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市長定例会見(令和5年9月5日)

更新日:2023年9月27日

日時・場所

日時 令和5年9月5日(火曜日) 11時30分~12時00分
場所防災合同庁舎3階 301会議室

報告事項

1 報告事項
(1)高松市美術館開館35周年記念 国立美術館巡回展 20世紀美術の冒険者たちの開催について

2 記者質問

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨


市長定例記者会見録(令和5年9月5日)
11時30分~11時58分

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。先日、気象庁の発表によりますと、今年の6月から8月の日本の平均気温が、1898年に統計を取り始めてから、125年間で最も高かったと発表されたところでございます。
 私自身も、今年の夏の暑さは本当に厳しく感じたところでございますけれども、まだまだ、立秋が8月8日だというのは、この前調べて本当にびっくりしましたけれども、8月8日の立秋を過ぎて1か月になろうとしていますけれど、季節は秋と言いながら、まだまだ酷暑が続いている状況でございます。まだしばらくは、厳しい残暑が続くと言われておりますので、皆様方も色々ご注意を願いたいと思っております。
 また、県内では、この前報道されましたけれども、過去2番目の速さでインフルエンザが流行入りしたとの県の発表もあったところでございます。市民の皆様、また、市政記者の皆様方には、温度差対策、また、バランスの良い食事、十分な睡眠など、健康には、十分に気を付けていただきたいというふうに思っているところでございます。
 暑い(熱い)ということにかけて言えば、この前のワールドカップの男子バスケットボールが非常に熱く燃えさせていただいたところでございます。男子バスケットボールで久々のオリンピック出場を決めたわけですけれども、特に、フィンランド戦とか、ベネズエラ戦は、途中まで10何点差をひっくり返して、最後の第4クォーターで、驚異の追い上げを見せて、大逆転劇を演じて、まさに手に汗握るような展開でございまして、私も、フィンランド戦はニュースで見ただけですけれども、ベネズエラ戦の最後の方は本当に何とも言えず、ハラハラしたところでございます。
 また、最後のカーボベルデ戦あたりも途中までは安心して見せていただきましたけれども、最後はハラハラさせられる展開に、本当に興奮したところでございます。
 加えて、本県出身の渡辺 雄太(わたなべ ゆうた)選手が全試合出場しましたし、最後の試合にもフル出場されたということでございます。聞きますと、ケガを押しながら出場したということですけれども、その気迫あふれるプレーでチームを鼓舞し続ける姿に、私も、胸が熱くなったといったところでございます。
 先ほども言いましたように、日本代表の自力でのオリンピック出場は、久しぶりということですが、1976年のモントリオール五輪以来ということで、実に48年ぶりになるということでございます。まさに、歴史的一歩になったわけですけれども、オリンピックでも、最高のパフォーマンスを発揮されることを、心から願っておるところでございます。
 また、スポーツと言えば、一昨日(9月3日)、「サンポート高松トライアスロン2023」が開催されたところでございます。今大会には、協賛企業や団体などによるチーム対抗リレーも含めまして、500人を超える鉄人たちに参加をいただいたところでございます。
会場には、早朝にもかかわらず、観客の皆様も大変多くにぎやかに集まっていただきまして、鉄人たちに、大きな声援が送られ、コロナ禍前に戻ったような盛り上がりをみせていただきました。会場は最後のゴールのところでは、感動と興奮に包まれていたところでございます。今大会も、無事に成功することができ、コロナ禍明けということで、本格的な試合ができましたこと、本当に嬉しく思っております。御尽力いただきました、実行委員会の皆様はもとより、ボランティアや協賛企業の皆様など、関係された皆様方に心から感謝申しあげたいと存じる次第でございます。

高松市美術館の開館35周年記念の国立美術館巡回展「20世紀美術の冒険者たち 名作でたどる日本と西洋のアート」の開催について

それでは、題材に入らさせていただきたいと思います。スライドをご覧ください。
 今日は、1件でございます。高松市美術館の開館35周年記念の国立美術館巡回展「20世紀美術の冒険者たち 名作でたどる日本と西洋のアート」の開催についてということでございます。
 ここに書いておりますように、本市美術館は、今年の8月に開館35周年を迎えたところでございます。これを記念した特別展といたしまして、今、言いましたテーマの特別展を今月30日(土曜日)から開催いたします。
 この展覧会でございますが、東京国立近代美術館が所蔵する名作コレクションを中心に、本市美術館と、熊本県立美術館のコレクションも加えまして、20世紀の日本と西洋美術の軌跡や魅力を紹介するといったものでございます。
 今回の展覧会では、私も大好きな岸田 劉生(きしだ りゅうせい)や、藤田 嗣治(ふじた つぐはる)、岡本太郎(おかもと たろう)さんなど、日本を代表する名だたる巨匠たちに、西洋のマティスやピカソ、カンディンスキーらの西洋の巨匠を交えた、絵画や、版画、立体造形あわせて78点を御紹介するということでございます。まさに、美術の教科書と言えるような、名作の数々に出会うことができる展覧会であるというふうに思っております。
会期は、9月30日(土曜日)から11月19日(日曜日)までで、会期中には、東京国立近代美術館研究員によります講演会や、ワークショップなども開催させていただきます。
 ぜひ、この機会に、多くの皆様にお越しいただき、芸術の秋を、存分に、お楽しんでいただきたいと思っております。
 私からは以上です。

記者質問

【記者】
 インバウンド需要の回復に期待感が高まっている一方、人手不足が課題となっているが、その対策は
【市長】
 前回の定例会見でも申し上げましたところでございますが、今回、高松空港の国際線4路線が復活をし、また、中国の団体旅行の解禁によりまして、回復傾向にありました本市のインバウンドを含めた観光需要が、さらに伸びることが見込まれておりまして、本市の活性化にも、大いに役立つものということで、大きな期待を寄せているところでございます。
 その一方で、観光客の受け皿となります飲食店でありますとか、宿泊業、ホテルや旅館などでは、その働き手の確保、人材不足といったことに苦慮していることも私自身も伺っているところでございまして、こうした観光業界の人材不足に対する懸念が高まりつつあるというふうに認識いたしております。
 本市としまして、この観光客の受け入れ体制に関して、人材不足をどうするのかといったような具体的な方針を示す段階には、至っておりませんけれども、例えば観光庁の方では先月末の概算要求の中でも、「観光地における人材不足対策事業」など、支援制度が示されているところでございます。
 今後、このような観光庁を中心とした国や、香川県の施策の動向なども注視をしながら、特に商工業者の直接の相談窓口となります高松商工会議所とも連携を密にし、観光関連事業者の皆様の、声を、お聞きして、どこに、どういうふうなサポートができるのか、しっかりと探っていったうえで、具体的な対策に結び付けていきたいと思っているところでございます。

【記者】
 観光業界の人材不足について、実態調査を行う考えは
【市長】
 高松商工会議所の方でそういう委員会も作って、色々観光事業者を中心とした事業者の声というのをお聞きして、対策して取りまとめをというふうにしているとお聞きいたしているところでございます。その辺、商工会議所あたりと十分な連携を取りながら、しっかりと現状把握に努めてまいりたいと思っております。

【記者】
【市議会議員による市職員へのパワハラと思われる言動について】
 市議会の調査結果に対する受け止めは
【市長】
 今回の申入れというものは、議会との職員とのやりとりにおいて、ハラスメントと思われるような事実があったということで、これを職員にとって甘んじて受けるべきとするには、あまりに重大な事態であると判断をいたしまして、議会に対してきちっと調査をした上で適切な措置を講じていただけるようにお願いをしておったところでございます。
 議会の方で、しっかりヒアリングをしたり、調査をしていただいて、議論をしたうえで、申し入れに対する回答というのをいただきましたが、その中で、市の申し入れをした事実については、概ね確認をされたということで、そのうえで本人に対して、あるいは会派に対して厳重注意をする、あるいは、その職員に対して謝罪をすべきということ、また、今後このようなことが起こらないように、ハラスメントについての議員全員を対象とした研修を行うといったような再発防止策等についても回答の中で言及をしていただいているところでございます。
 私としては議会が迅速かつ真摯に受け止めていただいて対応をしていただけたものということで、それを受け取ったということにしたいということでございます。

【記者】
【市議会議員による市職員へのパワハラと思われる言動について】
 今後、議会と、どのように関わっていくのか
【市長】
 議会と執行部におきましては、高松市政の運営に対して、いわゆる車の両輪としてしっかりと議論をしながら方向性を定めて一緒になって、この高松の行政を良くしていくために尽力していくということが本来の仕事でございますので、それについてどんどんと、丁々発止の議論をしていただくということは、十分によろしいかなと思いますが、そこに、いわゆるハラスメントみたいなことが起こらないように、きちっとした認識を持っていただくということが大事なのかなと思っています。
 そのうえで、しっかりと車の両輪としてそれぞれが、役割を果たしていくということが必要かなと思っています。

【記者】
【障害者支援施設での退所通知を巡る問題について】
 「強制退所は人権上問題がある」との発言に対する、施設側の反論への受け止めは
【市長】
 今回、市内の知的障害者支援施設におきまして職員の一斉退職を起因といたしまして、利用定員を削減し、一部の利用者に対して契約解除を通知するという状況が生じております。
 定員削減につきましても、あるいは契約解除自体につきましても、それぞれ法人自治会の決定事項、また施設と利用者の契約上の問題でございますので、本市として、それ自体の是非を問うということはできないというふうに思っております。ただ、契約解除に当たりましても、退所するに当たりましても、保護者と利用者の理解のないままに、強制的に退所するということは、人権上問題があるというふうに考えておりまして、そういうことがないように、これまでも文書指導もしておりますし、今後とも、指導を続けたいという旨を、お答えさせていただいたということでございます。
 施設側の方からは強制退所をしないと、利用者の安全が保てられないというふうなことも言われておりますが、それは強制退所という方法ではなく、御理解を得たうえでやると、あるいは法人側の職員確保を努力する、あるいは利用者の代替施設の確保に、市としても色々協力をして努めていくと、そういった中で解決策を探っていくということが必要でないかと思っているところでございます。

【記者】
【障害者支援施設での退所通知を巡る問題について】
 施設側が保護者に対して契約解除後は施設に入らないようにとの通知を出しているが、それに対する対応は
【市長】
 ご指摘の趣旨の文書が出されているというのは承知をいたしております。ただ、先程からも、お話をさせていただいておりますように、利用者や保護者の同意なしに、利用者を強制退所させるといったようなことは、人権上問題がある訳でございまして、安全が確保できないといっても、強制退所したら、安全が確保できるのかという訳ではありませんので、できるだけ丁寧に利用者に説明をしながら御理解を得ていくということが必要かなというふうに思っておりますし、今回、そのような通知が出されて、11日以降は、立ち入りが、できないといったようなことを表明されているわけですけれども、そうなりますと、現地で大きな混乱が予想されます。
 利用者は、だいたい週末には自宅に帰宅するということでございますので、土曜日には帰って、月曜日には出てくるというわけですが、その時に保護者会や法人側、両方からそういう形で行われるという、9月11日の月曜日につきまして、利用者が帰ってくるわけですけれども、その時に入所を巡って、利用者と法人側との不測のトラブルが生じるということも予想されておりますので、市といたしましては、職員を現地に派遣して、そのようなトラブルを未然に防ぐ、あるいはトラブルの中で、できるだけ解決ができるような形を取っていくというような体制を取っていきたいというふうに思っております。

【記者】
【障害者支援施設での退所通知を巡る問題について】
 これまでの市の対応と、今後の対応は
【市長】
 この問題につきましては、非常に大きな問題でございますので、保護者側と法人側に対しては、文書指導等も含めてずっと指導を続けておりますし、保護者側については、色んな相談に乗って、個別の相談にも乗ったりしてきているところでございます。それについて、例えば、法人側には、できるだけ職員を確保して、契約解除を少しでもやらないような方向でということをお話させていただいておりますし、利用者の方々については、当該施設に戻れないということであれば、他の施設なんかも検討してはどうか、ということで他の施設の受け入れについて、担当課が、その施設に赴いた際に、こういうことがあるんだけれども受け入れが可能かどうかを打診したり、そういう努力はしてきているところでございます。
 ただ、なかなか法人側と保護者側とで十分に話ができるような状況ではございませんので、なかなか進展していないところはございますけれども、そのような努力は、ずっと続けてまいりたいというふうに思います。

【記者】
【障害者支援施設での退所通知を巡る問題について】
 契約解除日以降も、市として関わっていく考えは
【市長】
 契約解除日以降で、相当、色々な混乱も予想されますので、職員も派遣して現地で対応したり、保護者側、法人側の相談に応じたり、法人側の方でも第三者委員会を作って、法人のあり方等について検討していただいておりますので、そのような話を進めていくとか、利用者側につきましても、受け皿として他のところがないのかどうなのか、その辺についても探していくという努力は続けてまいりたいと思います。状況の変化等に応じて、必要な措置は取っていきたいと思っております。

【記者】
 「マニフェスト2019」の達成状況が発表されたが、その受け止めと、達成状況が低い項目に対する今後の取組は
【市長】
 マニフェストにつきまして4年が終わりましたので、令和4年度までの達成状況ということで示させていただきました。
 概ね、ある程度、及第点は与えていただけるのかな、と。特に、新型コロナウイルス感染症が、4年のうち3年間くらい影響を与えておりましたので、その部分でイベントが開催できなかったり、あるいは、どうしても感染症の影響によって、十分な成果が得られなかった項目もございますけれども、ある程、度仕方がない部分は別として、別の要因で達成状況が非常に悪かったというものについては、今後引き続き、5期目が始まっているわけでございますけれども、そのような中で、十分に検討して、考えていきたいというふうに思っております。

【記者】
【マニフェスト2019の達成状況について】
 どのような項目が十分に達成できなかったと考えるのか
【市長】
 マニフェスト自体で具体的にどれこれというのは、今、持ち合わせていませんが、例えば公共交通なんか、充実して進めていこうとしていましたが、コロナが起こって非常に停滞をしていたということなどもございますので、その辺について、また重点的にやっていきたいということでございます。

【記者】
【市議会議員による市職員へのパワハラと思われる言動について】
 市議から語気が強くなった点へのお詫びはあったが、言動には謝罪の意を示さなかったことへの、市長の所感は
【市長】
 議会の議長から厳重注意を受けると同時に当該職員に謝罪をして欲しいということで行って、市議本人も会派の会長と一緒に当該職員のところに赴いて謝罪をしたということですが、内容としてそのようなことであったということは伝えられていますけれども、それは市議個人の判断ということでございますので、それはそれで仕方がないのかなというふうに思っております。

【記者】
 ことでんの社長が交代したが、既に新社長とは会われたのか
【市長】
 まだお会いしていません。 
 担当課には社長の交代があります、という情報は伝えてきておりますけれども、御本人に会ったかどうか、少なくとも私は、まだ会っていないです。
 もちろん前の専務の時には、お会いしています。

【記者】
【ことでんの踏切トラブルについて】
 必要があれば安全対策への支援を検討するとのことであったが、具体的な取組は決まったのか
【市長】
 具体的には決まっていませんけれども、基本的な考えとして公共交通は、安全第一で運行してもらわなければなりませんけれども、いわゆる公共的な要素はございますので、その辺の意見とか、市の公的セクターがある程度支援していくことも必要かな、というような認識は持っているところでございます。
 具体的には、県が主体ということになろうかと思いますが、その辺の連携をしながら進めてまいりたいというふうに思っています。

【記者】
【ことでんの踏切トラブルについて】
 新駅整備や利用促進への補助は、今後も継続するのか
【市長】
 基本的にコンパクトプラスネットワークのネットワークの部分を受け持つ公共交通ということでございますので、積極的には推進してまいりたいというふうに思っておりますが、ことでんの経営状況等々もございますので、どんどんどんどんというわけにはいかないかも分かりませんけれども、そのへんは状況に応じて、公的な支援をどうするかというものも含めて総合的に考えてまいりたいというふうに思っています。

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