、選挙後のあり方について言及するつもりは全くない。
 主要政党が、それぞれマニフェストを掲げて政策を打ち出しているが、それらについて、あまり具体的に議論されておらず、単に「政権選択」や「政権交代」というだけの「ワンフレーズ・ポリティクス」的な雰囲気になっており、具体的な政策論争が深められていないのは、非常に残念だが、選挙戦も最終盤を迎え、今から、そうするのは難しいと思う。
 是非とも、選挙後の政権運営に当たっては、マニフェストに掲げた政策を、より具体的にどのような形で実行していくのかを、できるだけ早く国民の前に示していただきたいという気持ちはある。

※ 皆様に分かりやすくお伝えするため、発言内容等の表現は一部調整しております。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内)
 電話:087-839-2111  ファクス:087-839-2464
 
<広聴広報・シティプロモーション課> 
電話:087-839-2161
ファクス:087-861-1559

Eメール:pr_c@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

便利ナビ

  • 結婚 離婚
  • 妊娠 出産
  • 子育て
  • 入園 入学
  • 引越 住まい
  • 就職 退職
  • 高齢者 介護
  • おくやみ

情報が見つからないときは

よくある質問

サブナビゲーションここまで

以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ