市長定例会見(令和6年8月6日)
更新日:2024年11月12日
日時・場所
日時 令和6年8月6日(火曜日)
場所 防災合同庁舎3階 301会議室
報告事項
(1)ノジマTリーグ2024‐2025シーズン「日本ペイントマレッツ」ホームゲームの高松開催について
(2)阪急うめだ本店で開催される盆栽イベント「BONSAI LIFE~盆栽に恋して~」への高松盆栽の出展について
報道発表資料
市長説明及び記者との質疑応答要旨
市長定例記者会見(令和6年8月6日)録
11時30分~11時49分
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
報告事項に入ります前に、音楽が聞こえていますが、さぬき高松まつりの開催等について少しお話しさせていただきます。
私も今日、高松まつりのTシャツを着させていただいておりますが、いよいよ近くなってきたので、そのお話をさせていただきます。
今、テーマ曲が流れておりますけれども、いよいよ、8月12日(月曜日)のオープニングセレモニーを皮切りといたしまして、12・13・14日の3日間、高松の夏を彩る一大イベントであります「さぬき高松まつり」を開催いたします。
様々な楽しい催しが、目白押しの中でございますが、特に13日(火曜日)の花火大会ですね。本市の夏の風物詩として広く親しまれております、この花火大会を今年も開催いたします。
昨年は、10分間で3,000発の花火でしたけれども、今年は、少し拡充をいたしまして、15分間4,000発に規模を拡大した形で、昨年同様、クライマックスが連続する、密度の濃い花火の打上げを予定しております。
また、昨年、御好評いただいた音楽と花火のコラボレーション、「音楽花火」の演出を、水城通りに加え、新たに高松港の「レストラン ミケイラ」付近にて実施いたします。
今年の花火は、3部構成となっております。第1部では、若者に人気の歌手「Vaundy」の爽快感のあふれる曲にのせて、リズムよくカラフルな花火が打ち上げられるということです。第2部は、瀬戸内の自然豊かな情景を花火で表現いたします。そして、エンディングとなる第3部は、美しくも儚いワルツ調の調べに合わせて、花火が夜空を華やかに彩りますほか、日本ならではの「わびさび」の情感も感じていただけるような演出になっているということです。
また、最終日となります14日(水曜日)の「総おどり」には、個性豊かな衣装を身にまとった、一元放送連23連、自由連13連の36連の、約二千人の踊り子が参加し、多彩なパフォーマンスが披露され、まつりを最高潮に盛り上げる予定でございます。
なお、昨年よりも規模を拡大した花火大会の開催などにより、周辺道路が大変混雑することが予想されております。まつり期間中、交通規制等で、大変御迷惑をお掛けいたしますが、来場される皆様には、できる限り公共交通機関を利用いただくなど、御理解、御協力をいただきたいと思います。
加えて、現在、新型コロナウイルスの感染が広がっております。さらに、厳しい暑さの影響で、熱中症になる方も増加しております。
高松まつり振興会では、中央公園やサンポートの本部テント周辺に、大型扇風機、またミストシャワーなどを増設するほか、まつり開催期間中には、市役所本庁舎1階を「クーリングシェルター」として開放するなど、徹底した熱中症対策を実施いたします。
来場される皆様におかれましても、ぜひともマスクの着用や手洗いなど、必要な感染対策をお願いするとともに、こまめな水分・塩分の補給など、熱中症の予防対策にも十分に心掛けていただき、高松の夏の一大イベントを大いにお楽しみいただければと存じます。
そして、連日、パリオリンピックでの日本人選手の活躍が伝えられておりますが、本日6日(火曜日)、いよいよ、レスリング男子グレコローマンスタイル77kg級に、本市出身の日下尚選手が登場いたします。
勝ち進みますと明後日8日(木曜日)の未明ではございますが、準決勝、決勝等があるということで、高松市総合体育館で、パブリックビューイングも予定しております。ぜひ、日下選手に、トーナメントを勝ち上がっていただけるよう、高松から、皆さんとともに、全力で応援してまいりたいと存じます。
それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
今日は2件でございます。卓球の『ノジマTリーグ2024-2025シーズン「日本ペイントマレッツ」ホームゲームの高松開催』と『阪急うめだ本店で開催される盆栽イベント「BONSAI LIFE~盆栽に恋して~」への高松盆栽の出展』の2件について御報告いたします。
まず、1件目は、卓球女子国内リーグ、Tリーグの公式戦『ノジマTリーグ2024-2025シーズン「日本ペイントマレッツ」のホームゲーム』が、県内で初めて、高松で開催されることが決定いたしました。
「日本ペイントマレッツ」は、大阪市を中心とする大阪府をホームとし、2022年世界選手権日本代表キャプテンを務めた佐藤瞳選手などが参戦する企業チームでございまして、卓球の魅力をより多くの人に知ってもらうため、昨シーズンから大阪以外の場所でも、ホームゲームを開催しているものでございます。
開催日は、今年の11月23日(土曜日)・24日(日曜日)の2日間でございまして、「日本ペイントマレッツ」のホームゲーム1節2試合を高松市総合体育館で行います。
現在、パリオリンピックが開催されておりますが、スポーツへの機運が大変高まっている中で、高松でこのような大会が開催されますことを大変嬉しく存じます。
「日本ペイントマレッツ」は、「どのチームよりもファンとの距離を近くに」をモットーにしており、臨場感あふれる選手のプレーを間近で観覧いただけることで大変人気のあるチームでございます。
対戦チームは、昨シーズンのプレーオフで優勝を飾った「日本生命レッドエルフ」と、同2位の「木下アビエル神奈川」でございまして、パリオリンピック銅メダリストの早田ひな選手のほか、平野美宇選手、張本美和選手も参戦していたチームであり、熱戦が期待されるところでございます。
また、初めて卓球を観る方にも、卓球の魅力が伝わり、かつ楽しめる空間となるように、卓球教室を始め、趣向を凝らした交流イベントも企画されているとのことでございます。ぜひ、たくさんの方々に御来場いただき、世界トップクラスのスピードや技を体感していただきたいと存じます。
次に、2件目は、阪急うめだ本店で初めて開催される盆栽イベント「BONSAI LIFE~盆栽に恋して~」への高松盆栽の出展でございます。
本市は、松盆栽の全国シェア8割以上を占める全国一の産地でございまして、香川県と密接に連携しながら、高松盆栽のブランド化や魅力発信に取り組んでいるところでございます。
このような中、「阪急百貨店」の「阪急うめだ本店」におきまして、日本全国の盆栽をPRする、大規模な盆栽イベントが初めて開催されますことから、本市といたしましても、高松盆栽の魅力を広めるために、香川県や一般財団法人かがわ県産品振興機構、JA香川県、「高松盆栽の郷」推進協議会と連携いたしまして、出展することといたしました。
百貨店で開催される大規模な盆栽イベントへの本格的な高松盆栽の出展は、今回が初めてでございます。
本イベントには、「高松盆栽の郷」推進協議会に所属する5軒の盆栽園と、JA香川県が参加し、盆栽の販売を始め、盆栽を剪定するデモンストレーションや、苔玉づくりを体験してもらうワークショップなどを行う予定でございます。
イベントの開催期間は、8月21日(水曜日)から26日(月曜日)までの6日間で、開催場所は、阪急うめだ本店9階の催場でございます。
日本に古くから伝わる伝統的な「盆栽」を始め、盆栽と花のコラボレーションなど、いわゆる進化系「BONSAI」が、全国から一堂に会するイベントで、高松盆栽の持つ魅力をしっかりとPRしてまいりたいと存じます。
私からは、以上でございます。
記者質問
【記者質問】
【記者】
政府が、国立公園制度の開始から100周年を迎える2031年度までに、全国に35か所ある国立公園のすべてで、宿泊施設の誘致を含む滞在拠点の魅力向上を図る方針を示した。
本市では、屋島が対象となってくると考えるが、開発と自然環境の保全との両立を懸念する声もあがる中で、市長の受け止め
【市長】
この度、政府から全国に35ある国立公園におきまして、高級リゾートホテルなど宿泊施設の誘致を含む、滞在拠点の魅力向上を図る方針が示されたところでございます。
本市におけます「瀬戸内海国立公園」は、屋島や五色台も含まれておりますし、御承知のとおり、1934年に日本で最初の国立公園として備讃瀬戸の地域が「瀬戸内海国立公園」として指定されています。
今年で90周年を迎えるわけですけれども、「世界の宝石」とも称賛される、世界にも類を見ない、多島美の美しい自然公園として、未来に引き継ぐべき大切なものと、私どもも認識しているところでございます。
この瀬戸内海国立公園を臨む観光交流拠点であり、本市の玄関口となるサンポート地区におきまして、既に高級ホテルの建設が予定されているところでございます。今回の国の方針の趣旨に沿ったような開発であろうかと思っておりますけれども、今後ますます高まるインバウンド需要にも対応が可能で、美しい瀬戸内海を見てもらう拠点施設として、大いに期待しているところでございます。
御質問が屋島をどうするんだという話でございますが、屋島につきましても、本市の重要な観光拠点として位置付けをして、観光需要に対応する宿泊機能の確保も必要だということでございます。
ただ一方で、屋島は、国立公園としてだけでなく、文化財として国の史跡・天然記念物にも指定されているところでございます。従いまして、自然の景観のほかにも、歴史・文化の魅力を保全するための法規制がございます。
従いまして、開発等活用していくにしても一定の配慮が必要なものと存じます。
いずれにしても、この国立公園内にある屋島等につきまして、より魅力を向上してまいりたいという気持ちはございますので、地域の理解や自然環境や文化財等の保全を前提として、屋島に関わる官民関係者、有識者が一堂に会する、「魅力ある屋島再生協議会」を中心として、いろいろ御意見をいただきながら、持続性のある活性化、魅力づくりを考えてまいりたいと思っております。
【記者】
卓球Tリーグのホームゲームが、高松で開催されることになった経緯は
【スポーツ振興課】
「日本ペイントマレッツ」は、大阪をホームとしたチームですが、昨年から近隣の、支社がある都市で、
ゲームを開催するということになっており、高松市にも昨年申入れがございまして、今回の開催が実現したというものでございます。
【記者】
卓球Tリーグのホームゲーム開催について、いつ詳細が発表されるのか
【市長】
開催自体は11月ですので、だいぶ後になりますけれども、今日を契機として記者発表ということになりますので、これから詳細な内容が示されていくということになると思います。
【記者】
卓球Tリーグ公式戦自体が、香川県で初めて開催されるのか
【市長】
はい。そうです。
【記者】
「日本ペイントマレッツ」のホームが大阪と伺ったが、「日本生命レッドエルフ」と「木下アビエル神奈川」というのは大阪と神奈川でよいか
【スポーツ振興課】
「日本生命レッドエルフ」が大阪府、「木下アビエル神奈川」が神奈川県をホームとしています。
【記者】
高松まつりの熱中症対策を徹底するということだが、例年以上に安全安心な運営に努めるという考えでよいか
【市長】
熱中症対策ですが、これだけ暑い日が続いておりますので、熱中症が一番心配でございます。
熱中症の患者、あるいは、それらしき人が出た場合には、エアコンが効いた室内や風通しのよい涼しい場所へ避難をしていただく、あるいは、衣類を緩め、体を冷やして経口補水液を補給するなど、応急処置が徹底できるように、救護所等について考えていきたいと思っております。
ミストシャワーを従来以上に充実するつもりでありますし、市役所の1階をクーリングシェルターとして開放します。また、まつりに限らずクーリングシェルターを、公共施設20か所、民間施設で10か所指定しているところですので、そういうのを日常的にも活用しながら、熱中症対策を徹底していきたいと思っています。
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