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市長定例会見(令和7年1月27日)

更新日:2025年2月12日

日時・場所

日時 令和7年1月27日(月曜日)11時30分~11時51分
場所 防災合同庁舎 301会議室

報告事項

(1)第60回香川菊池寛賞受賞作品の決定について
(2)「インフルエンサー100人旅行in香川県高松市」の開催について
(3)「カーシェアリング等を活用した車両運用の最適化に向けた実証事業」の実施について

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和7年1月27日)録


 おはようございます。
 報告事項に入ります前に、来月開催いたします「在宅医療と介護に関する市民公開講座」につきまして、一言、御案内申しあげたいと存じます。
 既に、先日プレスリリースをさせていただいておりますが、2月24日(月曜日)午後2時から、「サンポートホール高松第1小ホール」で「在宅医療と介護に関する市民公開講座」を開催いたします。
 この公開講座は、医療や介護が必要になっても、住み慣れた地域で、安心して生活するための本人や家族の選択、心構えなどについて、考える機会としていただくために実施するものでございまして、本市の在宅医療と介護の連携に関する取組などの紹介のほか、「劇団たんぽぽ」による自宅での看取りをテーマにした「ゆずり葉の季節」の演劇も御覧いただけます。
 定員は300人で、お席に若干余裕がございます。入場は無料でございますが、事前申込が必要となっておりますので、申込方法等の詳細につきまして、市ホームページ等で御確認いただければと存じます。周知方、よろしくお願いいたします。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「第60回香川菊池寛賞受賞作品の決定」と「『インフルエンサー100人旅行in香川県高松市』の開催」、「カーシェアリング等を活用した車両運用の最適化に向けた実証事業」の3件ni
ついて、御報告いたします。
 まず、1件目は、郷土が生んだ文豪「菊池寛」を顕彰いたしますとともに、郷土等において創作活動を続けている、優れた新人の発掘及び育成、並びに地元の文化の振興を図ることを目的といたしました「香川菊池寛賞」の受賞作品が決定いたしました。
 今回、60回目となりますけれども、「香川菊池寛賞」を受賞いたしましたのは、「山下 孝司」様の「還暦ラプソディ」でございます。
 この作品は、還暦を迎える主人公が、幼なじみの訃報をきっかけにして、少年時代の出来事を回想し、過去と現在を行き来しながら、自分自身の生き方を見つめ直す作品でございます。
 また、「奨励賞」には、「喜多野 龍夫」様、本名「喜田 成彦」様の「ひきはだしない」が選ばれたものでございます。
 今回は、応募作品として、50篇の小説や随筆が寄せられました。本市出身の芥川賞作家・高城 修三氏を選考会会長といたしまして、7名の選考委員に審査いただきました。
 昨年12月に第1回選考会を実施いたしまして、候補作品7篇を選定いただき、今月8日(水曜日)の第2回選考会におきまして、「香川菊池寛賞」及び「奨励賞」の受賞作を決定していただいたものでございます。
 贈呈式につきましては、2月28日(金曜日)の午前10時から、「サンクリスタル高松3階」の視聴覚ホールで開催いたします。
 また、本日、午後2時から、受賞者を始め、選考会会長によります記者会見を、市役所54会議室にて行いますので、こちらも、取材方、よろしくお願いいたします。
 続いて、2件目は、「インフルエンサー100人旅行in香川県高松市」の開催についてでございます。
 この度、東京圏等に住む若い世代、特にZ世代をターゲットといたしました観光プロモーション事業の一環として、「インフルエンサー100人旅行in香川県高松市」を開催いたします。
 この事業では、東京圏等で活動し、Z世代に影響力のある「Fly-N」や「Yubio/指男」などの人気インフルエンサーに加え、香川や高松の観光・グルメ情報を発信している、「ひろるん香川グルメ」などの地元インフルエンサー、総勢100人が、高松に集結し、「インスタグラム」などを使って、まちの魅力を発信することで、若い世代の本市への旅行意欲の掘り起こしなどを行ってまいります。
 参加いたしますインフルエンサーのフォロワー数は、合わせて5千万人でございまして、ぜひ、インフルエンサーの皆様に、高松の魅力を効果的に情報発信いただくことで、若い世代の本市の認知度向上や、観光誘客の促進とともに、本市のシティプロモーションの充実につなげてまいりたいと存じます。
 開催日程は、2月5日(水曜日)から7日(金曜日)までの3日間でございます。インフルエンサーには、「うどん作り体験」や「やしまーる訪問」など、高松の観光資源や魅力的なスポットを、様々な角度から体験したり、訪れたりしていただき、感想やおすすめ情報などを発信していただきます。
 このほか、地元サッカーチームとのコラボ企画「インフルエンサー100人VSカマタマーレ讃岐11人サッ
カー対決」なども予定しておりまして、総勢100人ものインフルエンサーが、同時にSNS上で、高松の情報を投稿することで、いわゆる「バズる」、注目を集める効果を生み出すことに大いに期待をしているところでございます。
 3件目は、「カーシェアリング等を活用した車両運用の最適化に向けた実証事業」の実施についてでございます。
 デジタル技術を使った本市の公用車の効率的な利用や、シェアリングエコノミーの考え方を取り入れた公用車の運用の可能性を探るため、民間事業者のノウハウやサービスを活用して、実証事業を行うものでございます。
 本事業では、財産経営課が庁内で貸出しをしている公用車27台のうち9台をサンプリングして、「東京海上日動火災保険株式会社」から提供いただく、位置情報等を伝える端末を装着し、公用車の運行状況をリアルタイムで把握するとともに、現行の公用車管理事務と比較分析をしながら、効率的な車両の管理方法などについて検証をいたします。
 また、「株式会社穴吹ハウジングサービス」のカーシェアリングサービスを利用して、本庁舎周辺に設置されたカーシェアリング車両を中心に、公用車として使用することで、公用車に「カーシェアリング」を活用することの「実用性」や「有効性」についても検証するものでございます。
 実証期間は、明日1月28日(火曜日)から3月27日(木曜日)までの2か月間でございます。
 公用車の運用につきましては、デジタル技術やシェアリングエコノミーの考え方を取り入れることで、管理コストの削減のほか、無駄なく適切に車両が稼働することによる環境負荷の軽減などが期待できますことから、本実証事業を通じて得られた結果などを基に、今後の効率的かつ持続可能な公用車の運用に向けた取組につなげてまいりたいと存じます。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】

 来月以降、県立アリーナの開館や瀬戸内国際芸術祭の開催により国内外から多くの観光客が高松市に訪れ、宿泊施設や公共交通機関、駐車場などの混雑が予想されるが、混雑緩和のための方策について市長の考えは

【市長】
 県立アリーナが、いよいよ2月24日(月曜日)にオープンするということですが、そこでのイベントやコンサートの開催、また、今年4月18日(金曜日)からは、瀬戸内国際芸術祭が開催されるということでございまして、多くの観光客が本市を訪れるとともに、中心市街地へ車で訪れる方々も増加するものと存じます。
 まずは、観光客の皆様には、本市を訪れる際は、できるだけ公共交通機関を利用していただくよう、県とも連携しながら呼び掛けてまいりたいと思っております。また、「ことでん」や「JR」などの公共交通機関に対しまして、特に県立アリーナでの大規模イベントの開催時における、電車の増便等の対応をお願いしてまいりたいと存じます。
 また、中心市街地における駐車場が、混雑することも予想されていますので、この混雑緩和を図るために、現在、県と共同で、県営・市営の駐車場の空き状況を、スマートフォンなどでリアルタイムに確認できるアプリを開発しているところでございます。駐車場の満空アプリと言っておりますが、来月中旬頃に完成する予定でございまして、またお知らせさせていただきたいと思います。
 このアプリを利用していただくことで、車で訪れた観光客を、空いている駐車場に円滑に誘導してまいりますとともに、併せて電車やバスを利用した市内観光や、本市のパーク&ライド駐車場の利用などにつきましても周知をしながら、道路の混雑を抑制してまいりたいと存じます。そのアプリを使っていろいろなところを回ってもらうとか、あるいは仏生山にあります、パーク&ライドの駐車場などで、電車に乗り換えていただく、そのようなことを誘導していきたいというものでございます。
 また、「瀬戸内国際芸術祭2025」につきましては、開催会場エリアが拡大されますことや、現在の順調なインバウンドの回復状況、「大阪・関西万博」との同時開催による相乗効果などを考えますと、2019年に来場者117万8千人を記録しておりますが、それと同水準か、それを上回ることが予想されております。
 このため、開催期間中、いわゆる「オーバーツーリズム状態」を引き起こさないためには、特定の日や会場に、来場者が集中することを避ける、集中しないように分散化や平準化を図ることが、重要であるものと存じております。現在、瀬戸内国際芸術祭の公式ホームページでは、多言語対応の混雑予想カレンダーを公開して、来場者が旅行日程を計画する際に、混雑時を避けて計画を立てることができるような取組も行われているところでございます。
 このほか、本市観光サイト「エクスペリエンス高松」におきましても、瀬戸内国際芸術祭の情報と併せて、本市の豊かな自然や歴史、観光スポット、特産品などの多彩なまちの魅力を、幅広く効果的に発信し、観光客が特定の場所や地域に過度に集中することなく、様々なところを訪れていただくことで、回遊性を高めるとともに、分散化を図ってまいりたいと存じます。
 これら、いろいろな手法によりまして、過度の混雑状況をどうにか防いで、オーバーツーリズムと言われる状態にならないように考えてまいりたいと存じております。
【記者】
<瀬戸内国際芸術祭2025について>
 高松市では、高松港から男木島・女木島に船が出ると思うが、船の増便は考えているか
【市長】
 船の交通をどうするかというのは、実行委員会の方で取りまとめてやってもらっていますが、ある程度の増便などは考えていただいております。特に、我々が要望していた男木島と直島、豊島を結ぶといったような、従来ないような航路で、特別な航路につきまして、どうにか運行できないか、ということでお願いをしていましたが、やはり船員不足等々の状況によりまして、それはなかなか難しいということですが、難しくてもできるだけいろいろな島々を巡れるように、従来の便数よりも増やしたり、あるいは積残しが出ないような対策、それを適宜行っていくとお聞きしているところでございます。いずれにいたしましても、今後、開催前にいろいろ協議をしながら、できるだけ充実していけるように考えてまいりたいと存じます。
【記者】
<瀬戸内国際芸術祭2025について>
 積残しが出ない対策というのは、分散化とかそのような対策か
【市長】
 そうですね、分散化や、最終便で全員乗れない場合は、もう1便臨時便を出すなどの対応になってくると思います。
【記者】
<瀬戸内国際芸術祭2025について>
 宿泊施設の混雑についてはどのような考えか
【市長】
 そうですね、これもやはり、特定の日や会場に来場者が集中しないように、混雑予想カレンダーを具体的に示していくということで、対応していかざるを得ないかと思います。来場者の皆様方に自分でいろいろ判断していただいて、できるだけ混雑を避けていただくということを考えていくしかないと思っております。
【記者】
<インフルエンサー100人旅行in香川県高松市>
 インフルエンサー100人の総フォロワー数が、5千万人と、観光資源をPRする上で大きな数字かと思うが、改めて、インフルエンサーを活用した観光プロモーションの期待感は
【市長】
 SNS等の特徴でございますが、誰もが発信者になって、多数の方が受け手として、それが重複した形で、いろいろ発信されているということでございまして、それの100人分をまとめて高松のPRに活用していこうということで、かなり意欲的な取組であると思っています。
 それぞれのインフルエンサーによって、嗜好、情報の分野、関心事項がそれぞれバラバラでございますので、5千万人といっても、若干重複する部分もあろうかと思いますが、いろいろな分野で幅広い発信、いろいろな人に興味を持っていただけるような、多種多様な発信というのが期待されるのではないかと思っています。
 それによって、今まで高松で我々があまり発信していなかった、気付かなかった魅力とか、そういうものも併せて発信されるということが大いに期待をされますので、この事業については、かなりシティプロモーションの観点からも期待しています。
【記者】
<インフルエンサー100人旅行in香川県高松市>
 若い世代をターゲットとしているということで、瀬戸内国際芸術祭や大阪・関西万博がある2025年に、このプロモーション事業は、マッチしていると思うが
【市長】
 「瀬戸内国際芸術祭2025」や「大阪・関西万博」に来られた方に、高松にはこんな面白いことがあるのか、面白い事業をやっているのか、ということで興味を持ってもらって、ぜひ高松に来ていただきたい、また、その期間を過ぎてもリピーターとして来ていただきたいと思っています。
【記者】
 インフルエンサー100人旅行の、事業費は
【市長】
 事業費としては1,650万円を予定しております。高松をPRするためのシティプロモーション事業として、公募型プロポーザルで選定した結果、株式会社EDiNと契約に至った、このプロポーザルの内容が、インフルエンサー100人旅行というものでありました。
【記者】
<カーシェアリング等を活用した車両運用の最適化に向けた実証事業>
 現状どのような問題が考えられるのか
 うまく運用すれば公用車の台数を減らせられるということか
【市長】
 今、公用車は、財産経営課で一元管理しているものと、各課が持っているものと、別々で運用いたしております。今回は、そのうちの9台を抽出して、運行状況を確認するということです。実際、効率的な運用状況とか、公用車自体をもう少し減らせるのではないかとか、あるいは、公用車という形で購入しなくても、カーシェアリングを利用することによって、公用車としての活用ができるのではないかというような、効率的な管理運営のための実証として、このような実証事業をまず始めていきたいというものでございます。

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