高松市中央図書館が、2か月ごとに色々な本を紹介しています。
国分寺図書館、香川図書館、牟礼図書館、夢みらい図書館もそれぞれ本の紹介リーフレットを作成して紹介しています!
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2022年2月・3月のおすすめ「火のちから」
書名 著者 出版社等 |
内容 |
『はじまりは たき火 火と くらしてきた わたしたち』 作:まつむら ゆりこ 絵:小林 マキ 出版社:福音館書店 |
太古から、わたしたちは火とくらして きました 時代がすすむにつれ火をつかって できることがふえ、さらに電気という すごい力が登場します 自然やエネルギーについて考えるとき、 入り口となる中高学年向きの絵本です |
『かじだ、しゅつどう!』 さく:山本 忠敬 出版社:福音館書店 |
ブザーがなって、しょうぼうしょから、 はしごしゃ、きゅうきゅうしゃ、ポンプしゃや レスキューしゃが、かじのげんばへいそぎます 長年、読み継がれているおはなし 英語版もあります |
『ダーラナのひ』 作:nakaban 出版社:偕成社 |
ダーラナは、うみのそばのながいみちを あるいています きのえだをあつめて、たきびをおこすと、 「ダーラナ ダーラナ こんばんは」と、こえが します… ゆったりとした言葉と、大胆な筆づかいの油絵で、 火のまぶしさや温かさを感じられる絵本 |
『かちかちやま』 再話:おざわ としお 画:赤羽 末吉 出版社:福音館書店 |
わるさをしたたぬきに、しかえしをするうさぎ ひうちいしをかちっかちっといわせて、 たぬきのせなかにひをつけます… 日本画を基調としつつ、コミカルな絵もおもしろい 昔話研究の小澤さんによる再話 |
『火山はめざめる』 作:はぎわら ふぐ 監修:早川 由紀夫 出版社:福音館書店 |
長野と群馬にまたがる浅間山は、過去に 何度も噴火してきました 現在わかっている2万5千年前からの 噴火の歴史を、理学博士(地質学)の 著者が、やさしく語りかける絵本 時代ごとの人々の服装、畑や住まいの ようすの絵が忠実に描かれており、 中高学年におすすめです |
『桜島の赤い火』 文・写真:宮武 健仁 出版社:福音館書店 |
火山で上がる赤い火は、「火映」 という現象 その赤い火を見たいと、桜島での撮影に のぞんだ著者の写真と文の記録 火口からわずか3キロメートルの地点で 撮られた火映や、噴火と雷があわさった 「火山雷」の様子など、地球の激しさと 神秘さを感じさせる一冊 |
『知っておきたい 日本の火山図鑑』 監修・著:林 信太郎 出版社:小峰書店 |
火山の多い日本 火山は噴火すると、とても危険ですが、 静かなときは温泉や地熱を利用できる 良さもあります 火山の構造や、種類、噴火の予測など、 火山について写真とイラストで解説された 一冊 同じ著書の『世界一おいしい火山の本 チョコやココアで噴火実験』もおすすめ |
『くらしを変えてきた あかりの大研究 たき火、 ろうそくからLEDまで』 監修:坪内 富士夫、藤原 工 著:深光 富士男 出版社:PHP研究所 |
人類が火をおこせるようになったのは、 数十万年前といわれ、白熱電球がつくられた のは、およそ130年前のこと 日本では、どのように、あかりが灯されて きたのか現代のLEDまで、時代ごとに道具や、 それを使う様子が写真や絵で紹介されています |
『山の上の火』 文:ハロルド・クーランダー ウルフ・レスロー 訳:渡辺 茂男 絵:土方 久功 出版社:岩波書店 |
若者アルハは、ひょんなことから、あるじの ハプトムとかけをすることになります それは、さむい山の上でなにもたべず、火にも あたらず、きものもきないで、生きていられるか というもの エチオピアのちえくらべのお話集 読んであげるなら低学年から |
『火狩りの王』 作:日向 理恵子 絵:山田 章博 出版社:ほるぷ出版 |
人類最終戦争後、人々は人体発火をする 病原体に侵されていた 人が安全に使うことができる唯一の火は、 森にいる炎魔から採れる火のみ それを狩る「火狩り」たちと、主人公・灯子 を中心に、闇との戦いが始まります 挿絵は、人気小説『十二国記』(小野 不由美/ 著、新潮社)シリーズを手がける画家によるもの |