【高松アーティスト・イン・レジデンス2017 活動報告】 水谷一「表現と光」
更新日:2024年7月25日
高松アーティスト・イン・レジデンス2017にて、アーティストの
滞在内容
●2017年11月~
高松市内に滞在し、作品制作
11月22日 中高生を対象とする制作現場見学会
参加:香川県高松工芸高等学校美術科1年生
11月24日 中高生を対象とする制作現場見学会
参加:香川県高松工芸高等学校美術科2・3年生
12月14日 講演会「表現と光」
香川県高松工芸高等学校にて同校美術科生徒を対象に開催
講演会後のインタビューをもとに生徒が製作したフリーペーパー『F2』を展覧会会場で配布
12月28日 中高生を対象とする制作現場見学会
参加:高松市立紫雲中学校美術部生徒
●2018年1月5日~11日
中央卸売市場加工水産物棟3階にて展覧会を開催し、期間中に関連イベントを開催。
講演会「表現と光」
インタビューを受ける様子
展覧会概要
日時:2018年1月5日(金曜日)~1月11日(木曜日)11:30~16:30、会期中無休
会場:高松市中央卸売市場・加工水産物棟 3階
入場料:無料
内容:
水谷は高速道路を思わせる鳥瞰的な風景画でいくつかの賞を授賞し、東京・京橋、INAX ギャラリー2 での『磁力の線画』展(2003 年)を経た2004 年、国際芸術センター青森の展覧会において、自然光により刻々と表情を変える展示室と等価な状態の物として作品『襞(ひだ)』を示しました。それ以降、国内外の様々な土地に赴き滞在制作を行いながら、「表現」と各地特有の状況や時間との関係について思考し、四国では2009 年に徳島県神山町の神山AIR、2012 年に香川県三豊市の粟島芸術家村A IR にて滞在制作・発表を行い、2013 年には瀬戸内国際芸術祭(粟島)でも作品を展開しています。
今回の展覧会では、四国では初となる「描画体(びょうがたい)」からなる作品シリーズが発表され、画用木炭で描線が刻まれた起伏のある紙の造形(描画体)が特別な景色を演出しました。
JR高松駅から西に約2 キロ、さぬき浜街道沿いに位置する高松市中央卸売市場。その敷地内に、加工水産物棟はあります。本展会場はこの三階、かつて倉庫として活用されていた、幅15 メートル、奥行き37.5 メートルの空っぽの大空間です。
水谷は今回の滞在で、2016 年より自身が制作して来た作品の一部をこの大空間に持ち込み、それを源泉として本展までの期間、日々ここへ足を運び、描線の波を刻み増やし続けました。
会場風景、撮影:田中美句登
《表現と光》(部分)、撮影:田中美句登
関連イベント
ギャラリートーク
日時:2018年1月5日(金曜日)~1月11日(木曜日)13:30~(1時間程度)
ゲスト:1月6日 牧野 裕二(高松市美術館学芸員・主査)
1月7日 橘 美貴(高松市美術館学芸員)
1月8日 福田 千恵(高松市美術館学芸員)
1月9日 毛利 直子(高松市美術館学芸員・係長)
1月10日 橋本 こずえ(兵庫県立美術館学芸員)
内容:作品を前にして、各日異なる内容でのトーク。
トークイベント「これから美術と名指される(かも知れない)何か- 美術教育の現場における美術とアーティスト・イン・レジデンス-」
日時:2018年1月6日(土曜日)16:30~18:30(開場15:30)
場所:瓦町FLAG 8階 IKODE瓦町 大会議室1
定員:150名(要予約)
参加費:無料
出演:藏本秀彦(アーティスト、香川県立高松工芸高等学校 美術科 教諭)
三村昌道(アーティスト、香川県立高松工芸高等学校 美術科 教諭)
土屋貴哉(アーティスト、国立大学法人佐賀大学 芸術地域デザイン学部 准教授)
水谷一
内容:アーティストとして活躍すると同時に教育者として美術教育の現場に立つゲスト3名を迎え、水谷のこれまでの活動を紹介しながら、これから美術と新しく名指される(かも知れない)ものについてトーク。
メディア掲載情報
毎日新聞(紙+ウェブ媒体)
四国新聞(紙+ウェブ媒体)
読売新聞(紙+ウェブ媒体)
高松経済新聞(ウェブ媒体)
西日本放送/RNC(テレビ)
山陽放送/RSK(テレビ)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは文化芸術振興課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階
電話:087-839-2636
ファクス:087-839-2659