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市長定例記者会見(平成28年6月1日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年6月1日(水曜日) 11時30分~11時59分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)高松市移住促進家賃等補助事業の実施について
(2)高松市子育て世代親元近居等支援事業の実施について
(3)骨髄等移植ドナー支援事業について
(4)第14回iCACGP・第15回IGAC合同国際会議の開催地決定について
(5)高松城天守復元資料収集懸賞事業について
(6)「サンポート高松トライアスロン2016~瀬戸内国際体育祭~」の開催について
(7)高松ファイブアローズに対する支援について

【市長定例記者会見】高松市移住促進家賃等補助事業が始まります!

【市長定例記者会見】「高松市子育て世代親元近居等支援事業を始めます!

【市長定例記者会見】いのちの贈物!骨髄等移植ドナー支援事業

【市長定例記者会見】iCACGP(大気化学と地球汚染に関する委員会)・IGAC(地球大気化学国際協同研究計画)の合同国際会議の開催地が高松市に決定!

【市長定例記者会見】高松城天守復元資料収集懸賞事業

【市長定例記者会見】「サンポート高松トライアスロン2016~瀬戸内国際体育祭~」の開催!!

【市長定例記者会見】高松ファイブアローズ対する支援について

市長説明

 市長定例記者会見の題材は7点です。

 1点目は、「高松市移住促進家賃等補助事業の実施について」です。
 本市では、人口減少、少子・超高齢社会に対応するために、移住・交流促進施策に取り組んでいるところですが、この度、県外からの移住者を対象とした家賃等の補助制度を新たに開始します。
 この補助制度は、香川県の補助金を活用して、今年の3月以降、県外から市内の民間賃貸住宅に移住してきた方を対象に、一定の条件を満たした場合に、最大1年間の家賃や引越し時に必要となる礼金等への補助を行うもので、7月から申込受付を開始します。
 詳しい内容等は別添の資料のとおりで、補助要件として、「平成28年3月1日以降に転入していること」、また「転勤や就学目的ではなく、定住の意思をもって転入していること」、また「税金等の滞納がないこと」などの県内統一要件のほか、市の独自の要件して「自治会に加入していること」、「単身世帯でないこと」、を設定しています。
 次に、補助内容ですが、家賃補助と初期費用補助の2つに分かれています。家賃補助については、補助金の上限を月額2万円、最長1年間としています。初期費用補助は、礼金等について、上限を6万円といたしています。1人の方が両方の補助を受けとることも可能ですので、その場合、最大で30万円までを補助することができます。
 申込方法は、3月1日から7月31日までに転入して来た方を対象に、7月1日から8月31日までを、申込受付期間としています。補助件数は、全体で50件を予定しており、それを上回った場合には、抽選で決定することとしています。
 移住・交流については、たかまつ創生総合戦略において、施策の基本的な方向の一つとしていることから、この新しい補助制度も含め、各種施策事業を実施することにより、高い効果が得られるよう努めてまいりたいというふうに思っています。

 2点目は、「高松市子育て世代親元近居等支援事業の実施について」です。
 1点目の移住促進施策と内容が若干似ていますが、こちらは、子育て支援策の一環として行うものです。
 親世帯からの支援により、子育ての負担を軽減し、働きながら安心して子どもを生み育てることができる「ワーク・ライフ・バランス」を実現するとともに、親世帯にも、身近な支えや生きがいを創出するための支援として実施しようとするものです。
 事業の内容は、引越し元は県内外からを問わず、親世帯の協力を得ながら、高松市で子育てするために引越ししようとする、親世帯または子ども世帯に対し、転居費用などの一部を助成するものです。
 助成の対象は、「小学生以下の子どもがいる世帯」です。近居とする範囲は、子育て世帯が生活をする同一小学校区内で、親世帯等と同居又は近居することを必須条件しています。
 助成費用は、10万円を上限とし、県外から高松市に転居してくる世帯には20万円を上限とし、(1)転居に必要な引越費用、(2)賃貸借契約に要する仲介手数料等の初期費用、(3)不動産登記費用の合計額の2分の1の額と、先ほどの上限額とを比較して、低い方の額を助成します。助成件数は、県内からの転居50件、県外からの転居25件を予定しています。
 実施時期は、小学生がいる子ども世帯は、1学期終了後の夏休み中に引越しをする家庭が多いと想定ていることから、7月1日から申請受付を開始します。
 申請受付は、先着順となっておりまして、県内50件、県外25件の限度件数となり次第、締切りということにさせていただきます。
 申請受付は、先着順で、県内50件、県外25件の限度件数となり次第、締め切ります。
 なお、詳しい内容等につきましては、担当の子育て支援課までお問い合わせをいただきたいと存じます。

 3点目は、「骨髄等移植ドナー支援事業について」です。
 現在、白血病や再生不良貧血等の病気により、骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要とする患者の数は、全国で2,000人以上おり、そのうち、約1,500人の方が日本骨髄バンクに登録し、移植を待っている状況です。
 本市では、骨髄等の提供者、いわゆるドナーの登録について、様々な啓発活動を実施していますが、更なる支援として、骨髄等移植ドナー支援事業を新たに実施し、ドナーとドナーが従事する事業所へ助成するものです。
 助成額のうち、「ドナーへの助成」は、骨髄等移植により休業する期間の休業補償等して、骨髄バンクを通じて骨髄等を提供した市民に、1日につき通院4千円、入院2万円を支給し、上限は10万円とします。ただし、ドナー休暇制度を設けている企業・団体に属している方は除きます。
 次に、「ドナーが従事する事業所への助成」は、骨髄等を提供した市民が従事する市内の事業所に、5万円を支給します。ただし、国や地方公共団体、並びにこれらが出資している法人を除きます。
 この事業の想定数は、平成27年中の骨髄等の香川県内での採取数が12件であることから、その2分の1の6件程度を想定しています。
 今年の8月からの事業開始を予定をいたしております。関連予算を今回の6月議会定例会に補正予算案として提出し、御審議いただくことにしています。
 助成制度の実現により、一人でも多くの方がドナーとして提供していただき、尊い命が助かることを期待してます。

 4点目は、「第14回iCACGP・第15回IGAC合同国際会議の開催地決定について」です。
 高松観光コンベンション・ビューローが中心となり、香川県と本市が共同して誘致を行っていた、「第14回iCACGP(大気化学と地球汚染に関する委員会)」と「第15回IGAC(地球大気化学国際共同研究計画)」の2つの国際会議について、2年後の平成30年9月に高松市で行われることが決定したものです。
 この会議は、地球環境問題の解決に向けて、大気化学の研究を深めるもので、世界の大気化学者にとって、オリンピックのような国際会議と言われています。
 今回、高松市での開催が決定したこの会議は、日本では1994年に富士吉田市で開催されて以来、24年ぶりの日本開催となります。
 開催地の選定の経緯は、2つの国際会議が公募を行い、高松市も含め6か国6都市が立候補しました。他の都市は、アテネ、マンチェスター、モントリオール、プラハ、ピョンチャンで、投票の結果、高松市で開催されることが決定しました。
 会議は、平成30年9月24日から28日まで開催される予定です。約600名の会議で、550名程度は海外から来られるとのことで、非常に大きな国際会議を誘致できたと思っています。
 本市としては、オリンピックの開催地であるギリシャのアテネなどの世界の各都市との競合の中で、高松市が開催地として決定さたことを、誠に喜ばしく光栄に思うととに、「国際会議観光都市 高松」のステータスの向上にもつながるものと期待しています。
 今後とも、このような国際会議などの、MICEの誘致を鋭意進めていきたいと思っています。

 5点目は、「高松城天守復元資料収集懸賞事業について」です。
 高松城は、本市市街地の礎であり、国の史跡に指定されている高松城跡には、現存する江戸時代の木造建築物である、月見櫓や艮櫓などがあります。これらは国の重要文化財にも指定をされています。しかしながら、城の中核である天守については、明治17年に老朽化により取り壊されたままとなっています。
 本市としては、これまでも天守復元を目指し、資料収集に努めてきましたが、外観の写真等は出てきたものの、内部の状態が分かる資料が発見されていないことから、復元の前提となる文化庁の史跡等における現状変更の許可が得られない状況です。
 そこで、天守については、明治4年に天守自体が一般公開された経緯も踏まえ、何らかの内部の状態が分かるような古い写真や設計図面等を、今回、懸賞金を懸けて広く募集をしたいと考えたところです。
 懸賞金額については、3,000万円を予定して、今回の6月議会定例会において、債務負担行為という形で設定し、補正予算を計上したいと考えています。
 募集期間は、5年半後の平成34年3月31日までを予定しており、懸賞金は、提供された資料を根拠として本市が作成した天守復元案が、文化庁の専門委員会の審査で認められた場合に、この資料の提供者に対して支払うこととしたいと思っています。
 また、複数の提供者の資料で天守復元が可能となった場合には、それぞれ復元資料としての価値により、懸賞金を按分する予定です。
 ぜひとも広く周知いただき、何らかの資料が出てくればと考えています。

 6点目は、「「サンポート高松トライアスロン2016~瀬戸内国際体育祭~」の開催について」です。
 今回で7回目を迎える、サンポート高松トライアスロンについて、今年は7月2日(土曜日)の前夜祭、7月3日(日曜日)の本番の2日間で開催します。サンポートエリアの海と高松市中心街を会場に開催される本大会は、日本一の都市型トライアスロン大会でもあると言われており、県内外はもとより海外の参加者も多く来られるので、多いに盛り上げていきたいとい思っています。距離等はこれまでと同様で、スイムが高松港を周回する1.5キロメートル、バイクが中央通りを中心に中心市街地を走る40キロメートル、ランがサンポートエリアを走る10キロメートルの、合計51.5キロメートルとなる「オリンピックディスタンス」です。
 今年はすでに参加者の募集は終了していますが、競技終了後には、サンポートエリア沖の海上で、世界で活躍中のエアレースパイロットである室屋 義秀さんによるアクロバット展示飛行を予定しております。また、堀江 貴文さんや安田大サーカスの安田さんなども参加する予定となっています。
 「サンポート高松トライアスロン2016~瀬戸内国際体育祭~」に、是非とも多くの方に観客としても足を運んでいただき、興奮と感動を体験していただければと思っています。
 詳細については、今日午後3時から、サンポートホール5階54会議室で、実行委員会による事業説明会を予定していますので、取材をよろしくお願いします。

 7点目は、「高松ファイブアローズに対する支援について」です。
 先月23日に、高松ファイブアローズから、今年の秋、新たに開幕するBリーグへの参戦に向けて、経営基盤の強化を図るため、本市と香川県に対して、支援の要望書が提出されました。
 現在、本市では、高松ファイブアローズに対して、ホームゲームでのイベント開催や練習施設使用料などの補助、またユニホームへのロゴマーク掲載料といった支援をしているところです。ファイブアローズについては、Bリーグ参戦を契機として、企業を中心とした民間の支援が広がっており、官民一体となって、チームを支える機運を更に高めていくことが重要です。このため、チームの本拠地で、リーグ戦の主会場となる本市、高松市としても、香川県と連携をして1,000万円の出資を行う方向で考えたいと思っています。この1,000万円の出資については、6月補正予算として市議会に提案をして、審議いただくことにしています。
 高松ファイブアローズにおいては、これまで以上に経営改善に取り組んでいただくとともに、より一層の地域貢献活動を充実していただき、多くの市民の皆様から応援されるチームとなることを期待しています。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 屋嶋城や高松城のARアプリのダウンロード数及びタブレット端末の貸出状況と今後のPR方針について

【市 長】
 屋嶋城ARアプリは、本年3月19日から配信しており、アプリのダウンロード数は490件となっている。高松城のAR・VRアプリは、3月31日から配信をしており、アプリのダウンロード数は533件となっている。
 また、タブレット端末の貸出状況は、屋嶋城が貸出日数43日間で延べ173台、高松城は貸出日数53日間で延べ111台となっている。
 PRが足りないこともあり、まだまだアプリの配信自体が周知されていない部分もあると感じているので、観光イベントを始め、文化財や歴史の講座等で、屋嶋城及び高松城のアプリ等をあわせて広報するとともに、観光情報誌や、観光ホームページ等に定期的な情報掲載を行いながら、アプリ、あるいはタブレット端末の貸出等について周知を行い、PRに努めていきたいと思っている。

【記 者】
 タブレット端末の貸出件数に対する受け止めについて

【市 長】
 まだまだ少ないと思っている。特に、高松城の方は、VRアプリにより昔の街並みなどの面白い画像も視聴できるので、PRに努め、より多くの方に見ていただきたいと思っている。

【記 者】
 高松城天守の復元について

【市 長】
 高松市というまち自体は、生駒親正が城を造り、この地を高松と命名して始まった城下町である。そのシンボルとなるのが高松城、中心となる施設が天守であると考えている。そのようなことから、明治17年に天守が取り壊されたままであることに対して、ぜひ復元を行いたいという気持ちを私自身も抱いている。また、復元の機運が市民の間で盛り上がっていることも理解ができる。
 一方で、高松城全体が国の史跡に指定されており、非常に価値のある文化財で、披雲閣も含めた建物も国の重要文化財に指定されていることから、天守の復元は、歴史的な資料に基づくものでなければならない文化庁の考え方がある。
 そこで、これまで発見できなかった内部構造の資料について、市民の皆様の機運を更に盛り上げるためにも、今回、懸賞金3,000万円を設定して、資料の発掘に乗り出したものである。非常に難しいとは思うが、ぜひ何らかの手がかりとなるような資料が出てくればと思っている。

【記 者】
 高松城跡周辺の景観について

【市 長】
 高松城跡自体は、国の史跡に指定されているが、周辺は都市計画区域内の商業地域となり、建ぺい率、容積率の規制がある。その範囲で、民間の事業が行われることに対して、後から別の規制を行うことは、非常に難しいという事情を御理解いただきたい。
 天守の復元を目指している高松城の近くで、マンションが建設されることが好ましいかの議論はあると思う。
 ただし、高松城跡周辺については、景観法等に基づく届出制を導入しており、屋外広告物や色の基準などを設定して、事業者と市で調整を行っている。
 今後は、できれば文化財を守るような取組みを進めたい。例えば高さ規制をするのであれば、都市計画法に基づく地区計画を策定する方法がある。しかし、地区計画を策定するためには、地権者の同意を得ることが大前提となる。地権者が今まで自由に使えた土地に対しての規制に同意を得るのは、至難の業ではないかと考えており、すぐに対応が難しいと思っている。ただ、長期的には、高松城跡周辺の景観や眺望をできるだけ守っていきたいという考え方を、これからも持ち続けながら対処していきたい。

【記 者】
 高松城天守の復元に関する資料の問い合わせ状況について

【市 長】
 具体的な資料等はないが、3月議会での議論などにより、市民運動の会合も盛り上がりを見せてきて、署名運動などの動きも出てきおり、少しずつ市民の間での関心は盛り上がってきているような気がする。
 懸賞金をつけることにより、また市民の関心を呼び、盛り上げていければと思っている。

【記 者】
 子育て世代親元近居等支援事業の実施に当たっての市長の考えについて

【市 長】
 今、子ども子育て支援施策について、いろいろと検討をしているが、子育ての悩みで一番多いのは、近くに相談する人がいないことである。子育て世代が孤立化している状況がある。それを解消するために、相談窓口の設置など様々な施策を行っているが、やはり一番良いのは親や親戚などがすぐ近くにいて、子育てを手伝ってくれる、あるいは、いざという時、相談もでき、無理を聞いてくれるという状況である。現在、そういう条件が整っている方は限られていると思うが、少しでも孤立化する子育て世代が減るような施策はないだろうかということで、懇談会で出された意見などを検討した結果、子育て世代親元近居等支援事業を導入することになった。
 この制度の導入により、一挙に子育て支援策が充実したということになるのは難しいかと思うが、このような事業が、少しでも子育て支援のインセンティブとして働けば良いと思っている。

【記 者】
 子育て世帯親元近居等支援事業における対象世帯の年齢制限の根拠について

【市 長】
 絶対的な根拠を示すことはなかなか難しい。再度、他市の状況等も含め調査し、対応したい。

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