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腸管出血性大腸菌感染症

更新日:2023年8月14日

腸管出血性大腸菌感染症が発生しています!ご注意ください!

腸管出血性大腸菌とは

腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌です。ヒトが発症する菌数はわずか50個程度といわれており、少数の菌で感染が成立するため二次感染が起きやすい特徴があります。
日本においては腸管出血性大腸菌感染症のO抗原による血清型は、O157がもっとも多く、O26とO111が次いで多いといわれています。

症状

全く症状がないものから、軽い腹痛や下痢のみで終わるもの、さらには頻回の水様便、激しい腹痛、著しい血便とともに重篤な合併症を起こし、時には死に至るものまで様々です。しかし多くの場合は、おおよそ3~5日の潜伏期をおいて頻回の水様便で発病します。さらに激しい腹痛を伴い、著しい血便となることがあります。発熱はあっても、多くは一過性です。
症状のある者の6~7%の人が、下痢などの初発症状の数日から2週間以内(多くは5~7日後)に溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重症合併症を発症するといわれています。激しい腹痛と血便がある場合には、特に注意が必要です。

感染経路

飲食物を介した経口感染であり、菌に汚染された飲食物を摂取することや、糞便に含まれる大腸菌が直接または間接的に口から入ることによって感染します。咳・くしゃみ・汗などでは感染しません。

予防方法

  • ヒトからヒトへの感染を予防する基本は手洗いです。排便後、食事の前、下痢をしている子どもや高齢者の排泄物の世話をした後などは、せっけんと流水(汲み置きでない水)で十分に手洗いをしましょう。
  • 腸管出血性大腸菌の予防のポイントは食品の衛生的取扱いです。食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」です。

家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

ポイント1 食品の購入

  • 生鮮食品は新鮮な物で、消費期限などを確認し、購入しましょう。
  • 肉や魚などの水分がもれないようにビニール袋に入れて持ち帰りましょう。
  • 冷蔵や冷凍の食品の購入は、買い物の最後にしましょう。

ポイント2 家庭での保存

  • 冷凍や冷蔵の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに保存しましょう。
  • 冷蔵庫・冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。目安は7割です。
  • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫はマイナス15℃以下が目安です。冷凍、冷蔵しても細菌が死滅するわけではありません。早めに使い切るようにしましょう。
  • 肉や魚はビニール袋や容器に入れ、他の食品に肉汁などがかからないようにしましょう。

ポイント3 下準備

  • 手を洗いましょう。特に肉・魚・卵を扱った後や、途中で動物に触ったり、トイレに行ったりした後の手洗いが大切です。
  • 生肉や魚を切った後の包丁やまな板でそのまま他の食品を調理することはやめましょう。洗浄し熱湯をかけた後、使うことが大切です。
  • 包丁・まな板・食器・ふきん・スポンジなどは、使った後すぐに洗剤で洗いましょう。漂白剤に一晩浸したり、熱湯をかけたりすると消毒効果があります。

ポイント4 調理

  • 食品は十分に加熱しましょう。目安は、中心部の温度が75℃で1分以上加熱することです。

ポイント5 食事

  • 食事の前には手を洗いましょう。
  • 清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。
  • 調理前後の食品は、室温に長く放置してはいけません。O157は室温でも15~20分で2倍に増えます。
  • 乳幼児や高齢者は症状が重くなりやすく、死亡率も高くなります。これらの年齢層の人には加熱が十分でない食肉などを食べさせないようにした方が安全です。

ポイント6 残った食品

  • 残った食品を扱う前にも手を洗いましょう。きれいな器具や皿で保存しましょう。
  • 残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けにして保存しましょう。
  • 食品を温め直す時も十分に加熱しましょう。

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お問い合わせ

このページは感染症対策課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目10番27号保健所2階
電話:087-839-2870
ファクス:087-813-0221

Eメール:kansen@city.takamatsu.lg.jp

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