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市長定例記者会見(平成21年7月14日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成21年7月14日(火曜日) 午前11時30分~11時45分
(場所)4階会議室

報告事項

1 「美術館の日」の行事について
2 庵治の船祭りについて

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。

 本日の題材は2件ですが、題材に入る前に、まず、水源や渇水対応の状況と啓発資料の作成について報告します。
 御承知のとおり、本年は4月・5月に極端な少雨傾向があり、6月9日に梅雨入りしたものの、それ以降も、水源の大幅な回復につながるような降雨には恵まれず、本日(7月14日)現在、早明浦ダムの貯水率は39.6パーセント(平年値84.8パーセント)、また、自己処理水源である、ため池等の平均貯水率は80パーセント(平年値85.6パーセント)と、いずれも平年値を下回っており、非常に厳しい状況が続いています。
 現在、香川用水の第3次取水制限が実施されていますが、本市としても、第3次渇水対応として、奥の池や周辺の地下水などの予備水源の確保や、水道水圧の減圧調整の強化、保健所での井戸水の検査手数料の半額措置の実施、公共の井戸の開設のほか、市民の皆様とともに節水と水の有効利用の強化を図るため、各家庭での止水栓の絞込みによる「自主減圧」の実施促進のお願いなど、節水啓発活動に鋭意取り組んでいます。
 昨日や今日も梅雨が明けたような天気ですが、四国地方の梅雨明けは、平年は7月17日ごろで、今後は降雨による水源の急速な回復はあまり期待できず、今年も、渇水の長期化・深刻化に備え、節水啓発活動を始めとした渇水対応の強化を図っておきたいと思っています。
 その一環として、ちょうど7月18日から小学校が夏休みに入り、児童が家庭で水を使う機会が増えるので、児童や御家族の皆様に、水の大切さや節水の意識高揚を促し、積極的に節水に取り組んでいただくため、昨日(7月13日)、記者クラブの皆様方に資料提供したとおり、新たな啓発用の資料として、小学校の低学年用と高学年用の2種類の「夏休み節水大作戦」と題する啓発チラシを作成しました。
 このチラシの特徴として、昨年や一昨年の渇水時は、紙面で単に節水を呼び掛けるだけでしたが、今回は、子どもたちに、より興味を持って節水に取り組んでもらうため、チラシの裏面に、ぬり絵と紙工作で「節水カッパ」のオブジェが作れるよう、工夫しています。
 このオブジェを家族で作りながら、節水意識を高めていただく工夫を行う中、各家庭で目標意識を持って、楽しみながら節水に取り組んでいただきたいと思っています。
 なお、このチラシは、教育委員会等を通じ、市内の小学校全53校の児童約25,300人を対象に、明日(7月15日)には各小学校に配布します。
 先ほども述べたとおり、本年の渇水は長期化し、深刻化も懸念されるところですが、当面できることは、市民の皆様の協力をお願いしながら、節水を続け、水源状況の悪化を少しでも先延ばしすることしかなく、地道ではありますが、このような啓発活動の強化策も取り入れながら、渇水対策に取り組み、どうにか乗り切っていきたいと考えています。
 また、記者クラブの皆様方には、よろしく御協力をお願いしたいと思います。

 それでは、題材に入りますが、まず、1点目は、「「美術館の日」の行事について」です。
 本年度から、新たに「美術館の日」を定めました。
 これは、「美術館のあり方検討委員会」等での議論を踏まえ策定した「高松市立美術館の今後の運営方針」に基づき、市民の皆様がより美術に親しみ、豊かな心を育めるよう、8月の第1土曜日を「美術館の日」としたもので、今年は8月1日となります。
 なお、8月の第1土曜日としたのは、高松市美術館の開館日が昭和63年8月6日だったことにちなんだものです。
 この日は、多くの市民の皆様にお越しいただくため、高松市美術館と塩江美術館の特別展、常設展とも、観覧料を無料とします。
 また、夏休み期間中でもあることから、特に、親子で美術や美術館に親しんでいただくため、高松市美術館では、「ふらっとアート」と題したクイズ、ゲーム、技法体験などのほか、エントランスホールでは、ミニコンサートなどを予定しています。
 また、塩江美術館でも、「アートオリエンテーリング」として、美術館とホタルと文化の里公園内をめぐるクイズのほか、消ゴムはんこや絵の具でオリジナルハンカチを作る体験コーナーを用意する予定です。
 さらに、協賛事業として、丸亀町商店街の振興組合の御協力により、JR高松駅から高松市美術館前を経由して丸亀町商店街あたりを巡回している「まちバス」の無料乗車券を、来場者にプレゼントします。
 また、リーガホテルゼスト高松、全日空ホテルクレメント高松の御協賛により、ホテルのレストランや宿泊の御優待のプレゼントも、来場者に用意します。
 まさに高松市美術館が中心市街地に立地する、全国的にも珍しい美術館という特性を生かして、これらの協賛事業は実施できるもので、このように応援いただけることは大変ありがたく思います。
 あわせて、高松市美術館では、7月24日から9月6日までの間、「大岩オスカール展」を開催します。
 大岩オスカールは、ブラジル・サンパウロ生まれの日系2世ですが、世界の都市の様々な姿を、一個人の視点からユーモアや風刺を交えながら大画面に描き出す作品で、著名な画家であり、日本では初の大規模な回顧展ですので、是非、この機会に美術館へお越しいただきたいと思います。

 次に、2点目は、「庵治の船祭(ふなまつ)りについて」です。
 「庵治の船祭り」は、去る6月26日に、香川県の無形民俗文化財に指定されました。
 そのようなこともあり、私も初めて、この船祭りの船に乗船します。
 祭りは、8月1日の午後7時から始まりますが、船渡御(ふなとぎょ)という、海を船で渡る行事は、例年、午後10時ごろから始まります。
 なお、香川県の指定無形民俗文化財としては、この「庵治の船祭り」で27件目ですが、市内では4件目となります。
 ちなみに、これまで市内で指定されているのは、香川町東谷の農村歌舞伎「祇園座(ぎおんざ)」、庵治町の「庵治の締太鼓(しめだいこ)」、円座町の「香翆座(こうすいざ)デコ芝居」です。
 また、この「庵治の船祭り」は、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」にも登場した祭りとして、その公開当時から観光客が多くなった祭りです。
 当日は、花火等もあり、かなり早くから自動車等は混雑、渋滞するものと予想されていますので、御注意いただきたいと思います。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 去る7月12日の東京都議選では、自民党が大敗したが、その後、8月30日に、衆院選が行われる見通しとなった。衆院選に関しては、東国原・宮崎県知事が出馬に意欲を示すなどの動きがあったが、大西市長が、今回の衆院選に出馬する意向は。
 また、岡山市長とのトップ会談でも、市民、国民の実情が分かっているのは基礎自治体である旨の話があったと思うが、そのことも踏まえ、今回の衆院選への期待は。
(市長)
 出馬について話を受けるのは初めてだが、そのような考えは全くない。
 また、今回の衆院選に関して、市長の立場で言わせてもらえば、地方分権改革について、各政党に政策論議を深めてもらいたいと思っている。
 私自身も、北川・前三重県知事が代表を務める「せんたく」(地域・生活者起点で日本を洗濯・選択する国民連合)にも参加し、その中で議論した結果、坂本龍馬の「船中八策」をもじった「せんたく(洗濯・選択)八策」という8項目の提言を、「せんたく」に賛同する自民党や民主党の国会議員連合に示し、合意を得ている。
 その8項目を中心に、主要政党である自民党や民主党の衆院選のマニフェストには、正式に取り上げられた上で、政策論争を深めていただき、是非とも地方分権改革が少しでも前に進むような選挙であってもらいたいと思っている。
(記者)
 「せんたく(洗濯・選択)八策」の項目の、具体的な例は。
(市長)
 かなり抽象的なものも多いが、例えば、1番目の項目は「明治以来の官僚主導・中央集権型の統治構造を根本から改め、天下の政権を国民の手に取り戻すこと」である。
 そのような項目をマニフェストに取り入れた上で、是非とも政策論争を行ってもらいたいと考えている。
(記者)
 東京都議選で、与党が大敗した理由について所見は。
(市長)
 私も、マスコミ報道で聞いているだけで、内情はつぶさには分からないが、都政の政策云々というよりは、国政の政局などに動かされた結果かと思う。
(記者)
 橋下・大阪府知事が呼び掛けている「首長連合」に参加するよう誘われたのか。
(市長)
 そのようなことはない。
 中村・松山市長と話す機会はあり、その際、地方分権について、ともども進めていきましょうという話はしたが、「首長連合」に誘われてはいない。

※ 皆様に分かりやすくお伝えするため、発言内容等の表現は一部調整しております。

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