感震ブレーカーを設置しましょう
更新日:2025年4月23日
感震ブレーカーを設置して、電気火災から「自宅」や「家族」を守りましょう。
1.感震ブレーカーとは
感震ブレーカーとは、地震時に通電を遮断する機能を有する機器です。
感震ブレーカーには、様々な種類とそれに応じた特徴があります。
タイプ名 | 機器概要 | 特徴 |
---|---|---|
分電盤タイプ(内蔵型) | 分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを落として電気を遮断。 | ・感震性能が高く、専門工事業者による設置のため、作動の信頼性が高い。 |
分電盤タイプ(後付型) | 分電盤に感震機能を外付けするタイプで、漏電ブレーカーが設置されている場合に設置可能。 | |
コンセントタイプ | コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断。 | ・設置方法による作動の信頼性のばらつきが小さい。 |
簡易タイプ | ばねの作動や重りの落下によりブレーカーを落として、電気を遮断。 | ・ユーザー自ら取り付けるため、設置方法に伴う作動の信頼性にばらつきが生じるおそれがある。 |
感震ブレーカー等のタイプ別に概要と特徴が記載された資料です。
なお、一般的な特徴や注意点が記載されており、機器により異なる場合があります。
2.過去の大規模地震における火災について
過去の大規模地震において、電気を原因とした火災が多く発生しています。
阪神淡路大震災(平成7年)では、発生した火災の約6割が電気火災、東日本大震災(平成23年)では、発生した火災の5割以上が電気関係を原因とする火災が発生しました。
地震による電気火災の防止のため、感震ブレーカーを設置しましょう。
3.感震ブレーカー等の認証・推奨マーク
感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン(平成27年2月 大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会)に基づく認証制度があり、感震ブレーカー等の性能評価を行う団体及び製品に付される認証マークについては、以下のものがあります。
感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン(平成27年2月大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会)(PDF:1,218KB)
(1)感震機能付住宅用分電盤認定制度
団体名 | 一般社団法人日本配線システム工業会 |
---|---|
主な関係規程 | 日本配線システム工業会規格JWDS 0007付2 感震機能付住宅用分電盤 |
関係URL | ![]() |
問い合わせ先 | 東京都中央区日本橋久松町13-4 第11村上ビル 電話 03-5640-1611 |
(2)消防防災製品等推奨制度
団体名 | 一般財団法人日本消防設備安全センター |
---|---|
主な関係規程 | 消防防災製品等推奨規程(平成18年9月1日 消安セ規程第14号) |
関係URL | ![]() |
問い合わせ先 | 東京都港区西新橋3-7-1 ランディック第2新橋ビル3階 電話 03-5422-1492(企画研究部) |
4.参考ホームページ及び資料
・経済産業省ホームページ「感震ブレーカー等の普及啓発」(外部サイト)
・経済産業省作成「感震ブレーカーを設置するにあたって(留意点)」(PDF:338KB)
・内閣府・消防庁・経済産業省作成「感震ブレーカーを設置するにあたって(留意点)」(PDF:618KB)
・内閣府ホームページ「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」(外部サイト)
・内閣府作成「感震ブレーカーの取扱いの留意点(地震時の避難先から帰宅した際の点検方法等)」(PDF:148KB)
・香川県ホームページ「地震による火災には「感震ブレーカー」が有効です」(外部サイト)
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このページは危機管理課が担当しています。
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