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市長定例記者会見

最新の会見(令和7年3月4日)

市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています。



日時:令和7年3月4日(火曜日)11時30分~12時00分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室
1 報告事項 全国一の松盆栽産地としての魅力を観光に活用~「高松BONSAI」ツーリズム商品の販売~
       について
2 記者質問

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和7年3月4日)録

 それでは、報告事項の前に、昨日3日(月曜日)に、プレスリリースいたしました「ユネスコ創造都市ネットワーク加盟申請の国内選考の通過」につきまして、少し、お話をさせていただきます。
 本市におきましては、「世界都市・高松」の実現を目指し、都市ブランドイメージの向上や、シビックプライドの醸成などを図るため、昨年12月末に、日本ユネスコ国内委員会に対しまして、「ユネスコ創造都市
ネットワーク」の音楽分野への加盟申請書を提出しておりました。これが昨日3月3日(月曜日)に、同委員会事務局から、国内選考を通過した旨の連絡を受けたところでございます。
 また、これを受けまして、昨日付けで、直ちに、フランス・パリのユネスコ本部に対しまして、本申請を行ったところでございます。
 この度の国内選考の通過につきましては、市民の皆様や各種関係団体、また、これまでの本市の取組が高く評価されたものと存じております。
 今後につきましては、ユネスコ本部での最終審査を経まして、今年5月中旬以降に、「ユネスコ創造都市
ネットワーク」への加盟認定の可否が公表される予定となっております。
 私といたしましては、「ユネスコ創造都市ネットワーク」への加盟を通じまして、音楽を始めとする、本市のすばらしい文化的資源をいかした国内外の都市との活発な交流や、音楽以外の分野との連携・協働を促進しますことで、新たな価値を創出し、魅力あふれるまちづくりを、より一層推進してまいりたいと存じております。「ユネスコ創造都市ネットワーク」への加盟が認定されることを大いに期待をしている、朗報を待っているというところでございます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「全国一の松盆栽産地としての魅力を観光に活用~「高松BONSAI」ツーリズム商品の販売~について」の1件でございます。
 本市は、松盆栽の生産シェアが全国で8割以上を占める、日本一の松盆栽産地でございまして、この度、観光庁の「地域観光新発見事業」を活用して、造成いたしました、高松盆栽の魅力を世界に向けて発信する観光ツアーを販売いたしたいと存じます。
 この観光ツアーでございますが、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアの欧米豪の富裕層を主なターゲットといたしております。「高松盆栽の魅力と高松の歴史や文化の体感」をテーマといたしまして、高松盆栽の産地見学を始め、栗林公園の散策や和三盆づくりなど、本市の魅力を詰め込んで、体験しながら関心を高めていただく、ストーリー性のある旅行商品となっております。
 なお、今回、新たに育成をいたしました、高松盆栽の知識を有する通訳ガイドツアーが英語とフランス語での対応にて案内することなっております。
 また、ツアーを紹介するPR動画を2本制作いたしておりまして、そのうちの1本につきましては、今年度の「たかまつ政策アイデアコンテスト」において、英明高等学校の生徒からの提案も参考にいたしまして、聴覚や視覚、耳と目への刺激によって、人が心地良さを感じると言われます、ASMR動画を、本市で初めて制作したものでございます。
 盆栽の繊細な手入れの様子を始め、本市の川のせせらぎでありますとか、鳥の声などの自然の音を取り入れた、癒しを感じることのできる魅力的な動画となっております。それでは、そちらの動画を御覧ください。
[3分間のASMR動画を1分以内に編集した動画を視聴]
 このPR動画によって、ツアーの募集をしていきたいということでございます。
 この観光ツアーにつきましては、株式会社エイチ・アイ・エスのOTAサイトで販売をする予定でございます。6月から、ツアーの受入れを開始するということにしております。
 また来月4月からは、「大阪・関西万博」や「瀬戸内国際芸術祭2025」が開催されます。多くの外国人観光客が、本市を訪れることが見込まれておりますことから、今回、販売いたします観光ツアーを、西のゴールデンルートの形成の一助となるように活用いたしたいと存じます。地域一体となった高松盆栽の振興やブランド力の向上を図ってまいりたいと存じます。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】

 「サンポートガーデンプロムナード」の運用が開始され、「あなぶきアリーナ香川」も開館しました。こけら落とし公演も終わり一連の流れを受けて、見えてきた課題や今後の展望などをお聞きしたい

【市長】

 県立アリーナ、「あなぶきアリーナ香川」でございますが、2月24日(月曜日)に開館をいたしまして、最初の土日、3月1日(土曜日)と2日(日曜日)を迎えたわけですが、サザンオールスターズのコンサートが、こけら落とし公演としてあったものでございます。それぞれ7千人ずつがコンサートに入ったということでございますので、大いににぎわったところでございますが、交通混雑とか、あるいは混乱というのは、ほとんど見られなかったと聞いております。

 当初より課題としておりました、大規模イベントの開催による、中心市街地の交通渋滞ということでございますが、私も午後の一時期様子を見てまいりましたが、皆様が公共交通機関の利用など、御協力をいただいたおかげで、大きな混乱、あるいは交通渋滞はなかったと見ているところでございます。

 また、公共交通機関の利用状況でございますが、「JR」や「ことでん」に御協力いただきまして、臨時列車を運行していただきました。従いまして、それによって利用客の積残しや混乱はなかったと伺っております。一定程度、来場者の分散化が図られ、混雑を解消できたものと存じております。

 今後でございますが、開催されるイベントによりましては、車で来る人が多いイベントなのか、いろいろ変わってくるかと思っております。そのあたりは「JR」や「ことでん」等の公共交通機関の利用状況、あるいは周辺駐車場の混雑状況にも違いが出てくるということを前提にしながら、関係者と協議をして、できるだけの混乱を避けるような開催方法を考えていきたいと思っているところでございます。

 立地が駅前すぐというところが一番の利点でございますので、県とも協力をしながら、公共交通機関の連携を図り、公共交通機関の利用促進といったことを中心にして、混雑緩和に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 このほか、イベント来場者や観光客の皆様には、公共交通機関を利用していただくように呼び掛けるということでございますけれども、一方で2月12日(水曜日)に公開いたしました、中心市街地の駐車場の満空情報アプリ「どこ駐車ナビ高松」、これにつきましては3月3日(月曜日)までのアクセス数が、約2万7千件となっております。これにつきましても、駐車場の空き状況をいち早く察知をして、混雑緩和に一役買ったのではないかなと考えております。今後についても、空いている駐車場に円滑に誘導するということで、このナビの活用も考えていきたいと思っております。

 それから、電車やバスを利用して空いた時間で市内観光を図ってもらうとか、本市のパーク&ライド駐車場の利用などにつきましても、周知をして、混雑を抑制してまいりたいと思っております。

 今後の展望ということでございますけれども、「あなぶきアリーナ香川」では、今月30日(日曜日)の総合格闘技「RISIN」が行われるということでございますし、5月には、国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション」も開催される予定と聞いております。今後、集客力のある大規模イベントが目白押しということになっているところでございます。

 また、アリーナのある、サンポート高松地区におきましては、「サンポートガーデンプロムナード」が、先月24日(月曜日)、アリーナのオープンと同時に歩行者道が誕生いたしております。また、4月には、徳島文理大学の「高松駅キャンパス」が開学をし、多くの学生がそこに集まってくるということもございます。大きく生まれ変わって、これまで以上に人が集まり、にぎわうことが期待されているところでございます。

 加えて、「瀬戸内国際芸術祭2025」と「大阪・関西万博」の、世界規模のイベントが4月から同時開催されるということでございます。相乗効果として、国内外から多くの人々が訪れ、更なるにぎわいの創出が見込まれているところでございまして、この期をまたとないチャンスと私共は思っておりまして、本市のまちの魅力を、国内外に大いに発信するとともに、各種施策や取組を戦略的に展開することで、サンポート高松地区のにぎわいや活気を、玉藻公園や中央商店街など中心市街地全体に広げていきたい、あるいは、先ほどの盆栽ツアーのコースにもありましたが、本市の代表的な観光地の栗林公園でありますとか屋島などにも広げていって、まち全体に波及させてまいりたいと存じます。

【記者】

<高松盆栽ツーリズムの商品について>

 ASMR動画については、英明高校の生徒からの提案で、制作したのは高松市か

【市長】

 「たかまつ政策アイディアコンテスト」で、視覚に訴える動画というものを使ってPRしたらいいのではないかという提案があったということです。その提案を受けて、今回、盆栽動画を作るに当たって、その手法を用いらせていただき、市が作ったということです。

【記者】

 「高松盆栽ツーリズム」への市長の期待感について

【市長】

 欧米豪の富裕層の取込みが、関西地区、本市、四国を含めて非常に弱いところがあって、富裕層への取組ということで、本市の地域資源として盆栽があるというところを思っているところでございます。

 盆栽の認知度も「BtoB」や「BtoC」でどの程度あるのか調査してみましたが、「BtoB」でも富裕層に対して、盆栽は非常に受ける商品だというようなことも言われていますし、そういうツアーに活用できるのではないかと言われています。「BtoC」の方でも、盆栽の認知度をヨーロッパで調べると8割から9割の方が盆栽というのを知っているという認知度もあるということで、そういうツアーがいけるのではないかと思っております。特に、欧米豪の富裕層は、1週間から10日連続して泊まった中で、オプショナルツアーでいろいろな所に行く傾向があるということでございますので、オプショナルツアーの1つとして、この盆栽ツアーを選んでいただけるような商品となればと思っております。

【記者】

<新たなロゴマークについて>

 パブリックコメントでは、デザインに対するネガティブな意見が多く、市としてロゴマークを活用して、一方的ではなく、市民の方からも発信してほしいという考えが、市民に浸透していないのではないかと感じたが、市長の考えは

【市長】
 ロゴマークについては、原案を出してパブリックコメント等でいろいろ意見を頂いて、若干の修正を加えた上で、正式にこれを使っていこうということでスタートしたばかりでございます。
 まだ浸透していないというのもあるかと思っておりますし、いろいろな御意見もくすぶっているのかなと思っております。職員が名刺に印刷したり、いろいろな場面でいろいろなイベント等において「TKMT」の言葉を使ったキャッチフレーズを作ってもらって、みんなで利活用していただくということを繰り返していきながら、少しずつ浸透させていければと思っております。
 短期的に、このロゴマークにしたから高松が非常に有名になった、という効果はそれほど期待できないかもしれませんが、中長期的に高松のイメージが「TKMT」のロゴマークによって少しでも明るく、活力があるイメージになって、それが中長期的な観点から観光振興につながっていければと思っております。
 まだ始まったばかりでございますので、今から積み重ねていきたいと思っております。
【記者】
<新たなロゴマークについて>
 今までのロゴマークと違って、市民発でもいろいろな発信をしてもらうために、市としてどのようにしていくべきだと考えるか
【市長】
 ロゴマークをいろいろな商品に使用していたいただき、どんどん進めていきたいと思っておりますし、あと、キャッチフレーズは「TKMT」、頭文字を使っていろんな標語を作ってもらったり、自分の今の気持ちを表してもらったりするようなことを、いろいろな場面で募集をしていきたいと思っております。その積重ねによって、「TKMT」といえば「高松」といったようなイメージが、一つの方向に固まって向いてくるというものにつながっていければと思っております。
【記者】
<新たなロゴマークについて>
 高松市からいろいろな発信をしても、民間側からのレスポンス、活用例がなかなか出てこない可能性も考えられるが
【市長】
 今からやって、少しずつ積み重ねていくしかないと思っております。
【記者】
 3月2日(日曜日)は、サンポートシンボルタワー地下駐車場が満車になっていた時間帯もあった。一方で、瓦町駐車場では空きがあったようで、空車のある駐車場への誘導について、どのように考えているか
【市長】
 サンポート高松地下駐車場が、満車になったかどうかは確かめていませんが、少なくとも土日、私がナビで見たところによると、7割から8割方ということで、割と空いているなあというような感じでした。アリーナでは、サザンオールスターズ、サンポートホール高松ではデビューリサイタルも開催していましたし、レクザムホールではN響のコンサートも開催していましたし、マルシェもやっておりましたから、いろいろなイベントが、いろいろな施設で行われていたということで、そういう中で、一時的に満車になったとしても、駐車場としては混乱、混雑は少なかったかなと思っております。
 「どこ駐車ナビ高松」で調べて、空いている所に誘導していくということは、ある程度奏功したのかなと
思っております。
 今後におきましても、特に瓦町地下駐車場は空いている状況でしたので、そのあたりにできるだけ誘導していくような周知を図っていきたい。一方で、民間駐車場である丸亀町の3つの大きな駐車場は、ほぼ満車でございました。そのあたりについても、そちらは満車になりやすいけど、市営駐車場は空いていますよという宣伝、周知を今後とも、その都度やっていくということが必要かなと思っております。
【記者】
 県外ナンバーの方が、サンポート地下駐車場の前でUターンしているのも確認したが、県外に向けて、「どこ駐車ナビ高松」のアピールは
【市長】
 そのあたりはイベント案内などによって、イベントの主催者等に駐車場の状況をできるだけ周知していただき、あるいは、高松市ホームページには駐車場案内として一般的な情報として掲載していくことで、少しずつでも誘導していき、県外の人が高松に来た時に高松で車をどこに停めたらいいだろうと検索した時に、うまく誘導できるようなシステムになるように考えていきたいと思っております。
【記者】
 サザンオールスターズのコンサートに関連して、この2日間の高松市にとっての経済効果について、どう感じているか
【市長】
 サザンオールスターズのコンサートですが、内訳は分かりませんが、県外のお客さんが非常に多かったというところです。聞くところによると、サザンオールスターズのツアー日程が発表されたその日から、高松市内のホテルは、ほぼ埋まったと聞いておりますので、そういう意味で、宿泊客という形でホテルに泊まっていただいたことで、夕食等を食べていただいたりして、かなりの経済効果があったのは、間違いないと思っております。
 また、サザンオールスターズが41年ぶりに高松でコンサートを開いたというのがいろいろなニュースで流れたりしております。しかも新しいアリーナでこけら落としで行われたというのが、写真付きで流れたりしていましたので、それによるイメージアップ効果もあって、今度高松に行ってみようかということにつながっているのではないかと楽しみにしています。
 そういう意味で、あらゆる効果があったのではないかと、いろいろな分野での効果があったと思っております。こういう大きなイベント等が、月に何回か繰り返しアリーナで行われることによって、高松の経済力がそれだけ上がっていくのではないかと期待しています。
【記者】
 ユネスコ創造都市への申請について、国内委員会での審査が通ったことへの受け止めまた、今回、音楽分野での申請ということで、正式に決まった場合にどういった効果があるか期待感は
【市長】
 国内審査が通って、2都市がユネスコ創造都市ネットワークの加盟都市として申請が出されたということです。そのうちの1つに高松市が選ばれて、音楽分野での申請ということになったわけでございます。
 本市の場合、いろいろな文化活動があります。瀬戸内国際芸術祭でアートもありますし、漆器なんかでもクラフトもあります。食文化もあるということで、いろいろな分野が考えられますが、音楽というのは、「高松国際ピアノコンクール」がございますし、「ミュージックブルー」といった街中での音楽活動も非常に盛んです。あるいは、大道芸といった音楽プラスパフォーマンスも行われています。様々なイベントが行われている中で、音楽分野を中心とした、「音楽」と「食」でありますとか、「音楽」といろいろな「観光」とかが結びついて、活動されている。音楽を中心とした、いろいろな分野での活動の活性化が、図られるという意味で、音楽分野での申請をさせていただきました。
 これによって、ネットワーク都市としての加盟が認められれば、音楽を中心としながら各種分野の文化的な活動を広げていきたいと思っておりますし、それによって海外のいろいろな加盟都市との交流も図っていければと思っております。そういう意味で、一番波及効果が期待できるのが、音楽分野だったかなと思っております。
【記者】
 盆栽ツーリズム商品について、初年度の目標、何組くらいの利用を見込むなど設定されているか
【農林水産課】
 約20名の参加希望者を目標としており、3百万円の売上げを見込んでおります。

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