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市長定例記者会見(平成23年9月5日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成23年9月5日(月曜日) 午前10時45分~11時5分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)市長マニフェストの各施策に関連する成果目標の設定について

(2)第5次高松市行財政改革計画平成22年度実績報告について

(3)歴史資料館第58回企画展・第17回香川大学図書館 神原文庫資料展
   「知の体系―江戸時代にやってきた自然科学―」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 1点目は、「マニフェスト2011の成果目標の設定について」であります。
 私の2期目の4年間で実現したい政策等を「マニフェスト2011」にまとめておりますが、その中で「12の政策キーワード」の下に60の施策を掲げており、その施策の実現の目安となる成果目標を、今回取りまとめました。
 成果目標の設定に当たりましては、市民の皆様が成果を実感でき、分かりやすく見える指標をおくことに努めました。
 また、総合計画や各分野別計画での指標と同じ項目については、できるだけ早期に目標が達成できるよう、各計画の目標年次から前倒しで数値目標を設定したものもございまして、全体として、積極姿勢での成果目標の設定を行っております。
 代表的なものをいくつか御紹介させていただきます。
 12の政策のうち、
 1の「コミュニティ」の再生では、今年度から実施している「ゆめづくり推進事業」の実施件数などを成果指標として掲げております。
 2の「子ども・子育て」では、子ども条例(仮称)の制定や、保育所入所待機児童数などを目標として設定しております。
 3の「教育」では、芝生化実施校数や、図書の貸出冊数などを成果指標としております。
 4の「芸術文化・スポーツ」では、芸術文化振興条例(仮称)の制定や、トップスポーツチームのホームゲームでの観客数などを成果指標としております。
 5の「コンパクトで美しいまちづくり」では、中央商店街の空き店舗率や、里山保全活動面積などを掲げております。
 6の「環境」では、ごみの排出量軽減の目標や、太陽光発電に関する指標などを設定しております。
 7の「保健・福祉・医療」においては、要支援1・2認定者の維持・改善率や、福祉施設からの一般就労への移行者数などを指標としております。
 8の「観光」では、屋島山上への入込み客数や、高松市に宿泊した中国国籍・韓国国籍の方の人数などを成果指標としております。
 9の「公共交通・自転車」では、公共交通利用促進条例(仮称)の制定や、公共交通(電車・バス)利用者数などを成果指標としております。
 10の「ものづくり・産業・雇用」では、ものづくり基本条例(仮称)の制定や農業分野で耕作放棄地解消面積などを掲げております。
 11の「安全・安心」では、防潮堤整備による浸水棟の解消率や、自主防災組織活動カバー率などを指標に掲げております。
 12の「行財政改革」では、市民と市長との意見交換会等の延参加者数や、財政面で市債残高などを指標に掲げております。
 今後、これらの成果目標を達成できるよう、総合計画や、まちづくり戦略計画等とも連動させながら、施策の推進に取り組んでまいりたいと存じます。

 2点目は、「第5次高松市行財政改革計画 平成22年度実績報告について」であります。
 第5次高松市行財政改革計画は、平成22年度から24年度の3年間を計画期間としておりますが、その初年度である22年度の実績報告書がまとまりましたので、ご報告いたします。
 計画では、三つの全体目標を定め、各年度の進捗を数値化し、目標値の達成に向けて取り組んでいるところです。
 まず、一つ目の目標の「部局進行管理制(各所属において個別に進行管理)で取り組む目標効果額と実績値」ですが、3年間の目標効果額20億円のうち、22年度の目標額2億5,200万円余に対して、契約等の見直しなど目標値を上回った取り組みや、収入増対策など一部目標値に届かなかった取り組みなどを総括した結果、3億5,800万円余、進捗率142.3%と、目標値を上回る結果となっています。
 次に、二つ目の目標であります「職員数の適正化による目標効果額と実績値」ですが、職員数の適正化の目標として、計画期間内で正規職員数160人の削減を目標値に設定し、22年度において79人を削減し、全体の進捗率は、49.4%、実績効果額は、5億6,400万円余に達しております。
 三つ目の目標であります「健全財政の目標値と実績値」ですが、健全財政の目標として、5つの財政指標で目標値を設定しおりますが、22年度において、「将来負担比率」、「市債残高」及び「財政調整基金残高」についてはそれぞれ目標値を達成しており、「経常収支比率」、「実質公債費比率」についても、目標値には届かなかったものの、計画策定当時の値に比べると、改善を図ることができている状況であります。
 このほか、「プロジェクト管理制」につきましては、組織横断的に対応するためのプロジェクトチームを14チーム設置し、所与の課題解決に取り組み、一定の成果が得られたものと存じます。
 以上が、22年度実績となりますが、今後、23年度・24年度で計画を達成してまいりたいと存じます。

 3点目は「歴史資料館第58回企画展の開催について」であります。
 このたび高松市歴史資料館では、香川大学図書館との共同展示として「歴史資料館第58回企画展・第17回香川大学図書館 神原文庫資料展 知の体系―江戸時代にやってきた自然科学―」を開催いたします。
 江戸時代になって、社会が安定し、鎖国により西洋からの情報は制限されましたが、人々の知識欲、向学心は旺盛になり、その結果、日本固有の数学である和算などが発達しました。
 また、1720年に八代将軍吉宗により禁書令が緩和されると、『解体新書』の出版を皮切りにオランダ語の理解が進んだということがあります。
 香川大学図書館には、香川大学初代学長神原甚造氏が終世にわたって収集された膨大な蔵書コレクションが、「神原文庫」として収蔵されております。
 この中には江戸時代の自然科学を始めとした書籍、約12,000点、16,560冊あるということでございます。
 このうち特徴的な江戸時代に西洋から入ってきた自然科学を中心とした書籍を選び、企画展とするもので、これに合わせ、歴史資料館所蔵の歴史資料等もご紹介するものです。
 また、郷土が生んだ科学者である平賀源内、久米通賢、藤川三渓に関する資料も紹介し、近世から近代にかけて当時の先進の学問を貪欲に吸収した江戸の知識人たちの足跡をたどります。
 平成23年9月17日(日曜日)から10月30日(日曜日)まで、サンクリスタル高松4階の歴史資料館企画展示室で開催いたします。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 2期目のマニフェストの成果目標のうちで、総括して特に力を入れたい点は。
(市長)
各施策については、既に市の総合計画、まちづくり戦略計画において登載し、目標指標が掲げられているが、私のマニフェストの施策とかなり重複している。総合計画は27年度が終了年度であるが、私の2期目の4年間で実現するために、26年度に目標が達成できるよう前倒しで積極的な成果目標を設定した。
 12の政策キーワードのうち特に重視しているのは、コミュニティの再生、安全・安心な生活の保障である。たとえば、ゆめづくり推進事業の実施件数は、全部のコミュニティにおいて実施してほしいので、平成24年の目標値を全コミュニティ数44を掲げている。ぜひ、この事業をコミュニティの充実・強化に使ってほしい。
 また、安全・安心は、すべての地域において自主防災組織を結成して、災害に対するコニュニティの結束力を高めるため、自主防災組織活動カバー率を26年度には100%とした。

(記者)
 県知事が就任から1年となったが、成果などどう感じているか。
(市長)
 知事の選挙公約である安全・安心、トップセールスによる特産品の販売などによる元気な香川づくりを就任早々実践され、まさに東奔西走して活動され、成果を上げている。特に、中国上海との定期便の就航は、大きな成果と思う。
 今後とも知事と市長のトップ会談を定期的に行い、県市の協力関係を強固にし、お互いの役割分担のもとに連携をとり地域づくりを推進していきたい。

(記者)
 台風12号対応で新たに見えた課題は。
(市長)
 今回の台風は、高松を直撃し、速度が非常に遅かったため、長い間、雨、風の影響を受けた。幸いにも高松では甚大な被害はなかったが、紀伊半島等では甚大な被害が出ており、亡くなった方には哀悼の意を表し、被害にあわれた方にはお見舞いを申しあげる。
 台風が過ぎる間、満潮を3回迎え、潮位等が気になり目が離せなかった。長時間の水防本部設置になり、職員の役割分担、交代勤務、連携体制をきちんと考えて、万全の体制で臨めるようにする必要性を痛感した。
 また、西植田の集落の孤立状態が3日夜に判明したが、山間部の状況把握が難しく、地元の人の情報を直接的に把握する方法がないかと感じた。今後の教訓、課題として改善していきたい。

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