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市長定例記者会見(平成19年8月9日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成19年8月9日(木曜日) 午前11時30分~11時47分
(場所)4階会議室

報告事項

1 「第9回日米市長交流会議」への参加について
2 「韓国・天安(チョナン)市立フンタリョン・プンムルダン」の来高及び演舞について

市長説明

 それでは、定例記者会見を開催させていただきます。
 まず、本日の題材について説明させていただく前に、冒頭、お詫びを申しあげたいと存じます。
 まず1点目でございますが、昨日の南部クリーンセンターが、下水道法に基づきますダイオキシン類の下水排除基準違反によりまして、排水水質の改善指導を受けましたこと、また、この違反が、直ちに、周辺環境や市民生活へ直接に影響するものではないと考えておりますものの、施設周辺住民の皆様方をはじめ、市民の皆様方に不安を与えましたことにつきまして、まずもってお詫びを申しあげます。
 詳細につきましては、昨日、環境部から記者発表させていただいたとおりでございますが、今後、原因の究明を行いまして、一日も早く、市民の皆様方の信頼を回復できるように努めてまいりたいと存じます。
 次に、これも昨日、記者発表させていただきましたが、消防局における残余金の不適正処理に係る職員の懲戒処分についてでございます。
 記者発表をさせていただいたとおりではございますが、今後、二度とこのようなことが起こらないように、公務員倫理に関する研修等を通じまして、職員の意識改革を徹底してまいりたいと存じます。
 また、選挙管理委員会におきまして、去る7月23日に、期日前投票所内で、参議院香川県選出議員選挙の投票用紙と比例代表選出議員選挙の投票用紙を取り違えて交付するミスが発生いたしましたこと、また、その後、選挙人名簿の対照に誤りがあったという事務処理のミスが発生しましたことにつきまして、誠に遺憾であります。
 今後、選挙の管理執行について、正確性の確保に万全を期するよう職員への指導を徹底し、このような間違いを起こすことのないように、選挙管理委員会に対して強く要請をさせていただいたところでございます。
 以上、冒頭、お詫びを申しあげさせていただきました。

 それでは、題材についてでございますが、まず1点目の「第9回日米市長交流会議への参加について」でございます。
 これは、全国市長会が行うものでございますが、平成元年に、第1回日米市長交流会議が東京で開催されて以来、米国市長会と我が国の全国市長会が、緊密な交流を行ってきたところでございます。
 この度、アメリカ合衆国で「第9回日米市長交流会議」が開催されますことから、全国市長会の正副会長による代表団を派遣するもので、私が今、全国市長会の副会長でございますので、この交流会議に参加するものでございます。
 会議の日程は、8月19日の日曜日から23日の木曜日までで、ハワイ州ホノルル市で開催されるものでございます。
 日米両国の共通課題について、市長による意見交換を行い、友好親善を図り、相互理解を深めることが目的でございますが、今回は、「都市における環境問題への取組み」といったテーマで、お互いに意見交換を行うことになっております。
 私自身も、高松市の環境教育・環境学習の取組み等につきまして、プレゼンテーションをさせていただく予定です。
 日本側からは、全国市長会の会長の佐竹秋田市長と、副会長のうち、私を含めまして長岡市長、裾野市長、大分市長の4人と、事務局の3人を合わせまして計8人で、交流団として行ってまいります。

 2点目でございますが、「韓国・天安(チョナン)市立フンタリョン・プンムルダンの来高及び演舞について」でございます。
 天安市のフンタリョン・プンムルダンという舞踊団が、高松まつりにあわせて、高松市に来られます。
 韓国の忠清南道(チュンチョンナムド)の天安市と高松市は、1996年に、お互いの青年会議所が姉妹締結して以来、JC組織同士で、毎年、相互訪問している間柄でございます。
 天安市は、ソウルから韓国型新幹線KTXで、35分と交通の至便なところにございます。近くには、サムスン電子の工場団地もあるということで、忠清南道の北部を代表する都市と伺っております。
 昨年には、市の職員も両市の相互訪問を行っております。
 また、本年2月には、天安市のソン・ムヨン市長が、高松市に来られ、その時に、今後、民間交流をさらに促進しようと確認しあっております。
 今回、国のビジット・ジャパン・キャンペーン地域連携事業からの補助も受けまして、フンタリョン・プンムルダンという天安市立の舞踊団を、高松まつりにお招きして、2回にわたってステージで演舞を繰り広げていただくことになったものでございます。
 今回の舞踊団の来日に合わせまして、天安市長の親書を携えた職員も来られ、表敬訪問を受けるようになっており、高松まつりも見学されることとなっております。
 このフンタリョン・プンムルダンのフンタリョンというのは、毎年秋に、天安市で開催されるフェスティバルの名前で、プンムルダンというのは、民族舞踊団といったような意味でございます。
 また、今年の天安市のフンタリョン祭りには、本市から、国分寺太鼓を派遣することにいたしておりまして、このような民間での文化交流等を促進したいと存じております。
 また、中国の上海テレビが、高松まつりを取材する予定になっております。これは、ジェトロの委託事業で、香川県全体の番組を、上海テレビが作るというもので、その中で、高松まつりも大きく取り上げることになっております。
 この他、高松まつりには、彦根から「お城大使」、また、水戸から「梅大使」も来られます。国内外から、様々な方々が来られて、高松まつりが交流の場として、大変盛り上がるのではないかと、思っているところでございます。

 それから3点目ですが、これは資料がございませんが、口頭で御報告したいと思います。
 今日の報道等に出ておりますが、琴電が発行いたしておりますICカードのIruCa(イルカ)を活用した事業が、今回、経済産業省の補助事業として採択され、イルカカードによる事業の拡大展開が図られることとなりました。
 このイルカカードの事業は、本市が策定し、国からの認定を受けました「高松市中心市街地活性化基本計画」に登載されている主要事業の一つでございまして、本市としても、このイルカカードの活用について応援していきたいと考えておりました。
 丁度、昨年6月に、地方自治法が改正されまして、これまではできなかったプリペイドカードやクレジットカードによる公金料金の支払いが可能になる制度改正が行われました。
 このような状況の中で、イルカの電子マネーサービスの拡大を図る一端として、市の公共施設において活用が図れないかということで、まず、高松市立中央駐車場において、駐車場使用者の利便向上及び使用者増加の可能性を調査する目的で、9月1日から、イルカカードによる駐車場使用料の徴収を行う実証実験を実施したいと思っております。
 現在、鋭意準備を進めているところでございますが、詳細が固まりましたら、また、発表させていただきたいと存じます。
 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 先の参議院選挙の際、投票用紙の取り違いミスや、選挙人名簿の対照ミスがあったため、59歳の女性が、詐欺投票の疑いで警察から事情聴取を受けたという問題も発生した。選挙管理委員会は、その女性に電話で謝罪をしたというだけで、これがあった日に報道発表をしておらず、その女性が新聞社に連絡をしなかったら、この事実は、そのまま伏せられていたような気がする。
 市長は、職員に対して、常に使命感・責任感をもって仕事をして欲しいと言っているが、この点において、市長の言っていることが職員に浸透していないような気がするが、どのように考えているのか。
(市長)
 今回の選挙人名簿の対照ミスは、あってはならないことだ。一方で、ミスは、なかなかゼロにならないものだと思うが、ミスがあったことが、きちんと報告されていないことについて、事務処理上、徹底していかなければならないと考えている。
 今回の件について聞いたところでは、投票に来られた時に、対照ミスが分かったため、手続き上、そこで全部調べて解決していると、時間がかかって大変なので、仮投票で、その方に投票を済ませて帰っていただこうとした。ただ、期日前投票について、前の統一地方選挙で問題があったので、ちょうど居合わせた警察の方から事情を聞かれたようである。そのことにより、投票された方が、不信感と言うか、非常に気分を害されたものである。
 選挙管理委員会の事務処理自体に、大きなミスはないと思うが、先程も言ったように、起こったことがきちんと報告されていないし、それが、上司に報告されていたとしても、公になっていない。少なくとも、私の方には、全く報告がなかった。細かなミスは起こり得るものだと思うが、起こった時に、どう対処するかという体制が非常に重要だと思うので、そのことを今一度、しっかり徹底していきたい。
(記者)
 選挙管理委員会は、期日前投票に来た男性が入場券を持っていなかったので、生年月日や名前などで確認をし、投票用紙を渡したということであるが、入場券があれば、バーコードで読み取りを行うので、そういうミスは無いと言っている。ミスというのは、絶対に無いということはあり得ないもので、選挙管理委員会の考え方自体が間違っていると思うが、どうか。
(市長)
 選挙の投票権は、民主主義制度の中で重要な権利で、本人確認は、特に求められるものだ。選挙事務は、事務処理の都合でかなり効率的にしなければならないので、徐々に機械化・コンピューター化されてきているが、機械にまかせている限り、絶対間違いがないというような誤った認識が、若干あるのではないか。機械に任せても、こういう場合は、こういうミスが起こり得るということで、あらゆる場面を想定してチェック体制を整えておくということが大切であると思う。
(記者)
 今回の問題に関して、何らかの処分は考えているのか。
(市長)
 現在、選挙管理委員会で検討しており、事実関係が確定し、それについて責任の所在を明確にさせて、処分すべきとなれば、厳正な処分を行っていきたい。
(記者)
 先程、市長も、特に投票権は大切であると言っていたが、次の選挙も近いと囁かれる中で、選挙権の重要性について、改めて市長から職員へのメッセージとして、どういったものを発信していきたいか。
(市長)
 今回の選挙管理委員会の問題、また、預かり金問題もあるので、職員の職務意識・倫理意識の徹底を、研修など、さまざまな機会を通じて、私の方から職員に対して直接伝えていきたい。今一度、こういう問題が発生したのだから、もう一度、それを全員で検証する作業が必要だと思っているので、総務部を中心に全職員の意識の徹底を図っていきたい。

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