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市長定例記者会見(平成31年4月24日)

更新日:2019年4月25日

日時・場所

(日時)平成31年4月24日(水曜日) 午前11時30分から11時59分まで
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「スマートシティたかまつシンポジウム2019」の開催及び、オープンデータサイトの開設について
(2)瀬戸内国際芸術祭2019の開催及び、開催に伴う市の取組について
(3)「TAKAMATSU MUSIC BLUE FES 2019」の開催について
(4)「高松春のまつりフラワーフェスティバル&交通安全フェア2019」の開催について
(5)「サンポート高松トライアスロン大会」の開催について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 おはようございます。
 題材に入る前に、一言、御挨拶を申しあげたいと思います。
 今月行われました高松市長選挙において4度目の当選をさせていただき、引き続き、高松市政の舵取り役という重責を担うこととなりました。この新たな出発に臨みまして、これまで多くの市民や関係者の皆様方から賜りました温かい御支援、御協力に対して、改めて心から感謝と御礼を申しあげたいと思います。
 選挙については、結果的に無投票当選となりましたが、選挙運動期間を通じて、私が今後やりたい政策、施策等について、十分に市民の皆様に訴え、また、周知することができなかったことについては、若干残念な面はありますが、無投票当選ということで、私のこれまでの12年間の実績を市民の皆様に一定程度評価いただき、また、今後の市政運営に対する信頼をいただけたものと肯定的に受け止めています。
 同時に、改めて、これから皆様の御期待に十分お応えしなければならないという使命感と重責を痛感しており、これまでにも増して、市民の皆様の様々な声をきちんとお聞きしながら、誠心誠意、高松市政の推進に努めたいと、決意を新たにしています。
 私のこれまでの市政運営、特に3期目を振り返りますと、まず、特に人口減少、あるいは超高齢化が本格的になる中で、従来から言っていますように、過去の延長線上に未来はない、新しい未来はそれぞれ自分たちできちんとビジョンを描かなければならないという考えの下に、老若男女の笑顔が輝く元気な高松を創生するために、3期目にはマニュフェスト2015を掲げ、7つの都市(まち)づくりのテーマを基に60の施策を位置づけ、その実現に鋭意努力してまいりました。
 特に3期目には、従来から構想していた大型プロジェクトが完成した時期であり、一つには防災合同庁舎、また高松市立みんなの病院、さらには屋島レクザムフィールドやたかまつミライエ等、それぞれ重要な施策分野の拠点となるべき施設が完成し、市民の皆様に供されることにより、その分野での大きな成果が期待できる状況になりまして、将来を見据えたまちづくり、あるいは高松の将来のビジョンに向かうことに対して、一定程度の手応えを感じられました。
 4期目を迎えるに当たり、これまで3期12年間に築き上げた成果の上に立ちまして、新たにマニフェスト2019を出させていただきました。全体のテーマは、3期目と同じく「老若男女の笑顔が輝く元気な高松の創生」を掲げていますが、今回、「共生のまちづくり」から始まり、「未来のまちと人づくり」など6つのまちづくりの下に63の施策項目を掲げています。この施策項目について、人口減少・超高齢化が高松でもすでに現実になっていまして、これから更に本格化してきます。そのような厳しい環境の中で、高松は、この地域の中枢中核都市に選ばれていますので、周りの地域をけん引していく、そういう役割を果たしながら、より持続可能な発展を遂げていくために、このマニュフェストの項目に基づいて、その実現に最大限力を入れながら、高松市政の運営の舵取り役の重責を果たしていきたいと覚悟しているところです。
 どうか市民の皆様方には、これからも市政の各分野において、それぞれ御関心を寄せていただき、市政運営に様々な意見をいただきながら、できるだけの御理解御協力頂きますようお願い申し上げまして、4期目をスタートするに当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
 それでは、題材に入ります。
 1点目は、「スマートシティたかまつシンポジウム2019の開催」及び、「オープンデータサイトの開設」についてです。
 本市では、ICT・データの活用と産学民官の多様な主体との連携により、様々な地域課題を解決すべく、スマートシティたかまつの実現に向けた取組を推進しています。
 この度、スマートシティの取組を推進している先進市が本市に集結しまして、各市の取組の成果や、産学官連携の試みについて意見交換等を行うシンポジウムを6月1日に情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」において開催することとしています。
 内容は、平井卓也IT・科学技術担当大臣による特別講演があります。
 第1部では、各地域でのスマートシティの実現に向けた取組成果などを紹介するほか、産学官の関係者によるパネルディスカッションを予定しています。
 第2部のワークショップでは、シンポジウム参加者による分野ごとのグループディスカッションを行う予定としています。
 次に、オープンデータサイトの開設についてですが、本市では、これまでオープンデータをホームページ上で公開するなど、オープンデータ化の推進に鋭意取り組んでいるところです。この度、より市民の方が見やすく、また、多様な主体によるデータ利活用を推進するため、平成29年度に整備しましたIoT共通プラットフォームの上にオープンデータサイトを新たに開設したところです。 
 新たに開設しましたオープンデータサイトは、ダッシュボードとオープンデータカタログサイトという2つの機能を有しています。オープンデータカタログサイトではオープンデータをExcelとかCSV形式、これらは機械判読性に優れた形式と言われていますが、これらの形式でダウンロードできるようになっています。また、データを活用したアプリなどが開発しやすい環境を整えています。
 ダッシュボードでは、それらのデータを地図やグラフ上に表示することで、数値を目で見て分かるような形で表示しながら、視覚的に分かりやすいデータの掲載を行っています。
 そのほか、ダッシュボードでは、平成29年度に構築した河川や海岸部の水位・潮位センサーから得られるリアルタイムデータを公開していまして、市民の方が、今後、災害時には、データ等を見ながら自ら判断して、適切な避難行動が取れるように支援していくものです。
 このオープンデータサイト等については、本日から、公開していますので、広く御利用いただきたいと思います。周知方、よろしくお願いします。
 2点目は、瀬戸内国際芸術祭2019の開催及び開催に伴う市の取組についてです。
 いよいよ4月26日、間近に迫りましたが、「海の復権」をテーマに、四回目の開催となる現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭2019が始まります。
 会期は、春・夏・秋の3シーズンで、会場は前回と同じく瀬戸内海の12の島々と高松港・宇野港周辺を含む14会場となっています。
 今回で4回目の開催ですが、現代アートの作家や建築家と、島に暮らす人々との協働によって、これまでの芸術祭により輝きを取り戻しつつある地域資源の更なる発展を目指しているものです。
 今回の重点プロジェクトですが、引き続き、海でつながるアジア各地域との交流を積極的に行うということにしています。また、瀬戸内の特産品や農水産物等に焦点を当て、アーティストが瀬戸内の資源に美術的な工夫を凝らすプロジェクトを、高松港周辺を中心に展開します。また、瀬戸内の島々に残る伝統的な食をアーティストが掘り起こし、アップデートして提供する取組とか、あるいは芝居・舞踊等の多様なパフォーマンス作品を展開するとともに、台湾を中心とした数百人のアカペラ合唱団が島々で歌うなど、新しい試みにも取り組んでいく予定です。本市においても、全庁を挙げて、芸術祭開催の機運を盛り上げていきたいと考えています。
 まず、本市の多言語版観光サイト「エクスペリエンス高松」に特設ページを設けて、来場する大勢の方々が市内に滞在し、回遊していただけるよう、本市の魅力を発信していきたいと思います。
 そのほか、春会期中の取組として、玉藻公園庭園等ライトアップ事業を行います。さらには県内連携事業として、高松市美術館で「コレクション+」展を行っています。また、後で申しあげますTAKAMATSU MUSIC BLUE FES 2019などの事業もあわせて実施する予定です。
 4回目となる芸術祭ですが、本市における文化芸術・観光の一層の振興はもとより、市民の皆様にも本市の良さ、あるいは芸術の素晴らしさを再認識していただきながら、ここに住むことの誇り、いわゆるシビックプライドの醸成を図る絶好の機会としたいと考えています。
 3点目は、「TAKAMATSU MUSIC BLUE FES 2019」の開催についてです。
 このフェスティバルは、広く市民の文化芸術への関心を高め、アート・シティ高松の実現と中心市街地のにぎわいづくりのために開催するものです。様々なジャンルのミュージシャンの共演による音楽イベントです。
 昨年は、約2万7千人の来場者を迎えています。音楽の持つ自由な交流の楽しさ、また音楽の喜びを高松から発信し、にぎわいづくりにも大きく貢献するものとなっています。
 9回目となる今回は、瀬戸内国際芸術祭2019が始まった後の10連休の間にあります。県内連携事業でもあり、これまで以上に盛り上がるものと思っています。テーマは、元号が変わりこれからの新しい時代、新しい世界への期待とメッセージを込めて、「NEW WORLD」というテーマを設定しています。5月4日、5日の2日間にわたり開催します。
 4日は、高松丸亀町商店街周辺で開催します。5日は、サンポート高松・大型テント広場を中心に、JR高松駅前広場とか、玉藻公園西門北プロムナードにおいて、ゲストミュージシャンや近隣から参加の交流ミュージシャン、そして地元ミュージシャン全69組による熱いステージが繰り広げられるということです。
 2日目の5日、サンポート高松・大型テント広場は、夜8時まで開催しています。瀬戸内国際芸術祭で島々を渡って、夕方に高松港に帰ってきた人は、そのまま、このMUSIC FESにも参加していただけるということで、賑わい、盛り上がりが期待できると思っています。
 4点目は、高松春のまつりフラワーフェスティバル&交通安全フェア2019の開催についてです。
 この、高松春のまつりですが、「花いっぱいのまちづくり」と「みんなですすめる交通安全」の2つをテーマとして、5月3日と4日の2日間、中央公園で開催されるものです。
 当日は、約3万2,000本のマリーゴールドやペチュニアなど、9種類の季節の草花や、約5,000本の切花などで会場を装飾します。来場者にお楽しみいただけるものと思います。
 また、ガーデニング教室や植木市、白バイ・パトカー展示やマイカー点検教室など、花いっぱい運動、交通安全に関するイベントが行われます。また、ステージイベントとして、春のまつりウルトラクイズや子どもたちに人気のアンパンマンショー、あるいは写真撮影会なども予定しています。
 ゴールデンウイークの2日間、3日4日ですが、多くの皆様に参加いただき、これを契機として、花いっぱいのまちづくり、また交通安全に繋げていただきたいと思います。

 5点目は、「サンポート高松トライアスロン大会」の開催についてです。
 本市の夏の一大イベントとして定着していますサンポート高松トライアスロンですが、今年は7月6日と7日に開催します。
 高松の顔であるサンポート高松エリアとメインストリートの中央通りを舞台に開催される「まちなかトライアスロン」で、ここまで中心市街地を巡るコースは他に類を見ないものと言われていまして、毎年、参加した選手の方々に大変御好評をいただいています。
 昨年は、残念ながら台風で中止となりましたが、今回で10回目を迎えます。これまでの競技や関連事業に加えて、第10回を記念する事業も行われると伺っています。本大会を契機としまして、市民のトライアスロンを含めたスポーツ全般に対する関心が高まり、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた機運醸成、さらには本市のシティ・プロモーションに寄与するものと大いに期待しています。
 今年も初日にオリンピック出場への選考ステップとなるアジアカップを開催することが決定しています。国内外からトップ選手が参加します。迫力あるレースを間近で観戦できる、またとない機会ですので、是非とも多くの人に足を運んでいただき、感動と興奮を味わっていただければと思います。
 また、初日の7月6日には、サンポート高松沖の海上にて、世界で活躍されていますエアレースパイロット室屋義秀さんが飛行機でアクロバティックに飛んで駆け抜けるアクロバット展示飛行を予定しています。
 なお、詳細については、本日、午後3時に商工会議所にて開催しますサンポート高松トライアスロン大会事業説明会において正式発表しますので、そちらの取材もよろしくお願いします。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 瀬戸内国際芸術祭の開幕に備えた観光客の受け入れ体制について

【市長】
 26日から、4回目となる瀬戸内国際芸術祭が開催される。いよいよ迫ってきたということでわくわく感にとらわれているが、一方で今年はゴールデンウイークと重なる時期に開催されること、また瀬戸内国際芸術祭の評判が国内外から高まってきており、特に外国人の来場が相当見込まれている。かなりの混乱が予想されるため、事件・事故のないように、実行委員会でも意見が出されているようだが、高松市が関与している場所については警戒を怠らないよう体制を強化したい。
 特に、高松港は、瀬戸内国際芸術祭のマザーポートであるため、島々へ向かう人々で大変な混雑が予想される。特に朝には、港に人が集中することが予想されるため、高松港への本市からの応援職員の配置について、午前中の早い時間帯に、従来の8時30分の用務開始を見直し、7時30分開始として対応したい。また、土曜、日曜及び祝日における配置人数については、従来より1名増やす。
 また、屋島にも芸術祭の作品が設置されるため、屋島山上の観光駐車場の混雑緩和を図るため、警備員を増員するなどして対応するほか、JR・ことでん屋島駅から山上までのシャトルバスについて、芸術祭期間中の金曜、土曜及び祝日の前日の夜間に臨時増便し、利便性の向上を図ることで、屋島への誘客を進めたい。
 このほか、玉藻公園では、5月5日が開園記念日で無料開放されるため、混雑が予想されることから、スタッフを増員して対応する。
いずれにしても、状況を見ながら必要に応じて安全対策を講じていきたい。

【記者】
 文化財の防火対策について

【市長】
 この度、フランス、パリのノートルダム大聖堂において大規模な火災が発生し、世界的に貴重な文化遺産である塔自体が焼損した。文化財等は運び出されたということだが、一部は損傷したと聞いており、大変残念に思う。高松市は、フランスのトゥール市と30年以上に渡り姉妹都市提携を結び、日仏の自治体交流会議も開催しているため、フランスは非常に身近な縁のある国であり、その国の代表的な建築物が焼損したことを本当に残念に思っている。
 これを教訓とし、本市の文化財においても火災等に対する備えを取らなければならない。現在、本市には166件の指定文化財があり、そのうち、建造物の指定文化財が、重要文化財7件、県指定4件、市指定6件の計17件である。今回のノートルダム大聖堂の火災を受け、4月19日に、文化財所有者及び管理者に対し、防火対策等の徹底について通知を行った。
 また、昭和24年の法隆寺金堂の焼失を契機に、毎年1月26日が文化財防火デーとなっており、この日の前後で、各指定文化財等の消防設備点検や消防訓練などを行っている。
 具体的な警報機等の設置状況は、まず、本市が所有する重要文化財の建造物では、月見櫓など4棟からなる高松城、及び高松城内に所在する3棟からなる披雲閣があるが、これらについては自動火災報知機、消火栓などを設置しており、平成27年度から28年度にかけ防災設備の改修を行った。
 高松城においては、年2回の消防訓練を実施するなど、防火対策等に努めている。
 その他、市内に所在する指定文化財の建造物は、耐火性のある石造及びレンガ造の市指定の門柱2件以外には、すべて火災報知器が設置されている。今後も、所有者・管理者に対し、防火対策等の徹底を呼びかけていきたい。

【記者】
 スマートシティたかまつシンポジウム2019への期待

【市長】
 昨年は私自身が参加し、高松市のスマートシティ推進の考え方について話をさせていただいた。また、全国的な取組を行っている民間の団体について、また、スマートシティの今の動向、あるいはヨーロッパのFIWAREの活用状況について話をさせていただいた。 
 今回のシンポジウムでは、本県選出の平井代議士がIT担当大臣になられたため、政府における全国的なIT政策の推進について基調講演をしていただき、その後に、高松市の取組や先進市の取組を紹介しながら、パネルディスカッション等を行う、一歩踏み込んだ内容になっていることと、他の地方自治体の取組を紹介するといったところが、より深まってきている気がしている。

【記者】
 オープンデータサイトの活用により期待される効果について

【市長】
 FIWAREによって、様々なデータが集まるようになっているため、それをオープンにすることにより、特に防災面での活用が期待できる。雨量や、水位・潮位がどうなっているかが一目瞭然で分かることに加え、グラフ化もできるため、それらをそのまま関心のある市民の方に使っていただき、まず自助という形で避難等に活用していただくことで、減災効果が期待できる。そのためには、こういうものがあるという呼びかけをこれから実施する必要がある。それらがしっかりできれば、かなりの減災効果があると思う。

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