保険給付費適正化について

医療保険制度の一つである国民健康保険（国保）は、もしもの病気や怪我をしたときに安心して医療機関で治療を受けることが出来るよう、加入する皆さん（被保険者）が保険料（税）を出し合って助け合う相互扶助の制度です。
また、介護保険制度も同様に、介護を社会全体で支えることを目的とした制度です。
医療費や介護サービス費の2分の1は皆さんの保険料、残りの2分の1は公費（国、県、市）が負担しています。

高齢化の進展や生活習慣病の増加等により、国民健康保険と介護保険の保険給付費は、今後も増加すると予測されており、将来は制度の維持が困難になる状況が見込まれています。
保険給付費の上昇を抑制するための対策が全国的に行われています。

国民保険や介護保険の制度を守るために私たちができる2つのポイントがあります。

生活習慣を予防するためには、適度な運動、規則正しくバランスのよい食生活、禁煙、歯周病の予防、健診受診が大切です。
また、これらは、介護予防にも効果があるとされています。
高松市特定健康診査について
市政出前ふれあいトークテーマ一覧（No.27国保の医療費の現状について）
その他の健康づくりについて健康のために（高松市）
香川糖尿病予防ナビ（外部サイト）
生活習慣病を知ろう（スマートライフプロジェクト）（外部サイト）

検査や薬の重複を防ぐために、かかりつけ医やかかりつけ薬局を持ちましょう。また、医療費通知で医療の内容を確認したり、介護給付費通知でサービス内容を確認しましょう。
ジェネリック医薬品を活用することも医療費節約になります。
介護保険制度について
ジェネリック医薬品の活用について

国民健康保険及び介護保険に係る保険給付費の適正化について、関係課が連携し取り組むため、平成26年度より「高松市保険給付費適正化プロジェクトチーム」を設置しました。

健康寿命の延伸と生活の質(QOL)の向上、その結果として国民健康保険及び介護保険の保険給付費の適正化を図ることを目的とし、健康づくりや介護予防の取組を推進するため、「第3期高松市データヘルス計画」を策定しました。
なお、この計画は、「第4期高松市国民健康保険及び介護保険の保険給付費適正化計画」及び「第4期高松市特定健康診査等実施計画」と一体化しています。