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市長定例会見(令和5年7月25日)

更新日:2023年8月21日

日時・場所

日時 令和5年7月25日(火曜日) 11時30分~12時25分
場所 防災合同庁舎 301会議室

報告事項

1 報告事項
(1)高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」の開館1周年の所感について
(2)令和4年度一般会計・特別会計の決算見込みの概要について
(3)高松市農畜水産業継続緊急支援金の申請受付開始について
(4)リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度の創設について

2 記者質問

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和5年7月25日)録
11時30分~12時25分
 それでは、記者会見を始めさせていただきます。
 報告事項に、入る前に少しお時間をいただいて、2点ほど、お話しさせていただきます。
 まずは、この度は、私自身、7月14日(金曜日)に新型コロナウイルスの感染が確認されまして、自宅で療養をしておりました。療養期間中に、私が出席を予定しておりました行事やイベントなどについて、延期をさせていただいたり、代理出席での対応をお願いしたりと、皆様には、大変、御心配、御迷惑をおかけいたしました。症状としては、発熱と、せき、のどの痛みがございましたが、ワクチン接種もしており、幸い軽症で、3日ほどで、ほぼ症状もなくなり、先週20日(木曜日)から公務に復帰をいたしました。これから、しっかりと職務に当たってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 一方、県内でも、全国同様、新型コロナウイルスの感染拡大の局面が続いており、こうした中、夏休みを迎え、旅行や帰省、イベントなど、人と接触する機会が増え、感染リスクが高まります。こうした状況でございますので、市民の皆様には、場面に応じたマスクの着用や、手洗い、また、厳しい暑さが続いておいりますが、エアコン使用時も定期的に換気を行うなど、自主的に感染を防ぐための対策を心がけていただきたいと思います。
 もう1点が、先日、23日の日曜日、JR高松駅前広場で、人気ゲームの「マインクラフト」を使って、将来の高松の姿をデザインする「たかまつマインクラフトまちなみデザインコンテスト」のオープニングイベントに参加をいたしました。この日は、メタバースで再現した「シンボルタワー」や「玉藻防波堤の赤灯台」など、これまで披露していたもののほか、新たに玉藻公園の「月見櫓(つきみやぐら)や「艮櫓(うしとらやぐら)」、男木島・女木島を結ぶフェリー「めおん」なんかも、初お披露目となったわけですが、どれも、特徴がうまく表現されていて、改めて感心したところでございます。もう一つ、大変感心いたしましたのが、参加した子どもたちの姿勢や熱量です。最初は100人くらい親子で想定していましたが結果として200人を超えるような方々が参加をいただきました。子どもたちからの質問の中には、「ことでん高松築港駅を、地下に作ってもいいですか」といったものもありまして、子どもたちの創造力や発想力に、私自身、ワクワクしました。大人は「マインクラフトは、ゲームだから」と思ってしまいがちですが、マインクラフトが、子どもたちのアイデアを、さらに発展させるツールとして、とても役立つことが伝わってきました。
 デザインコンテストの作品募集は、10月末までとなっておりますので、未来のサンポートエリアに対する、皆様の様々なアイデアを、子どもたちを中心にどしどしと、御応募いただきたいと思います。お待ちしています。
 では、報告事項に移ります。スライドをご覧ください。本日は、「やしまーる 開館1周年の所感」のほか「令和4年度の一般会計・特別会計の決算見込みの概要」と「高松市農・畜・水産業 継続緊急 支援金の申請受付の開始」、「リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度の創設」の4件でございます。
 まず、「高松市屋島山上交流拠点施設」、愛称「やしまーる」の開館1周年を迎えるに当たっての所感でございますが、早いもので、昨年の瀬戸内国際芸術祭の夏会期初日のオープンから、ほぼ1年が経ったところでございます。芸術祭の期間中から、非常に多くの皆様に御来場いただきまして、オープンから、ちょうど100日目(令和4年11月12日)には、「やしまーる」の語呂合わせで、84,000人目の来館者を迎えました。
 御来館いただいた皆様からは、「瀬戸内海の多島美の景観は、息を飲むほど美しい」とか「若者や家族連れの姿も多く、人の賑わいが戻ってきて、うれしい」といった声をいただいております。
 また、週末にもなりますと、夕・夜景を楽しむ方々に、たくさんお越しいただいているところでございまして、「やしまーるの、平日の開館時間を延長して欲しい」といった御意見も伺っております。
 さらには、オープン以降、様々なイベントを開催するほか、館内のホールや屋外広場では、企画展示や演奏会など、多くの市民の皆様の活動に御利用いただいたり、小学校の遠足などで、子どもたちの元気な声が響いたりするなど、新たな交流が生み出されているものと実感しております。
 私としては、多くの方に屋島のすばらしい魅力を感じていただいておりますこと、屋島という地域の活性化が着実に進んでいることの表れであると感じており、うれしい気持ちで一杯でございます。
 一方、アフターコロナにおける旅行需要の円滑な回復傾向の中、「やしまーる」におきましても、オープン以来、7月17日時点で、18万人を上回る(184,712人)皆様に御来場いただいており、屋島山上の観光入込客数の目を向けますと、令和4年度は、63万3,556人の皆様にお越しいただいたところでございます。このように、「屋島」への入込客数が増加していることに、一定の手応えを感じているところではありますが、この成果は、まさに官民が一体となって、「屋島活性化基本構想」に基づき取り組んできた、この10年間の成果でございまして、このことが、「都市景観大賞」の受賞という形で、高く評価されたことは、大変喜ばしい出来事でありました。私といたしましては、こうした「屋島観光」の盛り上がりを、一過性のものではなく、訪れた皆様をリピーターにつなげていけるような、効果的な取組が重要であると考えておりまして、例えば、「やしまーる」を活かして、日本の夕陽百選や夜景100選にも選ばれている、屋島山上から望む、美しい夕景・夜景を楽しむ、夜型観光の推進にさらに取り組んでいきたいと考えております。このため、今後は、交通アクセスの向上などの課題を、官民で連携して、解決しながら、屋島を、宿泊を伴う観光地へと変化させ、本市の観光需要の増加につなげてまいりたいと考えております。
 最後に、先般、報告させていただいておりますが、「やしまーる」の開館1周年となる8月5日(土曜日)に、「やしまーる」におきまして、記念イベントを開催します。当日は、マルシェを始め、ワークショップや、コンサートのほか、「むれ屋島源平武者隊によるパノラマアートの案内、また、夕方には、「瀬戸内サーカスファクトリー」による「やしまーる」を舞台にした本物のサーカスを御覧いただけるなど、一日中、屋島を楽しんでいただけるイベントとなっております。
さらに、夏休みに合わせて、8月31日(木曜日)まで、「やしまーる」閉館後も、午後9時まで、屋外照明の点灯を延長いたします。夕方からの涼しい夜風に当たりながら、瀬戸内海に沈む夕日や、市街地の夜景をお楽しみいただければと思います。
 続いて、「令和4年度一般会計・特別会計の決算見込みの概要」でございます。なお、決算見込みの詳細につきましては、本日、午後1時から、財政局より説明をいたしますので、私からは、一般会計について、かいつまんで、ポイントを説明させていただきます。
 令和4年度は、前年度から引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止への対応に加え、物価高騰への対応も講じながら、総合計画に掲げる本市の目指すべき都市像の実現に向け、各種施策に取り組んだところでございます。
まず、新型コロナウイルス感染症に対応した主な事業ですが、新型コロナワクチンの接種事業を始め、PCR検査の実施や、高齢者・障がい者施設でのクラスター対策、子育て世帯・低所得世帯等への特別給付金の給付、また、公共交通事業者への事業継続支援金や、ポストコロナを見据えた、新たな事業展開に対する支援など、本市独自の経済対策を数多く実施いたしました。
 次に、物価高騰に対応した主な事業といたしましては、低所得世帯や事業者への支援に加え、小・中学校の学校給食における食材費の価格高騰分への補助や、3学期の給食費の無償化、キャッシュレスポイント還元キャンペーン事業などを実施いたしました。一方、第4期まちづくり戦略計画の主な事業につきましては、山田総合センターを整備したほか、屋島の賑わい復活に向けて、屋島山上交流拠点施設「やしまーる」を整備いたしました。
 また、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、「地理空間データ基盤」や、「パーソナルデータ基盤」を整備し、スマートシティたかまつの推進に取り組みました。
 このほか、企業誘致などによる地域経済の活性化を始め、「瀬戸内国際芸術祭2022」や、四国インターハイの開催など、文化芸術とスポーツの振興に取り組んだところでございます。
 このため、一般会計につきましては、歳入歳出総額で、差引残額は、約48億円となり、この差引残額から、翌年度へ繰り越した事業費に充てるための繰越財源、約9億円を差し引いた、いわゆる実質収支は、約39億円となるものでございます。
 引き続き、スクラップ・アンド・ビルドの徹底や、デジタルトランスフォーメーションの推進などによる、行財政改革と行政サービスの充実を、更に推進しながら、将来にわたり持続可能な財政運営の確立に、鋭意、取り組んでまいりたいと思います。
 続いて、3点目は、「高松市農・畜・水産業 継続緊急 支援金の申請受付の開始」でございますが、この支援金は、5月の臨時議会におきまして、燃油や肥料などの価格高騰により、厳しい経営状況に直面している、市内の農・畜・水産業者を支援するために予算措置したものでございまして、申請受付の準備が整いましたので、お知らせいたします。
 支援内容といたしましては、認定農業者のほか、認定新規就農者や水産業者に、8万円、販売農家には、3万円、また、畜産業者には、25万円の支援金を支給するものでございます。申請方法は、スマートフォンやパソコン等を利用して、本市ホームページからオンライン申請をしていただくか、申請書を、ダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、郵送か、農林水産課の窓口まで持参していただくこととしております。申請受付期間は、8月1日(火曜日)から10月31日(火曜日)までとなっております。本市といたしましては、市民の皆様の食生活を支えていただいている、市内農畜水産業者の事業の継続や、立て直しのための取組を支援することで、今後とも、第1次産業の振興を図ってまいりたいと考えております。
 では、最後は、空き家対策として「リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度」を全国で初めて、創設するものでございます。この補助制度は、住宅金融支援機構の高齢者を対象といたしましたリバースモーゲージ型の住宅ローン「リ・バース60」の融資を受けた方に対して、補助金を交付するものでございます。空き家が発生する要因といたしましては、相続の際が、大半を占めておりますので、この「リ・バース60」を活用することで、相続が発生した時に、担保物件を売却するなど、住宅の流通を促進することができることから、本市といたしましては、高齢世帯の空き家の発生抑制につなげていきたいと考えております。補助額は、当初1年間の金利の3分の2相当とし、補助限度額は15万円でございます。今年度は10件分を見込んでおりまして、8月1日(火曜日)から申請受付を開始いたします。また、この補助制度の周知啓発を契機といたしまして、住宅金融支援機構四国支店と「高松市における住宅施策の推進に関する連携協定」を締結いたします。同機構と地方自治体との包括的な連携協定の締結は、四国で初めてでございまして、7月31日(月曜日)に協定締結式を行うこととしております。本市といたしましては、今後とも、空き家の活用や流通を促進することで、良好な住環境の形成に取り組んでまいります。

【記者質問】
【記者】
 「ことでん」の踏切で警報機が鳴らず、遮断機が下りないまま電車が通過した事案が相次いでいる。市は、公共交通の利用促進に取り組んでいるが、市長の所感は

【市長】
 ご質問の「ことでん」の踏切におけるトラブルでございますけれども、平成28年度以降見ても、毎年発生しているようでございまして、今お話しございましたように、今年に入りましても、部品の故障などが原因によりまして、4月に、踏切で、警報機が鳴らずに遮断機が下りない事案が発生し、また、7月13日(木曜日)に起こった事案は、四国運輸局から改善指示を受けた直後に発生しております。こうした踏切トラブルが、過去10年で16件と聞いておりますけれども、ここ3年間で6件続いております。いわば大事には至っていませんが、一歩間違えますと、重大事故につながりかねない、あってはならない、非常に重大な問題であると思っておりまして、私自身誠に遺憾に存じておるところでございます。何と言いましても公共交通機関は、まず、「安全性の確保」が基本でございます。本市といたしましては、「ことでん」につきましては、多くの市民が通勤や通学などで利用する社会生活に欠かせない路線でございます。
 高松琴平電気鉄道様には、しっかりと原因を究明していただいて、線路や踏切といった安全保安設備の点検さらに更新を早急に実施していただきたいと思っております。合わせて、運転士に対して、安全運行のための指導・教育をしっかりと徹底してやっていただきたいというふうにお願いしたいと存じます。

【記者】
【ことでん踏切トラブルについて】
市のことでんに対する補助金の内容と、ヒアリングを行う予定はあるのか

【市長】
 高松市としてことでんに対して出している補助金は新駅伏石駅ができましたが、新駅第二の駅舎、それからそれに伴います複線化の整備の相当部分について、3分の1とか6分の1とか、そういうものについて出しております。ことでんに対してということではなく、ことでんの利用促進、公共交通の利用促進という面で電車とバス、バスとバスの乗継割引に対して出すとか、あるいは70歳以上の市民に対してIruCaを使えば2分の1相当を助成するという形で補助金を出しているということでございまして、直接安全面とかその辺についての助成金というのは出していないところでございます。その辺につきましては県の方で措置がされてて、県の方が指導するということでございますので、合わせまして市としても要望というような形で安全面の徹底を要望してまいりたいと思っています。

【記者】
【ことでん踏切トラブルについて】
 再発防止を強く要望していくのか

【市長】
 新駅の設置やその辺の関係で補助金助成をしている関係もございますので、それにあわせてきちっと安全面対策についても徹底してくださいという形で要望はしてまいりたいと思います。

【記者】
【ことでん踏切トラブルについて】
 今後、補助金の在り方を見直す考えはあるのか

【市長】
 直接的にそれはつながらないと思います。

【記者】
【ことでん踏切トラブルについて】
 ことでんに対しヒアリングは行ったのか

【市長】
 この踏切トラブルに関してですか?直接的にはまだやってないです。ありますか?ことでんさんからあった、ってことね。
【交通政策課回答】
 7月の踏切事故以降に原因と今後どうしていくということの説明はありました。
【記者】
 いつですか。
【市長】
 日にち分かりますか。
【交通政策課回答】
 7月20日(木曜日)です。

【記者】
【放課後児童クラブの民間委託について】
 今後どのように進めていくのか

【市長】
 公立放課後児童クラブ運営の一部事務について民間委託をするということで、6月議会において、来年度以降の債務負担行為が議決をされたところでございます。来年度以降から事務一部を民間委託できるように準備を進めているところですが、まずは今月11日(火曜日)から21日(金曜日)まで、保護者の皆様や放課後児童クラブに勤務する支援員の皆様に対してアンケート調査を実施しており、21日締め切りでしたので、今、取りまとめているところでございます。
 今後、明後日27日(木曜日)に開催いたします「高松市子ども・子育て支援会議」で御意見を伺うと共に、来月下旬に開催予定の「高松市放課後子ども総合プラン運営委員会」においてもいろいろ御意見を伺いたいと考えておりまして、アンケート調査やこれらの会議における御意見を、可能な限り、仕様書に反映して、適切な民間委託に繋げてまいりたいと思っています。
 スケジュールですが、現在のところ、8月下旬を目途に、委託先事業者の公募を開始いたしまして、10月下旬から11月上旬を目途に、事業者を決定することとしております。事業者と委託業務の詳細が決まった段階で、保護者の皆様や支援員、直接従事される方々に対して説明会を開催する予定にしております。
 いずれにたしましても、私といたしましては、放課後児童クラブは今待機児童が発生しているわけですけれども、基本的に入会を希望する全ての子どもさんが入会でき、そこでの遊びや生活を通じて、健やかに成長できる、放課後の安全安心な居場所となるべきものであると存じまして、今後、民間のノウハウを最大限に生かした人材確保やICT化による効率化を図り、効果的なクラブの運営に努めてまいりたいと存じます。

【記者】
【放課後児童クラブの民間委託について】
 保護者などへのアンケート結果の公表は予定しているのか

【市長】
 公表する予定にしております。
【子育て支援課回答】
 現在アンケート調査については取りまとめをしているところでございまして、早くて27日夕方にはホームページにUPできるものと、進めているところでございます。

【記者】
【放課後児童クラブの民間委託について】
 保護者や支援員から不安の声が上がっていることに対する受け止めは

【市長】
 市長への提言もいただいていますし、市議会の会派からも申し入れがありました。いずれにいたしましても、関係者が十分に納得をして、民間委託ができるように、十分な話し合いや詰めをやってくださいという要望が非常に強いところがありますので、その辺きちっとした適正な手続きを踏みながら、しっかりと皆さんでご議論をして、よりよい結論が得られるような方向に持っていきたいと考えています。

【記者】
【放課後児童クラブの民間委託について】
 民間委託の決定までの期間が早かったが、十分な議論はなされていたのか

【市長】
 そうですね。決めたのが2月くらいになりましたけれども、年度単位でやらざるを得ないので、この待機児童をできるだけ早く解消しようということであれば、令和6年度からは実施に移していきたい、令和6年度に実施するためは早急に6月議会あたりで手続きを踏まなければならない、そのためにはその前の意思決定が必要であったということで、関係者の皆さんの意見を丁寧に聞くというのがそれと同時並行というか、若干遅れた帰来がございますので、その点は申し訳なかったと思っていますが、今後アンケートを取っていただいて、色んな方の多くの意見をきちっと踏まえた上で適正に民間委託に持っていきたいというふうに思っていますので、ぜひとも何かご意見がある方はしっかりと伝えていただければと思います。

【記者】
【消防局のクラウドファンディングについて】
 市民の命を守るために必要な資機材の購入を予算措置ではなくクラウドファンディングで行う理由は

【市長】
 基本的に消防で市民の安全安心を守るための危機管理的な業務は、行政がまさにやるべき仕事であって、財源的にもきちっと措置をした上で行うべきということはあろうかと思っています。ただ、基本的に財源負担はした上で、市民の皆様からの御支援を得られるのであれば、それを踏まえて、措置をしようということで、クラウドファンディングを併用した形でやろうという意思決定をしたものと考えています。
具体的に…消防は来てない?

【記者】
【消防局のクラウドファンディングについて】
 市民の命に関わるものは、必要なものとして予算措置するべきではないのか

【市長】
 基本的に市民の生命財産に関わるような危機管理的なもの設備等については、きちっと公費として負担をして備えるべきであるというのはその通りだと思っていますし、その上で付加的なものについて、あったほうがいいなというものについて、市民の皆様の善意を得るためにクラウドファンディングを活用して付加的に上乗せするといったことも、全くあってはだめだということではないと思っています。ベースとして必要なものは予算で、一般財源で措置すべきと思いますが、付加的なものについてクラウドファンディングでのプラスαというものを考えてもいいのではないかと思っています。
具体的には消防に詰めて聞いてみたいと思います。

【記者】
【消防局のクラウドファンディングについて】
 クラウドファンディングで目標額が集まらなかった場合の対応は

【市長】
 救命救急の事業に必要な設備、装備等については基本的にきちっと一般財源でいくら財政が厳しくても措置すべきものであるというのはその通りだと思いますし、それをやった上で付加的にやった方がいいものについてクラウドファンディングで措置する、ですから、クラウドファンディングで集まらなかったら当然そこは一般財源、きちっとした税金を使って措置すべきものと考えています。

【記者】
【消防局のクラウドファンディングについて】
 市民の命に関わるものをクラウドファンディングで行うことはいかがなものか

【市長】
 行政の責任でやるべきものではないかという指示はしています。クラウドファンディングで集まろうと集まらない場合であろうが、きちっと措置すべきものは一般財源を使って措置すべきものであるという指示はしています。具体的な結果は、仕分けがどこでどういうふうに仕分けられたのか、確認してませんが。おっしゃるように救命救急等に必要な資機材については公的な財源で措置すべきというのが基本だと思います。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 「リ・バース60」の利用者に補助金を出すことが空き家発生の抑制につながるのか

【市長】
 空き家がたくさん発生しているというのは、所有者が亡くなって、相続が起こり、相続登記がなされておらず利活用が進んでいないからなんですね。従ってその利活用を進めるためにどうしたらいいのかということで、色んな方法があろうかと思いますが、その1つとして、リバースモーゲージというのは、そこの所有者が持ったままローンを借りて利子だけを払っていけば、例えば亡くなられた時に不動産を売却することによって、元本を返済するということができますので、そこで売却という行為をやって、利活用が行われるようになりますので、それが空き家の発生を防ぐことに繋がるということです。
【記者】
 そうなんですけど、そもそも売却がなかなかうまくいかないというのが空き家の発生が
【市長】
 銀行などのローンの担保になりますので、不動産が。ですから、その方が亡くなられたら銀行は不動産を売却して元本を回収するということになりますので、それが利活用に繋がっていくという。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 高松市の空き家数と空き家を減らしていくための喫緊の課題は

【住宅・まちづくり推進室回答】
 全国でも空き家が香川県内の数字ですが第8位という高い水準にあるということで、市内にも空き家もたくさんあるので、数字はくらし安全安心課が所掌しているので今時点では持ち合わせていませんので後ほど御説明させていただきたいと思います。空き家の発生抑制策を進めていきたいということで、今回の制度を創設しました。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 空き家の増加率が問題だと考えられるが、市長の考えは

【市長】
 これ以上増やさないために、だから、相続が起こっちゃって、だんだんだんだん所有者が利活用ができないような状況を防ぐために、不動産を担保としてローンを組んでもらって、返済については担保物件を売却して返済していただくということでそこで利活用が行われるということに結び付けたいとい制度です。数自体は全体で15件程度と知れていますが、少しでも利活用ができるような物件を増やしていきたいという思いでこの制度を作りました。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 空き家対策をしなければならないことに対する市長の所感

【市長】
 全国の中でも香川県は8位というような高い状況で、特に四国は空き家が非常に多いということでございますので、その空き家の1つの大きな要因として相続時に全く相続登記等がなされていない、相続時に所有権がどのようになるのかはっきりさせられていないということで利活用しようにも手がつけられないという状況が多いということでございますので、きちっと相続が起こる時には利活用ができるような、リバースモーゲージというローン制度を活用することによって、利活用が行われる仕組みとして、それを支援するために本市としてリバースモーゲージを使用して、利子は払わなければなりませんが、利子の3分の2については市が助成しますよという形で、リバースモーゲージの活用を促していきたいということです。
 ぜひとも多くの方に、多くの方といっても限度はありますが、利用していただきたいなと思っています。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 このような補助をしなければ空き家対策は進まないのか

【市長】
 そうですね、なかなか進まないですね。これがあってもそう簡単にはいかないですが。全国でもこのリバースモーゲージの利子に対する助成は初めてと聞いておりますので、これで少しでも進められたらと思っています。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 住宅を売却した後の利活用に対する市長の考えは

【市長】
 住宅金融支援機構の方でリバースモーゲージのローンを組んでいただくということですので、こちらは住宅金融支援機構の活用策ということになろうかと思います。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 空き家対策として、効果は見込めるのか

【市長】
 ローンを組んだ時の元本は最終的には不動産を売却なり利活用して返済していただけるということなので、高齢者が生活資金を家屋等を担保にしながら得られて、利子は払わなければいけないですけれども、3分の2について市が助成することによって、低減な額でローンが組めて、生活も回る、そのままできるということに役立つということで、高齢者にとってはかなり利用しやすい、便利な制度ではないかなと思っています。

【記者】
【リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度について】
 空き家の現状と今後の対策は

【市長】
 香川県は四国全体が非常に空き家率が全国的に見ても高いということでございまして、人口減少というのが片方であり、超高齢化というのもあり、ある程度仕方ない部分はありますが、できるだけ空き家についても利活用していく、あるいは古くなって危険な空き家になった場合にはきちっとしていくというのが地域の安全安心のためには必要である、あるいは地域をより活性化していくためには必要であると思っておりますので、少しでもその活用の方策があるとすれば、できるだけ色んな制度を作って活用を促していきたいと思っています。今回のリバースモーゲージに対する助成というのもその一環であるとご理解いただきたいと思います。

【記者】
【ことでん踏切トラブルについて】
 市はことでんを主要な公共交通機関と考えているが、トラブルが相次いで発生していることへの受け止めは

【市長】
 ことでんを中心として、これからの超高齢化社会において公共交通の維持、充実は私は必要であるということで、コンパクトプラスネットワークのまちづくりということで、公共交通の充実に努めてまいったところです。その主なパートナーがことでんさんということで、公共交通の維持、充実を図るにしても、第一には安全が確保されているというのが最低限のことしっかりとやっていただきたいということございます。従いまして、ことでんとやっている事業等で色んなやりとりがございますけれども、その一環としてこの安全確保についても、市としてもことでんさんにきちっと要望していきたいと。もちろんご説明もあったわけですけれども、きちっと安全確保していただけるように、安全確保が前提であるということをしっかりと要望してまいりたいと思っています。

【記者】
【ことでん踏切トラブルについて】
ことでんの安全面に対して支援する考えは

【市長】
 安全面については、県が所管して助成をやっているので、県はヒアリングをしたいということを知事の記者会見であったようでございますので、そのへんもちろん市としても関心を持ちながら、必要な場合には関与していきたいと思っています。県が中心として安全確保をしっかりとやっていただきたいと思っています。

【記者】
【放課後児童クラブの民間委託について】
 保護者などへのアンケート結果で、どのような意見が出ているのか

【子育て支援課回答】
 今取りまとめ中ですので、言えることはございません。

【記者】
【放課後児童クラブの民間委託について】
 現場の意見聴取はアンケートだけなのか

【市長】
 アンケートで利用者、支援員の意向を十分に踏まえた上で、それから会議、こども子育て支援会議、あるいは子ども総合プラン運営委員会などの御意見も十分踏まえた上で、まずは8月下旬を目途に仕様書を策定し、公募を開始したいということです。その仕様書の中に利用者や支援員の皆さん方のいろんなお考え、事業者側の考えとか、そういうものを踏まえた上で仕様書を作る、と。それに基づいて応募をしていただき、10月末から11月頭を目途に委託事業者を決めていくような形になろうかと思います。

【記者】
【やしまーる開館1周年について】
 費用対効果をどのように考えているのか

【市長】
 やしまーるにつきましては事業費についてはいろんな要因がございまして、当初の想定よりもかなり膨らんだということはございます。その都度議会にお諮りをした上で御理解を得ながら進めてまいったところでございまして、オープンからちょうど1年が経ったところでございます。その効果という意味では、屋島の観光の復活の兆しが見えてきた、令和5年度の都市景観大賞も受賞したということで、かなり大きなインパクトを持ってアピールできる施設になったということで、非常に観光面とシティプロモーションの面でも大きな効果があったのではないかと思っています。費用対効果ということでそれがきちっとあらわされるかどうかは、それはそれぞれのお考えがあろうかと思いますが、私共としては当初想定していた以上の効果が発表されてきていると考えています。

【記者】
【やしまーるの開館1周年について】
 やしまーるの費用対効果の指標は

【市長】
 入込客数を1つの指標にいたしております。あとは、市民の皆さんのアンケート調査などを適期取りながら、満足度などを勘案して効果としてはかってまいりたいと思っています。
 全体として想定しているのは屋島山上の入込客として、70万人を当面の想定として設定しています。

【記者】
【やしまーる開館1周年について】
 令和4年度の屋島山上入込客が約63万人だったが、その受け止めは

【市長】
 コロナ禍前よりもたくさんの方に入込客数として入っていただいたということでございまして、思った以上の成果は出ているのではと考えています。

【記者】
【やしまーる開館1周年について】
 屋島山上の夜型観光の今後の展望は

【市長】
 指定管理者の方でいろんなイベントの企画をしたり、あるいは色んな市民の方々が色々活用していただいたり、あるいは小学生が遠足で利用したり、いろんな多くの方々が屋島山上をやしまーるができたことによって利用していただいているということですし、今後特に経済効果の高い夜型観光をやしまーるを中心として充実していくべく、これまで以上のいろんな仕掛けを指定管理者共々考えていきたいと思っています。とりあえず1周年でいろんな各種面白いイベントをやっておりますので、それでまた多くの市民の皆様に興味を引いていただいて、活性化に繋げていけたらと思っています。
【記者】
【やしまーる開館1周年について】
 屋島山上への交通アクセスの問題をどう考えているのか

【市長】
 山上へのアクセスがスカイウエイと言いますか、道路しかないということで、車で行くしかない。もちろんシャトルバスはありますけれども、そのへんのアクセスの改善なんかが1番大きな課題かなと思っています。屋島全体は文化財でもございます。史跡、天然記念物、国立公園でもございます。屋島全体をいかに魅力あるものとしてさらに磨くことができるのか、関係者共々いろんなアイデアを出しながら今後とも考えていきたいと思っています。

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