麻しん(はしか)
更新日:2024年3月1日
麻しんとは、麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
麻しんの発生や流行の拡大の可能性があります。ご注意ください!
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、今般、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした感染伝播事例が報告されています。今後、輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
「麻しん(はしか)」の感染事例が報告されています!(厚生労働省)(PDF:281KB)
麻しん(はしか)はワクチン接種が予防に有効です!(厚生労働省)(PDF:561KB)
麻しんの国内外での発生に関するリスクアセスメント(2024年第一版)(国立感染症研究所)(外部サイト)
症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝搬し、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
予防方法
唯一の有効な予防法はワクチンの接種によって麻疹に対する免疫を獲得することです。2回のワクチン接種により、麻疹の発症のリスクを最小限に抑えることが期待できます。
予防接種について
関連情報
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