市長定例記者会見
最新の会見(令和8年1月16日)
市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています
日時:令和8年1月16日(金曜日)11時30分~11時55分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室
1.報告事項
(1)特別展「新・山本二三展」の開催について
(2)AIオペレーターによる電話応対の実証事業開始について
(3)「たかまつ政策アイデアコンテスト2025」コンテスト決勝の開催について
2.記者質問
市長説明及び記者との質疑応答要旨
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
今年、初めての記者会見となりますので、年始に当たり、一言、皆様方に御挨拶申しあげます。
今回の年末年始でございますけれども、昨年度に引き続き、最大9連休ということでございました。連休の間、高校の同窓会や、一部、新年会に出席するなどした以外は、基本的に実家や自宅で紅白歌合戦や箱根駅伝を見て、のんびりと過ごさせていただきました。
そのような英気を養うひと時の休息も、あっという間に終わりまして、1月も早や半月が過ぎ、衆議院の解散総選挙の動きもあり、社会全体が本格的に動き出してきたと感じているところでございます。
一方、市政に目を向けてみますと、昨年から引き続き、不安定な国際情勢や長引く物価高などの影響で、市民生活や地域経済は、長期間にわたって、非常に厳しい状況となっておりますことから、昨年末に成立した国や県の物価高騰対策事業などを活用いたしまして、先の市議会臨時会で可決いただいた補正予算なども含め、早急に、市民や事業者の方への支援をお届けできるよう、鋭意取り組んでまいりたいと存じます。
さて、私は、令和8年の年頭に当たり、今年の抱負を表す一文字といたしまして、音楽の「楽」、「楽しい」という漢字を今年のキーワードに選びました。
人口減少、少子・超高齢化の進行など、不確実性が高まってきている今だからこそ、都市としての魅力を、より一層、育むことにより、笑顔が絶えない、わくわくするような、楽しいまちづくりが求められているものと存じます。
このため、本年は、誰もが「楽しい」、「楽しめる」と感じるまち、「世界都市・高松」の実現に向けて、新たなことにも果敢にチャレンジしながら、各種施策・事業に取り組んでいく、そんな年にしてまいりたいと思います。
昨年は、2月に「あなぶきアリーナ香川」のオープンがございまして、また、「大阪・関西万博」や「瀬戸内国際芸術祭2025」などのビッグイベントが同時期に開催されるなど、多くの方が本市にお越しいただける様々な機会に恵まれまして、本市の「シティプロモーション」や「観光誘致」の推進に向けた取組を大きく加速させた年であったと感じております。
今年は、2月に「第6回高松国際ピアノコンクール」、3月には「かがわマラソン2026」が開催されるなど、引き続き本市が、国内外から注目を集める年となり、更なるにぎわいの創出が見込まれておりますことから、このような機会を、更なる都市ブランドの向上や交流人口の拡大につなげてまいりたいと存じます。
また、人口減少、少子・超高齢社会を迎える中、「定住人口」でも「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様な形で継続的に関わる「関係人口」の創出・拡大を図ることも重要であると考えております。
本市といたしましても、昨年のこの勢いを更に伸ばしていくことで、本市に興味関心を持つ関係人口、いわゆる「高松ファン」を増やすことにも、引き続き注力してまいりたいと存じます。
さらに、本市では、サンポート高松地区のプロムナード化など、県と連携を図りながら、本市中心市街地におけるウォーカブルな空間づくりに取り組んでおり、これによりまして、人の行き交いが増加をし、サンポート高松エリアの大きなにぎわいが、中心市街地まで広がってきていると感じております。
今後、このにぎわいを中央商店街、更には中心市街地全体に波及させるための、効果的な取組を推進していく必要があるものと認識しておりまして、来月から県が実施する、サンポート高松エリアと中央商店街の間を結ぶ「『まちなか直行バス』の社会実験」など、県とも緊密に連携をしてまいりたいと思います。また、官民が一体となって、多彩な灯りによる魅力的な夜間景観の形成に取り組むことなどにより、中心市街地における夜型観光の推進や、新たなにぎわい創出を図ってまいりたいと存じます。
さて、今年の干支は、「丙午」でございます。
十二支の中でも「午」は成長や成功・繁栄のシンボルとして、縁起が良いものとされております。
私といたしましては、動物の馬のようにエネルギーに満ちあふれ、情熱的に行動し、昨年、成長させた勢いを更に加速させるとともに、世界を視野に更なる広がりが図れるよう、引き続き、高松市を力強く成長・発展させる年にしてまいりたいと存じます。
市政記者の皆様方には、引き続き、御理解と御協力をよろしくお願い申しあげます。
年始の御挨拶に続きまして、題材に入ります前に、「音楽を通じたまちづくり」につきまして、少しお話をさせていただきます。
いよいよ2月10日(火曜日)から23日(月曜日)まで、サンポートホール高松において「第6回高松国際ピアノコンクール」が開催されます。
今回が6回目となるこのコンクールでは、36の国と地域から360名の応募があり、そのうち、海外からの参加者の割合が65%ということで過去最高となるなど、名実ともに世界レベルのピアノコンクールに育ってきていると感じています。
チケットは、サンポートホール高松プレイガイドなどで、好評販売中でございまして、詳しくは、コンクール事務局のホームページを御確認いただき、世界に挑戦するピアニストによる、ハイレベルなピアノコンクールを、是非、多くの方にお楽しみいただきたいと存じます。
また、本市の音楽を通じたまちづくりの一環として目指しておりました、「ユネスコ創造都市ネットワーク」の音楽分野での加盟につきましては、昨年10月末にユネスコ本部から発表があり、加盟がかなわなかったところでございます。
その後、ユネスコ本部より届いた評価者コメントを基に、関係者の意見も伺いながら、本市に不足していた点を検証いたしました結果、音楽を活用した施策等の事例の明示不足のほか、協働や連携の弱さなどの要因が洗い出されたところでございます。
これに対しまして、今後、活用事例の目的や影響を詳細に示すことや、地域内外における連携を強化した取組等を検討し、実施することなどで、前回不足していた点を補えると思われることから、次回のタイミングで再申請をいたしたいと考えているところでございます。
実施する事業の内容やスケジュール等の詳細は未定ですが、現在、申請書作成に向けた準備等を進めております。
本市といたしましては、「ユネスコ創造都市ネットワーク」への加盟の可否にかかわらず、より多くの皆様に、音楽に親しんでいただく機会を充実させるとともに、音楽と他分野との連携などにより、今後も更に音楽を通じたまちづくりを推進してまいりたいと存じます。
それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
本日は、「特別展「新・山本二三展」の開催について」「AIオペレーターによる電話応対の実証事業開始について」「『たかまつ政策アイデアコンテスト2025』コンテスト決勝の開催について」の3件でございます。
高松市美術館におきまして、日本のアニメーションを世界に誇る文化へと押し上げた一人、美術監督の山本二三氏の回顧展を開催いたします。
山本二三氏は、昭和28年、長崎県の五島列島に生まれ、24歳の若さでテレビアニメ『未来少年コナン』の美術監督に抜擢されました。
以降、確かな画面構成と精緻な描き込みにより、宮﨑駿監督の『もののけ姫』や高畑勲監督の『火垂るの墓』などの、国民的アニメーション映画においても美術監督を務めるなど、その才能は、後に続く若い映画監督たちをも惹きつけ、多くの人の記憶に残る背景画を描きました。
本展は、山本二三氏の初期から晩年までの手描き背景画に加え、制作の過程で生み出されたイメージボードや制作用具など約220点を紹介し、山本二三氏の詩情豊かな背景美術の世界に迫る、またとない機会でございます。
会期は、1月31日(土曜日)から3月29日(日曜日)まででございまして、会期中には、山本二三氏の御子息・山本鷹生氏による「記念講演会」など、関連イベントも多数開催いたします。
是非、スクリーンの中で、登場人物たちが生き生きと動き回る舞台を作り上げた、山本二三氏の心躍る背景美術の世界をお楽しみいただきたいと存じます。
2件目は、「AIオペレーターによる電話応対の実証事業開始について」でございます。
本市では、市民の多様なニーズやライフスタイルに対応した利便性の高い窓口サービスを提供するため、庁内における窓口DX推進体制を構築し、更なる市民サービスの向上と業務効率化に取り組んでいるところでございます。
この窓口DX推進に向けた取組の一つとして、業務が多岐にわたる市民課での電話対応事務の課題を解決するため、「AIオペレーター」の導入の検討を進めているところでございます。
このような中、複数社からデモンストレーションの申込みがあり、電話応対機能等を比較検討した結果、本市の要求する条件を最も満たした株式会社グラファー様と連携協力し、本年2月2日(月曜日)から3月1日(日曜日)までの1か月間、実証事業を実施することといたしました。
なお、市民課等での同様な実証事業としては、県内で初とのことで、全国的にも先進的な取組でございます。
本実証事業では、「AIオペレーター」の専用番号に電話していただきますと、事前に業務内容などのデータを読み込んだAIがお問合せ内容を聞き取り、24時間AIが自動応答いたします。
なお、回答できないような複雑なお問合せにつきましては、市民課へ転送され、職員が応対いたしますとともに、業務時間外は、業務時間中に掛け直していただくように御案内をいたします。
この「AIオペレーター」の導入により、お問合せが集中する繁忙時期等において、電話の呼出し時間の削減や、回線の塞がりにより、つながらないことの解消が図れるほか、24時間の自動応答により、市民サービスが向上するとともに、簡易な質問に対応する職員の事務負担が軽減できることを期待しているところです。
今回の実証事業の結果を踏まえ、自由対話型の「AIオペレーター」の有用性の検証や、市民課において必要な電話応対機能を選定し、令和8年度中の本格導入に向けた準備を進めるとともに、将来的な全庁への「AIオペレーター」の導入の可能性も探ってまいりたいと存じます。
続いて3件目は、「『たかまつ政策アイデアコンテスト2025』コンテスト決勝の開催について」でございます。
本市では、若者が理想とするまちづくりを、政策アイデアとして提案してもらうことで、若者の本市への理解を深め、愛着を醸成することなどを目的として、平成29年度から「政策コンテスト」を開催しているところでございまして、今年度で7回目を迎えます。
今年度のコンテストの取組状況としましては、昨年9月13日に実施いたしましたキックオフイベントを皮切りに、今年度から新たに取り入れました、「新規事業の立上げ等に知見があるメンターの方からのサポート」や「フィールドワーク費用の支援」等を活用していただきながら、理想のまちづくりに向けて、政策アイデアを練っていただいているところでございます。
本コンテストの決勝でございますが、1月24日(土曜日)午後1時から、サンポート高松にあります、高松シンボルタワーの「e-とぴあかがわ」内、「BBスクエア」において、参加いただいている4チームより、政策アイデアの発表を行っていただく予定としております。
コンテスト当日には、私も審査員の一人として参加をいたしまして、御提案のあった政策アイデアについて、審査を行うこととしております。
なお、コンテスト決勝は、観客を入れて実施する予定でございまして、席数の調整のため、観覧につきましては、原則、事前申込制とさせていただきますので、観覧御希望の方は、本市ホームページよりお申込みいただきますようお願いいたします。
また、当日の飛び込みでの観覧も可能ですので、是非、お越しいただき、参加チームのフレッシュで柔軟なアイデアを御覧いただきたいと存じます。
私からは、以上でございます。
記者質問
【記者】
明日で阪神・淡路大震災から31年を迎え、最近では島根県を震源とする地震があり、香川県内でも広い範囲で震度4を観測した。
大地震への備えが重要になる中、改めて高松市の防災対策についての考え
【市長】
まずは、先日の島根県東部を震源とする地震により被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申しあげます。
本市では、大規模災害を想定し、自治体や民間企業との災害協定の締結を始め、防災行政無線設備の整備や防災ラジオの導入、津波避難ビルの指定など、様々な対策を実施しているところでございます。また、家屋の耐震化や家具類の転倒防止対策など、家庭でできる取組も周知、促進しているところでございます。
令和7年3月の内閣府による南海トラフ地震の被害想定の見直しを受け、7月に県が発表した被害想定(第一次公表)では、本市におきましても津波浸水面積が増えるなど、前回の被害想定を上回る内容となっております。
また、9月に県が発表した、人的・物的被害想定に関する第二次公表では、本市の最大死者数は約2,300人、建物全壊は約8,000棟、また、発災直後の避難所の避難者数は約73,000人と想定され、前回より30,000人増える結果でありました。
このような状況を踏まえ、本市といたしましては、改めて、建物の耐震化、家具類の転倒・落下防止対策、迅速な津波避難など、減災対策の重要性を強く呼び掛けるとともに、大幅に増えた避難者対策として、避難所となる小中学校の教室利用や、更なる備蓄物資の確保などに取り組んでいるところでございます。
今後におきましても、南海トラフ地震等の大規模災害を見据えた、防災・減災対策を更に強化してまいりたいと存じます。
【記者】
来月早々に衆議院議員総選挙が有力視されているが、選挙事務についてどのような対応になっているか
【市長】
1月23日召集の通常国会冒頭での衆議院解散、総選挙といったことが見込まれている状況です。現在のところ、首相による解散表明はなされていないということで、選挙日程も確定していませんが、本市選挙管理委員会に聞きましたところ、総務省から総選挙が最速の日程となることも念頭に置き、できる準備を進めるように指示があったということです。
御質問の選挙準備ですが、投票所入場券につきましては、選挙日程が決まり次第、印刷・封入作業を進めることとしています。ただ、解散表明から公示までの期間が短期間であることが想定されており、また、郵送業務が行われていない土日を挟むことになると、投票所入場券の発送は、期日前投票の開始日より遅れるという場合もあるということです。
いずれにいたしましても、選挙管理委員会から情報提供を行うとともに、入場券がなくても期日前投票はできるということをしっかりお伝えし、そのような形で、鋭意、選挙事務を進めてまいりたいと考えています。
【記者】
投票所の確保など、現状、事務作業は進んでいるか
【市長】
ポスター掲示板の設置等で期日が最も早い場合、間に合わないような事務については、事前に発注したりして対応しています。
【記者】
解散総選挙によって、国の予算の年度内成立が難しいということも懸念されていることに対する、市長の受け止め
【市長】
この時期に解散されるということになると、予算審議がどんどん遅れていくということで、来年度予算等の年度内成立が、非常に厳しくなっていく状況になろうかと思います。当然、地方への影響も出てくるものと考えていますが、我々としては、選挙事務について適正に執行すると同時に、できるだけ選挙が終わった後、国会で十分な審議をしていただかないといけないと思いますが、審議を経た上で、地方に大きな影響が及ばないように、できるだけ早期の予算成立、経済対策を具体的なものにしていただきたいという願いを持っています。
【記者】
投票所・開票所について確保できないということはないか
【市長】
現在調整しているところです。
【選挙管理委員会事務局】
投票所、開票所については、施設側と調整しているところでございます。行事等が入っているところについても現在調整を行っています。
【記者】
大丈夫ということで見込んでいるのか。
【選挙管理委員会】
相手方もございますので確保できるように努めています。
【記者】
市にとっても次年度の予算を組む重要な時期となってくると思うが、選挙業務や予算編成業務での職員への負担について、市長の受け止め
【市長】
解散総選挙となった場合には、選挙当日までに決められた期間内において準備を間違いなく進めていかなければならないということで、職員の負担はもちろん大きいものがございますし、他業務への影響も一定程度あろうかと思います。
まずは、適切に国政選挙が執行できるように、選挙管理委員会を中心として、その責任は果たしてまいりたいと存じます。
本市の来年度予算作業や人事等業務の繁忙時期でもございますので、職員への負担はそれなりにあろうかと思っておりますが、地方の影響をできるだけ最小限にとどめてもらいながら、選挙事務を執行して、その後において、予算事務等を適切に進めてまいりたいと思っております。
【記者】
今回の選挙で議会の開会などへの影響は考えられるか
【市長】
国でどういう日程を組むかによって、いろいろ変わってくるかと思います。いろいろなシミュレーションはやっているところかと思っておりますが、できるだけ影響が最小限に収まるように具体策は取ってまいりたいと思います。
【記者】
前回の衆議院議員総選挙でも期日前投票の初日までに入場券が届かないことがあったが、入場券なしでも期日前投票ができるということをどのように発信していくのか
【市長】
入場券がなくても投票ができるということを、改めて本市のホームページ、SNSを通じて広く周知してまいりたいと思います。また、報道機関さんの御協力もよろしくお願いしたいと思います。
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