市長定例記者会見(平成24年5月8日)
更新日:2018年3月1日
日時・場所
(日時)平成24年5月8日(火曜日)午前11時30分~11時43分
(場所)4階会議室
報告事項
(1)「現代源平屋島合戦絵巻」実行委員会の開催について
(2)高松の新しい観光ポスターについて
市長説明
おはようございます。
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
私から2点について、発表させていただきます。
まず1点目が、「現代源平屋島合戦絵巻」実行委員会の開催についてでございます。
現在、NHK大河ドラマで「平清盛」が放映されておりますが、この期を捉えまして、本市を代表する観光地でもある「屋島・檀ノ浦」の魅力を広く発信するため、「現代源平屋島合戦絵巻」なるイベントを開催いたします。
源平屋島合戦の舞台となり、また、平家物語の名場面もございます「屋島・檀ノ浦」におきまして、太鼓や音楽、パフォーマンス、コスチュームなどを取り入れたパレードと、紅白に分かれた市民参加の運動会的な催しを組み合わせたイベントを開催いたします。
これは、「瀬戸内国際芸術祭2013」のプレイベントとして位置づけ、平成24年11月4日(日曜日)に開催するもので、その実行委員会の設立総会と決起会を5月29日(火曜日)の午後7時から、高松市立牟礼公民館におきまして、開催いたします。
プレイベントの実施会場は、屋島東町周辺で、メイン会場を立石港埋立地といたしまして、音楽イベント等を開催するものでございます。
2部構成になっておりまして、第1部が音楽仮装パレード、第2部では和太鼓などの野外コンサートや運動会などを行う予定でございます。
詳細につきましては、実行委員会の設立総会において発表させていただきます。
次に、2点目でございますが、高松の新しい観光ポスターができましたので御紹介いたします。
国内及び海外に本市の魅力を発信するために、日本語と5つの外国語、それぞれに対応した観光ポスター6種類を今回、製作いたしております。
本市が観光ポスターを製作するのは、平成18年以来6年ぶりでございます。
来年3月に開幕いたします「瀬戸内国際芸術祭2013」などによります、国内外からの観光客誘致等に活用していきたいと考えております。
内容は、それぞれ日本語、英語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、ハングル、フランス語の6言語を活用して、1枚ずつの計6種類を作成しております。
公式ポスターとして、国内外で開催される物産フェアや観光フェアなどの機会に活用するほか、姉妹都市・友好都市等へ配布するなど、広く本市をPRするとともに、本市の観光振興やブランドイメージの確立に活用していきたいと考えております。
私からは以上です。
記者との質疑応答要旨
【記者】
四国電力は、伊方原子力発電所の運転停止が続き、一昨年なみの猛暑になった場合、家庭や企業で引き続き節電が行われたとしても、7月は電力需要が供給を1パーセント上回ると見込んでいる。今後、電力不足を理由に原発の再稼動を求める声が高まることも予想されるが、それに対する所見は。
【市長】
原発の再稼動の問題だが、現在、我が国で、原発がすべて運転停止という事態になっている。
このまま、夏の猛暑を迎えると、非常に電力需給が逼迫し、経済や産業へ与える影響が懸念されている。ただ、原発の再稼動問題と電力需給を、直接結び付けるべきではなく、やはり、安全性の問題が第一に優先されるべきだと思っている。
四国電力は、伊方原発について、国や原発の立地県である愛媛県の要望も踏まえ、様々な安全・安心対策を講じているものと承知している。
伊方原発の再稼動については、現在、国が専門家の意見も踏まえた審査途中であると承知をしており、その動向を見守っていきたい。
また、四国電力においては、引き続き、原発の再稼動の問題に対して、市民に電力の需給状況も含め、速やかに、わかりやすい情報提供を、是非ともお願いしたいと考えている。
【記者】
四国電力から、これまで以上の節電要請があった場合、どう対応していくのか。
【市長】
このまま、原発が再稼動せず、猛暑となった場合は、どうしても電力の需要が供給を上回る事態も想定されると言われている。
すでに、本市としては、前倒しして、5月1日から「クールビズ」を実施しており、今年度の節電目標として、本庁等の施設等において、一昨年の7月から9月の電力使用量の5%減を目標に、節電に取り組んでいる。
さらに、庁内の各局に、一層の節電対策を検討するよう指示している。
今後、更に状況が厳しくなったり、四国電力から、さらなる節電要請があったりした場合には、電力使用量の多い施設を中心にピークカットなどの対策も必要になると考えており、四国電力からの情報等を見極めた上で、きちんと対応していきたい。
また、病院や大口の電力を消費しているごみ焼却施設、上下水道の施設等には、万が一の停電などに備えた対策を考えておくよう指示する。
【記者】
丸亀町商店街での自転車走行禁止の社会実験を開始してから1か月近く経つが、現時点での効果や状況は。
【市長】
御承知のとおり、4月16日から、社会実験として、24時間、自転車の乗り入れ禁止の規制を2か月間行っている。
いろいろな評価が聞こえているが、少なくとも歩行者の皆さんからは、概ね好評を得ている。また、自転車が通行しないことにより、安心して街を歩けるため、小さな子ども連れの買い物客が増えたと聞いている。
ただ、自転車を利用する人からは、どうしても利便性が損なわれるため、いろいろな御意見があるようだが、あくまでも社会実験なので、2か月間の実験期間中の効果や意見などを踏まえ、今後どうするかを判断したい。
そのために、現在、アンケート調査や交通量調査等を実施しており、この調査結果を取りまとめ、私が会長を務める「自転車を利用した香川の新しい都市(まち)づくりを進める協議会」で、新しい規制などについて協議していきたい。
【記者】
昨年度の節電実績は
【市長】
23年度も22年の7月から9月の電力使用量に対し、5%減の節電目標を掲げ、6%減の実績をあげている。
【記者】
樹木伐採の発注が特定の業者に偏っていた契約問題について、庁内に調査委員会を設置し、契約内容などを調査中だが、進捗状況は。
【市長】
4月19日に、副市長を委員長とする調査委員会を立ち上げ、100件におよぶ契約案件を1件ずつ、現地調査も行いながら調査している。
現時点で、いつ頃、どの程度の調査結果が発表できるという、確たる見通しを述べるのは難しいが、休日返上で調査に取り組んでおり、今後、ある程度の取りまとめができた時点で、弁護士や公認会計士らで構成する第三者機関にも検証してもらい、その上で、結果を取りまとめ、公表したい。
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