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市長定例会見(令和6年8月22日)

更新日:2024年11月11日

日時・場所

日時 令和6年8月22日(木曜日)
場所 防災合同庁舎3階 301会議室

報告事項

(1)高松市市民栄誉賞の贈呈について
(2)2024年ジャパンパラ陸上競技大会開催に伴う関連イベントの参加者募集について

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和6年8月22日)録


 11時30分~11時52分


 先週12日(月曜日)から14日(水曜日)までの3日間、開催をいたしました、「第57回さぬき高松まつり」につきましては、連日の熱中症警戒アラートが発令されたり、日向灘を震源とする地震が起こりまして、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表される中、熱中症対策や災害発生時の対策を取りながら、全日程を、大きな事故やトラブルもなく、無事に開催することができたことにつきましては、私自身も、安堵しているところでございます。

 3日間の観客入込客数は、44万人と、昨年度を6万人上回り、大変盛況であったと存じております。

 この間、御尽力いただきました、高松まつり振興会を始め、御支援、御協力いただきました関係者の皆様方に、心から感謝申しあげたいと存じます。

 また、まつりの目玉であります13日(火曜日)の花火大会は、昨年に比べ、打上げ時間を10分から15分に延長し、打上げ発数を3000発から4000発に規模を拡大して開催いたしました。音楽と花火のコラボレーションなど、凝縮された形での打上げに、約18万人の観客の皆様に楽しんでいただいたところでございます。

 観客の皆様の声を紹介しますと、「音楽に合った花火が舞って迫力があった」、「今年の夏で、一番きれいな花火で感動した」、「15分間は、短いかと思っていたけど、凝縮されていて、とても良かった。」という反応をいただいております。また、一方では、「もう少し見たかった」、「短すぎる」というような言葉もいただいております。いずれにしましても、皆様が花火大会を心待ちに楽しみにしていた、という期待を肌で感じたところでございます。

 また、まつりのフィナーレを飾る14日(水曜日)の総おどりにつきましては、日中の熱中症警戒アラート発令の影響もあり、踊り子の皆様の体調が心配ではございましたが、全体で約2000人の踊り子の、威勢のいいかけ声や、笑顔と活気にあふれるパフォーマンスを、会場に詰めかけた、多くの観客に楽しんでいただいたと思っております。

 私といたしましては、改めて、高松まつりは、高松の夏を彩る一大まつり、風物詩として、多くの市民の皆様に愛されていると感じたところでございます。

 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。

 本日は、「高松市市民栄誉賞の贈呈について」と「2024ジャパンパラ陸上競技大会開催に伴う関連イベントの参加者募集について」の2件について、御報告いたします。

 まず、市民栄誉賞の贈呈についてでございますけれども、7月26日(金曜日)から8月11日(日曜日)まで開催されました、パリ2024オリンピック競技大会におきまして、御承知のとおり、本市出身の日下尚選手が、レスリング男子グレコローマンスタイル77kg級に出場いたしまして、見事、初出場で金メダルを獲得されました。

 決勝戦が行われました8月8日(木曜日)には、高松市総合体育館でパブリックビューイングを開催いたしまして、私も参加させていただきましたが、試合時間が午前3時過ぎになりましたけれども、それにも関わらず、多くの市民が応援に駆け付け、ふるさと高松から、パリで戦う日下選手に向けて、「いけいけ ナオ」といった掛け声の大合唱で、熱い声援を送ったところでございます。

 このような本市出身のオリンピック金メダリストの誕生は、前回の東京オリンピック競技大会フェンシング男子エペ団体の宇山賢選手に引き続いて、2大会連続で本市出身者が金メダルを獲ったということで、非常に嬉しい知らせであったわけでございます。

 また、オリンピック個人種目での金メダル獲得は、日下選手が香川県内では、初めてでございまして、日下選手が、このような歴史的快挙を成し遂げられましたことは、非常に喜ばしく、これまで積み重ねられた努力と研鑽に敬意を表しますとともに、市民に勇気や明るい希望を与え、本市の名声を高めていただいたことを称えて、3人目となります、「高松市市民栄誉賞」を贈呈いたしたいと存じます。

 日下選手におかれましては、パリオリンピックの決勝の舞台で経験されました「最高に楽しい6分間」、これは聞くところによりますと、日下選手は、高橋尚子さんにちなんで名付けられた「尚」という名前で、高橋尚子さんがマラソンで優勝したあとに「最高に楽しい42.195kmでした」といったことをなぞらえたようですけれども、しっかりとその6分間というのを入れたというのは素晴らしいなと思っております。それから、これからの競技人生において、大好物がうどんということで、行きつけのうどん屋さんも話題になっていますが、うどんのように粘り強く、コシのあるプレーでますます御活躍されますことを期待いたしたいと存じます。我々といたしましても、今後も引き続き、全力で日下選手を応援してまいりたいと存じます。

 なお、「高松市市民栄誉賞」の表彰時期等につきましては、詳細が決まり次第、改めて御報告させていただきたいと存じます。

 2件目は、「2024ジャパンパラ陸上競技大会開催に伴う関連イベントの参加者募集について」でございます。

 来月9月28日(土曜日)と29日(日曜日)の2日間、屋島レクザムフィールドにおきまして、「2024ジャパンパラ陸上競技大会」が、3年ぶりに本市で開催されます。

 本市では、パラスポーツ大会や合宿の誘致を契機といたしまして、子どもたちの心のバリアフリー、障がいや障がい者に対する垣根を取り除くということですけれども、バリアフリーに対する機運の醸成を図るなど、共生社会の実現に向けて、様々な取組を行っているところでございます。

 今回のジャパンパラ陸上競技大会におきましても、関連イベントを開催いたしまして、参加いただける子どもたちを募集いたしたいと存じます。

 イベント内容といたしましては、視覚障がいや、盲導犬に関する知識を深めていただく講義や、視覚障がい者の手引き歩行を体験していただく「盲導犬キャラバン」のほか、パラアスリート選手へのインタビューや写真撮影を行って、子ども新聞を作成していただく「小学生記者・カメラマン体験」となっております。

 また、大会運営ボランティアとして、表彰式の補助など、大会運営の手伝いをしていただける子どもたちも募集いたします。

 募集期間は、9月2日(月曜日)から9月13日(金曜日)まででございます。

 募集人数など詳細につきましては、本市ホームページなどで御確認いただければと存じます。

 本大会には、8月28日(水曜日)から開催されるパリ2024パラリンピック競技大会に出場する有力選手も多く参加される予定でございますので、多くの子どもたちにトップレベルの選手のパフォーマンスを間近で見ていただき、パラスポーツの魅力やすばらしさを体感していただきたいと存じます。

 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
 気象庁が『南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)』を発表したが、初めての臨時情報についての市長の受け止め
 お盆の時期と重なったため、市外から多くの方が帰省や観光で訪れ、休暇中の市職員も多かったと思うが、どのような影響があり、どのような対応に追われたか
【市長】
 今月8日(木曜日)に日向灘を震源とする地震が発生し、南海トラフ沿いの大規模な地震発生の可能性が、平常時と比べて相対的に高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。臨時情報の発表は、2019年に運用が開始されてから、初めてとのことでございまして、私といたしましても、いよいよ来たかというような感じもございまして、緊張感をもって対応に当たらなければならないと受け止めたところです。
 この臨時情報の発表を受け、9日(金曜日)に、災害対策(水防)本部員及び事務局職員を対象といたしまして、「南海トラフ地震臨時情報連絡会議」を開催しております。臨時情報が巨大地震注意の段階でございましたので、連絡会議という形で開催をして、情報共有するとともに、職員一人一人が、市民の生命とくらしを守るという使命感を持つとともに、いざというときに備えて、改めて日頃の備えを再点検・再確認するよう指示したところでございます。
 市民への呼びかけというのが、一番大事だったかと思っております。初めての出来事ですので、市民の皆様に意識を持っていただく、という意味でも、本市として、市長メッセージを発表いたしまして、市ホームページや市公式LINE、Xなどにより、市民の皆様に、日頃からの地震への備えをもう一度再確認してほしいということ。また、あくまでも日常生活を送っていただくということですけれども、日常生活を行いながら、個々の状況に応じて、一定期間地震発生に注意し、いざとなったときに、どの程度の被害があるかというハザードマップの確認や、家具の転倒防止など、できるだけ安全な防災行動をとっていただくことなどを周知させていただきました。
 また、お盆の時期と重なることから、高松まつりもございましたし、帰省されている方も多くございます。また、高松に旅行に来てくださっている方、あるいは他の地域に旅行される方、普段と違う場所にいるという方に対しましては、どこに避難すればいいのかなど、お互いに声を掛け合いながら、情報を確かめ合いながら、安全にお過ごしいただくよう呼び掛けたところでございます。
 高松まつりのほか、ちょうどその時期に、12日(月曜日)から玉藻公園でライトアップイベント「玉藻あかり物語」が開催されておりました。そこでは、避難先や被災者情報を正しく確認できるように、参加者に市の公式LINEへの登録などを呼び掛けるとともに、安全な避難誘導が行えるよう、災害発生時の対応に万全を期しながら、このイベントを行ったところでございます。
 幸い、大規模な地震などの異常な現象が観測されなかったということで、15日(木曜日)午後5時をもって、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は解除されたということでございます。ただ、いつ起こるかわからない災害でございますので、引き続き、市民に対して、災害はいつどこで発生するか分からず、避難場所や避難経路の確認など、日頃から災害への備えをしていただくよう、呼び掛けは続けてまいりたいと思います。
【記者】
<高松市市民栄誉賞の贈呈について>
 日下選手が、本日凱旋すると聞いていますが、会った際には、どんな声掛けをしてあげたいか
【市長】
 やっぱり、「おめでとうですね。よくがんばったね」ということを言いたいです。
 今回は、会えるかどうか分かりませんので、市民栄誉賞を贈呈するときには、御挨拶したいと思います。
 日下選手は小学生の時から、全国大会で優勝というのはなかったですけれども、2位3位を取られていて、同僚の子たちと一緒に、私のところにも何度か訪問に来られていますので、そういう意味では顔なじみでございます。「よかったねと、おめでとう」と声を掛けたいです。
【記者】
<高松市市民栄誉賞の贈呈について>
 金メダル獲得から2週間経ちましたが、金メダルを獲った時の感想について
【市長】
 そうですね、レスリングのグレコローマン級というのは、私も久しぶりに聞いたなというか、昔は日本も金メダルを獲ったりしていましたが、しばらくメダルを獲る選手がいなかったので、そこで初出場で金メダルを獲ったということはすばらしいことだなと思います。
 当初は午前2時くらいから決勝戦が始まると言われていましたが、結局始まったのは午前3時過ぎで、かなり眠くはございましたが、それでも眠気を吹き飛ばすような、前半は2-0で負けていましたので、一生懸命応援したら、逆転勝ちをしてくれたということで、喜びも爆発したところでございます。2週間経っても、その興奮は残っておりますので、本当に帰ってこられたら、みんなでお祝いしたいなと思っております。
 市役所にもパネルを飾らせていただきましたので、多くの市民の皆様にも祝辞を頂きたいなと思っております。
【記者】
 屋島山上交流拠点施設「やしまーる」のBCS賞受賞の受け止めと、「やしまーる」の今後の展望
【市長】
 この度、「やしまーる」が「日建連表彰 第65回BCS賞」を賜ったところでございます。優れた建築物に与えられる賞ということでございまして、誠に光栄なことと存じております。発注者といたしましても、誇りに思いますとともに大変嬉しく存じているところでございます。このBCS賞でございますけれども、60年以上の歴史があるということでございます。優れた建築物に授与されてきた「BCS賞」は、高松市の建築物といたしましては、平成元年に「高松市美術館」が受賞いたしております。それ以来、35年ぶりの受賞でございます。
 「やしまーる」は、本市のシンボルである屋島に、人々が集まり、くつろぎ、自然や歴史、観光など、屋島の魅力を五感で感じることができる、来訪者の拠点として整備した施設でございます。
 人文景観と調和した、人々を引きつけるアートとしての魅力も合わせ持った建築物とすることを念頭に整備したものでございます。
 このBCS賞の特色の一つは、建築主・設計者・施工者による「三位一体」を重視するところにあると伺っておりまして、国際プロポーザルによって選定された設計者、株式会社SUO、株式会社Style-Aと、市内企業の施工者、谷口建設興業株式会社、株式会社薮内建設が、我々の想いを形にするために、その技術や叡智を結集した成果が、高く評価されたものと思っております。
 「やしまーる」を含めた屋島地区については、昨年度の「都市景観大賞」の大賞もいただいているところでございます。大賞受賞に続きます、この栄誉を励みに、引き続き屋島の活性化に取り組んでまいりたいと存じます。
【記者】
<南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について>
観光業への影響はどの程度あったか
【市長】
 他の県等では、キャンセルのお話なんかも出ています。直接的な影響は把握していませんが、あんまり大きな影響はなかったのではないかと、そういうお話はまだ聞いていません。
【記者】
<南海トラフ地震臨時情報について>
 今回初めての臨時情報ということで、自治体によって対応が分かれたと思うが、対応が難しいところはあったか
【市長】
 非常に難しかったですね。どういう対応をしたらいいのか、私自身、迷いました。警戒レベルを少し上げるということでございますので、それがどの程度の確率になるかっていったら、30年の間に70~80%というのが急に上がるわけではないということですので、1週間だけ特別な対応を取ったところで、次の日に起こるかどうかも分からない。災害は、いつどこで起こるか分からないというのが現状なので、特別な体制を執るというのも非常に難しい。かといって何も対応を取らないわけにもいかないということで、今回考えたのは、情報共有、市民の皆様にこの臨時情報というのはこういう情報であり、少なくとも備蓄の状況、転倒防止の措置、いざ災害被害が起こったときに、自分たちがどう逃げたらいいのか、ハザードマップで確認してなど、そういう作業を今一度やってくださいよという呼び掛けを徹底しようということに重点を置いて、対応させていただきました。
 今回は、臨時情報の巨大地震注意の段階でしたが、これが警戒の段階になると、もう少ししっかりとした対応が必要になるのかなと思っております。
 いずれにしても、初めてでしたので、今回のことを教訓としながら、いざ警戒レベルが上がったときはどうするのか、もう一度確かめてまいりたいと思っています。

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