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市長定例記者会見(平成26年2月12日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成26年2月12日(水曜日) 11時30分~11時55分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)屋島山上おもてなしイベントの開催について
(2)屋島キャッチフレーズ・シンボルマーク入賞作品の決定及び表彰式の開催について
(3)「屋島ナビ」について
(4)公共交通機関相互(電車⇔バス)の乗り継ぎ運賃割引の拡大に伴うキックオフイベントの開催等について
(5)「健康チャレンジ2013」の入賞団体の決定及び表彰式について
(6)「若年性認知症の人とその家族を支えるためのあんしんガイドブック」の作成について
(7)栗林公園内から眺望される屋外広告物の撤去等について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、題材として7点について、発表させていただきます。最初の3点につきましては、いずれも屋島に関連する事項でございます。

 まず、1点目は、「屋島山上おもてなしイベントの開催について」でございます。
 御承知のとおり、昭和9年3月16日に、瀬戸内海がわが国で最初の国立公園として指定をされ、丁度、今年が80周年を迎えるということでございます。
 この80周年を記念して、今年、関連行事を色々と行うこととしておりますが、その最初の行事であります「キックオフセレモニー」を3月16日(日曜日)に、屋島山上で開催するものでございます。
 これは、岡山県と香川県が一緒になって、本市等も協力しながら開催する行事でございまして、屋島のほか、小豆島の寒霞渓、それから岡山の鷲羽山で行うと聞いております。
 この屋島山上で開催される「キックオフイベント」に合わせまして、本市でも、「屋島山上おもてなしイベント」を開催することとしたものでございます。
 具体的には、3月16日(日曜日)午前11時から午後3時頃まで、屋島山上のセレモニー会場となります「県木園」を中心としまして、先着400名様に、無料で、「弁慶の菜汁」を振る舞うイベントをはじめ、景品の当たります「山上クイズラリー」、あるいは「瀬戸内海国立公園のパネル展」などを実施することにしております。
 当日は、屋島の活性化のイメージキャラクターをお願いしております、宣伝隊長の松本明子さん、それから探検隊長の荒俣宏さんによるトークショーもございます。また、歴史アイドル、いわゆる「歴女」として活躍されております「さくら・ゆき」さんの歴史ライブや、「かがわ源平紅白キャラバン隊」によるステージイベントなども合わせて予定されております。
 盛りだくさんの賑わいのイベントを用意してお待ちしておりますので、是非とも、多くの方に、屋島山上に来ていただきたいと思っているところでございます。
 参加費は、無料でございます。

 2点目は、「屋島キャッチフレーズ・シンボルマーク入賞作品の決定及び表彰式の開催について」でございます。
 本市では、屋島の特性や価値を広く周知しながら、市民の屋島への愛着心を醸成し、活性化に向けた機運を喚起しようと、「屋島活性化キャンペーン」を実施しているところでございます。
 この取組の一環としまして、屋島の魅力等を端的に表します「キャッチフレーズ」さらに、「シンボルマーク」を昨年11月から12月にかけて募集をしておりました。
 全国から、キャッチフレーズが1,374点、シンボルマークが310点と非常に多くの御応募をいただいたところでございます。この応募いただいた作品につきまして、専門家を含む、複数の審査委員による審査を行った結果、最優秀作品を各1点、優秀作品を各3点、決定したところでございます。
 ポスター等が間に合っておりませんので、お手元の資料を御覧いただきたいと思います。
 まず、キャッチフレーズの最優秀作品ですが、高松市の岸本勉さんの作品で、「すてき屋根!屋島!」で、屋根のような形をしているという屋島の特性と、「素敵やね」という言葉を、掛け合わせたものとなっております。
 また、シンボルマークの方は、大阪市の今井弘実さんの作品が最優秀作品となっております。屋島の頭文字の、ひらがなの「や」をモチーフとしまして、笑顔でガッツポーズをしている形をデザインしたものとなっております。
 いずれの作品につきましても、作者の制作意図を尊重しながら、より分かりやすく、親しまれるものとなるよう、必要な修正を加えた上で、今後、本市における様々なイベントや会議の場などで活用してまいりたいと存じております。
 なお、入賞者の表彰式を、先ほど説明させていただきました、3月16日(日曜日)の「屋島山上おもてなしイベント」の中で行う予定としております。

 3点目は、「屋島ナビについて」でございます。
 本市におきましては、平成25年度を始期としました屋島活性化推進計画を策定し、屋島活性化についての様々な事業を展開しているところです。
 その一環としまして、屋島の各種情報や最新の話題等を、インターネットで提供しようということで、ポータルサイト「屋島ナビ」を開設しました。
 主な内容ですが、屋島に関する情報を、「自然」、「歴史・文化・芸術」、「名所・施設」、「モデルコース」などの分野に整理しまして、各分野ごとに個別のページを作成しております。各ページは、写真・説明文だけではなく、関連する他のサイトへのリンクを設定し、屋島に関する多面的な情報をポータルサイトで簡単に収集できるようにしているところでございます。
 合わせて、イベント・お知らせページには、本市のみならず、屋島に関係する活動団体により、イベント情報等を直接掲出していただきまして、屋島に係る様々な情報をタイムリーに提供するとともに、掲示板の代用として、屋島のフェイスブックページも併設いたしまして、仔細で最新の情報を提供してまいりたいと思っております。
 本ページによりまして、屋島の魅力をさらに全国発信してまいりたい、それが、活性化につながればと思っているところでございます。
 なお、この「屋島ナビ」ですが、本日(2月12日)運用を開始する予定にしております。
 以上、屋島関連3点でございますが、よろしくお願いしたいと存じます。

 4点目は、「公共交通機関相互(電車⇔バス)の乗り継ぎ運賃割引の拡大に伴うキックオフイベントの開催等ついて」でございます。
 本市では、昨年の9月27日に、「公共交通利用促進条例」を公布・施行しております。これを契機としまして、新たな利用促進施策として、3月1日(土曜日)から、ことでんIruCaカードを利用した場合に、電車とバスの乗り継ぎに伴う割引を、今の20円から100円に拡大することにしております。
 その制度を、分かりやすく説明しました周知・啓発用のパンフレット等の作成とともに、この制度の開始に合わせてイベントを開催するものでございます。
 まず、周知・啓発用のパンフレット等でございますが、「公共交通利用促進条例」の内容とともに、「電車とバスの乗継割引拡大」の概要を取りまとめております。
 これと合わせまして、ここに貼っておりますが、ポスターや電車・バスの車内に掲示する中吊り広告も作成しております。これを、色々な周知・啓発活動に使用しながら、市民の皆様に幅広く、御利用いただくように努めてまいりたいと思っております。
 その周知の一環として、キックオフイベントを行いたいと思っておりますが、まず、3月1日(土曜日)の午前11時から、ことでんの真鍋社長をはじめ、ことちゃん、ことみちゃん、それから私などが参加しまして、ことでん瓦町駅2階の改札口を出て、バスに乗り継いで、三越前まで乗車するデモンストレーションを行うものでございます。
 また、3月1日(土曜日)と2日(日曜日)の午前10時から午後4時まで、丸亀町商店街・壱番街前ドーム広場等において、「孫といっしょにおしゃれして、電車とバスでまちへ行こう!」と題して、商店街等とのタイアップイベントを開催することにしております。
 当日、この丸亀町のイベント等に、IruCaカードを利用して、電車やバスで来場された方、先着300名を対象にしたガラポン抽選会など、様々なイベントが開催されるとお聞きしております。
 こちらの丸亀町のイベントの詳細につきましては、本日、丸亀町商店街振興組合等から、別途、資料提供があると聞いておりますので、併せて、周知方、よろしくお願いしたいと存じます。

 5点目は、「「健康チャレンジ2013」の入賞団体の決定と表彰式について」でございます。
 本市では、今年度から新たに、糖尿病などの生活習慣病の予防、また、運動や食事などの生活習慣の改善によりまして、より多くの方が健康になっていただくように、その取組を、各コミュニティ協議会で行っていただこうと、「健康チャレンジ2013」を実施しているところでございます。
 コミュニティ協議会に呼びかけましたところ、今年度は12のコミュニティ協議会から応募があり、8月から11月にかけて、それぞれの地区の特性を活かした健康づくりが展開されたところでございます。約3,000人の市民が、この「健康チャレンジ2013」に参加されております。
 この12団体の取組につきまして、報告書等を基に審査を行い、入賞団体を決定したものでございます。
 今年度の「健康チャレンジ2013」の最優秀賞は、木太地区コミュニティ協議会の「よみがえれ!!ラジオ体操~みんなでラジオ体操しようで~」が選ばれております。
 木太地区は、一番人口の多いコミュニティ協議会でございますが、人口の多い地区ならではの健康づくりに重きをおいて、何をしようかと検討した結果、誰でも行えるラジオ体操の推進に取り組まれたということでございます。
 木太地区の3つのコミュニティセンターの講座などの来所者を中心に、ラジオ体操の実施を呼びかけながら、いろんな周知もした結果、手軽さから1,300人を超える多くの住民が、この木太地区の健康チャレンジに参加したものでございます。
 また、がん検診など健診受診率向上の取組についても、アンケート調査を行っており、その実態や課題が明確となり、今後、受診率アップを目指して、さらに啓発に取り組まれる活動をされているということでございます。
 優秀賞としましては、5つのウォーキングコースを設けて、地区を挙げてウォーキングとラジオ体操に取り組んだ古高松コミュニティ協議会、それから、個人の取組に加えて、2つのコミュニティセンターで定期的に運動できる機会を設けて、体操を実施した、むれコミュニティ協議会の2団体が選ばれております。
 努力賞は、お手元の資料にあるとおり、4つのコミュニティ協議会が入っております。
 入賞7団体の表彰式を、2月17日(月曜日)午前10時から、市長応接室で行いますので、是非とも取材方、よろしくお願いしたいと思っております。
 この取組につきましては、引き続き、「健康チャレンジ2014」として、来年度も実施する予定にしております。更なる取組団体の拡大を目指してまいりたいと思っております。

 6点目は、「「若年性認知症の人とその家族を支えるためのあんしんガイドブック」の作成について」でございます。
 本市では、「認知症になっても安心して暮らせるまち」を目指しまして、認知症の早期診断・対応、医療・介護・地域が連携した支援体制の構築、地域での日常生活・家族の支援強化などの認知症対策に鋭意取り組んでいるところでございます。
 厚生労働省が、この認知症に関しまして策定しておりますオレンジプランにつきましても、「若年性認知症施策の強化」が一つの視点として掲げられております。
 この若年性認知症と言いますのは、65歳未満で発症する認知症でございます。平均発症年齢が51.3歳とお聞きしておりまして、かなり若い段階で認知症を発症しますので、発症後、離職等による経済的な問題や御家族の心理的負担など、様々な問題が起こってくると聞いております。
 従いまして、それらの適切な対処、また、適切なサービスを利用できるように、今回、市として、「若年性認知症の人とその家族を支えるためのあんしんガイドブック」を独自に作成したものでございます。
 是非とも、この冊子をいろんな形で御活用していただければと思っておりますが、具体的には、市内の高松市地域包括支援センター・サブセンター等に、このガイドブックを備えて、センター職員等がアドバイスをしながら活用していくことにしておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。

 7点目は、「栗林公園内から眺望される屋外広告物の撤去等について」でございます。
 本市におきましては、平成21年12月に「美しいまちづくり条例」を制定し、23年3月に「美しいまちづくり基本計画」を策定しております。
 この計画に定める施策の実現に向けて、景観法に基づく景観計画の策定などを行い、美しいまちづくりに鋭意取り組んでまいったところでございます。
 さらに昨年、9月に、屋外広告物条例を大幅改正しまして、かなり規制を強化したところでございます。
 特に、栗林公園からの眺望景観の保全を図るために、公園から500mの範囲内において、公園内の眺望地点・11か所ございますが、ビューポイント11か所から見える全ての屋外広告物の表示・設置の禁止などに取り組むこととしています。
 この条例は、具体的に、今年4月1日からの施行でございますが、その施行に先立ちまして、今回、改正された条例に抵触することとなる既存の広告物の早期、撤去・改修を促進するために、補助制度、全国的にみてもかなり手厚いものになっておりますが、この補助制度を、昨年9月に創設しているところでございます。
 今回、この補助制度を活用しまして、第1号の交付決定が出ましたので、お知らせするものでございます。
 株式会社穴吹工務店が、栗林公園から眺望されます本社ビルの壁面広告を撤去することになったものでございます。
 これに対して、既存不適格の撤去ということでございまして、市の方として、全面的な助成をすることにしたものでございます。
 合わせまして、第1号が穴吹工務店ということですが、ダイアパレス栗林公園駅前の屋上広告でありますとか、その他いくつかの早期撤去の事例が出てきているものです。
 これら屋外広告物の規制等の強化によりまして、少しでも、より美しいまちづくりに資するような形で御協力をいただきながら、美しいまちづくりを鋭意進めたいと思っているところでございます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 新年度の当初予算の市長裁定が、今月4・5日に行われたが、裁定において、市長が、特に留意したことや重点とした項目について、伺いたい。
【市 長】
 平成26年度の当初予算編成は、今、大詰めを迎えており、最終的な係数調整等を行っているところである。先週4・5日に市長裁定ということで、重点項目等について、調整や必要な指示を行い、予算の編成作業を行ったところである。
 平成26年度は、私の2期目の実質最後の年度に当たるわけで、マニフェスト2011で掲げた12の政策キーワードの下での重点施策、さらには、私が今、4つの大きなテーマとして進めている、「多核連携型コンパクト・エコシティの推進」、「創造都市の推進」、「コミュニティの再生」、「地域包括ケアシステムの実現」、それに必要な関連施策については、より重点的に積極的な展開を図れるような予算編成を心がけた。
 特に、来年度予算で重点化しているのが、「教育福祉」、それから「公共交通」、それから「産業活性化」である。
 「教育福祉」については、昨年の12月の補正予算で、教育福祉の充実における人材確保のための基金を10億円確保しており、その基金等を積極活用しながら教育現場や福祉現場における人材の確保なり、新たな事業展開等が充実するような予算編成が出来たと思っている。
 「公共交通」については、昨年9月に「公共交通利用促進条例」を制定して、それを本格的な始動の年ということもあり、3月から先ほど言った乗り継ぎ割引の拡大等も行うし、更なる高齢者などの公共交通利用を促進するような新規政策等も盛り込んで、重点的に充実したいと考えている。
 「産業活性化」については、全体としての景気対策等も一部あるが、特に、この3月議会に提出を予定している「伝統的ものづくり振興条例」、これに基づく高松の特産品、伝統工芸品等の振興に係る予算等について、かなり充実をして、地場産業の活性化を図りたいと考えている。特に、今年は、10月から11月にかけて「日仏自治体交流会議」が開催される予定になっているが、それに合わせて「高松盆栽大会2014」も開催したいと思っていて、そういうイベント等も活用しながら地場産品、高松の伝統的ものづくりの活性化を図り、ひいては産業の活性化につなげたいと思っている。
 これら、いろんな分野の当初予算であるので、全てを網羅したような形で、必要なところには予算を計上しているが、全体を通してキャッチフレーズをつけるとすれば、『教育福祉の充実と公共交通・産業活性化による積極型まちづくり予算』と言えるものと思っている。
 積極型と言ったのは、要求段階でも言ったが、予算規模がいろいろな要因から、かなり伸びる予定になっており、そういう意味で、必要な施策にかなり積極的に予算を重点配備した、積極型まちづくり予算ということになろうかと思う。今後、最終案をとりまとめて、3月議会に当初予算案を上程することになるが、予算が公表できる段階、2月下旬に改めて財政局から具体的に説明したいと思っている。

【記 者】
 栗林公園から眺望される屋外広告物の撤去だが、撤去することによって栗林公園への来場者が増えるなど、観光振興につながるといった考えはあるのか。
【市 長】
 そこまでの考えはない。また、ビューポイントから新たな建築物は建ててはダメだという規制もかけている。ただ、建築物については、撤去というわけにはいかないので、今後、建て替えなどの時に、守ってもらうことにしている。だから、既存不適格のままにしている。ただ、屋外広告物の場合は撤去できるので、禁止をかけた上で、その撤去にあたっては、市がきちっと助成をして、撤去してもらう。結果、少しでも景観に配慮したような形にもっていきたいと思っている。そのことで、すぐに来場者が増えるとか、そういうことは考えていない。

【記 者】
 全国的に見ても、屋外広告物撤去等に対する助成は、手厚いのか。また、対象となるのは、何か所ぐらいになるのか。
【市 長】
 例えば、禁止区域における屋外広告物の撤去費用については200万円までで、2年半以内に行ってもらえれば全額助成をする。ここまでの全額助成をしているところは今のところ聞いていない。
 また、栗林公園の禁止区域だけで言うと、23の建物に37の広告物が掲示されており既存不適格で、条例が4月から施行であるが条例不適合となっている。
それ以外でも、例えば、市内の主要交差点も大型看板が建てられない禁止区域にしているので、それはかなりの件数がある。

【記 者】
 規制対象の屋外広告物を、撤去等しないとどうなるのか。
【市 長】
 条例違反の状態になる。10年間の猶予期間を設け、最初2年半までは、ほぼ全額助成し、そのあと段々と助成率を下げていき、10年経った段階で強制的に撤去してもらう。改修して、条例に適合するような形に変えてもらえれば問題ない。

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