市長定例会見(令和6年10月8日)
更新日:2024年11月12日
日時・場所
日時 令和6年10月8日(火曜日)
場所 防災合同庁舎3階 301会議室
報告事項
(1)高松市・水戸市親善都市提携50周年記念式典の開催について
(2)高松市技術職の採用試験の見直しについて
報道発表資料
市長説明及び記者との質疑応答要旨
市長定例記者会見(令和6年10月8日)録
11時30分~11時49分
おはようございます。それでは定例記者会見を始めさせていただきます。
題材に入ります前に、「瀬戸内フェア2024」につきまして、一言申しあげたいと思います。
昨日10月7日(月曜日)付けで、プレスリリースをしておりますけれども、瀬戸内海に面する本市を始めとして、「岡山市」、「姫路市」、「大阪市」など、9つの自治体の東京事務所が共同で、「瀬戸内フェア2024」を開催いたします。
本市の参加は、昨年に引き続き、2回目でございますが、「瀬戸内フェア2024」では、瀬戸内地域の名物や特産品の販売コーナー、また、各種ワークショップ・観光PRコーナーを設けていますほか、瀬戸内海の地図を使った射的大会「せとうち射的」や、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」と一緒に踊る「万博音頭」の披露など、多彩なイベントを取りそろえて、瀬戸内地域への誘客や認知度、知名度の向上を
図ってまいるというものでございます。
開催日時は、10月19日(土曜日)午前10時から午後4時まで、開催場所は、東京都練馬区光が丘にある商業施設「光が丘IMA」というところでございます。
ぜひ、近隣にお住まいの多くの方々に御来場いただき、瀬戸内の魅力や価値に触れていただくとともに、このイベントをきっかけといたしまして、実際に、本市を含めた瀬戸内地域を訪れていただきたいと思っております。
それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
本日は、「高松市・水戸市親善都市提携50周年記念式典の開催」と「高松市技術職の採用試験の見直し」の2件について、御報告いたします。
まず、1件目でございますが、今年は、高松市と水戸市の親善都市提携50周年を迎える節目の年でございます。両市のこれまでの交流の歴史をお祝いいたしますとともに、今後の更なる交流の促進を図るため、記念式典を開催することといたしました。
本市と水戸市ですけれども、高松藩松平家初代藩主松平 頼重公が、水戸藩2代藩主であります徳川 光圀公の兄であるという歴史的に深いつながりと御縁があるというものでございます。
このため、1974年に、観光を始め、教育文化、経済産業での交流を目的といたしまして、先に高松市と姉妹城都市提携をしておりました彦根市に仲立ちをいただきまして、親善都市提携を締結したところでございます。
それ以来、物産展や、親善都市交歓野球大会の開催、小中学生の絵画作品の展示会など、多彩な交流を通じて、両市の友好を深めてまいったところでございます。記念式典につきましては、11月8日(金曜日)午後2時30分から、「サンポートホール高松第1小ホール」で開催をいたします。
なお、この式典には、水戸市の高橋市長を始め、彦根市の和田市長もおいでになります。また、高松松平家・水戸徳川家両家の御当主、交流に御尽力をいただいております関係者の方々のほか、市民の皆様にも御参加いただきまして、記念品の交換や、また講演会といたしまして愛媛大学教授胡 光氏による「水戸徳川家と高松松平家」をテーマにした記念講演、水戸市を紹介する動画の上映などを行います。
また、スペシャルゲストとして、水戸市のご当地キャラクターであります「みとちゃん」と、高松特別ゆめ大使であります「うどん脳」も登場いたします。
この他、式典に合わせた記念イベントといたしまして、「高松シンボルタワーデックスガレリア」で、両市の特産品である水戸市の「納豆」と高松市の「うどん」を使った「納豆うどん」を式典参加者に広く振る舞う予定としております。
本市といたしましては、記念式典の開催を契機といたしまして、両市の友好親善をより一層深めますとともに、これからもお互いのまちの発展につながるような、末永い交流を図ってまいりたいと存じます。
続いて、2件目の「高松市技術職の採用試験の見直しについて」でございます。
国家公務員や地方公務員など公務員の志望者不足が、全国的な課題となっております。本市の職員採用募集の申込者数につきましても、年々減少している状況でございます。
特に、近年、「土木」や「建築」など技術職の申込者数が、採用予定人員に満たない場合があるなど、極めて深刻な状況となっております。
このため、令和7年度の職員採用募集からは、「土木」・「建築」・「機械」・「電気」の4つの技術職を対象とした採用試験方法の見直しを行い、技術職の人材の確保に努めてまいりたいと存じます。
見直しの内容といたしまして、これまで、一次試験(筆記試験)では、教養分野と専門分野の試験を実施しておりましたが、教養試験を廃止し、専門試験のみといたします。
また、一次から三次までございました試験のうち、集団面接を廃止いたまして、一次試験(筆記試験)と二次試験(個別面接)のみにいたします。
このように、試験数や試験科目を限定することで、受験者の負担を軽減し、より多くの人に、技術職の試験を受験していただきたいと存じます。
加えて、民間企業等における採用試験から内定までの期間が早まっている状況を踏まえ、技術職の最終合格者の発表時期を1か月程度前倒しして、合否決定の早期化を図ることで、本市への採用を促進してまいりたいと存じます。
なお、事務職など、技術職以外の職種の採用試験につきましては、これまでどおり実施したいと存じます。
今回の技術職の採用試験方法の見直しによりまして、技術職を希望する多くの方に試験に申し込みいただき、これからの高松のまちづくりを担う、専門的な知識と技術を有した、優秀な人材確保に努めてまいりたいと存じます。
私からは、以上でございます。
記者質問
【記者】
<衆議院解散と総選挙について>
高松市を選挙区とする香川1区選出の国会議員に求めることや期待すること
【市長】
石破新首相が明日にも衆議院を解散し、10月27日(日曜日)には総選挙を行うと報道されているところでございます。
いずれにしましても、内外の諸課題が山積している状況で、しかもそれぞれが非常に厳しい状況にあると思っています。
とにかく選挙ということでございますので、まずは選挙戦を通じて、各党との間で、実効性のある政策議論をしっかりとしていただいて、選挙後の国政に過ちなきような形に持っていっていただきたい。それをまず求めたいと思っています。
そういう中で、高松には選挙区といたします、香川第1区と第2区があるわけですけれども、そこで選出される新たな国会議員の皆様には、内外の山積する諸課題、特に、非常に厳しい状況にある国際状況。これに対応するための安全保障の問題でありますとか、頻発化・激甚化しております災害に対して、能登の災害等の復旧・復興が待ったなしである、というのは言うまでもないことでございますが、災害に備える意味での、防災対策をお願いしたいと思っておりますし、地方が一番抱える問題として、人口減少、少子・超高齢化の問題がございます。そういう中で、国全体の社会保障制度をどうしていくのか、このあたりについても、明確な基軸を打ち出していただきたい。市として持続可能な社会経済というものを確立していただきたい、と思う次第でございます。
また、地方にとりましては、地方創生ということで、人口減少の中でいかに、自治体自体も持続可能な発展を見出していけるのか。地方創生施策について、しっかり力を入れていかなければならない。それらの施策を国全体で国会議員として打ち出していただきたいというのが、まず願うところでございます。
その上で、高松市を選挙区とする選出議員として、高松市の施策がより有効に機能する、施策が展開できるように、いろいろな形での御指導、あるいは御支援・御協力をいただければと願うところでございます。
【記者】
<衆議院解散、総選挙について>
公示から投開票まで、タイトなスケジュールだが、市長の受け止め
また、投開票の準備に向けて支障は出ているか
【市長】
極めてタイトなスケジュールでの衆議院総選挙ということですが、9月に石破氏が自民党の新総裁に選ばれて、国会で首班指名を受けて国会が開催されて、すぐに選挙ということになるわけでございます。極めてタイトだというのは間違いないと思っておりますけれども、前回の衆議院総選挙から3か年が経ち、衆議院が解散される時期に来ております。ここにおいて内外の諸課題も山積しているということで、それらの対応は待ったなしで、選挙をやっている暇はないんじゃないかという意見もあろうかと思いますが、逆に言いますと、それらの課題に対して、どういう対応をすればいいのか、と言ったような国民の意見を吸い上げる意味でも選挙というのはあってもいいかなと、私自身は思っています。
結果が出た後は、先ほど言いましたような諸課題、難問に対応するような体制を早く作っていただきたいというのが希望でございます。
それから選挙事務でございますが、これは選挙管理委員会の話でございますので、あとで事務的に選挙管理委員会に聞いていただければと思いますが、期日前投票までに、投票所の入場券の配布が間に合わない可能性があると聞いています。
投票所の入場券がなくても投票は可能であるということですので、そのあたりをできるだけ多くの市民の皆様に周知していく、選挙手続において、混乱が起こらないようにオープンにしながら、手続を進めていくということが、大事かなと思っております。そのあたりは選挙管理委員会で十分に検討していただきたいと思っております。
【記者】
救急体制の緊急ひっ迫アラートの導入の具体的な見通し、スケジュール感と導入の意義について市長の考え
【市長】
具体的にスケジュール等については承知をいたしておりませんが、できるだけ早くということで、今年度内になろうかと思います。あとで消防局に確認をしていただければと思います。
救急搬送のひっ迫化というのは、非常に大きな課題になっております。軽症の方がかなり利用されている、という実態もございますので、それをどうにか回避をしながら、本当に緊急の方が支障のない形で救急搬送できるような体制に、持って行かなければならないと思います。
それもありまして、転院だけの救急搬送の部隊も作っておりますし、救急アラートということで、市民の皆様に呼び掛けながら、できるだけ軽症の場合はトリアージ等を利用していただいて、支障がなければ救急車を利用しないで対処していただきたい、という呼び掛けを強くやっていきたいと思っております。
アラートにつきましては、できるだけ早くということでやっていきたいと思います。具体的には消防局にお聞きください。
【記者】
技術職の採用試験の見直しについて、採用人数に満たない場合があることについての具体的な数字は示せるか
【市長】
募集人員と採用人員とで、募集人員に満たなかった採用が、例えば令和6年採用ですと約半数ございます。
【人事課】
令和6年度の採用で言いますと、大卒土木職募集人数4人に対して、最終合格者数が1名。大卒機械職は募集人数1名に対し、合格者0名、大卒電気職も募集人数2名に対し、最終合格者数0名となっています。
【記者】
高松市内でJリーグ初の公式戦が開催されたが、盛り上がりや課題について伺いたい
【市長】
Jリーグの公式戦が、10月6日に高松市で初開催、屋島レクザムフィールドで開催されたところでございます。
その試合につきましては、今季最多の4,185人のサポーターに集まっていただき、大いに盛り上がった試合となりました。残念ながらカマタマーレ讃岐は0-1で惜敗となってしまいましたけれども、試合自体は盛り上がって、屋島の活性化という意味でも、1つの目的は達したのかなと思っております。
カマタマーレ讃岐から、この試合については、興行に対する運営の総括などについてお聞きをした上で、近隣住民の方の御理解が一番大切でしたので、近隣住民の方の御感想、御意見もお聞きした上で、今後どうしていくのか慎重に判断してまいりたいと思っております。
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