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市長定例記者会見(平成28年6月30日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年6月30日(木曜日) 11時30分~11時50分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)マイナンバーカード取得促進キャンペーンについて
(2)美術館特別展「ヤノベケンジ シネマタイズ」の開催について
(3)自転車の通行空間を確保する路面標示について

【市長定例記者会見】「マイナンバーカード取得促進キャンペーン」を実施します!!

【市長定例記者会見】美術館特別展「ヤノベケンジ シネマタイズ」を開催します。

【市長定例記者会見】自転車ネットワーク整備方針に基づき、2区間の整備が完了しました!

市長説明

 市長定例記者会見の題材は3点です。

 1点目は、「マイナンバーカード取得促進キャンペーンの実施について」です。マイナンバーカード関連法の施行に伴い、昨年10月から、通知カードの全国送付が行われており、本年1月から、申請者に対してマイナンバーカードの交付が開始されています。
 本市では、このカードを使い、住民票の写しや所得課税証明書などをコンビニエンスストアで取得できるサービスを本年2月から開始しています。さらには、戸籍証明書等も取得できるサービスの開始に向けて、6月補正予算により、準備を進めているところでございます。
 これまで本市では、約32,800人の市民の方からカードの申請を頂いており、市民全体での割合は、7.8%になります。最近の申請者数の伸びは、交付開始当初と比較すると鈍化しており、コンビニ交付等によるカードの利便性を広く市民の皆様に実感していただくために、カードをより手に入れやすくする環境を整えたいと思っています。
 そこで、マイナンバーカードの新たな交付方式「申請時本人確認方式」を「マイナンバーカード取得促進キャンペーン」として期間限定で導入するものです。現在は、通知カードと一緒に届いた申請書等に必要事項等を記載の上、郵送で申請し、その後、本庁舎等でのカードの受け取り時に本人確認をしていますが、新しい方式では、一定数以上の申請者が見込まれる企業、団体等からまとめて申し込みいただき、日時・場所・申請者を調整した上で、本市の担当者が団体企業等にお伺いし、申請受付と本人確認を行い、後日カードを本市から本人限定受取郵便で送付するものです。
 キャンペーンのため、期間を限っており、9月1日(木曜日)から10月14日(金曜日)にかけて実施する予定です。詳細については、後日、ホームページ等を通じてお知らせします。
 この方式では、職場等の、日常生活の中でマイナンバーカードに係る手続きが一括して行えますことから、広く市民の皆様に御利用いただきたいと思います。

 2点目は、「美術館特別展「ヤノベケンジ シネマタイズ」の開催について」です。
 7月16日から9月4日の期間、高松市美術館において、日本を代表する現代アーティストの1人である、ヤノベケンジ氏の四国初の大規模な回顧展「ヤノベケンジ シネマタイズ」を開催します。
 ヤノベケンジ氏は、前回2013年に開催された、瀬戸内国際芸術祭2013の小豆島会場において、ビートたけし氏とのコラボレーションを始めとする作品群を設置しており、そういう意味でこの地とも大変ゆかりのある作家です。
 本展覧会は、ユーモアとイマジネーションあふれる作品を発表してきたヤノベケンジさんの想像の軌跡を、「シネマタイズ」映画化という視点で捉えなおす展示会です。
 初期から最新作に至る大型の機械彫刻や、ドキュメンタリー映像などの展示に加え、展示室全体を映画セットとする巨大なインスタレーションを計画しています。その巨大なインスタレーションの中で、映画監督・林 海象氏と、主演・永瀬 正敏氏による、新作映画の『BOLT』の撮影が予定されています。
 また、会期中には、ヤノベケンジ氏や、林 海象監督、永瀬 正敏氏によるトークショーなど、多彩な関連イベントも予定しています。なお、8月6日(土曜日)は「美術館の日」としており、高松市美術館が無料で観覧できることから、「ヤノベケンジ シネマタイズ」も無料で御鑑賞いただけます。
 瀬戸内国際芸術祭2016の夏会期の時期とも重なっていますので、より多くの方に、楽しんでいただきたいと思っています。

 3点目は、「自転車の通行空間を確保する路面標示について」です。
 本市では、平成20年度に策定した「高松市中心部における自転車ネットワーク整備方針」に基づき、市道五番町西宝線の自転車道や菊池寛通りにおける自転車走行帯、走行指導帯などの整備を進めてきました。
 今回、整備が完了した区間は、次の2路線です。通称「栗林本通り」、市道丸亀町栗林線の田町商店街南側の約600メートルの区間と、通称「長尾街道」、市道上福岡東山崎線ほか1線の花園南交差点より南東へ約1,500メートルの区間です。「栗林本通り」は、1日当たり約5,000台、「長尾街道」も1日当たり約1,600台の自転車が走行しており、非常に自転車の通行量が多い区間です。
 これらを含めた、自転車ネットワークの整備状況ですが、全体計画、延長:54.2キロメートルのうち、13.3キロメートルが整備済みの区間となっており、現在の整備率は、25パーセント程度にとどまっている状況です。
 このようなことから、本市では、国・県、県警などと連携をしながら、平成31年度までに約12.6キロメートルを供用し、整備率40パーセントを目指したいと考えています。今年度は、中央図書館から紫雲中学校までの市道西浜港宮脇線 約400メートルと、高松第一高校や市保健センター前の市道桜町3号・5号線 約700メートル区間などの整備を行うこととしています。
 今後とも、関係機関と相互に連携をしながら、安全で快適な自転車通行空間を確保するため、本市中心部における自転車ネットワークの整備に、鋭意取り組んでいきたいと考えています。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 不正開票事件があってから初めての参議院議員選挙事務に臨む態勢について

【市 長】
 御指摘いただいたとおり、3年前の参議院選挙においてあってはならない不正開票事件が発生した。民主主義の根幹を成す選挙制度において、最も厳正に行わなければならない事務の1つである選挙事務・開票事務で、あのような不正事件が発生したことに対して、改めて遺憾に思っている。本市としては、事件の原因究明と改善策を検討するために設置した、選挙事務調査委員会からの改善策等の答申に基づいて、その後の香川県知事選挙や、衆議院議員選挙等に対応してきたところである。今回は、事件の起こった参院選から初めて行われる参院選であることから、選挙事務調査委員会から答申された改善事項を徹底するとともに、私としては、必要な従事者を適切に確保しながら、選挙事務従事者には、それだけ大事な事務で、自らの事務として捉え、厳正に行わなければならないという意識を醸成いただいた上で、適正・厳正な選挙事務が行われることを期待したいと思っている。

【記 者】
 平成25年「公開施設評価」の評価結果への対応状況について

【市 長】
 平成25年に事業仕分けの施設版となる、「公開施設評価」を行った。「公開施設評価」は、保健センター、温浴施設、体育館、総合福祉会館という4つのカテゴリーにおける32施設について、カテゴリーごとに判定を行ったもので、大半の項目で「見直しが必要」の判定が出された。
 今回公表した公共施設再編整備計画(案)1次の中では、「公開施設評価」の対象となった32施設のうち、農村環境改善センターなどの4施設を除いた28施設が対象となっている。この28施設については、それぞれの施設に今回は方向性を出している。内訳としては、7施設ある保健センターのうち5施設について、5年以内の用途変更の方向性を打ち出している。次に8施設ある温浴施設のうちの1施設が5年以内の廃止の方向を出している。また、12施設ある体育館のうちの1施設について5年以内の廃止、総合福祉会館についても、5年以内の廃止の方向性を出している。

【記 者】
 公共施設再編整備計画(案)1次で、廃止の方向性が案として示されている施設の今後の対応について

【市 長】
 廃止の方向性を出していても、その手続き等についてはこれからである。今後、市民の皆さんの意見も伺いながら、具体的な手続きに入っていくものであり、今回の計画で決定したものではない。廃止の方向性を打ち出した主な施設の理由として、まず、奥の湯温泉、と塩江湯愛の郷については宿泊施設であるが、老朽化が進み、利用率が高くないことに加え、耐震性が低いことからで、先般の熊本地震の状況等も考慮した結果、今年度末をもって休館とする方向性を出している。
 次に高松テルサについては、利用者数は堅調に推移しているが、経営赤字が続いていること、また、空調機などの大型設備機器の更新時期を迎えていることから、今後発生する改修経費等を考慮した結果、平成34年度末を目途に、廃止又は売却等の対応を行う方向性を出している。
 また、市内唯一の屋外プール施設である市民プールは、7月・8月の営業期間は非常に賑わっているが、施設が老朽化し、その進行も著しく、今後、修繕を行ったとしても、何年使用できるか分からないというような状況である。誠に残念ではあるが、廃止の方向性を出した。ただ、これについては、検討いただいた有識者からも、市民のための何らかのレジャー施設が必要ではないかといった御意見もいただいている。今後、市民のニーズ等を十分聞いた上で、その在り方を検討していきたいと思っている。

【記 者】
 公共施設再編整備計画の今後の進め方について

【市 長】
 今回の計画で決定ということではない。今後、パブリックコメントや市民説明会などでの意見を参考に修正等を行いながら、可能なものから、施設ごとに個別の再編整備実施計画を定めて、再編に着手していくことになる。
 その前提として、まず、市民の皆様への丁寧な説明が必要だと思っている。7月15日から1か月間、パブリックコメントを実施し、その後、8月中旬から10月にかけて、市内10か所程度において、市民説明会を開催する予定にしている。
 市民説明会の日程・会場等については、広報たかまつ、インターネット等を通じてお知らせをする。
 なお、今回の計画案1次は80施設を対象としているが、ファシリティマネジメントの対象施設は、全体で800以上になる。従って引き続き、第2次、第3次の策定作業を進めていきながら、全ての施設についての方向性を示していきたいと考えている。

【記 者】
 市民等のためにつくられた公共施設の在り方を見直す理由について

【市 長】
 公共施設等については、それぞれ施設ごとに整備した理由経緯等があるため一概には言えないが、基本的に昭和30年代から50年代にかけて多くの公共施設が整備をされているため、経年劣化等々により老朽化しており、建て替えの時期等に来ている施設が非常に多くなっている。もう1つは耐震化の問題がある。地震の発生等が多くなり、耐震化の基準が厳しくなってきている。また、これから人口減少、超高齢社会が到来し、公共施設の利用者が少なくなるが、維持管理費は今までどおり必要となる。このような中で、それぞれの公共施設の在り方について、今後の財政的な制約や、利用状況等を踏まえ考えた場合、3割4割程度の公共施設を、統廃合や複合化により削減していなかなければならないということになっている。それぞれの施設をいかに残すのかあるいは廃止をするのか、あるいは統合をするのか、対応策を決めていかなければならない。全部同じように耐用年数が来たら施設の建て替え、リニューアルというわけにはいかない。
 現状の3割4割に公共施設を縮減しなければならないという状況の中で個別の施設をどうしていくのかを再編整備計画で具体的にしていくものである。

【記 者】
 宇多津町で、本日午後に水族館計画について記者発表する予定であるが、その受け止めについて

【市 長】
 宇多津町での水族館の動きを詳細には知らないが、高松市としては、新屋島水族館について存続を検討していくことで関係者との間で協議を進めてきている。そのような動き等も、もちろん注視はするが、本市における存続に向けての協議、あるいは方向性についてはそのまま進めていきたいと思っている。

【記 者】
 宇多津町で水族館を建設する具体的な計画が発表された場合の市への影響について

【市 長】
 高松市への影響ではなく、新屋島水族館自体の営業について、影響があるかもしれないが、そのような環境変化、状況変化等も踏まえながら、今後協議を進めていきたいと思っている。

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