大島の振興
大島への渡島について
瀬戸内海国立公園内にある大島には、国立療養所大島青松園があり、渡島を制限している場合があります。渡島の際には、事前に同園に直接、御確認ください。
なお、瀬戸内国際芸術祭や、それに関連する船の時間及び乗船方法等については、「瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局(087-813-0853)」へお問い合わせください。
お問い合わせ
国立療養所大島青松園 TEL: 087-871-3131
大島の振興について
大島は、高松港から東方約8kmに位置する島です。その大部分を、国立療養所大島青松園が占めており、現在では同園の入所者、職員等関係者のみが居住している状況です。入所者の平均年齢は80歳を超え、将来的には、居住する者がいなくなることが懸念されています。
一方で、平成8年のらい予防法の廃止後、徐々に島外の人々との交流が活発となり、夏祭りや人権学習などにおいて、島外からの来訪者は増加している状況です。また、平成22年に開催された「瀬戸内国際芸術祭2010」において、会場の一つとなったことにより、ハンセン病の歴史や同療養所の現況を、より多くの人に知っていただく契機となったほか、風光明媚な島の魅力などのアピールにつながりました。
本市では、これまでのハンセン病療養所の歴史を後世に伝えるとともに、瀬戸内国際芸術祭を契機として生まれた、芸術関係者など、島外の人々との交流の継続・拡大や、島の景観等を生かした活性化などの方策により、同島における交流や定住の促進を目指していきます。
大島振興方策
本市では、大島の将来にわたる振興を図るため、大島全体の総合的な将来ビジョンとして、具体的な施策・事業を取りまとめた、大島振興方策を平成26年11月に策定しました。
大島振興方策については、こちらをご覧ください。(PDF:3,677KB)
香川県離島振興計画
「離島振興法の一部を改正する法律」の施行に伴い、令和5年4月に香川県が「香川県離島振興計画」を改正しました。
香川県離島振興計画等については、こちらをご覧ください。(外部サイト)
【庵治支所常設】ハンセン病を正しく理解するパネル展~知ってほしい。大島のこと、ハンセン病のこと~
高松市との合併前、大島は旧庵治町に属し、現在も庵治小中学校との交流が継続されているように、大島と庵治町とは古くから密接な関わりを持っていることから、情報発信及びハンセン病の普及活動の場として、庵治支所ギャラリーを活用したパネル展を常設いたします。ぜひ一度、お立ち寄りください。
1.場所
庵治支所ギャラリー内(高松市庵治町6393-5)
2.展示内容
・パネル(大島青松園の施設紹介、ハンセン病の啓発、高松市の取り組み)
・園内通貨、自助具、義足
3.各種パンフレット(大島マップ、情報発信誌「大島レター」、大島青松園、ハンセン病啓発)
4.開館時間
平日8:30~17:00
★庵治小学校6年生がギャラリーに新しいコーナーを作りました。
令和6年2月16日(金)に、「庵治支所ギャラリーで、大島の良さ・
入所者さんの優しさ・歴史を伝えよう。」をテーマに、『楽しく学べ
るコーナー』、『作品コーナー』、『ジオラマコーナー』、『販売コ
ーナー』、『アンケートコーナー』の5つのコーナーを作りました。
大島へ行けなくても大島のことを身近に学ぶことができます。
是非、お気軽にお立ち寄りください。
庵治支所ギャラリーのリニューアルについては、こちらをご覧ください。
『大島マップ』が完成しました!
大島を訪れた方々へ向けて、島や療養所の歴史、豊かな自然を知ってもらう
ことを目的として、「大島マップ」を来島者とのワークショップを通じて作
成しました。
島の散策コースや園内紹介等について、島の写真を合わせて掲載しておりま
す。
大島青松園や地域振興課窓口(市役所4階)、各総合センター等にも設置し
ておりますので、大島を訪れる際にぜひご活用ください。
大島レター
平成28年度より、大島を知っていただくために、大島の行事、告知などをまとめてお届けしております。
『2023 大島文化財学習』実施しました
大島交流企画として、地元小学校の児童に、大島で発掘された文化財を通じた歴史を学習していただき、これまでの授業での『人権の学び』に加え、大島の様々な歴史や文化、美しい自然に触れてもらいました。
参加した児童からは、「新しい大島を知ることができてよかった。」「土器が軽くて驚いた。直接さわれてよかった。」といった、うれしい感想をいただきました。
今後も、大勢の方が大島との関わりを持てるように、島外の人々との交流を促進し、島の魅力を発信していく機会を創出していきます。
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