第2期高松市教育振興基本計画について

　本市では、平成22年3月に「高松市教育振興基本計画」を策定し、学校教育を中心とした各種の施策・事業に取り組んできたところですが、計画期間が27年度をもって満了することから、近年の少子高齢化や社会情勢の急激な変化などを踏まえ、現計画の評価に基づく施策の改善を図り、本市の教育の目指すべき方向と、その実現に必要な施策を、総合的・体系的に示すため、28年3月に「第2期高松市教育振興基本計画」を策定しました。
　今後は、この計画に基づき、将来の夢や希望を持って、たくましくチャレンジし、未来を切り拓いていく子どもたちの育成に努めます。
　なお、本計画は、平成27年4月にスタートした新教育委員会制度で、市長による策定が義務付けられた本市における、教育に関する「大綱」として位置付けられています。

《計画書及び概要版（PDF版）は下記よりダウンロードできます。》

　本市では、平成28年3月に策定した「第2期高松市教育振興基本計画」に基づき、学校・家庭・地域社会が一体となり、生きる力を育む教育の充実を図るため、様々な施策・事業に取り組んでいます。
　しかしながら、教育を取り巻く社会情勢は大きく変化しており、国においては、多様なニーズに対応した教育機会の確保・提供を始め、学校における働き方改革、学校教育の情報化の推進など様々な教育改革が行われています。
　このようなことから、この度、社会情勢の変化や国の動向、これまでの取組の成果及び課題を踏まえ、本計画の基本的な考え方を継承しつつ、今後4年間で必要な施策を盛り込むとともに、施策の目標などを見直し、改定（中間見直し）を行いました。
　今後におきましても、学校・家庭・地域が一体となって、子どもたちが将来の夢や希望を持ち、目標に向かってたくましく生きることができる環境整備に努め、学校やそこで学ぶ子どもが、地域の人々をつなぎ、地域の未来をつないでいくような社会を目指します。

平成28年度から令和5年度まで（8年間）

確かな学力と豊かな心をはぐくみ 夢にむかってたくましく生きる人づくり

次の6つを基本目標とし、計画を推進してまいります。

Ⅰ　学校教育の充実
　子どもたちの確かな学力と、豊かな心と体を育成するとともに、教員の資質の向上と教育指導体制の充実を図り、学校教育の充実に努めます。

Ⅱ　学校教育環境の整備
　子どもたちが、学校において、安全・安心に、健康的で、快適に学習・生活できる教育環境を整備します。

Ⅲ　子どもの安全確保
　学校・家庭・地域及び関係機関が連携し、子どもたちを事件、事故、災害等から守ります。

Ⅳ　青少年の健全育成
　青少年の健やかな成長に必要な支援教育の充実を図ります。

Ⅴ　家庭・地域の教育力の向上
　学校・家庭・地域が連携し、地域ぐるみで子どもたちの健やかな成長を促す教育力を向上させます。

Ⅵ 生涯学習の推進
　　生涯学習の意欲を高めるとともに、気軽に学習できる環境を作ります。

《計画書（PDF版）は下記よりダウンロードできます。》