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感染性胃腸炎

更新日:2023年11月15日

多種多様の原因によるものを包含する症候群で、多くの細菌、ウイルス、寄生虫が原因となる疾患です。
細菌性のものでは、腸炎ビブリオ、サルモネラ、カンピロバクターなど、ウイルス性のものではノロウイルス、ロタウイルスなどがあります。

ノロウイルスについて

ノロウイルスは、冬季の「感染性胃腸炎」の原因となるウイルスです。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

症状

潜伏期間は24~48時間で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これらの症状が1~2日続いた後、治癒します。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

感染経路

ほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。

  • ノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐物から人の手などを介して二次感染する場合
  • 家族や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところで、ヒトからヒトへ飛沫感染等、直接感染する場合
  • 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者など)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
  • 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
  • ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

予防方法

  • 食品取扱者や調理器具などからの二次汚染を防止する。
  • 子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する。
  • 生鮮食品は十分洗浄しましょう。
  • 井戸水など、消毒が不明な水は煮沸して利用しましょう。

ことが大切です。

一次感染予防

食品の加熱処理

一般にウイルスは熱に弱く、加熱処理はウイルスの活性を失わせる有効な手段です。ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。

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二次感染予防

ふん便や吐物の処理

使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐物をペーパータオル等で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
毎年11月頃から2月の間に、乳幼児や高齢者の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行します。この時期の乳幼児や高齢者の下痢便及び吐物には、ノロウイルスが含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。

リネン類の洗濯

付着した汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いします。下洗いしたリネン類の消毒は85℃・1分間以上の熱水洗濯が適しています。
布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的です。

調理台や調理器具の殺菌

調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。また、まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は85℃以上の熱湯で1分以上の加熱が有効です。

手洗い

手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。調理を行う前、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)には必ず行いましょう。常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分に泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄します。すすぎは流水で十分に行い、個人用の清潔なタオル又はペーパータオルで拭きます。

消毒液の作り方

  • 使用に際しては、該当商品の使用上の注意などを確認してください。
  • 誤飲しないように、管理に注意してください。

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お問い合わせ

このページは感染症対策課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目10番27号保健所2階
電話:087-839-2870
ファクス:087-813-0221

Eメール:kansen@city.takamatsu.lg.jp

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