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市長定例記者会見(平成30年10月10日)

更新日:2018年10月12日

日時・場所

(日時)平成30年10月10日(水曜日) 午前11時30分から11時46分まで
(場所)4階会議室

報告事項

(1) 日本パラ陸上競技選手権大会におけるユニバーサルデザインに関するアンケート結果について
(2) 高松市・トゥール市姉妹都市提携30周年記念事業の開催について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 おはようございます。
 本日の題材は2点です。
 1点目は、「日本パラ陸上競技選手権大会におけるユニバーサルデザインに関するアンケート結果について」です。
 9月1日、2日の両日、屋島レクザムフィールドで「第29回日本パラ陸上競技選手権大会」が開催されました。
 本市は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に当たり、昨年12月にホストタウン並びに共生社会ホストタウンに登録されています。その中でも特に共生社会ホストタウンについては、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れたまちづくりを更に推進するため、取組を進めています。そこで、この日本パラ陸上競技選手権大会の機会をとらえて、出場者や関係者の皆様方を対象にして、ユニバーサルデザインについてのアンケートを実施し、その結果を取りまとめたものです。
 アンケート結果ですが、大会出場選手及びその随行者を対象として、85名の方から回答を得ています。
 まず、ユニバーサルデザインの観点からの満足度に係る質問について、「屋島レクザムフィールド」については、「満足」並びに「やや満足」と回答した割合が合わせて91%で、非常に高くなっています。ただ、「宿泊施設」、「飲食店」については、67%、ただ、この中には利用していない方が入っていますので、それを除きますと71%及び75%となります。「交通機関」については、「満足」、「やや満足」が46%、同様に利用していない方を除くと64%となっています。
 自由意見の中では、「競技場のバリアフリーがとても利用しやすかった。」という御意見や「まちに段差が少なく、車いすで移動がしやすいと思う。」といった評価する御意見もいただいています。一方で、「車いすで入れる店が多くない。」という意見や「歩道に自転車がとまっていて点字ブロックをふさいでいた」といった、改善を望む御意見も頂いています。
 今回頂いた貴重な御意見を、関係機関にお伝えしながら改善を促していくとともに、これらの御意見を踏まえて、ハード・ソフト両面において「おもてなしの心」を取り入れた、高松らしいユニバーサルデザインのまちづくりの更なる推進に取り組んでいきたいと考えています。

 2点目は、「高松市・トゥール市姉妹都市提携30周年記念事業の開催について」です。
 フランス共和国トゥール市と高松市は、昭和63年に姉妹都市提携を結んでいます。それ以来、教育・経済・文化など各分野において、人と人との行き来を中心とした活発な交流を行ってきました。
 本年は、姉妹都市提携をしてから30周年という節目の年で、7月には私を団長とした公式訪問団や市民訪問団がトゥール市を訪問してきたところです。そして、この度、10月12日金曜日に、トゥール市から訪問団を招いて、「高松市・トゥール市姉妹都市提携30周年記念事業」を実施します。
 記念事業では、トゥール市から助役と担当課長をお迎えして、中央公園で記念植樹を行うほか、関係の方々や参加申込みいただいた市民の方々に御列席いただいて、玉藻公園の披雲閣において記念式典を開催します。
 また、バイオリニストの青柳妃姫さんと本年度トゥール市に派遣された親善研修生による記念演奏や、本市とトゥール市の交流の歴史を振り返るパネル展を開催する予定です。
 記念事業の開催を通じて、多くの市民の皆様と一緒に、これまでの交流を振り返り、その継続発展を祝うとともに、今後の末永い交流を誓い合い、両市の更なる交流の発展につなげたいと考えています。
 私からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 初入閣の平井卓也議員への期待と第4次安倍内閣について

【市長】
 今回の内閣改造において、地元選出の平井卓也先生が、香川県選出の国会議員としては14年ぶり、高松市出身の国会議員としては22年ぶりに大臣に就任され、大変喜ばしく思っている。また、内閣府のIT・科学技術担当大臣ということで、「スマートシティの推進」等を主要課題としてまちづくりを行っている本市としても、大変心強く感じている。
 平井大臣が担当するIT・科学技術は、地方が地方創生施策等を進めていく上で、時代の変革に対応し、成果を出していくためには、その活用が重要なまちづくりのテーマでもあると思う。そういう面で、平井大臣は、国会議員の中でも最もIT分野等について通じていると言われており、その御経験や御見識を大いに生かし、さらなる飛躍発展、御活躍を期待したい。
 我々が地方創生を進める上で、そのような技術等を活用した各種施策等について、力強く後押ししていただきたい。
 また、第4次安倍内閣に対する所見としては、平井大臣など、特にその分野に優れた方をそれぞれの担当大臣として起用しているということと、外務大臣、財務大臣、官房長官など、主要閣僚が留任されており、「全員野球内閣」で適材適所と言われているとおり、そのようになっていると思う。
 それぞれの大臣が職責を十分果たしていただき、内閣一丸となって我が国のこの難局の中での内政・外交を安定的に運営していけるような力強い政治を進めていただきたい。

【記者】
 使い捨てプラスチック製品による海洋汚染への対策について

【市長】
 使い捨てプラスチック製品が海を汚染し、海の生物に影響を与えているとか、あるいは、元来、プラスチック製品は、焼却した時にCO2の排出量が非常に多くなるため、それをどうにかしなければならないということで、レジ袋の削減など、我が国も継続した取組が見られる。ここにきて、プラスチック製ストローの使用について、世界的な企業がその使用を自粛したり、紙製のストローに切り替えるといった動きがある。それを受けて、我が国でも、産業界を挙げて、プラスチック製品の使用見直しの機運が高まっていると思う。
 高松市としても、もちろんごみのリデュース・減量、リユース・再使用、それからリサイクル・再活用といった3R運動を進めており、その中で地球環境対策として、レジ袋の削減にも取り組んでいる。使い捨てプラスチック製品の使用を自粛し、切り替えて行こうという動きについては、意義ある動きであると捉えており、高松市としても同じような考え方の下に、環境施策を進めていかなければならないなと思っている。
 レジ袋の削減については、高松市でも平成20年・21年度に小売店や関係事業者等と協定を結んで、レジ袋の削減に取り組んでいる。キャンペーン等を行いながら、広く市民に周知しているが、最近では、レジ袋削減を呼び掛ける看板の掲示に留まっている。ただ、少しずつレジ袋の削減は進んでおり、当初は、いわゆるマイバック持参率が12%くらいだったが、最近では29%と3割近くとなっている。最近は、頭打ちになっている状況なので、今一度、プラスチック製品の使用の見直しの観点から、高松市として何らかの対策を検討していきたいと思っている。
 新内閣で環境大臣に就任した原田環境大臣が、就任会見で個人的見解としながらも、レジ袋の有料化の話をされていたので、国の動向等も注視しながら、対応していきたい。

【記者】
 民間施設のユニバーサルデザイン化に対する支援策について

【市長】 
 例えば、鉄道の駅の問題とか商店の段差の問題については、できるだけバリアフリー化に向けて努力していただけるよう働きかけをしようと思っているが、根本的な施設のやり替えとなると事業者側で主体的にやってもらわなければいけないと思う。ただ、移動式のスロープを備えることで、車いすの方が来たときには入口にそれを付けるということも可能となるので、そのようなものを活用するための支援策を行っている自治体も結構あるので、その辺りも参考にしながら、高松市としても考えていきたいと思っている。

【記者】
 ユニバーサルデザインについてのアンケートの中で注視すべき意見について
【市長】
 「屋島レクザムフィールド」が非常に好評価だったのは喜ばしい結果だと思う。高松市は、全体がフラットな都市であり、ある程度、道路も碁盤目に整備され、特に車いすでの移動は比較的しやすい都市にはなっていると思う。ただ、旅館・ホテルや、商店などに入る時、あるいは中での移動となると、やはりまだまだ改善の余地がたくさんあるということなので、ホテル・旅館組合とか商店街、商工会議所等に、これらの意見を率直に伝えた上で、改善を促すとともに、市としてもそれを誘導するための何らかの支援策を検討していきたいと思っている。

お問い合わせ

このページは高松市が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011

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