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『地球温暖化』『ゼロカーボンシティ』とは?

更新日:2023年3月24日

地球温暖化

『地球温暖化』って何?

『地球温暖化』とは、主に直近の200年弱の期間の、地球全体の平均気温の上昇のことを指します。


平均気温の上昇・下降は、地球の長い歴史の中では何度も起こっていますし、地域や年ごとによっても普通に起こることです。ですが、19世紀後半から現在に至るまで、平均気温は、地球全体で上昇し続けており、その気温の変化は、疑う余地なく、人類の活動によって引き起こされたと、IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)により断定されています。[※1]

また、これらの変化の規模や、現在の気候の状況は、過去数千年にわたり、前例のないものです。[※1]


これらの『地球温暖化』は、二酸化炭素(CO2)をはじめとする、『温室効果ガス』の急激な増加によって引き起こされています。

『温室効果ガス』って何?

『温室効果ガス』とは、大気圏にある、地球を暖める『温室効果』を持つ気体の一部を指す言葉で、「二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロンガス類」等が定義されています。


この『温室効果』自体は、私たちの生活に必須なものです。現在の地球の平均気温は14℃前後であると言われていますが、この『温室効果』が全くないとすると、地球の平均気温は-19℃まで下がると見積もられています。

また、この『温室効果ガス』の増加・減少も、地球の長い歴史の中では何度も起こっていることです。ですが、19世紀後半から現在に至るまで、これらの『温室効果ガス』は、人類の活動によって地球全体で急激に増加し続けており、それにより、急激な『地球温暖化』が起こっているのです。[※1]

『地球温暖化』はどのくらい進んだの?

1850~1900年の期間の世界平均気温に比べ、2011~2020年の世界平均気温は、1.09℃程度上昇したと見積もられています。[※1]
また、海上(0.88℃上昇)よりも、陸域(1.59℃上昇)の方が、平均気温の上昇幅は大きかったと推定されています。[※1]


さらに、人類の影響による世界平均気温の上昇幅も見積もられており、1850~1900年の期間から2010~2019年までで、1.07℃程度であるとされています。[※1]

平均気温の上昇・下降は年ごとに変化するため、ある期間の平均気温を比較することで、気温の上昇・下降を見ています。)

『地球温暖化』はどのくらい進むの?

今後の『地球温暖化』の進行は、これから、どの程度『温室効果ガス』が排出されるのか、いつまで『温室効果ガス』が増加し続けるのかによって変わってきます。


2020年末までに実施された政策を継続し続けると仮定した場合、1850~1900年の期間の世界平均気温に比べ、2100年までに3.2℃程度、世界平均気温は上昇し、また『温室効果ガス』は増加し続けるとされています。[※3]

この『地球温暖化』による、1850~1900年の期間から2100年までの世界平均気温の上昇を、『2℃未満』又は『1.5℃未満』に抑えようとする取組が、世界全体で行われています。

『2℃目標』

『2℃目標』とは、『産業革命(1850~1900年頃)以降の平均気温上昇を2℃未満に抑制する』目標のことです。


この目標は、2010年の第16回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP16)にて合意され、また、2015年のCOP21にて採択され、世界196ヵ国が締結しました(パリ協定)。

『パリ協定』の長期目標には、21世紀後半には温室効果ガスの排出量実質ゼロ(排出量と吸収量を均衡させること)とすることが掲げられています。

日本もこの『2℃目標』と整合的な目標として、2015年に『2030年度に温室効果ガス排出量を26%削減(2013年度比)』する目標(日本の約束草案)を掲げました。

『1.5℃目標』

『1.5℃目標』とは、産業革命(1850~1900年頃)以降の平均気温上昇を1.5℃未満に抑制する』目標のことです。


この『1.5℃目標』は、2015年に採択された『パリ協定』内で努力目標として示されました。

『1.5℃目標』は、『2℃目標』と比べ、達成した時に、多くの気候変動の影響を低減できると推測されており[※2]、G7を始めとし、既に『1.5℃目標』に向けて取り組むことを宣言している国もあります。


この目標の実現のためには、『2030年までに二酸化炭素排出量を45%削減、2050年までに実質ゼロまで削減(2010年比)』し、『メタンなどのその他の温室効果ガスの排出も大幅に減らす必要がある』とされています。

日本もこの目標に向け、2020年に『2050年度までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする』宣言を、2021年に『2030年度に温室効果ガス排出量の46%削減を目指すとともに、50%削減に向けて挑戦する(2013年度比)』決意を示しました。

ゼロカーボンシティ

『ゼロカーボンシティ』って何?

『ゼロカーボンシティ』とは、「2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを公表した地方公共団体」であると、環境省が定義しています。

この「2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにする」というのは、『1.5℃目標』に含まれる目標です。


2023年2月末の時点では、日本の45の都道府県と、826の市区町村が『ゼロカーボンシティ』を宣言しています。
(香川県内では、香川県、並びに、善通寺市、高松市、東かがわ市、丸亀市、坂出市、宇多津町、観音寺市、三木町、及び多度津町の、9市町が表明しています。)
高松市も、2020年12月3日に『ゼロカーボンシティ』を宣言しました。

『ゼロカーボンシティ』に向けた、高松市の取組

高松市では、高松市域の温室効果ガスの排出の抑制等を行うための施策等を定めるものとして、『高松市地球温暖化対策実行計画』を策定し、各種施策に取り組んでいます。
(令和4年3月の一部改定にて、『2030年度に温室効果ガスの排出量を46%削減(2013年度比)する』目標と、また、『長期的には2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする』ことを目指すことを明記しました。)


なお、高松市が実施する『ゼロカーボンシティ』の実現に向けた事業等は、以下のページにまとめています。

参考ページ

地球温暖化、気候変動、ゼロカーボンシティ等に関連するリンク

○地球温暖化

○気候変動に関する最新の報告書について(IPCC第6次評価報告書[AR6])
・概要を分かりやすく解説したページ

・報告書(概要)を和訳したもの(気象庁、環境省、経済産業省)

・関連報告書(環境省)

○ゼロカーボンシティ

お問い合わせ

このページはゼロカーボンシティ推進課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎13階
電話:087-839-2393
ファクス:087-839-2390

Eメール:zerocarbon@city.takamatsu.lg.jp

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