防災情報
南海トラフ地震について
東海沖から四国沖にかけての領域を震源とする南海トラフ地震は、今後30年以内に70~80%の確率で発生するといわれています(平成30年1月 地震調査研究推進本部)。
この地震の特徴として、(1)被害の範囲が広いこと、(2)津波の被害が大きいこと、(3)同時又は接近して2つの巨大地震が発生する可能性が高いことが挙げられます。香川県が公表している地震・津波被害想定によると、高松市では、最大震度が6強、津波の高さは1メートル前後になるとされており、津波が満潮時刻と重なった場合には、陸上の深いところでは2メートル以上の浸水が予想されています。
発生年 | 地震名 | マグニチュ-ド | 発生源 | 県内の被害の概要 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
南海 | 東南海 |
東海 | ||||
1605 | 慶長地震 | 7.9 | ○ | ○ | ○ | - |
1707 | 宝永地震 | 8.4 | ○ | ○ | ○ | 死者28人、倒壊家屋929戸、五剣山の一部崩落。 |
1854 | 安政東海地震 | 8.4 | - | ○ | ○ | - |
安政南海地震 | 8.4 | ○ | - | - | 死者5人、負傷者19人、倒壊家屋2,961戸。30センチメートル余の津波だが満潮と重なり県東部で被害。 | |
1944 | 昭和東南海地震 | 7.9 | - | ○ | - | - |
1946 | 昭和南海地震 | 8.0 | ○ | - | - | 死者52人、負傷者273人、家屋全壊608戸、半壊2,409戸。 |
南海トラフ地震臨時情報について
南海トラフ沿いにおいて異常な現象が観測され、南海トラフ地震の発生可能性が通常と比べて相対的に高まったと評価された場合には、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(以下、「臨時情報」といいます。)」が発表されます。臨時情報が発表された際は、後発の大規模地震の発生に備え、国や県・市町等からの呼びかけに応じた防災対応をとりましょう。
※「南海トラフ沿いにおける異常な現象」とは・・・臨時情報が発表される異常な現象には、「半割れケース」、「一部割れケース」、「ゆっくりすべりケース」の3通りがあります。
南海トラフ地震臨時情報について、詳しくはこちら(外部サイト)
香川県地震・津波被害想定(第一次~第四次公表)
香川県では、地震・津波を「正しく知り」、「正しく判断」、「正しく行動する」ために、平成25年3月から平成26年3月までの間に、4次にわたり、南海トラフ地震等の被害想定を策定・公表しました。(次に起こる地震・津波を想定したものではありません。)
詳細につきましては、以下のホームページを御参照ください。
香川県地震・津波被害想定(第一次公表)(外部サイト)
香川県地震・津波被害想定(第二次公表)(外部サイト)
香川県地震・津波被害想定(第三次公表)(外部サイト)
香川県地震・津波被害想定(第四次公表)(外部サイト)
台風や豪雨に備えよう
地震と違い、台風や豪雨は、ある程度予測することができます。
でも決して自然をあなどってはいけません。例えば、風速も秒速10メートルを越えたら傘もさせず、何が飛んでくるか分かりません。
風水害は全て二次災害へ結びつく可能性が高く、物が飛んだり、流れたり、山や河川の堤防が崩れるなど、人間では考えられないような力を持っています。
台風等が来る前に、事前に備えておきましょう。
自主防災組織を結成しよう
高松市の指定避難所
高松市の指定避難所は、たかまつ防災マップに掲載しています。
自宅や勤務先の近くの避難所をもう一度確認しておきましょう。
また、実際に歩いて避難所までの経路を確かめておきましょう。