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市長定例記者会見

最新の会見(令和8年9月30日)

市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています

日時:令和8年9月30日(水曜日)11時30分~11時53分
場所:
1.報告事項
 (1)特別展『動く!展 ―光と音と運動の芸術』の開催について
 (2)本庁舎でのキオスク端末による証明書交付サービスの開始について
 (3)養育費確保等支援の拡充等について
 2.記者質問

市長説明及び記者との質疑応答要旨

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 報告事項に入ります前に、先日、関東甲信地方を中心に甚大な被害をもたらした「令和8年台風第25号」につきまして、一言申しあげたいと思います。
 今回の台風第25号ですが、千葉県や神奈川県などにおきまして、今月18日(金曜日)以降、記録的な豪雨をもたらし、報道によりますと、土砂災害や河川の氾濫などにより、15人の方がお亡くなりになられ、1人の方が行方不明になっておりますほか、住宅の浸水被害が多数発生するなど、大きな被害が出ているところでございます。
 特に千葉県では、先月の記録的な豪雨による浸水被害を受け、復旧を進める中で再び大きな災害に見舞われたということでございます。
 まずは、お亡くなりになりました方々に対しまして、心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族、また、被災されました方々にお見舞いを申しあげたいと存じます。
 被害の大きかった地域では、依然として復旧作業が続いており、また、台風26号が接近するおそれがあるなど、大変な状況にあるものと存じます。
 1日も早い生活の安定と心の安寧がもたらされますよう願いますとともに、本市といたしましても、今後、被災地等の要請などに応じて、積極的に支援等に対応してまいりたいと存じます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「特別展『動く!展 ―光と音と運動の芸術』の開催について」「本庁舎でのキオスク端末による証明書交付サービスの開始について」「養育費確保等支援の拡充等について」の3件でございます。
 まず、1件目は、「特別展『動く!展 ―光と音と運動の芸術』の開催について」でございます。
 本展は、国内外から高い評価をいただいている高松市美術館の「戦後日本の現代美術」コレクションを軸に、1950年代から、アーティストたちが積極的に取り入れた、光や音や動きを用いた作品など、日本の現代アートの歴史と展開を「動く」をキーワードに振り返る展覧会となっております。
 本展では、田中敦子氏による、約180個の電球が点滅する「電気服」を始めとし、えりすぐりの高松市美術館コレクションに加え、ヨシダミノルによる、上着にシンセサイザーが取り付けられた「シンセサイザー・ジャケット」など、作家、所蔵家からお借りした貴重な作品を併せて紹介いたします。
 会期は、10月10日(土曜日)から11月29日(日曜日)まででございまして、10月11日(日曜日)には、関連イベントとして、「DOMMUNE」等を主宰する本市出身のメディア・アーティスト宇川直宏氏をお招きし、「動く」アートの歴史についてお話しいただきます。
 また、「シンセサイザー・ジャケット」を演奏する記念ライブや、映像作家・松本俊夫氏が、高松を舞台に制作した「石の詩」の上映会もございます。
 アーティストたちの絶えざる新しい挑戦を、「動く」作品を通してお楽しみいただきたいと存じます。
 2件目は、「本庁舎でのキオスク端末による証明書交付サービスの開始について」でございます。
 本市では、市民の多様なニーズやライフスタイルに対応した、利便性の高い窓口サービスを提供するため、庁内における窓口DX推進体制を構築し、更なる市民サービスの向上と業務効率化に取り組んでいるところでございます。
 その取組の一つとして、窓口の混雑緩和やマイナンバーカードの利活用、コンビニ交付の利用促進を目的に、導入コストや職員の事務負担等を考慮し、本庁舎内におけるキオスク端末での証明書の交付を検討してまいったところでございます。
 この度、本市のコンビニ交付サービスに対応し、唯一、本庁舎内でキオスク端末の設置等が可能な「株式会社ローソン」様と相互に協力しながら、明日、10月1日より、本庁舎でのキオスク端末による証明書の交付を開始いたします。キオスク端末とは、コンビニに設置している証明書発行機でございます。
 このキオスク端末では、コンビニ交付と同様に、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍の全部事項証明書などが取得できるほか、手数料につきましてもコンビニ交付と同じく、窓口より100円安くなっております。
 利用できる時間は、当面、午前8時30分から午後5時までで、端末操作に不安がある方には、案内係がサ
ポートさせていただきます。
 これまで、コンビニ交付をあまり利用されたことがない方、また、利用されたことがない方は、是非、本庁舎のキオスク端末を御利用いただき、端末操作に慣れていただくとともに、コンビニ交付の便利さを実感していただければと存じます。
 また、AIによる適切な担当係への自動転送や、簡単な質問への回答など、先月3日より、一部運用を開始した「市民課における電話対応へのAI電話サービス」につきまして、FAQ等の学習データの精査や回答内容の検証など、AIによる自動応答の準備が整いましたことから、10月13日(火曜日)より本格運用を開始いたします。
 窓口DXの取組の一つとして、この24時間365日利用可能なAI電話サービスにつきましても、併せて御利用いただければと存じます。
 3件目は、「養育費確保等支援の拡充等について」でございます。
 本市では、ひとり親家庭等を対象とした、親子交流支援や養育費確保等支援などに取り組んでおりますが、支援件数は、年々増加傾向となっており、支援の必要性を認識しているところでございます。
 特に、養育費の確保につきましては、ひとり親家庭の生活の安定と、子どもの健やかな成長を支えるためにも、より充実した支援が重要であり、この度、支援策の拡充を図るものでございます。
 具体的には、これまで実施しておりました「公正証書等による債務名義の作成支援」や「戸籍謄本等書類の取得補助」などに加え、新たに「養育費等の取決めに係る弁護士の活用支援」や「ADR(裁判外紛争解決手続)の活用支援」を行います。
 また、養育費の履行確保に係る費用補助として、「弁護士の活用支援や手続費用の補助」に加え、「自治体モデル」といった保証契約が開発されておりますので、それに基づく支援策を導入することといたしました。
 この「自治体モデル」の導入ですが、中四国の中核市では初、県内では三豊市に次いで2例目の取組となるものでございます。
 この自治体モデルは、保証会社との契約の手続や保証金の支払い、また審査通過に関して、自治体を介することによりハードルを下げるもので、近年、全国の自治体で導入が進んでいる制度でございます。
 また、このモデルの活用について、明日10月1日(木曜日)に、このモデルの導入を図っている「株式会社イントラスト」と協定を締結することとしております。
 なお、新たな支援策は、4月1日に遡って実施いたします。「自治体モデルの保証契約支援」は、10月1日から開始いたします。
 本市といたしましては、今後とも、養育費確保を始めとした施策を着実に推進し、母子・父子自立支援員による、きめ細やかな伴走支援により、ひとり親家庭の生活の安定と子どもの健やかな成長を支える基盤づくりに、鋭意、取り組んでまいりたいと存じます。
 私の方からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
 9月定例市議会で、来春に予定される市長選に立候補しない意向を表明したが、20年の市政運営の総仕上げとして、残りの任期7か月で注力したい施策は
【市長】
 御質問にありましたとおり、先の9月定例市議会におきまして、冒頭で、私の方から次の高松市長選挙には立候補せずに、後任の次のリーダーに引き継いでいきたいということを表明させていただきました。
 今期の満了をもって、在職20年という大きな節目を迎えるわけでございます。この間、積み重ねてきた様々な取組が着実に実を結び、活力とにぎわいがあふれつつあると感じていますが、この本市のまちづくりを、次のリーダーにこの時点で引き継ぐことが、「世界都市・高松」として、更なる発展につながるものと考えたものでございます。
 任期は、来年の5月1日まで、まだ約7か月ございます。残された任期におきましても、最重点課題であります「人口減少対策」や「防災・減災の強化」、更には「地域経済の活性化」などに、全力で取り組んで、諸課題の解決が図られるよう、着実に各種施策や事業を遂行してまいりたいと存じます。
 今は人口減少で、都市縮小時代にあっても活力があり、持続可能なまちを維持していくために、住むことに誇りが持てる、楽しいまちづくりを進め、次の市政のリーダーにしっかりと引き継げるよう、職務を全うしてまいりたいと存じます。
【記者】
 先日、総務省出身の中原氏が市長選の出馬の意向を表明されたが、中原氏は市長自身の政策を継承する後継候補になると考えているか
【市長】
 中原氏が先日記者会見されまして、次の高松市長選挙への立候補を表明されたことは承知しておりますし、総務省の後輩でもございますし、岡山市で副市長もされていましたので、何回かお会いしてお話をしたことはあります。
 私の市政について、基本的には引き継いでいただくということで聞いていますので、頑張っていただきたいと思っております。どのような形になるか分かりませんが、当選していただけるように、応援はしていきたいなと思っております。
【記者】
 高松城の天守再建について、9月定例市議会で、天守台の安定性が確保できると報告があったがことに対する市長の受け止め
【市長】
 高松城の天守再現については、かなり前から市議会も一緒になって、再建を進めるということで、文化庁等と協議をしていました。
 当初は復元が100%見込めないと難しいという話でしたが、最近は、再整備という形で、復元的整備という考えでほぼ確実なものであれば、復元も認められるということで聞いておりまして、それを受け、文化庁からいろいろ御指摘があった、既存の石垣等の文化財を壊さない程度に耐震性が確保できるかどうか、そういう調査・研究を行ってきたところです。それが一定の結果が出ており、ある程度、耐震性を確保し得るという調査結果となり、非常に一歩前進であると私どもは好意的に捉えています。
 これから文化庁等といろいろ話し合いをしていくことになると思いますが、少しでも早く天守再建が実現できるように懸命にやってまいりたいと思います。
【記者】
 現時点での、高松城天守再建の実現性についての評価について
【市長】
 まだ実現性が、はっきり見えてきたというところまではいっていないと思っております。ただ、ある程度の耐震性を確保し得る手法があるということが分かりましたので、それをもって、具体的に、いろいろこれから協議していきたいと思っております。
【記者】
 高松城天守再建を進めていく上での課題は
【市長】
 地震による災害が頻発し、激甚化しておりますので、そういう中で本当に大丈夫なのかということをある程度、専門家の皆さんに納得していただくような結論が出るのかどうか、その上で少しずつ進めていくことになりますが、いろいろな課題があろうかと、コストの問題も含めて考えておりますので、それを市民の皆さんに納得していただける説明ができるかどうかが一番大変かと思っております。
 市民の皆さんにできるだけ御理解いただけるように、状況に応じて、調査結果等も説明しながら、できるだけ前向きに進めていきたいと思っております。
【記者】
 中原氏が、立候補の表明会見で、子育て政策を前面に出されていたが、市長はどう評価しているか
【市長】
 現在、我々、基礎自治体の最大の懸案事項は、人口減少問題かと思っております。
 人口減少問題というのは、少子化対策や、子ども・子育て政策ということになりますが、出生数を引き上げたりするというのは、各自治体で競ってやっていてもいけないので、根本的には、国が全体として引っ張っていかなければならない、その上でより良い地域づくりをしていくために、子ども・子育て施策の充実は、一番メインの政策課題の一つに挙げられるということです。
 そういう中で、今回、中原氏もそれを中心にと言われております。お子さんが3人おられるようですけれども、自らの実体験を基に、ベビーシッター等の活用も含め、施策を充実させたいということも言っておられるので、そういう点については、私が今までやってきた方向性と同じような方向性で、的を射ているのかなと感じております。
【記者】
 中原氏に対して、もっとこうした施策を入れた方がと思うようなことはあるか
【市長】
 そこまで詳細に承知しておりませんので、まだそこまでは分析しておりません。
【記者】
<本庁舎でのキオスク端末による証明書交付サービスの開始について>
 これまで、混雑緩和やDX化に取り組んできたと思うが、市民課の窓口がある中で、キオスク端末を導入するメリットについて
【市長】
 今の基礎自治体の窓口業務ですけれども、庁舎に来ていただいて、対人で対応していますが、人材確保が難しくなってきていることと、職員が非常に忙しくなってきているということもあり、また、住民の皆さんの手続が煩雑であり、時間が掛かりお待たせすることもございますので、その解消策として、まずは「書かない窓口」で、できるだけ市民の方の負担が少くなるよう、来ていただいたときに、自動的に所要事項が表示されるような「書かない窓口」を進めること、それから最終的には「行かない窓口」、市役所の窓口に来なくても、最終的には自宅のパソコン等で行えるのが一番いいと思いますが、少なくともコンビニ等でいろいろな手続ができる、交付サービスを利用できるということが重要だと思っています。
 そういう意味で「書かない窓口」、「行かない窓口」を進めていくために、このコンビニ交付のキオスク端末に慣れていただくということが必要かなと思います。市役所の窓口より100円安い、画面を見ながらタッチパネルで操作できて簡単、ということであれば、皆さんが興味を持って、利用していただき、これは便利だとなれば、今後は市役所に行かなくてもサービスが受けられるということになり、普及していくことに役立つということで、今回導入することにしました。

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