市長定例記者会見(平成28年12月2日)
更新日:2018年3月1日
日時・場所
(日時)平成28年12月2日(金曜日) 11時30分~11時47分
(場所)4階会議室
報告事項
(1)年末年始の交通安全県民運動の実施及び高齢者運転免許証返納促進事業に関するアンケート調査結果について
(2)ふるさと納税の新たなお礼品について
(3)「第30回高松冬のまつり」の開催について
【市長定例記者会見】「年末年始の交通安全県民運動」を実施します。「高齢者運転免許証返納促進事業に関するアンケート調査結果」を報告します。
【市長定例記者会見】新たなふるさと納税のお礼品が加わりました!
【市長定例記者会見】「第30回高松冬のまつり」を開催します!
市長説明
おはようございます。
市長定例記者会見の題材は3点です。
1点目は「年末年始の交通安全県民運動の実施及び高齢者運転免許証返納促進事業に関するアンケート調査結果について」です。
本年、香川県内では交通死亡事故が多発しており、交通事故による犠牲者が昨年を上回る非常事態となっています。市内でも、8月以降だけで13名の方がお亡くなりになり、二度に渡り交通死亡事故多発ブロック警報が発令されるなど、極めて深刻な状況となっています。
このような中、12月10日から来年の1月10日までの32日間、交通死亡事故の抑止に向けて、県下一斉に年末年始の交通安全県民運動を実施します。年末年始は交通量が増加するほか、飲酒の機会も増えることから、交通ルールの遵守、飲酒運転は絶対にしない、夜間は反射材を着用するなど、一人一人が心がけていただきまして、交通事故のない明るい新年が迎えられるよう、御理解と御協力をお願いします。
次に、高齢者運転免許証返納促進事業に関するアンケート調査結果についてです。このところ、高齢ドライバーによる交通死亡事故が全国的にも多発しており、その対策が課題となっています。本市においては、平成22年度から運転免許証を自主的に返納した65歳以上の方を対象に「ことでんシニアIruCaカード」や「JR四国ICOCAカード」などの交付を行う「高齢者運転免許証返納促進事業」を実施しているところです。
しかしながら、昨年の免許証返納率が65歳以上で免許を持っている人の2%弱という非常に低い率に留まっていることから、この事業をより実効性のあるものにするため、本年8月に65歳以上の方、2,000人を対象にアンケート調査を実施しました。
調査結果の一部を申しあげると、回答者のうち7割近くが免許証を持っており、返納しない理由として「買い物や通院ができなくなる」と答えた方が半数以上を占めています。また、「どのような状態になったら免許証を返納してよいと考えるか」という問いに、8割の方が「身体的なおとろえを自覚したら」と答えていました。
本市としては、今回の調査結果を参考にしながら、自主返納の更なる促進につながる方策の検討を行うほか、高齢者が関係する交通事故防止対策に一層、取り組んでいきたいと思います。
2点目は「ふるさと納税の新たなお礼品について」です。
本市では、ふるさと納税をしていただいた市外の方々に対し、「高松市を応援したい」という思いに少しでもお応えするため、本市の地場産品などをお礼品としてお送りしています。今回、新たに3つのお礼品を加えることになりましたので、お知らせします。
まず、高松市内にある家の庭の除草・清掃サービスです。寄附をされる方は、シルバー人材センターに御連絡いただき、家の場所などの確認や作業条件を協議し、双方で合意ができたら寄附をしていただくというお礼品です。ふるさとに帰りたくても帰れない事情がある方のふるさとを思う気持ち、また実家に暮らす両親の住む住宅の庭などを除草・清掃しようという気持ちにお応えできるよう設けたものです。
次に「暮らしに寄り添う庵治石」のうち、自転車スタンド、ブックエンド、花器などの15品目が、新たに加わることになりました。特に、30万円以上の高額寄附をしていただけた方に選んでいただけるスケールモデルカーについては、事前に御相談いただいた後、石工職人によるオーダーメイドとなるもので、匠の技による一品物のエクステリア・アート作品になります。このほか「庵治石」製品を色々と取り揃えていますので、本市の地域資源である「庵治石」を素材としたお礼品を、大いに利用していただきたいと思っています。
最後に「牧場生まれのアイスクリーム・アイスサンド・チーズケーキセット」です。讃岐山脈の豊かな自然が育んだ質の良い牛乳を材料にした乳製品のセットで、こちらも本市の魅力ある地域資源を活用したお礼品です。
今後においては、これらの新たなお礼品もPRしながら、全国の皆様に本市の魅力を発信して、より多くの方々にふるさと高松を応援していただけるよう取り組んでいきたいと考えています。
3点目は「第30回高松冬のまつりの開催について」です。
高松の冬の風物詩となっている「高松冬のまつり」ですが、今年は12月22日(木曜日)から25日(日曜日)までの4日間開催します。
今回で30回目という節目の年を迎えましたが、当初の目的を一定程度達成できたことから、この30回を機に今回で終幕とさせていただくこととしています。最後の開催となる今回のまつりを、皆様方に十分に楽しんでいただきたいと思っています。
内容としては、本年も例年どおり中央公園を会場に実施することとしています。公園に約22万個の電球を配すとともに、各種イルミネーションオブジェをディスプレイし、高松の冬の夜を彩ります。
また、30周年の記念として、これまでの高松冬のまつりで楽しかった思い出を皆様で共有していただく30周年記念オブジェ「アニバーサリータワー」や、高松冬のまつりの歴史や写真を展示するブースのほか、イルミネーションオブジェがディスプレイされた中を駆け抜けるミニ列車のアトラクションなどを用意する予定です。また、十勝帯広の有名フーズ・スイーツが集合する「とかち帯広おいしいバザール」や、今回新たに那覇市の情報発信ブースも設けられます。
御家族揃って楽しめる内容となっていますので、今年で最後を迎える第30回「高松冬のまつり」に、是非、多くの市民の皆様に御参加いただきたいと思います。
私の方からは以上です。
記者との質疑応答要旨
【記 者】
県教育委員会が新県立体育館をサンポート高松に建設する意向を示したことに対する所感について
【市 長】
先月28日の県議会本会議において、新県立体育館をサンポート高松に建設する方向で進めるのが良いという、県教育長答弁がなされたことについては、サンポートへの誘致を進めてきた本市にとって大変喜ばしいことである。
この新県立体育館の整備は、市民、県民の新たなスポーツの中核施設となるとともに、県・市で進めているMICE振興にも大きく寄与する施設であると考えている。現在、具体的に県と協議を行っているところであり、市民、県民に愛される素晴らしい施設となるよう、県と連携をしながら、市として必要な協力を行っていきたい。
【記 者】
たかまつミライエの利用状況と、駐車場料金の改定について
【市 長】
開館初日の11月23日には、こども未来館の3階のみんなのひろばを始め、プラネタリウムなども非常に盛況でほぼ満席となり、夢みらい図書館、平和記念館、男女共同参画センターすべての施設で、多くの方に御来館いただいた。
その後の利用状況は、開館日から28日までの6日間で、図書館を除く3つの施設のイベントや、みんなのひろば等の利用者数は約7,500人、ゆめみらい図書館では貸出利用者数が約1,200人、貸出件数が約6,000件で、各施設を幅広い世代の方々が利用し、交流とにぎわいが見られたところである。
たかまつミライエの来館者の駐車場については、南隣の夜間急病診療所の駐車場を利用いただいている。利用料金については、たかまつミライエの来館者の利便性に配慮し、1時間は無料で、その後25分ごとに100円としている。これらについては近隣の公共施設や民間駐車場等の料金との整合性を考慮した上で設定している。公共交通機関として、ことでん今橋駅やバスの停留所等もあるため、できるだけ公共交通機関を御利用いただければと思っており、駐車場料金については今のところ見直す考えはない。
【記 者】
新県立体育館建設における県との協議内容について
【市 長】
サンポート地区の土地の利用形態等について、どのような形で利用していくのか、協議を進めているところである。具体的な内容については検討中であるため、ある程度明確になった段階で示したいと思う。
【記 者】
無料化社会実験により屋島ドライブウエイの通行台数が約3割増加したことに対する受け止めについて
【市 長】
9月中は悪天候の影響もあり、通行台数は前年度と比べても低調であった。10月に入ってからは天候も回復し、非常に多くの方に利用していただき、全体平均で約3割の増となった。無料化によるコストの割安感が通行台数の増加につながっていると感じている。
実験期間があと20日ほど残っているので、多くの方々に御利用いただければと思っている。また、無料化社会実験の状況等を十分に分析した上で今後につなげていきたい。
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