高松市駐車対策基本計画
更新日:2019年4月1日
高度経済成長期以降の急激なモータリゼーションの進展により、多くの地方都市では、自動車依存型の交通体系が形成され、交通渋滞や交通事故の増加、さらには環境の悪化など、様々な問題が生じています。
このような中、本市においても中心部の自動車交通量は増加の一途をたどり、交通渋滞や路上駐車等が社会問題となったため、昭和56年7月に駐車場整備地区の都市計画決定を行い、中心市街地の駐車問題に対応する様々な取組を実施してきたところである。
しかしながら、近年の市街地の拡散に伴う郊外型ショッピングセンター等の立地や中心市街地の空洞化による中心部への自動車流入量の減少、附置義務駐車場の設置、コインパーキング等小規模駐車場の増加などにより、公共駐車場の利用率は低く、また、施設の老朽化が目立つなど、既存駐車場を取り巻く環境は、急速に変化している状況です。
また、本市は、令和2年12月にゼロカーボンシティ宣言を行い、脱炭素型地域交通モデルの構築を目指しており、人口減少、少子・超高齢社会や地球環境問題へ対応するため、過度な自動車依存から脱却し、公共交通や自転車等を機軸とした「コンパクトで持続可能なまちづくり」の実現が求められており、駐車場に関わる施策についても、これまでの需要追随型の駐車場整備から、駐場台数の適正化に向けた施設再編や既存ストックの有効活用、デジタルを活用した駐車場対策の検討が必要となっています。
このようなことから、昨今の社会経済情勢の変化や今後の本市のまちづくり方針を踏まえ、駐車対策に関する基本計画を取りまとめました。
高松市駐車対策基本計画(令和7年3月改定)(PDF:12,585KB)
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