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市長定例会見(令和6年6月4日)

更新日:2024年11月12日

日時・場所

日時 令和6年6月4日(火曜日)11時30分~11時53分
場所 防災合同庁舎3階 301会議室

報告事項

(1)「障がいのある方をサポートするときの災害対応のてびき」の作成について

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和6年6月4日)録


 11時30分~11時53分


 題材に入ります前に、高松まつりの花火大会につきまして、一言申しあげたいと思います。
 本日ちょうど10時から開かれたところですけれども、高松まつり振興会の役員会で8月13日(火曜日)に高松まつりの花火大会を開催するということが承認・決定されたようでございます。
 今年も、昨年に引き続き、花火大会を開催できることとなりまして、関係者の皆様方に心から感謝申しあげたいと存じます。
 花火大会ですけれども、5年ぶりとなった昨年は、サンポートエリアの再整備に伴う観覧場所の減少などの影響で、従来の花火大会より相当規模を縮小した形での開催となりました。ただ、5年ぶりということもあって、多くの皆さんが押しかけ、約12万人もの大勢の方々に、高松の夏の風物詩である花火大会をお楽しみいただいたものでございます。
 今年の花火大会も、引き続き、観覧場所に制約がある中での開催ということになります。ただ、昨年の花火大会での混雑状況等の検証をもとに、打上時間を、昨年は10分という短い時間でしたが、少しでも長くということで15分に延長いたします。そして、打上発数を3,000発から4,000発に規模を拡大した形で、昨年同様に密度の濃い、クライマックスが連続するような、花火の打ち上げを予定しております。
 私といたしましては、観客の皆様の安全を最優先ということで、このような短い時間にはなりましたけれども、昨年実施いたしましたように、音楽とコラボレーションした演出を拡大させていきたいと思っておりますし、感動を凝縮させた、魅力ある花火大会を市民の皆様に楽しんでいただけるよう努めてまいりたいと存じます。
 また、花火大会とともに、最終日の総おどりも含め、御来場いただいた方、また参加いただいた方にとりまして、思い出に残る高松まつりにするよう、鋭意準備を進めてまいりたいと存じます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「障がいのある方をサポートするときの災害対応のてびきの作成」の1件について御報告いたします。サポートする側の方の災害対応の手引きということでございます。
 本市では、令和3年度に、障がいのある方に、日頃から災害へ備えていただくため、障がいの種別ごとに必要な災害対応方法などをまとめた、障がいのある方向けの「災害対応のてびき」を作成しております。
 一方、障がいのある方の支援者の中には、「災害時に適切な支援ができるかどうか分からない」などの不安の声もあるものと存じます。そのため、支援者の不安の軽減や、地域コミュニティでの助け合いによる障がい者支援を推進するため、新たに、障がいのある方の支援者向けの「災害対応のてびき」を作成いたしました。このような支援者向けのてびきの作成は、県内初でございます。
 この「てびき」では、障がいのある方が持っている「ヘルプマーク」や「ヘルプカード」、コミュニケーション支援ツール「たかまつあんしんバンダナ」などの機能や使い方について紹介しております。
 また、イラストや文字を指差すことで、自分の意思や希望を伝えることができる「たかまつあんしん楽楽
ボード」と同じ内容を、この「てびき」の中に掲載しておりますことから、この「てびき」をそのまま使ってコミュニケーションを取ることができるようになっております。
 その他、障がいの特性によって、サポートする時に必要な配慮や心掛けるとよいポイントについても分かりやすくまとめております。
 「てびき」は、2,000部作成しておりまして、地域の民生委員の方には全員に配布することとしております。
 また、希望者には、明日5日(水曜日)から、障がい福祉課や各総合センター、支所、コミュニティセン
ターなどで無料配布いたします。また、市ホームページからもダウンロードできるようになっておりますので、御利用いただきたいと思います。
 ぜひ、地域の防災訓練などで御活用いただき、災害時の「共助」による、障がい者の避難支援が円滑に進むように役立てていただきたいと存じます。

記者質問

【記者】

<四国新幹線の実現について>
 2月には大西市長を会長として、新たに県内17の市町が参加する香川県市町長四国新幹線整備促進期成会が発足したが、この期成会ではどのような取組みをしていくのか
【市長】
 新幹線につきましては、今、四国新幹線を実現しようということで、鋭意関係団体が動いているところでございます。少しずつではございますが、前に進んできているかなというふうには思っておりますが、今や新幹線は、全国の約3分の2の都道府県において整備されているということで、高速道路と並ぶ社会経済基盤となるインフラだと思っております。ただ、四国地域におきましては、昭和48年の基本計画の段階に留まっているところでございます。
 このような状況の中、いろいろな活動に取り組む期成会等動いておりますけれども、香川県内の全ての首長が一丸となって、この四国新幹線の早期実現に向けて、地元自治体が主体的に、様々な取組みを検討して動いていこうということで、地元住民の機運の醸成を図り、四国新幹線の整備による「地域活性化」と「未来に繋がるまちづくり」を推進しようと、「香川県市町長四国新幹線整備促進期成会」を、本年2月22日(木曜日)に設立したところでございます。
 大事なのは地元住民の機運醸成を図りながら、それぞれの市町のまちづくりと一体となって、四国新幹線がどういうものなのかを検討していくところかと思っております。
 本期成会につきましては、四国新幹線の実現に向けて、地元自治体としてのまちづくりの視点から、これまで以上に活発な意見交換や、具体的な検討ができる仕組みだと考えております。
 今後につきましては、改めて四国新幹線の導入の意義や役割、また、整備事業費や並行在来線の在り方など、いろいろと新幹線にはメリット・デメリットが言われておりますけれども、その双方からの議論を進展させていきたいと思っておりますし、早期実現に向けた機運が高まるような啓発活動などについても検討していきたいと思っております。
 この期成会の会長である私も、この枠組みを生かして、様々な取組を実施するとともに、香川県や四国新幹線整備促進期成会、またJR四国など関係団体とも密に連携して、国への働き掛けなどが大事なところでございますので、積極的に行いながら、更なる機運の醸成につなげてまいりたいと存じます。
【記者】
 市民に高松まつりをどのように楽しんでもらいたいか
【市長】
 コロナ禍によりまして開催ができなかったこと、花火は台風の影響もあり、昨年は5年ぶり開催いたしました。ただ10分間という時間でございましたので、いろいろ意見ございましたが、少しでも楽しんでいただきたいということで、今年は、15分間にしたということでございます。
 また、総おどりも、昨年は久しぶりの開催ということで、参加した連も少なめでございました。より多くの市民の皆様に、まずは祭りっていうのは参加するのが1番だと思いますので、多くの方が参加していただき、盛り上げていただきながら、夏の風物詩である高松まつりを成功に導いていきたいと思っております。
【記者】
<障がいのある方をサポートするときの災害対応のてびきについて>
 二言語掲載であったり、イラストが描いてあったり、非常に分かりやすいと思うが、どのように使ってほしいか
【市長】
 聴覚障がい者等に対して、コミュニケーションが取れるように、これ自体があんしん楽楽ボードとして使えるように編集し、指差しでお互いのコミュニケーションが図れるような形にしたということで、使いやすさを追求した結果と御理解していただければと思っております。
【記者】
 前回の記者会見で、あんしんバンダナの発表もあったが、高松市は障がい者のサポートを進めていると感じる。今後、進めていきたいことはあるか。
【市長】
 高松市の基本的なまちづくりの方針として、ユニバーサルデザインのまちづくりという、誰もが過ごしやすい、使いやすい、暮らしやすいということについて、いろいろな面で工夫していこうと考えております。障がいのある方もない方も、利便性をもって生活ができる、そういう社会にしていきたいと思っておりますし、特に災害時に要支援者対策というのは重要になってくると思いますので、そのあたりが日頃から備えられるように、いろいろなツールを用意していきたいと考えています。
【記者】
 災害時の障がい者に対するサポートが充実しているが、能登半島地震を受けて、重点的に対応しているのか。それともまちづくりの方針なのか。
【市長】
 災害の時にサポートを必要とする方々について、具体的に名簿を作って、要支援者として登録をし、その要支援者を支援する人を支援者として登録していただき、いざというときに助けてもらうということを行っています。
 ただ、そのあたりが個人情報の問題もあり、まだ十分徹底されていないのですが、いざ災害が起こったときには、逃げ遅れゼロという形で、要支援者に対して、支援者が的確に支援を行うことができるような工夫をやっていかなければならないと思っています。
 今回の「てびき」は、第一弾ということで、今後、具体的にいざ災害が起こったら、この人はこの人が、複数人考えていますが、責任を持って対応し、助けるとか連絡を取る等、システム化して対応できるようにしてまいりたいと思っております。
【記者】
 一時は、3桁に達していた待機児童者数が、3名にまで削減されたことについての市長の所感は。また、令和8年度から始まる、「こども誰でも通園制度」の導入をどうとらえているか。
【市長】
 待機児童について、一時期は3桁、200人、300人というような状況で、非常に多くの待機児童が発生しておりました。それに対してどうにか解消すべく、保育士の確保等を中心に、あらゆる施策をこれまで講じてきたところでございます。
 それが、今年度4月1日現在で、3人ということで、ほぼゼロになり、施策の成果が現れた、ということで非常に喜ばしいと思っています。
 それから、「こども誰でも通園制度」ですが、これを実施していくためには、また保育士が必要になりますし、そのための制度設計も行わなければならないということで、国の方もまだ十分はっきりしておりませんので、そのあたりを見ながら、より子育てしやすい環境づくりということで、誰でもどこでも通園制度といったようなものが、高松市でも実施できるような形を、これから検討してまいりたいと思っております。まずは、待機児童ゼロがよかったということですが、年度途中の待機児童もありますので、そちらもできるだけゼロにもっていきたいと思っております。
【記者】
<障がいのある方をサポートするときの災害対応のてびきについて>
 希望者に配布するということだが、発災時に、個人に委ねられるのは難しいと思うが、災害時に市役所は、この「てびき」をどのように活用するのか。
【市長】
 基本的には支援者となりうる、民生委員の方には全員にお配りいたします。もちろん災害が起こったときにこれを開いて、初めて見てからどうこうということはできませんので、これについての研修や、訓練を重ねることによって、実質的にこれが使えるようになるということでございます。
 できれば支援者と被支援者の間で、これを使って日頃から訓練をしておくとか、そういうことが必要ではないかと思っています。
 従いまして、せっかくてびきを作りましたので、これが有効活用できるように、これから研修・訓練等の充実を図っていきたいと思っております。
【記者】
<障がいのある方をサポートするときの災害対応のてびきについて>
 てびきの研修・訓練も高松市が主体となり開催する考えか。
【市長】
 災害訓練の時に、要支援者に対してこの「てびき」を使ってどういう動きができるのか、そういう訓練をやっていければと思います。
【記者】
<定額減税について>
 減税の実務を担う自治体に負担のしわ寄せがあり、一部自治体から不満の声がある。経済効果についても疑問視する声があるが、市長の受け止め
【市長】
 定額減税につきましては、物価高等による経済状況が非常に厳しい、収入が乏しく、厳しい経済状況にある家庭があるということで、それらの家庭を救ったり、経済状況をどうにか好転させるために減税を行うということで、ただその減税もいち早く効果がでるような形で行いたいということで、定額減税というやり方がとられたと思います。
 昔、一度定額減税をやられたことがあり、当時、私は自治省の税務局で地方税関係の担当をしておりました。非常に、ある意味単純な減税ですが、だからこそ非常に事務手続は煩雑で複雑になります。
 特に6月で4万円が定額減税ですが、6月の税金をゼロにして、そのあとの調整は残り11か月分で調整しますよということなので、4万円みんながぴったり所得税住民税あるわけではないので、4万円の差額等について、残り11か月で調整をしなければならないという事務手続が出てきます。それを市町村が行うわけですが、非常に煩雑で混乱を招きかねない状況です。
 それからもう1つ、定額減税については、一旦今年4万円やるのはいいけど、来年はどうするのかということです。通常なら元に戻るということですが、そのまま継続するべきではないかという議論もあるので、一旦始まると前回の時も、なかなかやめられなかったということもありますので、そのあたりは国の財政状況も見ながら、国で判断をしていただきたいと思います。
 いずれにしても、なかなか課題のあるような減税方法であると思います。
 ただ、目的としては、できるだけ早く分かりやすい形で経済支援をやりたいということで、国が行うことにしたものでございますので、我々は間違いのないようにしていくことが大事かなと思います。
【記者】
<定額減税について>
 高松市として負担も大きいと感じているのか
【市長】
 減税のための事務負担なので、それはやるしかないと思っています。

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