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市長定例記者会見(平成21年9月29日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成21年9月29日(火曜日) 午前11時30分~11時45分
(場所)4階会議室

報告事項

1 我が家の水がめづくり節水キャラクターの決定について
2 音の祭り開催について
3 眠っている買い物袋の回収について
4 讃岐国絵図(さぬきのくにえず)の一般公開について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。
 本日は、4点について、私から発表します。

 まず、1点目は、「我が家の水がめづくり節水キャラクターの決定について」です。
 本市では、市民の皆様に節水意識をこれまで以上に高めていただくため、本年度から、新たに節水に関する事業や啓発活動などを「我が家の水がめづくり」と総称し、取組みを推進しています。
 この「我が家の水がめづくり」事業のPR用として、市民の皆様に節水意識を高めていただくのにふさわしく、親しみやすい節水キャラクターのデザインと名前を、7月15日から9月7日まで募集したところ、213点の多くの応募をいただきました。
 そのような中、専門家による審査で3点を選んでいただき、その中から、私が優秀賞1点を選んで、本市の節水キャラクターに決定しました。
 優秀賞は「タメット」というキャラクターですが、ひしゃくで水を後ろの水がめの中に入れているもので、手などに非常に動きが感じられ、いろいろと応用も利くと思いますし、名前の「タメット」も、単純ですが、覚えやすく親しみがあることから選んだところです。
 このキャラクターは、「節水キャンペーン2009」で、現在募集中の、3パーセント以上の節水に取り組んでいただいた事業所に交付する「節水取組推進事業所」のステッカーに活用します。
 また、今後、節水に関する事業の各種PRに、このキャラクターを用いたデザイン等を入れて活用したいと考えています。
 なお、本日(9月29日)、午後1時30分から、市長応接室で、入選作品の表彰式を行いますので、取材をよろしくお願いします。

 次に、2点目は、「音の祭り開催について」です。
 10月3日、本年度の「音の祭り」を、国分寺町の橘ノ丘総合運動公園で開催します。
 この事業は、平成9年に国民文化祭が香川県で開催されましたが、それを契機にして、旧国分寺町で、生の文化芸術に気軽に触れる機会を提供するため、始められたものです。
 今回で13回目となりますが、今回は、ゲストとして、様々な音楽や芸能の要素を取り入れた音楽集団で、ワールドワイドに活躍している「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」を迎え、地元の2つの和太鼓団体とのコラボレーション等によるコンサートを開催します。
 市民にとって身近な憩いの場でもある公園の野外ステージで、優れた文化芸術に直接触れていただく機会を無料で提供することは、興味がありながらホール等の専用施設に出向くことが困難な方や、潜在的に興味を持っている方などに、このコンサートに来ていただき、心に豊かさや潤いを感じていただくことで、活力あるまちづくりにも、つながるものと考えています。

 次に、3点目は、「眠っている買い物袋の回収について」です。
 本市では、温室効果ガスの排出抑制と、ごみの減量化に大きな効果があるとされている、レジ袋等の削減について、昨年12月1日に、市内の11事業者、6市民団体、本市の3者で「レジ袋等の削減に関する協定」を締結しました。
 これまで事業者等の協力をいただき、レジ袋の使用料削減に向けて協働して取り組んでいます。
 この取組みの一環として、協定の締結から、ちょうど1周年となる本年12月、「レジ袋の削減推進キャンペーン」を実施予定であり、事業者の店舗で、買い物袋を持っていない方に、当初は、新しい買い物袋を配布する予定でした。
 しかし、準備段階の会合で、市民団体の方から、家の中には、結構、あちこちでもらった買い物袋がたくさん眠っているので、それらを提供していただき、買い物袋を持っていない方に配ればいいのではとの意見があり、この度、10月15日からの1か月間、家庭で使用していない買い物袋を、市民から提供していただくことになったものです。
 提供していただいた方には、もれなく記念品として「エコバッくん」というマスコットキャラクターのマグネットを進呈します。
 この「眠っている買い物袋」の回収場所ですが、協定を締結いただいた事業者の店舗や、本市の環境業務センター、環境プラザのほか、市民団体の婦人団体連絡協議会、消費者団体連絡協議会の御協力をいただき、回収を受け付けます。
 是非とも広く呼び掛けていただき、多くの方から「眠っている買い物袋」を御提供いただけるよう、よろしくお願いします。

 最後に、4点目は、「讃岐国絵図(さぬきのくにえず)の一般公開について」です。
 この讃岐国絵図は、昨年度に本市の歴史資料館が購入し、所蔵しているものですが、その後、この絵図の内容や史料価値等について、香川大学の田中 健二教授に調査をお願いしていたところ、その価値等が明らかになったものです。
 最も大きな特徴ですが、この讃岐国絵図は、現存して見られる絵図では最も古いものであったということです。
 これまでは、1633年(寛永10年)ごろに作られた絵図で、金刀比羅宮や丸亀市立資料館に所蔵されているものが一番古いものとされていましたが、今回の絵図は、それよりも古い慶長年間末ごろに作成された絵図を写したものであることが、ほぼ確定できたため、讃岐国絵図の中では最も古い系統に属するものであることが分かりました。
 最も古いとされる根拠ですが、まず、地形や寺社が慶長年間に用いられた表現で示されていること。
 また、薄く印章が押されていますが、「別所 信治(べっしょ のぶはる)」の印章で、その持ち主の生きていた年代から見れば、江戸時代の初めには作成されていたことになること。
 また、満濃池が書かれておらず、満濃池の位置には「池内」と記載されていますが、満濃池は、1628年に西嶋 八兵衛(にしじま はちべえ)が改修して今の姿になる以前は、決壊して満濃池はなくなり、「池内」という村だったということが歴史上残されており、「池内」の記載は、西嶋八兵衛が満濃池を修復する以前と推定されること。
 以上のようなことから、慶長年間末の最も古い讃岐国絵図ではないかということが分かったものです。
 その他、特徴的なのは、城郭について、高松城、丸亀城、引田城の記載のほか、現在の観音寺市の中心部付近に「古城跡有り」などと記されていることです。
 また、若干、地名に写し間違いがあることから、原本ではなく写本と考えられます。
 この絵図については、明日(9月30日)から10月25日までの間、本市の歴史資料館で一般公開します。
 周知について、よろしくお願いします。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 今回、一般公開する讃岐国絵図は、最も古いものと言って差し支えないか。
(市長)
 写本なので、最も古い系統に属すると説明した。
(文化財課長)
 写本なので、本来は古い絵図があり、それを、ある時期に写したものと考えられるが、この絵図には、1600年代に存命していた「別所信治」の印章があるため、写本ができた時期も、その時期だと考えられる。
 そのようなことから、一番古い系統に属する絵図と説明している。
(記者)
 讃岐国絵図の購入先と価格は。
(文化財課長)
 東京の古美術商から80万円で購入した。
(記者)
 讃岐国絵図の一般公開に当たりPRは。
(市長)
 歴史を知ることは、住んでいる土地、ふるさとへの愛着につながる。
 例えば、先ほど説明したように、この絵図では、満濃池のある場所は「池内」村と記載されているが、満濃池は、洪水により決壊したため、池ではなかったものを、西嶋八兵衛が改修して今のような姿になる以前は、単なる沼地のような場所だったことを、今になって知ることができる。
 そのようなことは、ふるさとへの愛着につながると思うので、時間と興味があれば、是非、多くの方に見てもらいたい。

(記者)
 前回(9月8日)の記者会見で、政権交代により影響を受ける事業の拾出しを行っている旨の説明があったが、その進捗状況は。
(市長)
 影響を受けそうな事業は、財務部を中心に、おおむね拾い出せているが、国の方針が明確になっておらず、まだ伝わってきていないので、それを待ってからの対応になると思う。

※ 皆様に分かりやすくお伝えするため、発言内容等の表現は一部調整しております。

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