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市長定例記者会見

最新の会見(令和7年4月22日)

市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています。



日時:令和7年4月22日(火曜日)11時30分~11時55分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室
1 報告事項 (1)さぬき高松まつりについて
        (2)高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について 
2 記者質問

市長説明及び記者との質疑応答要旨

 題材に入ります前に、先日プレスリリースいたしました「高松春のまつりフラワーフェスティバル2025」につきまして、御案内申しあげたいと思います。
 「高松春のまつりフラワーフェスティバル」は、本市が目指す「花と緑の調和した美しいまちづくり」を推進し、生活環境の向上を図ることを目的といたしまして、平成2年から開催をしているものでございます。今年で35回目となる恒例のイベントでございます。
 従来、中央公園でやっておりましたけれども、数年前から玉藻公園に移しまして、昨年から、玉藻公園北側のプロムナードを会場にして、5月3日(土曜日)と4日(日曜日)の2日間、開催するものでございます。
 当日のプログラムといたしまして、3日(土曜日)には、市役所吹奏楽団による演奏を始めとして、「フラステージ」や「よさこい演舞」等、また、4日(日曜日)には、「キッズダンス」や「高校生応援団パフォーマンス」などの「ステージイベント」を予定しておりますほか、両日を通じて、子どもたちに花や緑の仕事に興味を持ってもらう「花と緑の職業体験イベント」や「苔玉づくり」などの各種ワークショップも開催いたします。
 このほか、無料で、スタンプラリーやクイズラリーに参加できるなど、子どもから大人まで楽しめるイベントとなっておりますので、多くの御家族連れ等においでいただきたいと思っております。
 このイベント期間中は、玉藻公園を無料開放いたしますので、是非、この機会に多くの方にお越しいただき、美しい花々と多彩なイベントを楽しんでいただきたいと存じます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。
 本日は2件でございます。「さぬき高松まつりについて」と「高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について」でございます。
 まず高松まつりでございますが、先日17日に、高松まつり振興会の役員会で承認・決定されましたとおりでございますけれども、今年も、8月12日(火曜日)から8月14日(木曜日)までの3日間の日程で「さぬき高松まつり」を開催いたします。
 昨年に引き続きまして、花火大会や総おどりを開催できることとなりまして、まずは、開催に御尽力を頂きました、高松まつり振興会など、関係の皆様方に心から感謝を申しあげたいと存じます。
 特に、メインの花火大会でございますが、今年は打上時間を、昨年の15分から30分にしたいということでございます。また、打上発数を4千発から6千発に、規模を拡大したいと考えております。
 また、今回は花火の規模拡大に加えまして、物価高騰等の影響も考慮いたしまして、高松まつりの持続可能な運営のために、新たに2つの取組を実施することとしております。
 まず、1点目でございますが、有料観覧席の設置でございます。ミケイラから赤灯台に行くまでの階段状の岸壁の「せとシーパレット」を有料観覧席にしたいと思っております。観客の皆様には、ゆっくりと花火をお楽しみいただけるよう、1席当たり3千円から1万円までの、「テーブル席」や「いす席」、「シート席」を約2千席、御用意したいと存じます。
 この観覧席の発売でございますが、5月7日(水曜日)から「チケットぴあ」や「セブンイレブン」各店にて、全国一斉に販売を開始することとしております。
 なお、玉藻公園北側の「水城通り」及び「県立アリーナ北側」の観覧会場につきましては、引き続き無料で御観覧いただけます。
 次に、2点目でございますが、高松まつりに御協賛を頂きました企業様や、個人の方への協賛返礼といたしまして、これまでは、金額に応じて、社名等の広告掲載を行っておりましたが、それに加えて、「シンボルタワーホール棟屋上広場」での協賛席を設けますほか、会場で社名等のアナウンスを行う「協賛花火」などの協賛特典を、提供することといたしております。
 そのような形で、より多くの方に高松まつりの御協賛を頂きますとともに、まつり当日は、県内外から多くの方に御来場いただいて、高松の夏の風物詩であります、花火大会を存分に楽しんでいただきたいと存じます。
 また、締めくくりの14日の総おどりにつきましては、昨年に引き続き、中央公園と中央通りでの演舞を予定いたしておりますが、来年度、令和8年度は中央公園の再整備に伴い、中央公園が使えなくなります。従いまして、総おどり会場の変更が必要となりますことから、今年度におきましては、各商店街で開催いただきます協賛行事において、試行的に「丸亀町壱番街前ドーム広場」でのおどりも実施してみようとしております。再来年に備えて試験的に商店街でのおどりを実施しようというものでございます。
 本市といたしましては、まつり当日の状況等について、今年やってみて十分に検証した上で、来年度以降の総おどりの在り方につきまして、検討してまいりたいと考えているものでございます。
 続いて2件目は、「高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について」でございます。
 本市におきましては、昨今の労働力不足や物価高騰等の影響によりまして、厳しい経営を強いられている中小企業者等につきまして、従業員の持続的な賃金の引上げを支援しようということで、奨励金を交付することといたしました。
 中小企業者等の賃金の、引上げのための奨励金の交付につきまして、本市としては初めての事業でございます。
 交付の対象は、「市内に本社又は本店若しくは事務所を有する中小企業者及び個人事業主」、又は、「市内に主たる事業所を有するその他法人」ということでございます。市内に住所を有する従業員の賃金の引上げを実施し、令和7年中に引上げ後の賃金の支給実績があることが交付の要件でございます。
 また、交付金額は、賃金の引上げ率に応じて算出されますが、従業員1人当たり、「正規雇用労働者」につきましては、「引上げ率1.5%以上で3万円」、「2.5%以上で5万円」となっています。また、「非正規雇用労働者」につきましては、「引上げ率3%以上で3万円」、「5%以上で5万円」ということになっております。
 なお、交付上限額は、1社又は1事業所当たり10人分まででございまして、最大で50万円となっております。先着順で審査をいたしまして、要件に合うものから交付決定するものでございます。
 奨励金の申請に当たりましては、5月15日(木曜日)から8月29日(金曜日)までの間に、事前登録をしていただく必要がございますので、期間内での事前登録をお願いいたします。
 なお、受付や問合せなどの専用の事務局を、5月7日(水曜日)に設置いたします。
 本市といたしましては、労働力不足や物価高騰の中で、「労働者の生活水準の維持」や「労働力の確保」等のために、持続的な賃金の引上げを実施する事業者を支援し、地域経済の活性化に向けた取組を一層進めてまいりたいと存じているところでございます。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
 「大阪・関西万博」が開幕し、高松市も出展するが、市の魅力を世界中にPRしていくことへの期待感
【市長】
 「大阪・関西万博」が13日から開幕し、この18日からは「瀬戸内国際芸術祭」も始まったということで、今年のイベントがいよいよ幕を開けたということでございます。
 高松市の万博への対応といたしまして、4月30日(水曜日)から5月3日(土曜日)までの4日間、香川県が実施をいたします、「香川の未来へつなぐ船“せとのかけはし号”」と題した催事に高松市として参画するものでございます。
 出展内容でございますけれども、まず、伝統工芸ブースを作りまして、世界に誇る本市の特産品でございます「高松盆栽」を展示いたしまして、学生や盆栽職人、クリエイターの方々のアイデアから生まれました、新しい「未来の盆栽の観賞方法」といった、モニターなどを使用しながら、盆栽の新しい見せ方をしようというものでございますけれども、これを披露いたします。
 また、個別ブースにおきましては、「香川漆器」や「庵治石」、「讃岐かがり手まり」などの伝統工芸品を展示いたしますとともに、「香川漆器」と「讃岐のり染」の職人による作業実演のほか、伝統的ものづくりの原材料や道具なども設置をいたしまして、ものづくりのストーリーも併せて紹介する予定としております。
 また、香川県の催事以外に、8月には、ジャンボフェリーの関係で神戸市と連携協定を結んでおりますけれども、その神戸市と連携して催事を行うことになっております。
 更に、福岡市と本市を中心に自治体連合で行っている「西のゴールデンルートアライアンス」の出展にも参画をすることといたしております。これらにおきまして、本市の魅力を PRしながら、本市を含む様々な周遊ルートにつきましても、このゴールデンルートアライアンスの展示の中で紹介することとしているところでございます。
 本市といたしましては、国内外から多くの方々が訪れる万博におきまして、本市の魅力を世界に向けて発信するなど、「世界都市・高松」の実現に向けた、シティプロモーションを推進したいと存じます。また、先ほども言いましたように、18日からは「瀬戸内国際芸術祭2025」が始まっておりますので、これとの相乗効果によるインバウンド誘客など、更なる観光振興や地域経済の活性化に、大いに期待をしているところでございます。
【記者】
<高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について>
 事業費はどれぐらいで、交付金の対象は何社ぐらいを想定しているのか。また、事業者や中小企業連合会などから、要望があっての動きなのか
【市長】
 事業費総額でございますが、奨励金につきましては、2億5千万円を予定いたしております。事務費が1,913万円、合わせて2億6,913万円の予定でございます。
 財源といたしましては、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を充てることとしております。
 この奨励金を設ける目的ですが、御承知のように、資材等の物価高騰等によりまして、中小企業の経営も厳しくなっており、一般の労働者についても、実質賃金が引き下がりつつあるということで、賃金は上がるけれども、物価も上がっていくということで、更なる賃金の引上げが必要であろうと、それに対して公的な支援といったものも、必要ではないかということで判断をして、今回初めてですが、このような賃上げ支援の事業費を組ませていただいたというところでございます。
【記者】
<高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について>
 1社で最大50万円、2億5千万円ということは、何社程度を想定しているのか
【市長】
 対象社数ではなく、人数として、対象者数を6千人程度を想定しております。
【記者】
<さぬき高松まつりについて>
 どんなまつりにしたいか、どういうふうに楽しんでもらいたいか、市長の期待感
【市長】
 「さぬき高松まつり」は、従来から1日目がステージイベントと開会式等、2日目に花火大会の「どんどん高松」があって、3日目に総おどりとずっと続いてまいりましたが、新型コロナウイルスによる影響等により中断をしたり、台風等による天候不順があって中断したり、ここ数年は、正式な形でまつりが行われておりませんでした。
 それでも花火は中・四国の中で、非常に見応えがあるということで、有名で楽しみにしている人が多かったですし、最近では、毎年横浜から飛鳥Ⅱがきて、花火を鑑賞することになっておりました。総おどりにつきましても、従来から連を作って参加していた人たちが、心待ちにしていて、コロナ禍で開催できないときは、非常に残念がられていたということでございまして、どうにかこれを正式な形で復活をさせていきたいということで、まつり振興会にもお願いをして、議論いただいたところでございます。
 そして、今年につきましては、ほぼ従来のまつりを取り戻したような形で、高松まつりが開催できるということでございまして、高松まつり振興会等の関係者の皆様方の、いろいろな御議論の末の御努力について、敬意を表させていただきたいと思っております。
 ただ、来年になりますと、中央公園が工事で使えなくなるということでございまして、総おどり等を一工夫しなければならない。もう一つは、総おどりが若干マンネリ化してきているのではないかということと、連の参加者も少なくなってきておりますので、このあたりで見直しが必要ではないかと、そういう意味も含めて、今年は試験的に、商店街での総おどりといったようなものを組み合わせてみて、市民の皆さんの御意見も伺った上で、来年に移行していきたいということでございます。
 花火につきまして、従来は1時間ぐらいかけて8,000発ぐらい打ち上げていましたが、一昨年は10分、昨年は15分とやってきて、非常にコンパクトにまとまって、しかもクライマックスが続き、迫力もあるということでしたので、今回は、30分ぐらいで6,000発、十分、迫力ある花火、きれいな名物の花火が打ち上げられるのではないかという御意見も出て、今回のような形に落ち着いたということでございます。
 今年それが成功すれば、来年度以降もそれに倣ってやっていくのかなと思っております。いずれにいたしましても、年に一回の、市を挙げた、高松の一番大きなおまつりということですので、市民の皆様方の御意見も聞きながら、毎年少しずつ見直して、より良いものにしていきたいと思っております。
【記者】
<さぬき高松まつりについて>
 物価高騰を受けて、持続可能なまつりのためにということだが、物価高騰で、運営費用がどれぐらい上昇しそうか、また、観覧席の設置、協賛返礼を設けることでどれぐらいの協賛金の増加を見込んでいるか
【観光交流課】
 予算額の比較をしますと、昨年度の予算額が6,600万円余り、今年の予算額が8,200万円余りでございまして、歳入歳出共に同額でございますが、費用としてはそれだけ増加しております。
 有料観覧席の部分が主に増加しておりまして、収入としては、有料観覧席分として1,200万円を見込んでおります。有料観覧席の運営に係る費用も、歳出の方に含まれており、900万円余り経費がかかりますので、その分も増額になっているという状況でございます。
【記者】
<さぬき高松まつりについて>
 協賛金の見込みについて
【観光交流課】
 協賛金ですが、昨年度800万円余りを見込んでおりまして、今年度もほぼ同額を見込んでおります。
【記者】
<高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について>
 一事業者当たり、最大で10人分50万円ということだが、20人の従業員がいた場合は、全員に対しての賃上げが条件になるか
【市長】
 賃上げをした人について、1人当たり要件が合えば、支給するということですが、それは1社当たり10人までということでございます。
 10人で打切りということです。
【記者】
<高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について>
 条件としては全員分の賃上げをしなくても、最大10人分の賃上げをすれば要件に当てはまるのか
【市長】
 5人分だけ賃上げしても、5人分だけの奨励金を支給することになります。
【記者】
<高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について>
 交付額を、1社当たり10人分、最大50万円とした理由は
【市長】
 全体の予算額との兼ね合い等もございますし、ある程度、必要とされるであろう対象人数も考えた上で、より広くということで考えておりますけれども、公平な形で支援をしていこうということで設定したものでございます。
【記者】
<高松市中小企業等賃金引上げ奨励金の受付開始について>
 申請する企業が、対象者として誰を選ぶか判断するのか
【市長】
 それは基本的に、企業の判断ということになると思います。そのうちで限度の範囲内において、申請していただくということになります。

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