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市長定例記者会見(平成23年12月20日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成23年12月20日(火曜日) 午前11時30分~12時10分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)市民プールリニューアルにあわせた、アートの導入について

(2)平成24年度当初予算の要求状況について

(3)“いざ”というときのために~「たかまつ安心キット」の配布開始について

(4)「平成23年度高松市美しいまちづくり賞」の発表及び「たかまつ美しいまちづくりシンポジウム2012」の開催について

(5)2012年高松市成人式の開催について

(6)第9回全国城跡等石垣整備調査研究会・第6回高松城跡天守台見学会の開催について

市長説明

 おはようございます。
 最初に、先日、本市職員が競売入札妨害容疑で警察に逮捕され、市民の皆様の信頼を損なうことになりましたことに、改めて心からお詫び申しあげます。
 この職員は、今年3月に飲酒の上の暴行事件により現行犯逮捕され、懲戒処分を下したばかりであり、また、今年の4月から5月にかけては、環境部の職員が入札情報の漏洩という、この度と類似の事態を引き起こしています。
 また、昨年来、信号無視による自動車事故、下水道工事に係る不正経理、酒気帯び運転など、職員による不祥事が相次いでおりまして、これらの事態を憂慮し、新しい不祥事防止策を定め、7月1日から運用を開始し、職員一同が市民の皆様の信頼回復に努めていたところですので、その上で起こった事件は、痛恨の極みであり、誠に申し訳なく存じています。
 今後の対応等については、警察等の捜査状況を見極めながら、厳正に対処してまいります。

 それでは、今年最後の記者会見ということで、題材に入る前に、私から、この1年を振り返って、若干、お話しをさせていただきます。
 3月11日に発災した「東日本大震災」が、大きく我が国全体につきささったような年でした。被災地のみならず、本市においても、いろんな影響を受けた1年でした。
 本市では、地震発生の翌日に、支援対策本部を立ち上げ、国等の要請に応じて、消防局や水道局の職員、保健師などを被災地に派遣し、捜索・救助活動、応急給水、避難所の衛生対策等の支援に当たったほか、香川県等とも連携して被災者の受入対策を進めました。さらに4月1日からは、支援対策本部を復興支援本部に改組し、現在も引き続き、職員の派遣や、被災者の受入れ等を行っています。
 私個人としては、この4月に市民の皆様の御信任をいただき再選の栄誉に浴し、5月から2期目として、引き続き4年間、高松市政の舵取り役を担わせていただくことになりました。
 今回の選挙に当たっては、新しいマニフェスト2011・「高松クリエイティブ・イノベーション 創造性豊かな海園・田園・人間都市へ」をテーマとして、市民の皆様にお示ししました。コミュニティ、子ども・子育て、教育など、「12の政策キーワード」の下、60の施策を掲げています。
 当選後、このマニフェストの私の考えを市民の皆様に広くお伝えするために、6月に市内8か所で、市民との意見交換会を開催し、市民の皆様からの様々な御意見を市政に反映させる機会を設けました。
 また、マニフェストの各施策については、成果を実感できるよう成果目標を設定し、「第5次高松市総合計画」や「第2期まちづくり戦略計画」とも連動させて、新たな事業の着手も含めて、鋭意、取り組んでいます。
 この総合計画の中の6つのまちづくりの目標に沿って、本年に実施した主な事業等を振り返ってみますと、まず、1つ目の「心豊かな人と文化を育むまち」では、男女共同参画プランの計画期間が今年度で終了することから、来年度以降の新たな「第3次たかまつ男女共同参画プラン(仮称)」の策定に取り組みました。
 また、瀬戸内国際芸術祭作品の通年公開・シーズンイベントの開催や、「サンポート高松トライアスロン2011」への参画、また「街角に音楽をin高松」や「たかまつ大道芸フェスタ2011」の開催など、文化芸術都市「アート・シティ高松」の実現と中心市街地のにぎわい創出に努めました。
 なお、来年5月から11月には、「“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2012」の開催が予定されています。
 次に、「人と環境にやさしい安全で住みよいまち」では、東日本大震災の発災を踏まえ、地域防災計画の見直しに着手するとともに、10月11日現在、市内で約100か所の施設を津波避難ビルに指定しました。
 また、地球温暖化対策として、温室効果ガスの排出抑制に向けた取組を総合的かつ計画的に推進していくため、「高松市地球温暖化対策実行計画」を策定し、各種地球温暖化対策の事業を進め、人と環境にやさしいまちづくりを進めました。
 さらに、「高松市水環境基本計画」を基に、引き続き「高松市水環境基本計画第1期実施計画」の策定に向け取り組んだほか、水道局では、下水道部門と組織統合し、経営の効率化と水行政の一体的な推進、さらには、渇水や浸水、地震など、自然災害時における危機管理体制の充実・強化を図りました。
 3つ目の「健やかにいきいきと暮らせるまち」では、新たに「こども未来局」を設置して健康福祉部の中で、子どもと子育て支援の関連施策を一元的に取り扱うこととしました。
 また、4月から塩江保育所で、幼稚園を併設して、幼保一体化を開始し、来年4月からは、香南地区等4箇所でも実施する予定です。
 また、こども未来館(仮称)については、開館に向けての基本計画の策定に取り組んでいます。
 病院事業では、新たに4月から病院事業管理者を迎え、「病院局」を設置し、新病院の開院等に向けた準備に取りかかっています。
 4つ目の「人がにぎわい活力あふれるまち」では、瀬戸内海国立公園の一部でもあり、史跡天然記念物にも指定されている屋島について、文化財保護や観光振興という二律背反する観点をそれぞれ生かしながら、活用化するための長期ビジョンを策定するため、「屋島会議」を設置しました。
 また、4月には、丸亀町商店街A・B・C街区において総ガラス張りのアーケードが完成し、中心市街地の活性化が図られました。
 さらに、セント・ピーターズバーグ市との姉妹都市提携50周年を記念して、公式訪問団の相互訪問を行い記念行事に参加するなど、両市の相互理解と友好親善を、一層、深めました。
 このほか、6月に「第9回日ASEAN(アセアン)次官級交通政策会合」が開催されたほか、11月に開催された「第11回アジア太平洋盆栽水石大会」では、28の国と地域から多くの盆栽・水石の愛好者が訪れ、本家本元ならではの芸術性の高い盆栽の世界を多くの人に楽しんでいただきました。
 5つ目の「道州制時代に中枢拠点性を担えるまち」では、7月に週2回の春秋航空・上海定期便が就航したことに併せて、中国からの観光客の受入体制の整備に努めました。
 また、市道五番町西宝線における自転車道を2月から整備をしておりましたが、7月には一部区間の供用を開始しました。引き続き、延長工事を行っており、ソフト面と併せ、マニフェストの「日本一のちゃりんこ便利都市」を目指してまいります。
 最後に、6つ目の目標「分権型社会にふさわしいまち」では、「高松市自治基本条例」に基づき、「高松市自治と協働の基本指針」の策定や、この基本指針の方向性を解説した「高松市協働のまちづくり推進ガイド」の発行をしました。
 さらに、広域行政では、土庄町、小豆島町、三木町、直島町及び綾川町と協定締結しています「瀬戸・高松広域定住自立圏」について、共生ビジョン懇談会を開催したほか、さぬき市及び東かがわ市との協定締結に向け、協議を続けている状況です。
 このように様々な施策を今年展開してきましたが、本市を取り巻く社会経済情勢は、震災の影響も相まって依然として厳しい状況です。総合計画に掲げる「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」という目指すべき都市像の実現に向け、少しずつではありますが、多くの施策・事業を推進できたものと考えています。
 新たな年2012年も、社会経済情勢の動向を見極めながら、着実に総合計画等の推進を図ってまいりたいと存じます。

 それでは、題材に入ります。
 第1点目は、「市民プールリニューアルにあわせて、アートの導入について」です。
 大的場の市民プールについては、開設34年目を迎える人気のある施設です。
 ただ、老朽化し水漏れもしていることから、改修工事を行うもので、プールサイド段差解消、マット張替えなどの工事を行い、来年度の営業に向け、リニューアルします。
 改修工事にあわせまして、「アート・シティ高松」を広く内外に発信するため、平成25年3月から開催されます「瀬戸内国際芸術祭2013」に向け、「公共施設等でのアート展開」の一環として、市民プールにアートを導入し、夢のある芸術性あふれる快適な施設として整備するものです。
 導入するアートの作家については、芸術祭の総合ディレクターの北川 フラム氏の御推薦をいただき、前回の芸術祭で、男木島で「雨の路地」を制作した、谷山 恭子さんにお願いをしました。タイトルは、「I’m  here. ここに居るよ!」です。
 作品のコンセプトは、「今、自分がどこに居るのか、海岸沿いの平たいランドスケープ(景色)のプールは、自分と地球の関係を感じるのに適している場所と考え、地球と自分の繋がりや自分の存在を感じる仕掛けになっている」とのことです。
 プール全体を海に見立て、視線の位置を青く塗装することで、海の中にいることをイメージし、そこに浮かぶ島の形と空に浮かぶ雲が現れるというものです。
 また、経度緯度を測定し、ポイント部分に鏡面に仕上げた直径2センチメートルの丸いステンレスを埋め込み、ポイントの隣に緯度経度の数字を表示するもので、一見意味の分からない数字ですが、それが地球で今、自分の居る位置を知る記号となるものです。
 また、プールの底面には海の生き物のシルエットをペイントし、プールサイドを含め、海の中に居るというイメージとなるものです。
 なお、工事費については、プールサイド改修工事、アートの導入費も含めまして、6月補正予算で、予算額4,000万円を措置しています。

 次に、2点目は、「平成24年度当初予算要求状況の公開について」です。
 私が最初に当選した時から、「情報公開の徹底」の取組の一つとして、予算編成過程を公開しており、平成20年度当初予算から公開をしております。
 24年度の予算要求の概要がまとまったことから、本日からホームページで公開します。
 簡単に概要を申しますと、一般会計の要求総額は、23年度当初予算に比べ、約10.5億円、0.7%の増で、特別会計と合わせ全体では、約70億円、2.5%の増となっています。
 一般会計増減の主なものについて、減は、丸亀町商店街再開発事業▲25億円、子どもに対する手当ての廃止・変更▲20億円で、増要素は、小・中学校空調設備整備事業15.3億円、こども未来館(仮称)整備事業9.1億円、生活保護扶助費の増加4.4億円などとして要求されています。これは、あくまで要求段階で、今後は予算査定を経て財政状況を見極めた上で、予算を策定してまいります。

 次に、3点目は、「“いざ”というときのために~「たかまつ安心キット」の配布開始について」です。
 一人暮らし高齢者や障がい者の方々など、災害時要援護者等を対象に、災害時や、緊急時に備えるため、かかりつけ医や持病、緊急時の連絡先などの情報を入れておくための専用容器「たかまつ安心キット」の配布を開始します。
 キットの中に、情報を書いた紙を入れて冷蔵庫に保管しておき、支援者がこれを救急隊員に手渡すことで、要援護者の状況が分かるというものです。
 この対象者は、高松市内に住民登録があり、災害時要援護者台帳に登録している方、あるいは、日ごろから民生委員の見守りを必要としている方等です。
 12月下旬以降で、準備等が整った地区から順次配布していく予定です。
 ただ、地区により、配布方法等が異なる場合がありますので、詳しくは、担当の健康福祉総務課まで、お問い合わせいただきたいと思います。
 香川県内では、丸亀市と三豊市の全域、さぬき市の一部で、同様のキットが既に配布されていますが、いずれも社会福祉協議会等の事業で、市の事業としては、県内初の事例です。

 次に、4点目は、「「平成23年度高松市美しいまちづくり賞」の発表及び「たかまつ美しいまちづくりシンポジウム2012」の開催について」です。
 まず、高松市美しいまちづくり賞ですが、今年度は33点の応募をいただき、11月10日に開催した、美しいまちづくり審議会において、美しいまちづくり賞9点を選考しましたので、発表するものです。
 受賞作品については、建築物等の部門で、「仏生山歴史街道 高尾邸」、「法然寺五重塔」など6点を選んでいます。また、市民活動等の部門で、「ゆめ 花 未来ロード ~春日川と仲良く~」など3点です。
 表彰式は、この後、説明しますシンポジウムにおいて執り行います。
 その「たかまつ美しいまちづくりシンポジウム2012」ですが、本市では、平成21年12月に「美しいまちづくり条例」を制定し、さらに本年3月には、「美しいまちづくり基本計画」を策定して、良質な景観を保存し、また、美しいまちづくりの実現に向け、鋭意、事業を展開しており、その機運を盛り上げるために、関係者を招いてシンポジウムを開催するものです。
 来年1月21日、サンポートホール高松第1小ホールで開催し、基調講演は、早稲田大学の佐々木 葉教授で、サンポート北側街区利活用検討委員会の委員もお務めいただいております。
 また、第2部のパネルディスカッションでは、香川大学大学院の関義雄教授にコーディネーターをお願いし、私も含め、全国初の景観計画を策定した近江八幡市の冨士谷市長さん、銀座の様々なまちづくりを行っている銀座まちづくり会議の竹沢 えり子様、また、地元丸亀町商店街の古川理事長をお招きして行います。
 このシンポジウムを通して、高松市の「コンパクトで美しいまちづくり」の方向性について、共通認識を深められたらと思っています。

 次に、5点目は、「2012年高松市成人式の開催について」です。
 来年1月9日午後1時から、サンポ-トホール高松におきまして、2012年成人式を執り行います。
 対象者は、平成3年4月2日から平成4年4月1日までに生まれた方で、4,000人余りおられますが、例年の傾向から、その6割程度の約2,500人の参加を見込んでいます。
 今回の成人式のテーマは、「繋~つながり~」です。
 新成人を中心とした、公募による運営スタッフの皆さんが考案し、式の運営もやっていただくもので、内容的には例年とほぼ同じ形で展開されます。

 次に、6点目は、「第9回全国城跡(しろあと)等石垣整備調査研究会・第6回高松城跡天守台見学会の開催について」です。
 高松城跡天守台石垣の積直し工事が完了したことに伴い、来年1月19日から21日までの3日間、サンポートホール高松第2小ホールで全国城跡等石垣整備調査研究会を開催します。石垣整備の手法等について、専門家等を招いて議論をします。
 また、合わせて21日は、高松城跡天守台を一般公開する見学会を開催します。
 城郭等の石垣修理は、いろんな工法が選択されますが、なぜその「補強工法の選択」に至ったのか等について、各城郭の経緯を振り返りながら工法選択のあり方を検討します。特に注目されますのが、3月11日の東日本大震災で、東北地方の広い範囲の城郭等の石垣崩壊被害が報告され、それを修復するという意味でも意義のある研究会だと思います。
 天守台の見学会を開催する前に、報道用の説明会を12月20日午後2時から5時まで開きますので、事前取材していただければと思います。

 私からは以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 競売入札妨害の容疑で逮捕された件で、原因はどこにあるのか。
(市長)
 今回の職員逮捕は、現在、捜査が進められているため、その状況を見極めているところだが、職員一人一人の法令順守や公務員倫理に関する意識の欠如と、不祥事をおこさない職場の環境づくりが徹底されていなかったことなどが不祥事発生の原因ではないかと思う。
 本年7月に、職員の倫理意識の向上と風通しの良い職場づくりへの具体的な取組みとして不祥事防止策を、また、8月に、外部からの契約事務に係る不当な情報提供等の要求に対する対応要領を制定し、工事契約等に関わる職員に禁止されている行為や疑義を持たれる行為を取りまとめて周知し、綱紀粛正に努めてきた。
 そのような中で起こったことで、非常に重大な事件と深刻に受け止めている。ただ、今回の事件は、再発防止策等を取りまとめる前の工事の事案で、今回の事件について事実関係が明らかになれば、現在の再発防止施策で十分なのかどうか、さらに検証した上で見直していきたい。
 また、契約制度についても、問題点を今一度総括し、見直しの検討を進めたい。

(記者)
 不祥事防止策について、どのあたりに再検証の余地があると考えているか。
(市長)
 最低制限価格を漏洩した容疑だが、該当の工事では最低制限価格で多くの業者が入札しており、技術的には算出できる数値であると思われるが、あえてそれを漏洩したということは、個人のモラルの問題なのか、職場環境に問題があったのか、今後の捜査状況を見極めた上で再検証していきたい。また、契約関係については、今回の事案は総合評価落札方式を採用しているが、この制度は試行段階であり、今後の本格実施に向けて様々な観点から検討し、できるものから実施していきたい。
 綱紀粛正については、現在の再発防止策の徹底した厳しい運用を、すぐにでもやっていきたい。

(記者)
 サッカーのカマタマーレ讃岐への支援について、来シーズンの支援体制をどう考えているか。
(市長)
 カマタマーレ讃岐がJ2に昇格できなかったことは、多くの市民が望んでいただけに非常に残念である。北野監督のもと来シーズンもJ2昇格を目指していくことを、大いに期待している。
 本市は、これまでも練習・教室に係るスポーツ施設使用料に対する助成や広報たかまつに試合日程を掲載するなどの応援してきた。また、新しい練習拠点として施設の優先使用も考えたいと思っている。
 また、出資について、J2に昇格した場合という考えは、変更するつもりはない。
 来シーズンも再挑戦し、がんばってほしい。

(記者)
 12月議会で「平成24年度組織機構の見直し」に伴う条例議案が、土地改良課の都市整備局への移行について、修正可決されたことについて、どう受け止めているか。
(市長)
 元の案では、土地改良事業は、農業のハード事業であることから、設置目的が都市プロモーションを総合的に所掌し、主に産業関係のソフト施策を重点的に行う「創造都市推進局」ではなく、コンパクトで美しいまちづくりを進めている都市計画事業、道路事業、河港事業と密接に関係する「都市整備局」に移管することとしていた。
 今回の議会の議論では、土地改良事業は、ハード事業ではあるが、農業振興を目的としており、農業施策を所管する「農林水産課」を所管する部局に一元的に置くべきとの意見が出され、修正されたものである。
 私としては、この全会一致の修正可決を真摯に受け止め、市議会の御意見を十分に参考にして、組織体制の整備、運用に生かしていきたいと思っている。

(記者)
 国の来年度予算案について、注目している点は。
(市長)
 財源状況が厳しい中で、やらなければならない事業があり、財源確保、交付税の配分に注目している。本市の税収状況は、固定資産税の評価替えのため、固定資産税が17億円の減収となるほか、景気低迷による個人所得の減のため、交付税の確保ができないと予算編成は厳しい。
 併せて、社会保障と税の一体改革の方向性が出されようとしているが、社会保障の制度をどのように見直し、展開していくのか、また、その財源措置はどうなるのか。社会保障事業を実際に行っている市は、直接、影響するので、注目している。

(記者)
 「サンポート高松トライアスロン」を、もっと知名度を高めるためには。
(市長)
 オリンピックディスタンスにしたい。そのためには、バイクについて、中心部まで使わないと距離を確保できないが、現在は、道路使用許可が得られている半分の距離で行っている。実行委員会と議論をしながら、課題を解決するため、市としても協力していきたい。

(記者)
 運輸局が中心となって大河ドラマ「平清盛」の放映に合わせ売り出そうと検討しているが、観光振興について、どう考えているのか。
(市長)
 運輸局の事業には、本市も是非一緒に行いたいと申し出ている。ネットワークで高松と宮島、下関の壇ノ浦を周遊するような事業には積極的に参加したい。屋島の檀ノ浦は、平家物語のゆかりの地であるので「平家物語の里」としてPR、イベントなどもして観光客の増に繋げたい。

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