市長定例会見(令和7年3月28日)
更新日:2025年4月8日
日時・場所
日時:令和7年3月28日(金曜日)11時30分~12時05分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室
報告事項
(1)TGC香川2025への参画と市民モデルの募集について
(2)特別展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」の開催について
報道発表資料
市長説明及び記者との質疑応答要旨
市長定例記者会見(令和7年3月28日)録
今回が、今年度最後の定例記者会見でございます。来週からは、4月ということでございまして、春の暖かさを感じられる日が多くなってまいりました。
この暖かさにつられて、高松の桜につきましても、26日(水曜日)に開花宣言がなされたところでございます。
市内には、桜の名所として公渕森林公園を始め、香川町の竜桜公園、塩江温泉郷など、たくさんの桜の花見スポットがございますが、私がお勧めしますのは、何と言いましても、「玉藻公園の桜の馬場」でございます。ソメイヨシノやシダレザクラなど、計76本が咲き誇るというところでございまして、「玉藻公園の桜の馬場」にぜひ一度行っていただければと思います。
毎年恒例でございますが、普段は夜間に閉園しております玉藻公園を、桜の開花時期に合わせて開放いたします「桜の馬場 桜見物夜間無料開放」を行います。本日3月28日(金曜日)から4月6日(日曜日)まで実施をいたします。
約150個のぼんぼりの明かりを受けて、夜空に浮かびあがる桜の姿は、昼間とはひと味違う、幻想的な雰囲気が味わえるということでございます。
ぜひ、多くの方々に足を運んでいただき、桜見物をお楽しみいただきたいと存じます。
それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
本日は、「TGC香川2025への参画と市民モデルの募集について」と「特別展『エドワード・ゴーリーを巡る旅』の開催について」の2件でございます。
ゴールデンウィーク最終日の5月6日(火曜日)に「あなぶきアリーナ香川」で開催される「SETOLAS Holdings prsents TGC 香川 2025」に、本市といたしましても、参画するということでございます。
「東京ガールズコレクション」につきましては、Z世代に絶大な訴求力がある、大人気のイベントでございます。地方での開催は、「地方創生プロジェクト」として実施しておりまして、各都市でこれまで実施をしてきておりますが、本市としてもPRにまたとないチャンスでありますことから、このTGCの機会を利用してシティプロモーション等を行っていきたいと思っております。
具体的には、ステージ上における本市の新たなロゴマーク「TKMT」のお披露目のほか、プロモーション動画の放映や、観光・特産品等のブース出展などにより、本市の魅力を国内外にPRしてまいりたいと存じます。
また、この度のTGCへの参画によりまして、本市の認知度・知名度アップのほか、いわばTGCが地方にいながら、都会の最先端のイベントを身近に体験でき、魅力を実感することができるということでございまして、シビックプライドの醸成などが見込まれるというふうに思っておりますし、「瀬戸内国際芸術祭2025」が4月18日から始まりますが、それの春会期中でもございますことから、これらの相乗効果による地域経済の活性化も期待できるところでございます。
なお、開催に併せまして、本市が参画するステージイベントに出演していただきます、市民モデルを、オーディションにより募集することといたしております。
対象につきましては、2025年4月1日時点で小学校1年生以上、高松市内に在住又は通勤・通学している方ということになっております。身長や性別、国籍に関しまして制限はございません。また、無料で応募いただけます。
オーディションにつきましては、「TGC香川2025」を運営する「(株)WTOKYO」が実施をいたします。
本日28日(金曜日)午後1時から4月16日(水曜日)までの期間、「TGC香川」公式サイトから申し込むことができますので、多くの市民の皆様に御応募いただきたいと存じます。
周知方、よろしくお願いいたします。
続いて2件目は、高松市美術館におきまして、独特の韻を踏んだ文章と、モノトーンの緻密な線描で絵本を作り上げ、世界中に熱狂的なファンを持つと言われております、エドワード・ゴーリーの世界を紹介する特別展を開催いたします。
この特別展は、アメリカの絵本作家、エドワード・ゴーリーの生誕100周年を記念いたしまして、四国で初めて開催するものでございます。
本展では、「うろんな客」や「不幸な子供」などの代表的な作品から、日本で未刊行の珍しい作品まで、約250点もの絵本の原画や資料を展示いたします。
エドワード・ゴーリーの、一見優雅でありながら、見る人に謎めいた不思議な感覚を覚えさせる世界観は、映画監督の「ティム・バートン」を始め、ロック歌手の「デヴィッド・ボウイ」など、数多くの世界的なアーティストに影響を与えたと言われておりまして、展覧会は、その独特の表現法や世界観を、間近で感じていただける内容となっております。
会期は、4月12日(土曜日)から6月8日(日曜日)まででございます。会期中には、東京大学名誉教授の「三浦 篤」氏による、西洋美術史とゴーリーとの関わりをテーマとした講演会も行われます。また、ゴー
リーの絵本を英語で読み聞かせするイベントなども開催いたします。
ぜひ、この機会に、多くの皆様にお越しいただき、美しくもあり、どこか怖くて、それでいて愉快な、エドワード・ゴーリーの世界をお楽しみいただきたいと存じます。
私からは、以上でございます。
記者質問
【記者】
3月1日時点で高松市の総人口は、約40万8千人となっており、今後40万人を下回る可能性もある。全国的に地方の若者が進学や就職を機に、東京圏などへの転入が増え、一極集中が問題となっているが、市の若者の定住・移住に向けた課題や新たな取組、移住支援制度の手応え等について
【市長】
人口減少の問題は、全国的な問題でもありますが、地方都市が大きく減って、東京一極集中等が起こっているといったような格差の問題もあるわけでございます。本市におきましても、2024年の1年間で、人口が
1,966人減少しております。そういう数字を見ますと、非常に危機感を持っているところでございます。
内訳を見てみますと、自然動態とは、亡くなる方と生まれてくる赤ちゃんとの差ですが、自然動態におきまして、2,698人が減少しております。一方で、社会動態におきましては、732人の増加となっておりまして、コロナ禍が明けたということもございまして、2年ぶりに増加に転じております。
これは、合併後、最も多い社会増でございました、平成27年の695人を超える増加でございまして、合併後過去最大の社会増となっているところでございます。そういうところを考えますと、高松市総合計画に掲げる、目指すべき都市像の実現に向けた成果指標の目標値を、「令和13年の1年間の社会増1,000人」と置いておりますけれども、それに近づいてきており、そういう意味では、各種の取組の成果が一定程度、表れてきていると言えるのではないかなと思っております。手応えまでとはいかないものの、肌感覚として、社会増については、明るい見通しが出てきているものではないかと感じているところでございます。
しかしながら、出生数を見てみますと、まず、2022年に初めて3,000人を切っております。それから2023年に2,731人、2024年に2,596人と減少幅が、大きくなってきているところでございます。
そのため、これまでと同様に、子どもを生み育てやすい社会の実現を目指して、産後ケア等による妊産婦の育児不安の解消や、子ども医療費の助成による子育て家庭への経済的負担の軽減など、妊娠期からの切れ目のない子育て支援といったものを推進しているところでございます。
また、全国的に、全体の人口が減る中で、特に若年層が、地方から大都市圏に流出している中でございますが、本市におきましても、若年層が進学や就職に伴いまして、大都市圏を始めとした県外への流出が起こっておりまして、これが大きな課題となっております。そのため、県外に進学した学生等のUターン就職を促進するために、大学への訪問活動や、本市独自の奨学金返還支援などに取り組んでおります。
さらに、香川県内の高等学校を卒業した大学進学者の36パーセントが、関西圏の大学に進学している状況にあります。この36パーセントの方、かなり多くございますので、来年度から、関西圏におきまして、県内出身の学生を中心に、早い段階から香川の地元企業の情報や、地元で実現できる多様なライフスタイルについてアピールするなど、若年層のUターンに向けた新たな取組を行うこととしております。
今後におきましても、人口減少・少子化対策の取組を強化して、各種施策・事業に、より一層取り組んでまいりたいと存じます。
【記者】
<TGC香川2025への参画と市民モデル募集について>
市民モデル募集について、ステージイベントは具体的にどういうことをしてもらうのか
【市長】
具体的な内容については、まだ確定をいたしておりません。モデルを一定人数選んでいただいて、そこで
ショーに参加していただくということになろうかと思います。
【記者】
<TGC香川2025への参画と市民モデル募集について>
一定人数ということは、1人とは限らないということか
【市長】
1人とは聞いておりません。ただ、人数等について詳細は聞いておりません。
【記者】
<TGC香川2025への参画と市民モデル募集について>
高松市のPRにおいて、どういう場に、また、どういう機会にしていきたいか
【市長】
TGC東京ガールズコレクションというのは、元々は東京都内におきます若者向けのファッションショー的なもの、そこでスマホなんかでいろいろ写真を撮ったり、洋服が気に入ったものがあればそれを注文できるとか、いろんな形で非常に広がりがあって、何十万人の参加者があったりするような大規模なイベントですが、それを地方版として地方創生に結び付けて、地方の活性化や、盛り上げていこうというのをやっているのが地方版TGCということでございまして、これまでも各都市で実績があるということでございます。
近くでは松山におきまして、昨年行われたりしていますが、そういう意味で非常に人気があって、10代後半から20代までのZ世代において非常に訴求力があり、訴え掛ける力が大きく、そこの場所において香川、高松のPRといったものをショーに乗せた形やブースなど、いろいろな形の組み合わせになるかと思っていますが、そういうものを使ってPRをして、高松のシティプロモーションをやっていくというのは、非常に相乗効果が顕著に表れてくるのではないかと、高松のPRに非常に効果があるだろう、また経済振興にも役立つだろうとか、もちろんアリーナのある、高松市内で行われますので、それだけの集客も見込めるということで、経済効果もあるだろうということで、今回、高松市の負担金1,500万円をもって参画をすると表明をさせていただきました。
【記者】
<TGC香川2025への参画について>
先日の市議会で1,500万円の削除案が提案されるなど、一部の市議から効果が不透明ではないかという声も上がっている。このような声に対する市長の受け止め、考えは
【市長】
TGCの効果については、先ほど言ったとおりでございまして、非常に若者に人気のイベントで集客力もあり、それだけ経済的活性化も期待できるし、またそれによって高松市のPRブースがあるとか、シティプロモーションの仕掛けを組み込むことによって、知名度向上、シビックプライドの醸成にもつながっていくのではないかという効果があると考えております。
市議会の一部で、修正議案が出たりしておりましたが、基本的にはシティプロモーション等についてTGCを活用する、TGCをやること自体に反対ではないと。それは大いに盛り上げてやっていただきたいと。ただ、今回のTGCへの参画への決定は、県が発表して、後から高松市が付き合いのように、参画負担金を出さされるような形になったのではないかというような疑念があり、手続き上において非常に疑問があるので、ちょっと待てよという話になったと伺っているところでございまして、そのあたりについては、手続きについて、若干、県の発表が先行したりして、後追いのような形になったところは申し訳ないと思っております。そのあたりについて、事務方に話してきちんとやっておりますし、それほどおかしなことをやったわけではないということで説明をして、御理解を頂いているものと思っております。
【記者】
<TGC香川2025への参画について>
ステージイベントは、約10分強の時間が設けられ、それとは別に、PRブースも設けられるが、1,500万円の負担金を高いと考えるか、安いと考えるか
【市長】
開催は高松市内で行われるということを踏まえて、他都市での開催実績、その他負担金の状況を考えますと、ある程度妥当なもの、それほど高くはないものと判断しています。
【記者】
<TGC香川2025への参画と市民モデル募集について>
効果も含めて、政策評価を実施する考えは
【市長】
実施した事業について、どの程度の効果があったか、お示しをしていかなければならないものと思っております。
【記者】
<TGC香川2025への参画と市民モデル募集について>
具体的な指標はあるか
【市長】
どの程度の経済効果があったかというのは、集客力あるいはPRすることによる宣伝が、どれくらい販売促進に働いたか、あるいは住民の満足度などで効果を図っていくことを考えていきたいと思っています。
【記者】
あなぶきアリーナの開館やプロムナードの運用が1か月経過したが、高松駅前の状況について市長の所感
また、4月から徳島文理大学高松駅キャンパスに、多くの学生が通学し、にぎわると思うが、サンポート高松地区に対する期待と今後の対策は
【市長】
プロムナードの運用やアリーナが開館することによりまして、周辺道路の混雑、あるいは駐車場の混雑等が予想されていて、大変な状況になるのではないかと心配しておりましたが、まず最初に行われたサザンオールスターズのコンサートでも、公共交通の利用促進を呼び掛けましたし、県外のお客さんが多かったということもあるようでございますけれども、結果的にサンポートの地下駐車場は満車になることはなかったので、周辺道路についても、特段の混雑状況は見られることはなく、交通状況、駐車場状況としては、スムーズにここまで来ているのではないかと思っております。
また、プロムナード化によりまして、周辺道路について4車線を2車線化して、公園又は歩行者部分を相当広くとるようになりましたが、それによってアリーナのライブやイベントに参加する人たちが、公園の中でゆったりくつろいだり、あるいは、車を気にせず歩いたりするような利用もできていると思っておりますし、土日祝日については、歩行者専用道路にしたということで、キッチンカーなどがたくさん出て、にぎわうということは今のところないようでございますが、安全に広々と空間が使えるという意味で、来場者にとっては非常に安心な空間、憩いの空間として利用していただけると思っております。そういう意味ではプロムナードにした効果は、アリーナをより快適な場所とする意味で、効果があったのではないかと思っておりますし、今後とも、状況を見ながら改善をしていくかを考えてまいりたいと思っております。
【記者】
4月から徳島文理大学高松駅キャンパスへの通学が始まるが、サンポート高松地区に対する期待と今後の対策は
【市長】
4月から徳島文理大学の高松駅キャンパスがオープンし、学生が大体1,300人ぐらい、教職員等関係者を合わせると、1,500人強の方が昼間の時間に集まるということになります。そういう方々が、どの程度外に出歩くかはまだよく分からないところでございますが、そういう方々の利用状況等も含めて、プロムナードについてどのような改善を行っていくか、そのあたりは考えていきたいと思っております。始まってみないと具体的にどういう状況になるのか、予想がつかないところでございますが、学生さんが全員車で来るという状況はないと思いますので、それほど大きな混乱は起こらないのではないかと思っていますし、人のにぎわいといった意味では、大きな効果があると思っております。
今後は、その効果を玉藻公園や中央商店街とか中心市街地にある程度結び付けていくような、回遊性のある、中心市街地がよりいかされるような形を我々としては探っていきたいと思っております。
【記者】
この1か月の高松駅前の状況を見て、市長が期待していたところと比較して、どう感じているか
【市長】
期待していたところからしたら、これだけ人がにぎわいながら大きな混乱も起こらず、瀬戸内海の景色とも溶け合った、いい風景が醸し出されているなと喜んでいます。
先ほどもお伝えしましたように、一番危惧していたのが、周辺道路の交通渋滞や、駐車場で大きな混乱が起こるのではないかということですが、それが思っていた以上に、スムーズに、円滑に人の流れができてきているということで、徳島文理大学ができた後はどうなるか見極めなければなりませんが、これを中心市街地の活性化、にぎわいにつなげていけたらと思っております。
【記者】
徳島文理大学のキャンパス移転で高松駅キャンパスになったが、そこに対しての期待感、経済効果も含めての市長の受け止め
【市長】
徳島文理大学が高松駅前にでき、駅から0分のキャンパスを建てられて、その中に学生が約1,300人、教職員等含めますと1,500人の方々が滞在される状況になる。キャンパスが駅前にあるということで、学生さんの住まい等も高松駅周辺でマンション、アパートができているということもございますし、駅に直結していますので、電車を利用してキャンパスに通学する学生が、非常に増えるということで、市内のJR・ことでんを中心とした、公共交通機関の利用者も非常に増えると思います。そのような形での波及効果も期待できるということですし、大学生や若い人たちが高松駅前に集まるということは、何らかの形で、いろいろな活動が行われると思っております。
プロムナード化の話の中で、キッチンカーなどのイベントができていないと言いましたが、マルシェも定期的に開催されておりますので、これまで以上に大きな形で、にぎやかに開催されるようになるのではないかと思っておりますし、サンポート、それから中央商店街を含めた中心市街地全体の大きなにぎわい、活性化が図られるのではないかと思っております。
【記者】
先日、市内で生後6か月の女の子の遺体が見つかり、母親が死体遺棄容疑、保護責任者遺棄容疑で逮捕された。市内では昨年も、乳児3人の遺体が見つかるという事件があったが、このような事件を受けて、市として取り組みたい事柄と市長の所感
【市長】
死体遺棄事件につきまして、昨年の事件に引き続き、再びこのような痛ましい事件が起こったということでございまして、それによって幼い子どもの尊い命が失われる事態となりましたことは、大変悲しいとしか言いようがない出来事であったと思っております。
改めまして、お亡くなりになりました子どもたちの御冥福をお祈りいたしたいと存じます。
本市におきましては、地域と家庭とのつながりが希薄となるような状況の中で、孤立感や不安感を抱く妊婦や子育て家庭に対して、まずは相談がしやすい環境づくりが必要だろうということで、保健師が全ての赤ちゃんのいるお宅を訪問いたします「こんにちは赤ちゃん事業」などを通して、乳児のいる家庭と接点を持った上で、何かあったら相談に乗れるという形で、ニーズに即した、必要な支援を中心に行ってきているところでございます。
今後におきましても、こういう事件が起こっているということでございますので、そこにより力を入れていきたいと思っておりまして、今年度設置いたしました「こども家庭センター」におきまして、母子保健と児童福祉が一体となって、より丁寧な対応に努めて、全ての妊婦や、子育て家庭が安心して出産・子育てできる環境を充実させていきたいと思っております。また、虐待が少しでも疑われる家庭に対しましては、県の児童相談所等とも連携を図りながら、適切に対応してまいりたいと存じます。
【記者】
今治市の林野火災について、3月25日に高松市を含む香川県の消防職員が、現地に出向いて活動しているが、他の地域への応援についての受け止め
【市長】
少し前に岩手県の大船渡市で大きな山火事があり、引き続いて今治市や岡山市でも山火事が起こったということで、空気が乾燥していたせいもありますが、山火事が多発していることに対しては、非常に憂慮しています。
今回の、愛媛県今治市の林野火災については、非常に大規模で消火活動がままならなかったが、やっとここにきて収束に近づいているという話は聞いていますが、大変な状況により、愛媛県だけでは対応できないということで、消防庁からの派遣要請があり、香川県大隊として、22隊73名を3月25日以降において派遣をしてきているところです。
22隊73名のうち、高松市消防局が車両9台、人員29名を派遣しているところです。近隣消防として、愛媛県の山火事の対策に当たってきたところでございます。今後におきましても、防災関係という観点からすれば、周辺の地域における被害に対する支援は、非常に重要なことと思っておりますので、国の指導も受けながらしっかりとやってまいりたいと思っております。
【記者】
今治市の山火事は、まだ鎮圧していないが、今後も高松市としてどのような支援を続けていくか
【市長】
これについては、全体の状況の中で役割を果たすということが大事かと思っておりますので、国の指示や愛媛県からの要請に応じて、必要な支援を行っていきたいと思っております。
【記者】
高松市内でもこのような火災が起きないように、どのような呼び掛けをしていくか
【市長】
今治市の林野火災の原因は、まだ分かっていないところですが、空気が乾燥していると、いったん火が付くと燃え広がりやすいということでございます。特に香川県は、雨が少ない状況ですので、乾燥度が高い時期が非常に多いということで、いったん火が付くと大きな災害になりかねない地域でもあります。それぞれ一人一人が火を出さない、出火原因となるようなことに注意をしていただく。山林火災ですので、生活とは関係ないかもしれませんが、寒いと火を使う機会が多く、火災の発生につながっているところもあるのではないかと思いますので、日々の生活でも注意をしていただきたいと呼び掛けていきたいと思っております。
【記者】
国民民主党の玉木議員の女性問題で、市の観光大使である相手方の女性について、当面の間活動自粛をお願いしたと伺っているが、今後の対応、方針は
【市長】
状況としては変わっておりません。特に具体的なやり取りはありません。
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このページは高松市が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号
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