市長定例記者会見(平成28年8月9日)
更新日:2018年3月1日
日時・場所
(日時)平成28年8月9日(火曜日) 午前11時30分から午前11時42分まで
(場所)4階会議室
報告事項
(1)第6次高松市行財政改革計画 平成25~27年度実績報告について
(2)玉藻公園ナイト観光イベント「アートatナイトフェスティバル」の開催について
【市長定例記者会見】第6次高松市行財政改革計画 平成25~27年度実績報告について
【市長定例記者会見】玉藻公園ナイト観光イベント「アートatナイトフェスティバル」が開催されます!
市長説明
おはようございます。
市長定例記者会見の題材は2点です。
1点目は、「第6次高松市行財政改革計画 平成25~27年度実績報告」です。
平成25年度から27年度までの3年間を計画期間とする、第6次高松市行財政改革計画の実績報告書について、配布している「概要版」に基づき説明をします。
第6次行財政改革計画では、数値目標として、局単位で進行管理を行う「局進行管理制で取り組む目標効果額」を定め、取り組んできたところです。結果として、3年間の目標効果額35億8,486万4千円に対して、実績効果額34億1,832万8千円、達成率95.4%と、概ね目標値を達成しています。
項目分類ごとの主なものでは、定員・給与の改革において、3か年を通して職員数54人を削減したことに加えて、給料減額措置などに取り組んだ結果、目標を上回る効果額が上がっています。一方、企業会計の改革では、病院事業において、患者数の減少による収益の悪化等により、目標を大きく下回る結果となっております。
また、健全財政の目標として、5つの財政指標に目標値を設定しています。計画の最終年度となる平成27年度において、5つの指標のうち「実質公債費比率」、「将来負担比率」、「市債残高」及び「財政調整基金残高」は、それぞれ目標値を達成しています。ただし、「経常収支比率」は、最終年度の給与減額措置の終了に伴う人件費等の増加により、目標を若干下回る結果となっています。
このほか、「プロジェクト管理制」では、組織横断的なプロジェクトチームを8チーム設置し、それぞれの課題解決に取り組みました。一例を挙げると、ファシリティマネジメント推進プロジェクトチームの取組において、公共施設再編整備計画の策定に着手し、庁内検討による取りまとめを行ったということで、一定の成果を上げています。
以上が、第6次行財政改革計画の3年間の実績報告の概要になります。
今後は、平成28年度から31年度までの4年間を計画期間とする第7次高松市行財政改革計画に基づき、引き続き、行財政改革を進めていきたいと考えています。
2点目は「玉藻公園ナイト観光イベント「アートatナイトフェスティバル」の開催について」です。
10月5日(水曜日)から14日(金曜日)までの10日間、史跡高松城跡 玉藻公園において、ナイト観光イベント「アートatナイトフェスティバル」を開催します。
このイベントは、瀬戸内国際芸術祭に訪れたお客様などに、夜の高松観光を楽しんでいただけるように開催するものです。
今年度は、高松市と彦根市の姉妹城都市提携50周年を記念して実施することから、姉妹城都市提携の元となった高松藩主 松平頼聰(よりとし)公と、彦根藩主 井伊直弼の娘、弥千代姫との純愛の歴史を、史実に基づいた物語「今昔愛の物語」として、披雲閣大書院にて影絵で上映をすることにしています。
その他、玉藻公園の披雲閣周辺では、サヌカイト演奏や庵治石の石あかりの小径、テナーサックスのストリートライブで来場者をお迎えすることとしています。また、さぬき姫の香姫(こうひめ)と静御前に扮した公園ガイドや、お城カフェなども行われます。
また、今回のイベントに合わせて、10月5日(水曜日)から16日(日曜日)までの期間は、17時30分から21時までの間、披雲閣庭園において、ライトアップとミストシャワーも行っています。こちらもお楽しみいただきたいと思っています。
「ナイト観光イベント」と「ライトアップとミストシャワー」の実施時間帯は、入園料が無料となります。是非、多くの方に瀬戸内国際芸術祭とともに夜の高松観光を楽しんでいただきたいと思っています。
私の方からは以上です。
記者との質疑応答要旨
【記 者】
香川用水の第一次取水制限に伴う高松市の今後の対応について
【市 長】
6月は過去最高ではないかと思うほど雨が多かったが、7月に入り早明浦ダム上流域の降雨量は167.3ミリメートルで、平年(447.4ミリメートル)の37.4%であった。また、8月に入ってもほとんど雨が降っていないため、早明浦ダムの貯水率は、本日(9日)の0時現在63.2%になっている。
このため、四国地方整備局と四国4県などでつくる「吉野川水系水利用連絡協議会」において、本日から香川用水への供給量を20%カットする第一次取水制限が平成26年7月以来の2年ぶりに実施された。
本市においては、香川用水の取水制限実施に合わせ、本日、庁内関係課で構成する高松市取水調整対策連絡会を設置するとともに、第一次取水制限や第二次取水制限時への対応計画を策定し、早期の節水啓発活動や市民との協働による節水と水の有効利用の実践をお願いし、市民生活等に今後、支障が出ないよう努めていきたいと考えている。
県内の自己処理水源や、ため池の貯水量は平年並である。また、平成20年度の渇水から自主節水として、減圧率7.4%の減圧給水を継続している。これをそのまま継続したいと思っている。それに加えて、ホームページでの節水依頼など各種節水広報を実施していきたい。今後、第二次、第三次と取水制限等が行われるかと思うが、それぞれの状況に合わせて、適切に対応していきたいと思っている。
今後、水事情が一段と厳しくなることも想定されるため、節水と水の有効活用の実践に市民の皆様の御理解と御協力をお願いしたい。
【記 者】
バドミントン女子ダブルス日本代表の高橋・松友組(タカマツペア)が、リオデジャネイロオリンピックで初戦を迎えることについて
【市 長】
バドミントン女子ペアで、世界ランク1位の高橋さんと松友さんのペアの愛称が「タカマツ」だということから、高松市の名前に関した世界1位のチームがオリンピックに出場し、活躍が期待されるとのことで、高松市長としてはもちろん、高松市民の皆様にも広く呼びかけ、「タカマツペア」を応援していきたいと思っている。また、是非、金メダルを目指して、頑張っていただきたい。
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