海外渡航をされる方へ
更新日:2024年2月26日
海外渡航中や帰国後に体調を崩したことはありませんか。
渡航先で健康上のトラブルを避け、快適に過ごせるように、感染症に関する正しい知識と予防方法を身に付けましょう。
渡航前にできること
渡航先の情報収集
渡航先で流行している感染症や医療事情を確認しておきましょう。
海外で注意しなければいけない感染症
【一覧】海外で注意しなければいけない感染症(FORTH)(外部サイト)
令和6年8月14日、世界保健機構(WHO)は、コンゴ民主共和国及び周辺国におけるエムポックスの急激な感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です。(PDF:537KB)
ワクチン接種歴の確認
入国時に予防接種証明書が必要な国や渡航の際に推奨される予防接種もあるため、自分自身のワクチン接種歴を確認しておきましょう。
予防接種の種類によっては数回打つ必要があるものや、予防接種の効果が十分に発揮されるまで時間がかかかるものもありますので、余裕を持って接種しましょう。
海外渡航のためのワクチン(予防接種)(FORTH)(外部サイト)
体調管理
旅行では時差や気温の変化、長時間の飛行などにより心や体に大きなストレスがかかります。
体調が悪いと免疫力が落ちるので、出発前から体調を整えておくことが大切です。
渡航中に気をつけること
渡航先によって異なりますが、食べ物や水を介した消化器系の感染症や虫や動物が感染源の感染症など、日本にはない病気がたくさんあります。
以下のことに気を付けながら、海外での生活を過ごしましょう。
- 生水や氷、カットフルーツの入ったものを食べることは避けましょう
- 食事は、十分に火の通った信頼できるものを食べましょう
- 蚊・ダニに刺されないように服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう
- 動物がウイルスを持ってる場合もありますので、むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう
- 薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生後悔することのない行動をとりましょう
- 咳や発熱、発疹など、なんらかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう
帰国後・帰宅後に気をつけること
帰国時に何らかの症状がある場合や、動物に咬まれた、蚊に刺されたなど、渡航先での出来事で健康上心配なことがある場合は検疫所に相談しましょう。
潜伏期間が1週間以上と長いものもあるため、帰国後しばらくしてから症状がでることがあります。その場合は以下のことを必ず伝えたうえで、医療機関を受診しましょう。
- 渡航先
- 滞在期間
- 渡航先での活動内容
- 現地での飲食状況
- 動物との接触状況
- ワクチン接種歴 など
関連情報
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お問い合わせ
このページは感染症対策課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目10番27号保健所2階
電話:087-839-2870
ファクス:087-813-0221