平成30年8月、9月のおすすめ「絵をかくよ!」
書名 著者 出版社等 |
内容 |
「にぎやかな えのぐばこ カンディンスキーの うたう色たち」 文:バーブ・ローゼンストック 絵:メアリー・グランプレ 訳:なかがわ ちひろ 出版社:ほるぷ出版 |
ワーシャはロシアの男の子 ある日もらった絵の具をまぜると、音がきこえます それからワーシャはきれいな色を見るたび、色の歌が聞こえ、 目には音のダンスがうかびます 大人になったワーシャはそれを絵にします 「抽象画」とよばれる絵を描いた カンディンスキーをモデルにしたお話です |
「ぼくは ぼくの えをかくよ」 作:荒井 良二 出版社:学研教育出版 |
いっぽんのせんから、どんどん いろんなものが うまれるよ ぼくのかいた きしゃがはしる ぼくのかいた ききゅうがとぶ みんなも みんなのえをかいてね |
「旅の絵本」 作:安野 光雅 出版社:福音館書店 |
ヨーロッパのまちを見おろしたようにえがかれています ことばはありませんが、しゅじんこうをおっていくと、 ものがたりがあらわれてきます 有名な絵の1シーンもどこかにありますよ |
「まほうのえのぐ」 さく:林 明子 出版社:福音館書店 |
よしみは、おにいちゃんのえのぐで絵をかきたくてたまりません いつも「まほうのえのぐだからだめ」というおにいちゃんが、 ようやくえのぐをかしてくれます さて、どんな絵がかけるでしょうか もりのちいさなどうぶつたちがたくさんでてくるたのしいほんです |
「おおきな なみ」 さく:バーバラ・クーニー やく:かけがわ やすこ 出版社:ほるぷ出版 |
ハティーは針しごとやピアノはにがてな女の子ですが、 絵をかくことはだいすきです ほかのきょうだいと自分のちがいを感じながらも しっかりと自分の目でまわりをみて、 やがて画家になるという道をえらびます ハティーの成長とともに、当時のくらしやおおきくなる ニューヨークの町のようすもうかがえます |
「まほうの ふで」 文:西本 鶏介 絵:太田 大八 出版社:チャイルド本社 |
かぞくのいない男の子、マーリャンは絵をかくのが、だいすき けれど、おかねがないのでふでがかえません しかしあるばん、ゆめにでてきたおじいさんに、 ふしぎなふでをもらいます それで絵をかくと、なにをかいてもほんものになるのです… 小さな男の子が活躍する中国の昔話です |
「チビ虫マービンは天才画家!」 作:エリース・ブローチ 絵:ケリー・マーフィー 訳:伊藤 菜摘子 出版社:偕成社 |
甲虫のマービンはある家の台所に住んでいる その家の男の子、ジェームズのインクを使って、 こっそり前足で絵を描くのが大好きなマービン ある日、マービンはジェームズのポケットに入って、 有名な絵を見に行ったことから、とんでもない 計画にまきこまれてしまう! |
「子どもたちとたどる 絵画の歴史 世界の名画物語」 著:ミック・マニング ブリタ・グランストローム 出版社:六耀社 |
人はいつから絵を描きはじめたのでしょう? 実は、いまから約1万8千年ほど前に描かれたとされる壁画が ヨーロッパで見つかっています 石器時代から現在まで、たくさんの絵画が生まれました 有名な絵がどんなふうにして描かれたのか、 当時のようすとともに紹介された、たのしい美術史の入門書です |
「ARTIST to artist 未来の芸術家たちへ 23人の絵本作家からの手紙」 著:エリック・カール 絵本美術館ほか 訳:前沢 明枝 出版社:東京美術 |
23人の絵本作家たちが、未来の芸術家にむけた 手紙として言葉をおくっています それぞれちがった考えや意見を持ちつつ、 みんな共通しているのは、絵を描けて幸せということ、 そして惜しまず力をそそいでいるということ 何かに真剣に取り組む姿勢は、 すべての生き方に通じるものだと感じます |
「ミスター・オレンジ」 作:トゥルース・マティ 訳:野坂 悦子 絵:平澤 朋子 出版社:朔北社 |
第二次世界大戦中のニューヨーク ライナスは6人家族で、両親の八百屋を手伝う男の子 ある日、オレンジを箱いっぱい注文する画家に出会います その人は、真っ白な壁に赤、黄、青の三原色だけで未来を描く! という不思議な人で… オランダ生まれの画家、ピート・モンドリアンを イメージして書かれた物語 |