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市長定例記者会見(平成21年6月30日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成21年6月30日(火曜日) 午前11時30分~11時57分
(場所)4階会議室

報告事項

1 岡山市長とのトップ会談の開催について
2 我が家の水がめづくり 節水キャラクター募集について
3 庵治支所庁舎における彫刻、絵画及び仮名書の常設展示について
4 男木交流館(仮称)のデザイン等の発表について
5 「市長まちかどトーク」の実施について
6 妊婦用駐車スペースの確保とマタニティカードの配布について
7 「黒大豆焼酎 讃州黒」新酒販売セレモニーの開催について
8 市長の学校訪問について
9 高松城東側中堀石垣の発見と現地説明会の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。
 本日は、題材が9点と非常に多くなっていますので、私から概略を説明します。

 まず、1点目は、「岡山市長とのトップ会談の開催について」です。
 このトップ会談については、本年4月に、岡山市は政令指定都市に移行しましたが、今後、岡山・高松の両市間で交流を深め、瀬戸内海等の地域資源を生かしたまちづくりなどで、連携を図りたいとの申し出を、岡山市長からいただき、それに本市として応える形で行うものです。
 御承知のとおり、岡山市と本市は、連絡船で結ばれていた時代から、それぞれ中国、四国の交通結節点としてつながりが深いものがあり、瀬戸大橋開通後も、本州・四国間の人の流れが格段に活発化する中で、両市間の交流が盛んになってきています。
 最近は少し頓挫していますが、これまでも両市間では、平成11年度から、職員の研修交流を実施しています。
 そのような意味で、これまでも非常に活発な交流がありましたし、両市とも連携・協力を推進してきたところです。
 このような中、両市の連携事業を、いま一度、探っていくために、トップ会談を行うものです。
 具体的には、7月6日の午後3時から、本市の玉藻公園披雲閣において、高谷・岡山市長さんと私との間で、トップ会談を行いたいと考えています。
 連携する事業としては、種々想定されますが、まずは、来年の「瀬戸内国際芸術祭」が開催される島のうち、犬島は岡山市に属しており、この芸術祭には、岡山市も参加しますので、この芸術祭を契機として、瀬戸内海や島しょ部の地域振興等についても、意見交換を行い、連携・協力体制を確立したいと思っています。
 いずれにしましても、今回の会談を機に、本市の魅力を積極的に香川県外へ向けて情報発信しながら、岡山市と相互協力のもとで相乗効果が得られるように、効果的な連携を図っていきたいと思っています。

 次に、2点目は、「我が家の水がめづくり 節水キャラクター募集について」です。
 本市では、先日発表したとおり、節水に関する事業や啓発活動を「我が家の水がめづくり」と総称し、市民や事業所が、将来使える水を「つくる」取組みを推進しています。
この「我が家の水がめづくり」事業をPRするものとして、本市独自の節水キャラクターを、今回、広く募集します。
 テーマとしては、市民等の節水意識を高め、水を大切にするまちづくりを推進するのにふさわしい、親しみやすいキャラクターということです。
 また、応募できるのは、市内在住の方又は市内へ通勤・通学の方で、応募用紙に15センチ×15センチ以内で自由に表現していただきたいと思います。
 募集期間は、7月15日から9月7日までで、応募された作品の中から、優秀賞として1点を選び、図書カード3万円分を、また、佳作として2点を選び、図書カード1万円分を、それぞれ贈呈します。
 応募用紙等については、本市ホームページからダウンロードできるほか、市役所の1階案内所や水環境対策室のほか、支所・出張所、コミュニティセンター等に置いています。
 募集締切後の9月中旬に審査を行い、9月末にキャラクターの発表と入選者の表彰式を行います。
 先日発表したように「節水キャンペーン2009」では、3パーセント以上の節水に取り組んで応募いただいた事業所には、節水取組推進事業所としてステッカーを配りますが、そのステッカーにも、このキャラクターを利用するなどしていきたいと考えています。
 ちょうど学校の夏休み期間とも重なりますので、特に、児童・生徒の皆さんには、御家族で、いっしょに節水について考えるきっかけにされ、広く応募いただきたいと思います。

 次に、3点目は、「庵治支所庁舎における彫刻、絵画及び仮名書(かなしょ)の常設展示について」です。
 庵治支所2階の未利用だった元の執務室の一部を整備して、去る6月15日から、庵治支所で保管していた彫刻、絵画及び仮名書を常設展示し、来庁者の方々はもとより、広く一般の方々にも、美術品を鑑賞していただく場を提供しています。
 展示している美術品は、故・三枝 惣太郎(さえぐさ そうたろう)様と、故・広瀬 富美(ひろせ ふみ)様から寄贈された、彫刻、絵画、仮名書などの作品です。
 これらの作品は、これまでは、先日、観光施設として改装した「純愛の聖地庵治・観光交流館」に収蔵していたもので、数度の特別展以外には、ほとんど見ていただく機会がなかったものですが、今回、庵治支所で、常設展示するものです。
 開庁日に限定されますが、午前9時から午後5時まで、お申し出があれば御覧いただけますので、周知について、よろしくお願いします。

 次に、4点目は、「男木交流館(仮称)のデザイン等の発表について」です。
 男木港埋立地に建設する男木交流館(仮称)については、本年度の当初予算に、整備費として1億5,000万円余を計上するなど、整備に向けて準備を進めてきたところです。
 この度、デザイン等が決まりましたので、発表します。
 男木交流館(仮称)は、「瀬戸内国際芸術祭」の開催にあわせ、平成22年7月に開館し、芸術祭の参加アーティストや観光客などと島民との交流や、島民による地域おこし活動の拠点施設として活用したいと考えています。
 新たに整備する施設であり、せっかくなので、芸術祭の効果をより高めるため、建築物自体も、一つの現代アート作品として位置付けることにしました。
 そこで、デザインを決めるに当たり、芸術祭の実行委員会の総合ディレクターでもある北川 フラム氏に、男木交流館(仮称)にふさわしい芸術家の推薦を依頼したところ、北川氏から、スペインを代表する世界的な芸術家であるジャウメ・プレンサ氏を紹介され、今回、プレンサ氏からイメージ図が示されたところです。
 プレンサ氏は、鉄やブロンズ、ガラスなどの素材と、哲学的なテキストを用いて独自の空間を構成する立体作品の制作で知られた芸術家で、スペインを代表すると言っても間違いのない、著名な現代アートの作家です。
 代表作としては、アメリカのシカゴにある「クラウン・ファウンテン」という、1,000人の市民の顔を撮って、そこから噴水のような形で水が出てくるモニュメントが有名です。
 また、ロンドンのBBC(英国放送協会)本社の屋上には、「ブリージング」と呼ばれる塔のようなものが立っていますが、それも代表作とされています。
 また、本市の姉妹都市であるセント・ピーターズバーグ市では、現在、ダリ美術館が移転建設中ですが、この新美術館のロビーにも、プレンサ氏の作品がメイン展示される予定と聞いています。
 プレンサ氏が作成した男木交流館(仮称)のデザインのタイトルは、「男木島の魂(OGIJIMA’S SOUL)」です。
 プレンサ氏は、今回のプロジェクトは、単なる建物をつくるのではなく、集う場をつくることを主な目的とするものと捉え、この「男木島の魂(OGIJIMA’S SOUL)」を、男木島の集落の人々が訪問者を受け入れる場と考えられています。
 また、半透明な空間が様々なアルファベットでできた屋根に覆われた交流館の形は、貝の形にインスピレーションを得たもので、男木島の人々と海へのオマージュとして捧げると、趣旨を書かれています。
 今後は、来年7月の開館に向けて、このデザインのイメージ図をもとに、具体的な設計・建築に取り掛かることになります。
 規模や材質などの検討を始め、具体化を鋭意進めていきたいと思っています。

 次に、5点目は、「「市長まちかどトーク」の実施について」です。
 去る4月28日の市長定例記者会見では、「市長まちかどトーク」の申込団体の募集について発表しましたが、この度、応募された団体のうち6団体を、実施団体として選びました。
 実施団体は、「どんぐりネットワーク」と、「サロンINかがわ」、「高松聴覚障害者協会」、「香川がん患者おしゃべり会」、「元気に卆寿白寿を生きぬく会」、「たかまつ市民活動応援団」で、以上の6団体と「市長まちかどトーク」を開催します。
 第1回は、7月11日の午後1時30分から、ドングリランドビジターセンターで「どんぐりネットワーク」の方々と意見交換します。
 今後、8月から11月までの各月と22年1月に、1回ずつ開催したいと考えています。

 次に、6点目は、「妊婦用駐車スペースの確保とマタニティカードの配布について」です。
 妊婦用駐車場の取組みについては、子育てを社会全体で支えるために、官民合同で設置された「かがわ子育て支援県民会議」が主体となって、昨年度から、「妊婦さんもラクラク駐車支援事業」が実施されており、公共機関や企業等に対して、妊婦さんの駐車に対する理解と協力を呼び掛け、妊婦用の駐車場を確保しようとしています。
 現在、本市所管の保健センター、市民病院の2施設を含め、香川県内の42施設に、妊婦用の駐車スペースが設けられているものと聞いています。
 本市としては、この取組みをより拡充するために、子供を産み育てやすい環境づくりの一環として、本市が有する施設の障がい者用駐車スペースを、新たに妊婦用としても活用することとし、本年7月から、順次、本庁舎や、支所、コミュニティセンター等、計69区画に、「マタニティマーク」の表示を行い、妊婦さんが優先的に駐車できるようにします。
 また、妊婦さんには、自動車の中に置いていただき、妊婦さんの自動車であることを確認できるようにするため、本市独自の「マタニティカード」を、母子健康手帳の交付にあわせて配布します。
 なお、既に母子健康手帳をお持ちの妊婦さんには、希望者に対して、保健センター等で追加配布します。

 次に、7点目は、「「黒大豆焼酎 讃州黒」新酒販売セレモニーの開催について」です。
 高松市農産物ごじまん品推進協議会で開発した「讃州黒」は、昨年から本格販売していますが、昨年は、限定販売の4000本が、発売早々の2か月で完売するという状況となるなど、非常に好評を得たところです。
 今年は、若干、前倒して販売を開始しますが、それにあわせて、オープニングセレモニーを開催し、広く皆様にお届けしたいと考えています。
 オープニングセレモニーは、7月6日の午後0時10分から、丸亀町壱番街前の三町ドームの特設会場で行います。
 お披露目として、今年は、10,000本を製造している黒大豆焼酎の「讃州黒」に加えて、この黒大豆焼酎を製造する過程で、副産物として出た酒粕を利用し、鰆や鯛等を粕漬けにした、黒大豆焼酎の粕漬けを新たに作りましたので、あわせてお披露目し、試食していただくものです。
 また、この「讃州黒」は、香川県と東京を中心に、全国各地や中国・上海で、一斉に発売します。
 なお、市内では、JAふれあいセンターや、金陵取扱いの酒店で購入できます。
 また、三越や金陵では、「讃州黒」と粕漬けをセットで販売する企画もあるようですが、このような贈答用は、三越高松店と金陵取扱いの酒店で購入できます。

 次に、8点目は、「市長の学校訪問について」です。
 昨日(6月29日)、上西小学校で第1弾の訪問を行いましたが、21世紀を担う子どもたちに、よりよい教育環境を整備していくことを、私は非常に重視しており、マニフェストにも「人づくり」として、教育に注力する旨を掲げており、また、予算上も、教育を重点分野とし、種々の配慮を行ってきたところです。
 教育については、直接的には、教育委員会で当たっていますが、私自身が直接、現場を訪問して見ることにより、実情をよく知ることは、今後、教育関係の施策を調整していく上からも、非常に有意義であるとともに、小学校の子どもたちと、私が直接会うことによって、子どもたちの間にも、ふるさと意識が、より一層高まり、将来、本市で活躍する子どもたちが多くなる可能性が高まるのではないかという趣旨も込めて、今回、学校訪問を実施するものです。
 日程調整や学校側の受入れの準備の関係もあり、基本的には、教育委員会の学校訪問の日程にあわせて、私の日程の都合がつく限り訪問する形をとりますが、本年度は、8校を訪問する予定です。
 できるだけ短い期間で、全小学校を訪問したいと考えていますが、日程調整の関係もあり、どの程度かかるかは分かりません。今後、順次訪問していきます。

 最後に、9点目は、「高松城東側中堀石垣の発見と現地説明会の開催について」です。
 現在、公共下水道中部バイパス第2幹線工事に伴う発掘調査を、城内中学校の跡地で実施していますが、地下1メートル付近で、東西に10メートル以上、南北に3メートル以上ある、平面ではL字形の石垣を発見しました。
 これは、未確認ですが、3段(1.5メートル)以上、積み上げられている石垣のようです。
 また、これを江戸時代の絵図や現存する高松城石垣と照合した結果、高松城東側にあった中堀石垣の南西隅部分に相当することが明らかになりました。
 そのため、石垣を現状保存するとともに、一般公開するものです。
 なお、調査終了後は、石垣をいったん埋め戻しますが、工事の終了後に、今後の保存等について考えることにしています。
 この石垣は、現在、香川県民ホールの敷地内にある国指定史跡の石垣の延長に当たり、初代高松藩主の松平頼重入府後に造られた堀の石垣です。
 現地説明会は、7月4日の午前10時から1時間程度行います。
 また、報道用の現地説明会を、本日(6月30日)から7月3日の午後1時から3時までの間行い、取材等を受け付けますので、よろしくお願いします。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 岡山市長とのトップ会談について、岡山市側から話のあった時期は。
(市長)
 岡山市と本市との間で連携して種々の交流事業を行うという話は、今年の2,3月ごろ、岡山市の副市長からあった。
 ただ、トップ会談を行う話があったのは、ここ最近になってからである。
(記者)
 具体的には、どんな項目について話し合うのか。
(市長)
 かなり大規模な連携事業となる「瀬戸内国際芸術祭」や、平成11年度から実施してきた人材交流の実質的な再開などを話し合うことになると思う。
 また、観光振興についても、お互いどのような点で連携できるのかを、具体的に協議を進めていかなければならない。
 例えば、後楽園と栗林公園は、確か「ミシュラン」の観光版で、同じく「三つ星」に選定されており、そのあたりを相乗的にPRするなど、観光振興の効果的な連携についても話し合いたいと思う。
(記者)
 トップ会談は初めてのことだが、今後もこのような形で行うのか。
(市長)
 今回は、岡山市長が来高され、玉藻公園の披雲閣で行うが、今後、2回、3回と回を重ねるようなら、今度は私が岡山市に行くような形になると思う。
(記者)
 トップ会談を定例化する予定は。
(市長)
 トップ会談を定例化するというのは、今のところ考えていないが、連携交流事業を行っていく方向で、ある程度、話はまとまると思うので、それに従って、連携交流を図っていくことになると思う。

(記者)
 妊婦用の駐車スペースについて、「マタニティマーク」を各駐車場に掲示するのか。
(市長)
 「マタニティマーク」を各駐車場に貼り出す形になる。
 既存の障がい者用の駐車スペースを活用する場合は、両方のマークを貼り出したり、路面に表示したりする形になる。
(記者)
 妊婦用の駐車スペースを、新たに用意するケースは少ないのか。
(市長)
 新設できる箇所は、もちろん、その方向で検討していきたいとは思うが、既存の障がい者用の駐車スペースに、妊婦用でもある旨を表示する方が多くなると思う。

(記者)
 高松城の東側中堀石垣の発見時期は。
(市長)
 城内中学校が閉校となり、元の校地の一部を下水道の建設ヤードとして利用するため、発掘していたら出てきたもので、今年の4月以降である。
(記者)
 発見は意外なものではないのか。
(市長)
 香川県民ホールから香川県立ミュージアムのあたりには石垣が残っており、そのあたりと同じように、昔の絵図には石垣が描かれているので、意外なものではない。
これまでは学校があったので掘り返せなかったが、今回、工事を行うため、掘り返したら、発見されたものである。

(記者)
 男木交流館(仮称)について、展示物の予定等は。
(市長)
 展示ではなく、あくまでも交流のための施設なので、休憩所や、喫茶コーナー、トイレのほか、フェリーの券売所などは設ける。あとは、屋根のある休憩スペースと考えているが、具体的には、これから決定していきたい。
(記者)
 デザインを決めるに当たり、デザイナーは来高したのか。
(市長)
 去る2月15日に来高し、私もお会いした。
 男木島にも渡って、イメージを持ち帰り、今回の提案に至ったものである。
(記者)
 建物の材質は。
(市長)
 アルファベットの屋根はステンレス製である。その下に柱を組んで、それを透明のガラスで覆うようなイメージである。
(記者)
 女木島などでも芸術祭は開催されるが、男木島以外での同様の計画は。
(市長)
 男木島では港の整備にあわせて、この施設を本市が整備するが、他の島でも交流のための施設は必要だと思う。
 女木島には「鬼ヶ島おにの館」があるのに、男木島には交流のための施設がないということが、少し前から懸案事項としてあったので、芸術祭の開催時期にあわせて、このような形で整備するものである。

※ 皆様に分かりやすくお伝えするため、発言内容等の表現は一部調整しております。

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