このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例会見(令和6年11月5日)

更新日:2024年12月25日

日時・場所

日時 令和6年11月5日(火曜日)
場所 防災合同庁舎3階 301会議室

報告事項

(1)協定福祉避難所に係る開設・運営訓練の実施について

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和6年11月5日)録

 11時30分~11時48分

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 まず、去る10月26日(土曜日)に開催いたしました、「たかまつ政策アイデアコンテスト2024」と、30日(水曜日)に香川大学で行いました「まちづくりタウンミーティング」について、少しお話をさせていただきます。
 「たかまつ政策アイデアコンテスト」でございますが、本市に関心のある若者から、政策アイデアを提案していただこうということで、政策アイデアを提案・協議する中で、本市への理解を深め、愛着を醸成することなどを目的に行っているものでございます。
 今回のコンテストでは、高校生から社会人まで、計7チームに御参加いただいております。約2か月間に渡って練り上げられた政策アイデアにつきまして、今回プレゼンテーションを行っていただきました。
 私も、コンテストの審査に参加させていただきましたが、発表いただいた政策アイデアは、いずれも「高松がこうなればいいな」という若者たちの目標と、本市事業としての実現を見据えた視点が、それぞれ両立したものばかりでございまして、審査にも熱が入ったところでございます。
 特に、グランプリに輝いた「高松東高校」の生徒が発表しました、地域企業から提供された廃材などで、子どもたちの創造性を育てる教材を制作し、保育や教育の現場で活用しようというアイデアは、実際に、放課後児童クラブで実証実験を行うなどもしておりまして、完成度の高いプレゼンテーションとアイデアであったと思っております。
 また、参加者の中には、まちづくりに興味があって、「将来、市長になりたい」という目標を語られる方もおられまして、私としましても、大変うれしく、また、頼もしく感じたところでございます。
 また、香川大学で行いました「まちづくりタウンミーティング」につきましては、香川大学法学部の学生26名に御参加いただきました。
 学生からは、「高松のまちの公共交通の利便性を向上させることで、定住人口だけでなく、交流人口に対しても、やさしいまちになる」という意見や、「若い世代で市の魅力を知らない人が多いので、積極的な情報発信をしていくべき」でありますとか、「南海トラフ地震を見据えた、防災・減災対策に取り組んでほしい」などの意見を頂きました。
 いずれの意見も、将来の本市を想像しながら、的確な生の声をお聞かせいただいたと思っております。学生の皆様のまちづくりに対する熱い気持ちや、期待を感じたところでございます。
 今後も、このような形で、高松のまちの将来担う若者に、御提案頂いたアイデアや意見を市政にどんどん取り入れていきながら、若者に選ばれるまちづくりに資するよう取り組んでまいりたいと存じます。
それでは、報告事項に移りたいと思います。今日は1点でございます。
 「協定福祉避難所に係る開設・運営訓練の実施」についての1点でございます。
 「福祉避難所」でございますけれども、これは災害時に、「災害弱者」と呼ばれる「支援が必要な高齢者」や「障がいのある人」などが避難して、命をつなぐ重要な避難所でございます。
 一方で、今年1月に発生いたしました能登半島地震におきましては、施設職員が被災して「福祉避難所」が開設できなかったり、開設しても避難者を受け入れられなかったりするケースなどが相次いだということでございます。日頃からの備えはもちろん、その在り方などが、課題となって浮かび上がってきたというところでございます。
 このため、本市におきましても、南海トラフ地震などの大規模災害の発生時に、「福祉避難所」の開設が必要となった場合に備えるため、昨年度策定いたしました「福祉避難所開設・運営マニュアル」に基づく実践的な訓練を、初めて実施することといたしました。
 訓練の実施日は、今月11月18日(月曜日)・20日(水曜日)・28日(木曜日)の三日間でございまして、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの事業分野ごとに、それぞれ1か所ずつ、計3か所の社会福祉施設で行うことといたしております。「高松市社会福祉協議会」を始め、本市と協定を締結しております、市内53施設の職員などが参加する予定となっております。
 訓練の内容につきましては、四国沖を震源地とする震度7の大地震が発生し、市内全域でライフラインが途絶え、多くの建物が倒壊し、津波が襲来したとの想定で、「協定福祉避難所」の開設から閉鎖までの一連の訓練を始め、「指定避難所」から「協定福祉避難所」への避難が必要な人の受入準備訓練も実施いたします。
 「協定福祉避難所」の開設や運営につきまして、日頃から実践的な訓練を行うことで、災害時に災害弱者の方々の生命を守るために迅速な対応ができるよう、備えてまいりたいと考えております。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
 衆議院議員総選挙を終えて、香川県第1区と香川県第2区から当選した議員に期待することは
 また、今後の高松市に対して、特に力を入れてほしい分野は
【市長】
 総選挙についてでございますけれども、先月27日(日曜日)に石破新首相が就任後、間もなく、戦後最短と聞いておりますが、超短期決戦ということで衆議院議員総選挙が執行されたところでございます。
 お尋ねの、香川第1区・第2区の両選挙区におきましては、選挙区選出といたしまして、引き続き、現職の野党の国会議員の方々、立憲民主党の小川さんと国民民主党の玉木さんがそれぞれ再選されたという形でございます。
 また、比例復活という形で、与党の自民党平井さん、瀬戸さんも復活当選をされたということでございます。
 今回の総選挙におきましては、全国の投票結果におきまして、野党が躍進し、与党が過半数を割り込んだということでございまして、現在、11日の首班指名に向けまして、いろんな形で与野党の協議が行われております。政権の枠組みを決める調整、協議がなされているという状況でございます。
 そういう状況から考えまして、まさに1区選出の小川さんは立憲民主党の幹事長ですし、2区選出の玉木さんは国民民主党の代表ということで、主要な立場におられるということでございまして、望むことは、早急に、政権の枠組みを定めていただきまして、政権運営を安定させていただきたい。与野党の構成がどうなるか、我々といたしましては、早く政権の安定化を図っていただいて、その上で必要な政策を執行していただきたいと思っています。
 それぞれ選挙区から選出された国会議員の方々には、不透明な国際情勢、頻発する自然災害への対応、また、経済対策も早急に必要ですし、社会保障制度の見直しなども待ったなしということでございます。それぞれのお立場から、国内外に山積する待ったなしの喫緊の課題に、迅速に対応していただきたい。そのことをぜひ期待いたしたいと存じているところでございます。
 また、本市に対して特に力を入れてほしい分野ということでございますが、これはまさに人口減少・少子超高齢化対策ということで、地方創生施策を、本市として鋭意進めてまいりたいと考えておりますので、それに基づきまして、国全体としての少子化に抜本的な対策を徹底いただくとともに、我々地方自治体が行う地方創生施策について、政策面であるとか、あるいは財源面であるとか、強力な主導・支援を行っていただきたいということを望むものでございます。
【記者】
 早期に政権の安定を図っていただきたいという話があったが、2009年の民主党政権のときに高松市にとって困ったこと、これがなかなか進まなかったというような記憶はあるか
【市長】
 困ったこととかそういうことではなくて、政権交代ということでガラッと変わりましたし、マニフェスト選挙というのがありまして、例えば、高速道路の無料化などが掲げられていて、なかなか実現が困難な事項もあって、世の中が若干混乱したかなと思っています。
 いずれにいたしましても、総選挙の結果で野党が躍進し、与党が過半数割れを起こしているというような状況なので、何らかの形で大胆な妥協が行われるのかなと思っております。
 早急に協議を整えていただいて、できるだけ安定する方向で、国会で結論に結び付けていただければと思います。
 ただ、来年の参議院選挙まで、いわゆる、ねじれ国会みたいな形になるでしょう。与党がどのような形になるか分かりませんけれども、ある程度の混乱は続くかと思いますが、できるだけ国会で協議を進めていただきながら、安定した政権運営を望みたいという気持ちでございます。
【記者】
<病院など重要施設に接続する上下水道管の耐震化率について>
 全国で水道管の耐震化率が公表され、重要施設の上下水道の耐震化率が香川県では、0%でした。それに対する受け止めと、市として今後耐震化を進めていく方針があるか
【市長】
 水道の耐震化につきましては、かなり老朽化してきているということで、その耐震化を進めなければならないという課題意識は持っているところでございます。今、具体的な耐震化率の数字は覚えていませんけれども、いずれにしても全国平均より低いような状況であるということです。水道につきましては、御承知の通り、香川県の場合は、市県一水道という形で、水道企業団が運営しているところでございます。これにつきましては、各市町で個別に取り組むよりも、特に財政力の弱い町などの水道管の耐震化は、全体的に取り組むということでメリットは大きいかなと思っております。
 水道企業団で全県下を眺めながら、優先順位をつけながら、水道管の耐震化を鋭意図っていくという必要があろうかと考えているところでございます。
【記者】
 野党が過半数を割り込むということで、安定した政権運営を望みたいということだが、懸念していることはあるか
【市長】
 懸念と言いますか、各党間で政策合意がうまくできればよいのでしょうけれども、政策合意ができないまま、分裂した形で政権運営がなされるということになりますと、参議院では与党が過半数を取っておりますので、そちらで主張が通っても、衆議院では通らないということが起こり得るということで、いわゆるねじれ国会による様々な調整が必要になってきて、なかなか政策が前に進まない等の事態も起こりかねないということです。まずは、この政権の安定化について、できるだけの各党の努力をお願いしたいというのが率直な気持ちでございます。
【記者】
 瀬戸内国際芸術祭の臨時航路の開設がなかなか進まないという話が、瀬戸内国際芸術祭実行委員会でもあり、関西側と各島々を結ぶ航路は断念したと発表したフェリー会社があると聞いている
 今後、臨時航路の開設に向けて、市として協力・支援についての考えは
【市長】
 瀬戸内国際芸術祭の航路につきましては、従来の高松港から各島を結ぶような航路に加えて、前回・前々回には臨時航路といたしまして、直島と豊島と男木島を結ぶ航路でありますとか、臨時で人気の島同士を結ぶ航路を開設して、非常に利用者の評判もよかったということでございます。
 今回についても、できればそのような航路を開設してほしいと、我々としても要望をしていましたし、船会社には、それに向けて調整をしていただきましたが、船を操縦する船員の数が足らず、船員が確保できないということです。そのため、開設をしたくてもできなかった、断念した船会社もあるということが現状でございます。
 この前の実行委員会総会の時に、私もお話をさせていただきましたけれども、できれば努力をしていただきたいと言いながら、その時点で、既に船員の確保は難しいということでございましたので、そこは仕方がないのかなと思っております。その上で、既存航路を円滑に運行していただき、状況に応じて船を調達し、調達できれば、何らかの臨時的な対応を、できるのであればやっていただくよう、これからやっていきたいと思っております。
 ただ、船員不足というのは、本当に深刻な状況で、バスの運転手も同じ状況で、そこについて無理は言えないかなという部分もございます。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

このページは高松市が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ