このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例会見(令和5年12月26日)

更新日:2024年1月9日

日時・場所

日時 令和5年12月26日(火曜日) 11時30分~12時05分
場所 防災合同庁舎3階 301会議室

報告事項

1 報告事項
 (1) 屋島山上地区における自動運転バス実証調査事業の実施について
 (2) 美術館特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」の開催について
 (3)「2024年 高松市二十歳のつどい」について

2 記者質問

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和5年12月26日)録

11時30分~12時05分

 それでは、まず本日の報告事項をお話させていただきます。スライドを御覧いただきたいと思います。

 本日は3件でございます。

 まず、はじめに、屋島山上におきまして、運転手不足の解決策として期待されております、自動運転バスの実証調査を行うという点についてでございます。

 この実証調査でございますけれども、山上のアクセスの課題解消に向けまして、「やしまーる」の指定管理者である「株式会社イースト」と本市が、コンソーシアムを組みまして、国の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」を活用して実施するものでございます。自動運転バスには、ハンドルやアクセルペダル、ブレーキペダルが無く、アクセルやブレーキが自動であるという「レベル2」で時速20キロで走行するということでございます。他の車両の通行がある中で、右折や左折に問題が無いかや、走行中の他の車両の通行の妨げにならないかどうかを、検証するということにいたしております。

 今後のスケジュールですが、現在、バスの走行環境の整備や、バスに搭載いたします3Dマップづくりなどの準備作業を進めているところでございまして、来年2月頃に、10日間程度で、実証調査を行うことにいたしております。走行ルートといたしましては、屋島山上の駐車場と屋島スカイウェイの途中にございます、展望スペースを結ぶ、往復2kmの区間ということでございます。午前10時から午後5時までの間、1時間に1本の運行を想定いたしております。乗車料金でございますが、無料でございます。走行は、東京都に本社があり、スマートモビリティ事業を手掛けております「BOLDLY(ボードリー)株式会社」が行います。

 それから、実証実験の車でございますが、ここに出ておりますけれども、エストニア製で、オーブテック社というところが作っております、8人乗りの自動運転バス「ミカ」を使用する予定となっております。自動運転バスとして開発された車両を用いましての実証実験というのは、県内で初めてということでございます。日程など、実証実験の詳細が決まり次第、改めてお知らせしたいと思います。

 本市といたしましては、屋島の活性化、そして、にぎわいの創出に向け、できる限り多くの方に、実証調査に協力をいただきたいと思っております。市政記者の皆様方にも、広く周知していただけますよう、お願いいたします。

 1件目は以上でございます。

 続いては、美術館の特別展についてでございます。

 本市美術館で、大正から昭和にかけて活躍いたしました、木版画家の川瀬 巴水(かわせ はすい)の作品を紹介する特別展を開催いたします。川瀬 巴水(かわせ はすい)ですけれども、季節や、時の移ろいを豊かに表現したことから、「旅情詩人」とも呼ばれたということです。近代化の波が押し寄せ、街の風景が変わってゆく時代に、庶民の生活が息づく四季折々の美しい風景を、木版画で表現しております。

 今回の展覧会ですが、私たちになじみ深い瀬戸内の風景を描いた作品など、初期から晩年までの代表作品、約180点を展示いたします。会期は、来年1月24日(水曜日)から3月6日(水曜日)まで、会期中、版画摺師(はんがすりし)の実演でありますとか、絵具を使ってカラフルな版画を作るワークショップなども開催いたします。

 ぜひ、情感あふれる木版画の世界を、美術館でお楽しみいただきたいと思います。

 最後に、3件目でございますが、「2024年 高松市二十歳のつどい」を、来年1月7日(日曜日)、レクザムホールにおきまして開催するものでございます。

 今回の対象者は、12月13日現在で、本市在住の方と、帰省して出席希望がある方、併せまして、4,364人となっております。来年の「二十歳のつどい」への出席者は、約2,700人と見込んでおりますが、参加されない方にも、式典の模様を御覧いただけるように、オンライン配信いたします。

 テーマは、「華(はな)~多彩な花たちよ 咲き誇れ!~」でございます。「嬉しいこと、楽しいこと、辛いこと、悔しいことなど、人生における、すべての経験を養分にして、個性溢れる花を咲かせてほしい。咲き続けてほしい。」という想いが込められているということでございます。

 「二十歳のつどい」は、今回も、企画から運営までを、公募によるスタッフの皆さんが行い、オープニングでは、「高松工芸高校」、「高松南高校」、「高松西高校」、「高松北高校」の4校の応援部による合同パフォーマンスが、披露される予定でございます。このほか、高校時代の恩師などのお祝いメッセージの放映や、二十歳という節目を迎えた出席者が、夢や目標をステージ上で発表する「20歳のメッセージ」なども予定しております。

 また、式典当日は、昨年度に引き続いて、20歳の方を対象に、玉藻公園を無料開放し、記念撮影スポットも設けることとしております。

 ぜひ、対象者の方は、式典に御参加いただき、人生の節目のイベントを、皆様でお祝いいただければと思います。

報告事項は、以上でございますが、今日は今年最後の記者会見でございますので、今年一年を振り返って、少しお話しさせていただきたいと思います。

 まず、春の高松市長選挙におきまして、改めて市民の皆様の御信任をいただき、市政を担わせていただくこととなりました。コロナ禍からの巻き返しを図るべき、今年でございますけれども、私自身、ちょうど5期目がスタートし、時を同じくしたということでございます。そこで今一度、市民の皆さんとの対話を重視し、意見を聞く機会を設けたいということで、総合計画の策定もございましたので、「まちづくりタウンミーティング」を開催いたしまして、この総合計画の策定にあたって、若者から高齢者まで、幅広い世代の皆さんから、まちづくりに対する意見をお伺いしたところでございます。

 また、特に、節目の出来事といたしまして、やはり、5月に、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、2類から5類に移行し、社会経済活動に大きな影響を及ぼしてきた行動制限が緩和され、以前の、賑わいのある日常の回復に向けて、大きな一歩を踏み出されたところが大きかったと存じます。

 賑わいという点で見ますと、高松空港の国際線も再開し、インバウンドを含めた、県内の観光の入り込み客数は、コロナ禍前の約8割まで回復を見せているということでございまして、本市を代表する観光地である屋島におきましては、「やしまーる」が、8月5日に一周年を迎え、多くの観光客や、子どもたちが、遠足で訪れるなど、新たな交流が生まれているところでございます。

 また、週末にもなりますと、美しい夕景・夜景を楽しむ方々にもたくさんお越しいただき、今年は、山上の来場入込客がおよそ60万人もの方に、足を運んでいただいたというところでございます。さらに、5月には「屋島地区」が、県内で初めて「都市景観大賞」で最高の賞となります「国土交通大臣賞」に輝いたところでございます。衰退する屋島を官民が一体となって、瀬戸内の風景を楽しめる観光地へとよみがえらせた点が、高く評価されたということでございまして、事業を推進してきた立場として、大変うれしい出来事であったと存じます。こうした「屋島観光」の盛り上がりを、一過性のものにしてはならないということで、今後は、屋島から望む、美しい夕景・夜景を楽しむ「夜型観光の推進」や、先ほど御報告をいたしました「自動運転バスの運行」などの諸課題を、官民連携して解決しながら、宿泊につながっていくような観光地へとさらに進化させていきたいと考えております。

 また、高松の夏の風物詩でございます「さぬき高松まつり花火大会」を実質5年ぶりに開催いたしたところでございます。今年は、10分間という大幅な規模縮小での開催でございましたが、約12万人もの皆様に楽しんでいただきまして、「今年の夏で、一番きれいな花火で感動した」などの声もいただいたところでございます。今後とも、多くの皆様に長く愛されるような、魅力ある花火大会にしていきたいと考えております。

 また、5年ぶりということで申しますと、第5回目となりました「高松国際ピアノコンクール」も、新型コロナウイルスの影響で当初2022年開催だったのが2023年の2月になりました。1年延期となりましたが、2月に開催をいたしたところでございます。この大会では、本市出身の西本 裕矢(にしもと ゆうや)さんが、見事、4位に輝き、県出身者では初の入賞を果たしました。これからも、世界の大舞台で、大いに、御活躍をいただきたいと期待しているところでございます。

 また、今年を振り返る中で、大きな出来事として、7月に「G7香川・高松都市大臣会合」が開催されました。本市が世界的に注目を集める貴重な機会をいただいたと思っております。各国の閣僚をお迎えいたしまして、高松の魅力を広く国内外に発信できたものと思います。参加国の皆様から「高松は、風光明媚で素晴らしく、心が落ち着くまちだ」といった、景観や都市機能の面などで、大変高い評価をいただきまして、私も非常に嬉しく思っております。

 また、会場となったサンポートエリアでは、現在、県立アリーナを始め、新高松駅ビル「タカマツ オルネ」や、徳島文理大学の高松駅前キャンパスの整備が進められておりまして、この度、いよいよ、世界有数の高級ホテル「マンダリンオリエンタル瀬戸内」が来年の夏、着工ということが正式に発表されたところでございます。私といたしましては、新たな賑わいの創出が期待できるものと、大変うれしく思っているところございますし、こうした、活気の満ちたウォーターフロントの新しい景観と、片方で、歴史や文化を感じさせる栗林公園等の名所・旧跡といった、賑わいと憩いが両立した高松の魅力は、さらに、また飛躍的に高まると確信しております。

 そして、10月には、姉妹都市提携60周年を記念して、セント・ピーターズバーグ市と、エルバートン市へ訪問団を派遣いたしまして、60周年を共にお祝いし、友好親善の絆をさらに深めてまいったところでございます。

 また、11月には、トゥール市と姉妹都市提携35周年を記念して、玉藻公園飛雲閣で記念式典を行い、一層の交流促進を誓ったところでございます。

 これからも、世界に対して、高松の魅力を積極的に発信しながら、友好都市との交流を深める中で、世界から人が集まり、交流する「世界都市・高松」をつくりあげていきたいと考えております。

 また、スポーツの分野では、本市ゆかりの若者たちの目覚ましい活躍が思い出されます。まず、本市出身で、レスリング男子の日下 尚(くさか なお)選手が、世界選手権初出場で銅メダルを獲得し、見事、来年夏のパリオリンピック日本代表に内定をいたしております。本市出身の選手が、オリンピックに出場するのは、東京2020オリンピックに続いて2大会連続となります。前回大会で金メダルを獲得したフェンシングの宇山 賢(うやま さとる)選手に続き、日下選手も、パリで最高の輝きを見せる日が、今から待ち遠しいところでございます。

 また、春の選抜高校野球大会でございますが、高松商業と英明高校が、出場いたしております。本市からの選抜ダブル出場は、実に90年ぶりで、特に、この大会は、開会式で高松商業の横井 亮太(よこい りょうた)選手が、宣誓をし、高松一高の中村 心澪(なかむら みれい)さんが、国歌独唱を務めるという、高松の話題が目白押しの大会となりまして、私も胸躍る気分になったところでございます。

 一方、5月に、「怪童」の異名を取り、高校時代から数々の伝説を残された、プロ野球界のレジェンド・中西太さんが、お亡くなりになるという悲しい出来事もございました。報道等で、改めて、中西さんの野球界で輝かしい御功績を目にいたしまして、その偉大さを感じ入ったところでございます。

 一方、物価の高騰や急激な円安といったものが、市民生活、市内経済に大きな影響を及ぼす、その面では非常に厳しい1年でもございました。そうした中で、市政におきましては、市民・事業者の皆様の支援に努めるとともに、さまざまな分野で、新たな取り組みが進み、目に見える成果を上げることができた1年であったと思っております。

 子育て支援の分野では、子ども医療費の助成対象の年齢を15歳から18歳までへと拡充し、子育て家庭の負担軽減を図りました。また、相談対応を行うコーディネーターの配置など、「ヤングケアラー」への支援のほか、「保育所等での使用済み紙おむつの処分」や「子ども食堂」への運営支援の拡充なども行い、喫緊の課題にスピード感を持って取り組めたと思っております。また、11月には、こども家庭庁の「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し、本市も「こどもまんなか応援サポーター」として活動することを宣言したところでございます。物価高騰対策といたしまして、小中学生の保護者の経済的負担を軽減するため、一定期間、学校給食費を無償化したほか、省エネ家電の購入経費の一部を補助いたしました。脱炭素社会の実現に向けて、民間事業者の寄贈による、マイボトルの利用促進のための給水スポットの設置でありますとか、「香東川浄化センター」の未利用地を活用して、太陽光発電設備の導入なども進めたところでございます。

 産業の振興に向けましては、県と連携して、日本IBMの「IBM地域DXセンター」を四国で初めて誘致したほか、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を手がける、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの日本法人、ZVCジャパンと包括協定を締結するなど、本市の成長につながる取組を行いました。

 このほか、山田総合センターの整備を進め、持続可能な公共交通ネットワークを形成するため、ことでん太田駅、仏生山駅間の新駅整備でありますとか、「たかまつマインクラフトまちなみデザインコンテスト」の開催、さらには民間活力の導入による中央公園再整備など、まちの新たな基盤となる取り組みも進めることができまして、私といたしましては、「活力とにぎわいがあふれる高松市」の実現に向けて、確かな手応えを実感し、充実した1年であったと思っております。

 少し長くなりましたけれども、今年1年を振り返らせていただきました。結びになりますが改めて、記者クラブの皆様におかれましては、今年1年、様々な報道、また、市政の情報発信などにつきまして、御協力を賜り、改めて感謝を申し上げます。

 それでは皆様、くれぐれも体調に御留意いただき、良い年をお迎えいただきますようお願いを申し上げます。

 私からは以上でございます。

記者質問

【記者】

<ライドシェアについて>

 国が部分的に解禁する方針を固めたが、市長の見解は

【市長】

 現在、コロナ禍以降、市民や観光客の移動が活発になる中で、タクシー需要も高まってきております。一方で人手不足・運転手不足から、タクシー車両の稼働率が、本市におきましても5割程度となっていると伺っているところでございます。

 このため、非常に苦しいバス・タクシー運行事業者に対して、12月の補正予算等で支援金を予算化し、それを交付して運転手の雇用促進にもつなげてもらおうという、本市独自の経営支援を、年度内に実施することとしております。

 そういう中で、全国的な問題でもございますので、運転手不足というのが、タクシー不足というのが、それを解決しようということで、国が「ライドシェア」について検討を進めているというところございます。都市部や観光地、あるいは、過疎地などの公共交通機関の空白地域におきまして、地域の足を支える、タクシーを含めた公共交通を、補完できるシステムとして「ライドシェア」が導入できないかということで議論がされているということで、報道等によりますと、この4月から「ライドシェア」一部解禁ということでございます。

 ただ、あくまでも、タクシー会社が運行管理をするという状況で、しかも地域や、時間帯を限っての運用開始ということのようでございますので、一歩前進とは言えますけれども、まだまだ「ライドシェア」本体の全面的な開始にはならないのかな、と思っております。一番大事なのは、タクシー不足に対応するというところもありますけれども、利用者の安全面が、不安を抱く利用者がおられるということで、その辺が、いかに担保されるかといったことが、大事かなと思っております。

 今のところは、まだ「ライドシェア」が解禁となるエリアとか時間帯など、具体的な条件が示されておりませんので、今後、国の動向を注視してまいりたい、私といたしましては、タクシー会社の運転手の確保を進めると同時に、こういった「ライドシェア」の規制緩和によって、ある程度、公共交通の住民の足を確保するといった取り組みも、積極的に進めていただきたいと思っているところでございます。新たな運転手の雇用につきましては、国の今回の中間取りまとめで、タクシーの運転免許の取得に関し、国が義務付けております、法定研修の見直しなども示されておりますので、新たな運転手の雇用が促進されることも期待しております。その両面である程度、足を確保するという対策について、国の方で真剣に検討していただきたいと思っているところでございます。

【記者】

<屋島山上での自動運転バスの実証調査について>

 市長の期待は

【市長】

 先ほども言いましたように、非常に公共交通に関して運転手不足というのがございまして、それの実験をするということで、屋島スカイウェイは、他の道路との交わりとか、そのようなものがないということで、実証実験にも適したところであろうと、また、ことでんやJRの屋島駅から山上駐車場へのシャトルバスも運行しておりますが、それが自動運転で代替できないものかどうか、まず、実証実験をしてみる必要があるだろうということで、ここがうまくいけば、また他にも広げていけるという可能性もあるということで、とりあえず、往復2キロの短い区間ではありますけれども、それについて、まずやってみようということで実験をするということでございます。今後、それがうまくいけば、自動運転の広がりというのが、検討できるということで、その成果には大いに期待しているところでございます。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 市民や観光客に対して、利用の呼びかけは

【市長】

 実証実験ですので、多くの方が利用していただいて、これはいいとか快適だと、導入すべきではないか、といったような意見をいただくのが、一番導入に向けての早道といいますか、方向性になると思いますので、ぜひ多くの方に利用していただいて、感想を寄せていただきたいと思っております。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 自動運転のレベルと、現時点で山上から麓までの間で運行するのは難しいのか

【市長】

 まず、分類でいいますと、レベル2の段階だということでございます。完全自動運転になると、レベル4になるようですけれども、一部アクセル、ブレーキがないというぐらいで、レベル2での運行と聞いております。それから、麓からやればいいじゃないかということですけれども、あくまで、まだ実証実験で、どういう状況になるか分かりませんので、とりあえず区間を区切って、1キロ程度ということで、展望台のところに、そんなにたくさん車を停めてもらうと邪魔になりますけれども、ある程度、そこに車を停めて乗り換えていただくということは可能ですし、通常でありますと、歩いたり自転車の方もあるかと思います。そういう形で展望台まで来ていただいて、乗り換えていただくと。あるいは駐車場の方から展望台まで降りてきていただいて、あとは徒歩なり何かしらで、誰か車で迎えにきていただいて降りるとか。そのような形で。あくまでも実験でありますので、中途半端な形にはなってしまいますが、そういうご利用をしていただけるものと期待しております。

【観光エリア振興室】

 展望スペースでは、15分ほどの滞在を想定しておりまして、それ以外は行き帰りの往復をする時間や、乗り込まれる方の待合を想定しております。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 バスには、ドライバーに当たる人は、同乗するのか

【市長】

 ドライバーでは、いませんが、安全確認のために1人乗り込むと聞いています。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 安全確認のために同乗する人はバス事業者なのか

【観光エリア振興室】

 運行事業者のオペレーターが1名乗車して、緊急時の対応ができるような体制をとって、調査を行います。

【記者】

 緊急時には、その人が運転するのか?

【観光エリア振興室】

 そのとおりです。

【記者】

 車内には、ドライバー席あるのか。

【観光エリア振興室】

 操作パネルが搭載されております。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 自動運転が運転手不足を解決する1番の手段だと考えているのか

【市長】

 自動運転バスが導入できることによって、運転手不足をカバーできると考えています。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 将来的にはレベル4まで引き上げることも考えているのか

【市長】

 まず、今年やりまして、それで、いろんな問題点等出していただきまして、必要であれば、来年以降も続けていくということでございますので、最終的にはレベル4までもっていきたいと考えております。

【記者】

<屋島山上の自動運転バスの実証調査について>

 運行範囲を拡大する考えは

【市長】

 そうですね、全線的なのかどうなのか、今年の実験がうまくいけば、来年はさらに広げてということができればと思っています。

【記者】

<2024年二十歳のつどいについて>

 新型コロナウイルスの5類移行に伴って緩和されたものはあるのか

【市長】

 二十歳のつどいですが、一昨年は、2回に分けてやっております。あまり密にならないようにということで。昨年は1回でどうにかやりましたけれども、人数制限等をいろいろかけてやったということで、今回は、そういうのも無しに従来の形に戻してやるということになろうかと思います。

【記者】

<市職員の昇任試験について>

 受験率が低迷しているとのことだが、試験制度を見直す考えは

【市長】

 それから、昇任試験の受験の方法でございますけれども、答弁でもお答えしましたけれども、そもそも試験制度が原因で受験率が低いということではなく、職員の意識そのものが変わってきているという、昇任に対する意識が変わってきているということでございますので、そういう中で、昇任に積極的な職員を的確に昇任させることができるよう、それぞれ能力に応じて、昇任させることができるような登用方法に変えていきたいということでございまして、具体的にどうするということが今お話はできませんけれども、これまでよりも、より本人の意向を重視したような、能力が図れるような、そういう形での昇任試験に変えていきたいと思っております。

【記者】

<2024年二十歳のつどいについて>

 当日の受付をスマートフォンの提示に変更した理由は

【生涯学習課】

 昨年度までは、案内状の中に引換券を掲載して、それを切り取って持って来ていただいていた。今年度は、事前に案内状に掲載しているQRコードから事前に登録をしていただいて、当日はスマートフォンの画面で確認する予定としております。それによって、人の流れがスムーズになるのではないかと期待しております。若い人には沿った取り組みだと思っております。

【記者】
<放課後児童クラブの一部民間委託について>
 委託先が決定したが、市長の期待は
【市長】
 放課後児童クラブの運営の一部を、民間委託することにつきまして、今回、公募した結果、11月10日付で委託契約を締結したところでございます。
 来年度からの運営ということでございますが、受託者と協議を進めているところでございまして、今、お話がございましたように、多くの保護者から要望をいただいておりました、長期休業期間中におけるお弁当の提供、夏休み等におけるお弁当の提供を行うとしたほか、連絡方法に、ICT化をできるだけ活用するということで、また、それに加えまして全国のクラブと、リモートで交流する新たな企画なんかも提案がなされたようでございます。このような多彩な児童の活動児童プログラムの実施も予定されていると聞いています。
 また安定的な人材確保、これが一番大事ですけれども、放課後児童支援員等の処遇に対しても、改善することといたしているということでございます。従いまして、私といたしましては、この度の、民間委託で放課後児童クラブの質の向上や、あるいは待機児童の解消につながってほしいと思っておりますし、そうすることによって、利用を希望する全ての児童が、この放課後児童クラブに入会ができ、遊びや生活を通じて、健やかに成長できるような、安全安心な放課後児童クラブとなることを大いに期待をいたしているところでございます。

【記者】
<放課後児童クラブの一部民間委託について>
 民間委託となることで雇用条件が変わることへの、支援員などの反応は
【市長】
 支援員に対しましては、先月22日に、民間委託に関する説明会を開催いたしまして、主に、委託後の具体的な変更点等について、説明されたと聞いております。  
 支援員からは、ICT化に対応できるのかどうか不安であるといった声や、今ございましたように、年休がいったん白紙になって累積がないというようなことで、それに対する、不満の声もあったということでございますが、一方で給与額の改善等もございましたところから、全体としては概ね、御理解が得られたのではないかと聞いています。

【記者】
<まちなみデザインコンテストについて>
 応募作品のアイデアをまちづくりに活用する考えは
【市長】
 まずは、オープンデータを皆さんに見ていただいて、こんな考えもあるなと、楽しんでいただきながら、新たなご提案に繋げていただくということもあろうかと思っております。
 例えば、ロケットの発射台、ロケットの部品を作っている企業が高松市にあるというのを聞いて、じゃあ、ロケットの発射台を高松市内に作ろうということで、そういうのを作られたものもございましたし、先ほどご紹介いたしました、舟形体育館のモデルみたいな噴水を作ろうといったようなアイデアもございました。そういうものを、オープンデータで皆さんに見ていただいて、自分ならこういうのを作りたいというものを、どんどんアイデアを出していただいて、それが現実なものになるのは、なかなか少ないのかもしれませんが、良いまち、サンポートのまちづくりに繋がっていくという、そういう方向での仕掛けというのも、今後とも考えてみたいと思っています。

【記者】
<市内路線バスの再編案について>
 JR端岡駅の再整備でバスロータリーの計画がされているが、影響はあるのか
【市長】
 今回の協議会で出しました再編計画自体が、端岡駅の南口の駅前広場の整備等々に直接的に関係するということはございません。
 JR端岡駅では、北口の方でバスロータリーは、整備できましたけれども、南口の方で駅前広場とバイパスからのアクセス道路というのが、市の合併時の建設計画に掲げられておりまして、駅舎の改修と合わせてそれらをどうしていくか、まさに、JRと協議中ということでございますので、その協議を早く詰めて行って、そういうロータリーとかを含めた形で、端岡駅が拠点性を持ってバスターミナルとして機能していくことになろうかと思っております。そういう具体的な計画に繋げられたらと思っております。今回直接的に端岡駅の話が繋がるというわけではありません。

【記者】
<市内路線バスの再編案について>
 JR端岡駅にバスロータリーができれば、路線バスを引く計画なのか
【市長】
 そこで、電車バスの乗継といったようなことを考えています。それほど、端岡駅の拠点性を高めていきたいと思っております。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

このページは高松市が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ