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市長定例記者会見(平成25年5月22日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年5月22日(水曜日) 11時30分~11時56分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成25年度高松市職員の募集について
(2)平成25年度高松市防災女性チームの任命・委嘱について
(3)健康チャレンジ2013の実施について
(4)高松港発着のクルージングプランの発売について
(5)菊池寛記念館第22回文学展「吉川英治展-没後50年記念読み継がれる吉川英治文学-」の開催について
(6)災害時における下水道施設の復旧支援に関する協約及び災害時における下水道管路の復旧支援に関する協定の締結について

市長説明

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 今日は、私から、6点についてお話をさせていただきたいと思います。

 まず、1点目は、「平成25年度高松市職員の募集について」でございます。
 去る5月14日に、病院局の職員募集要項を、また、5月20日に、大学卒等の職員募集要項を配布いたしておりますが、改めまして、私の方から説明をさせていただきたいと存じます。
 まず、職員の採用試験日でございますが、病院局の方は、6月23日(日曜日)に、それから、その他の市役所の大学卒等の職員採用試験を、6月30日(日曜日)に実施いたします。
 今回、病院局の職員募集につきましては、市長部門と人事交流の無い職種につきまして、試験日を、1週間前倒しした6月23日(日曜日)に実施することといたしております。
 特に、看護師につきましては、今後、ICU施設基準の取得など、市立病院におきまして、医療機能の充実を図るために、募集人員が多くなっているということで、出来るだけ、優秀な職員の確保を目指しております。
 募集職種、採用予定人員及び受験資格は、それぞれ募集要項に記載のあるとおりでございます。
 募集人員は、病院局の募集を含めまして、昨年度に比べ、5名増ということで、93名の予定になっております。
 受付につきましては、病院局の方が5月20日(月曜日)から5月31日(金曜日)まで、それ以外の市役所の職員募集につきましては、5月27日(月曜日)から6月7日(金曜日)まで受付をいたします。それぞれ、郵送・持参の場合は、土曜日と日曜日を除きますが、病院局以外の市役所の職員募集につきましては、インターネットで、土曜日と日曜日も含め、申込みが可能となっております。
 募集要項は、本市のホームページ等に掲載をしているところでございます。また、本庁及び支所・出張所、また、病院局では、各病院等で募集要項を配布しております。是非とも、優秀な人材の確保のために、より多くの方に受験いただきたいと思っておりますので、周知方よろしくお願いしたいと存じます。

 2点目は、「平成25年度高松市防災女性チームの任命・委嘱について」でございます。
 本市では、昨年5月に、高松市地域防災計画に基づきます「防災への女性の参画」の推進に当たりまして、特に、女性の視点に配慮した防災対策を検討するため、女性職員を対象に、この防災女性チームを設置したところでございます。
 昨年度1年間、活動していただきまして、避難所等における必要な生活物資、あるいはプライバシーの配慮等の防災対策について取りまとめていただき、この3月には、その内容を、私に対して提言をしていただいたところでございます。
 今年度も、同様の防災女性チームの活動を継続するということで、そのチームを編成したところでございます。
 今後、他の女性団体との交流や学習会、また、地域への啓発に取り組んでいく予定でございます。
 第2期メンバーの任命・委嘱の辞令交付式を、6月3日(月曜日)の午前10時から市役所11階113会議室で行いますので、取材の方よろしくお願いいたします。

 3点目は、「健康チャレンジ2013の実施について」でございます。
 少子・超高齢社会を迎えるに当たりまして、医療・介護などに対する各種対策が必要となってきます。
 このような中、出来るだけ、医療・介護のお世話にならない、そのための予防や対策が、重視されるようになってきております。
 本市におきましても、糖尿病など生活習慣病の方や介護を必要とする方が、増加をしておりまして、健康寿命をいかに延ばしていくのか、また、医療費や保険給付費の抑制の面からも、地域や市全体の喫緊の課題となっているところでございます。
 その一つの大きなキャンペーン事業として、今年度から、新たに健康チャレンジ2013を実施するものでございます。
 これは、各地域コミュニティ協議会単位で応募していただき、運動や食事などの生活習慣の改善、あるいは、健康診断を受診されるように、地域ぐるみで健康づくりに取り組んでもらい、その中で、優れた取組を表彰して、全市への普及、市民への啓発を図っていくものでございます。
 この取組によりまして、一人一人の健康を実現するだけでなく、地域や市全体の健康気運を高めて、健康長寿の実現を目指してまいりたいと思っております。
 また、今年度から取り組んでおります「保険給付費適正化プロジェクト」、地域で健康プラスワンプロジェクトと言っておりますが、その一環として位置づけ、医療費、あるいは介護給付費等の抑制に繋がるという、医療・介護の予防でも活用してまいりたいと思っております。
 応募は、先ほども言いましたように、地域コミュニティ協議会単位でございますが、8月又は9月から開始していただき、3か月間、事業を実施していただきたいと思っております。
 応募期間は、7月1日(月曜日)から開始いたしますが、優秀な取組に対しまして、最優秀賞、優秀賞、努力賞を設けておりまして、最優秀賞は、15万円相当の副賞も贈呈することとしております。
 できるだけ、コミュニティ協議会単位で、精力的な活動をやっていただき、健康づくりに励んでほしいと思っております。

 4点目は、「高松港発着のクルージングプランの発売について」でございます。
 「瀬戸内海クルーズ」と銘打ちまして、アート・シティ(芸術文化都市)を目指す本市が、外国人をはじめ、観光客の受入態勢の整備の一環として、昨年度から3ヵ年をめどに、(公財)高松観光コンベンション・ビューローに補助し、実施している事業でございます。
 運航は、9月7日(土曜日)から9月29日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日の計10回、計画しております。
 9月は、瀬戸内国際芸術祭の端境期になっておりますが、その間、恒常的に展示している作品等も見られます。特に、通常の船での移動が不便な2島の間をめぐる、チャーター船ならではのクルージングとなっているものでございます。
 具体的な内容は、お手元に資料を配布しておりますが、二つのプランを考えております。
 Aコースとして、9月7日(土曜日)から16日(月曜日・祝日)までの土曜日・日曜日・祝日の計5回、犬島と女木島を寄港するコースとしております。
 また、Bコースとして、9月21日(土曜日)から29日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日の計5回、犬島と直島を寄港するコースとしております。
 料金は、Aコースが大人4,000円、Bコースが大人5,000円となっており、いずれも、昼食代が含まれておりまして、高松港を午前10時に出て、午後5時に帰着する予定でございます。
 このようなクルージングを実施しながら、さらに高松市の魅力、あるいは瀬戸内海の魅力を、大いにアピールしてまいりたいと思っております。

 5点目は、「菊池寛記念館第22回文学展 吉川英治展 -没後50年記念 読み継がれる吉川英治文学-の開催について」でございます。
 菊池寛記念館では、毎年、郷土の生んだ文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえるとともに、広く市民の皆様に、文学に対する理解と関心を深めていただく目的で、菊池寛記念館文学展を開催しております。
 毎年、テーマを変えて開催しておりますが、今年度は、「宮本武蔵」「三国志」「新・平家物語」など、昭和を代表するベストセラー作家として有名な吉川英治を取りあげることといたしております。
 吉川英治の作品は、広く読み継がれ、映画やテレビドラマ、漫画などになっている作品が多くございます。
 本文学展では、吉川英治の原稿や書画、自筆資料などから、吉川文学の魅力をあますことなく紹介したいと思っております。また、関連資料として、映画ポスターやパンフレット、各作品の挿絵画の原稿なども展示しております。さらに、人気漫画「バガボンド」(吉川英治原作)の作者であります井上 雄彦(いのうえ たけひこ)氏が描きます、武蔵のシルクスクリーンも展示していますし、人形劇でおなじみの川本喜八郎さん作の「三国志」人形も登場いたします。
 会期は、6月8日(土曜日)から7月21日(日曜日)までを予定いたしております。
 また、関連行事といたしまして、本展のオープニングに、吉川英治の御長男で吉川英治記念館・館長の吉川 英明(よしかわ ひであき)氏によります特別講演会も予定しております。また、「吉川英治作“新作落語”」を上演する落語会や、恒例の朗読会や音楽コンサートなど、多彩な行事もございますので、多くの方に御参加いただきたいと思っております。

 6点目は、「災害時における下水道施設の復旧支援に関する協約及び災害時における下水道管路の復旧支援に関する協定の締結について」でございます。
 東日本大震災で教訓になりましたように、津波や液状化により、東北や関東など広範囲にわたって、下水道施設に甚大な被害が生じたところでございます。
 汚水がマンホールから溢れたり、あるいは、汚水を未処理のまま川や海に放流せざるを得ないなど、深刻な影響が出ていたものでございます。
 本市におきましても、3月18日(月曜日)に内閣府から「南海トラフ巨大地震の被害想定」が発表されておりますが、それによりますと、県内の下水道に支障をきたす人口が、被災直後で90%程度になると予測されております。したがいまして、災害時における下水道施設の応急復旧体制の充実・強化は、本市にとって喫緊の課題の一つということでございます。
 このような中、(地共)日本下水道事業団からお話がございまして、いざという時に下水道の施設の応急復旧体制等の充実強化等につきまして、(地共)日本下水道事業団及び(公社)日本下水道管路管理業協会との間で、それぞれ、協約書、協定書の締結を行うことがまとまったものでございます。明日5月23日(木曜日)の午後3時から、市長応接室にて、協約書、協定書の調印式を行いますので、取材の方よろしくお願いしたいと存じます。
 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 屋嶋城跡は、城門及び城壁の石積み修理工事が行われ、今回、城門南側の城壁修復工事が終わったと聞いているが、これまでの発掘調査による成果、判明したこと、また、これからの修復工事の予定と今後の活用についてお聞きしたい。
【市 長】
 屋嶋城というのは、ご承知のとおり、日本書紀に、667年、天智天皇により築かれたという記載があり、その存在は広く知れ渡っていたわけだが、具体的にどこが屋嶋城跡なのか、どういうものが作られたのかは、ずっと不明のまま来ていた。
 それが、平成10年に、ある地元史家の発見から検証して、平成14年に、これが屋嶋城で間違いないだろうということで発表して、それから、調査、発掘等を、今まで行ってきた。
 本格的な修復工事は、ここ4・5年やっており、とりあえず石積修理工事が行われ、一部が終わったところである。
 これまでの発掘調査により判明したことは、屋嶋城は、天然の要害を最大限に活用した山城(やましろ)で、山上の城壁と中腹の浦生(うろ)地区の城壁により、二重に守りを固めていたことが判明している。
 また、城門の発掘調査では、その幅が5.4メートルもあり、非常に大きなもので、現在、判明している古代山城の中でも、全国第2位の規模をもっていることが判明している。
 さらに、『日本書紀』に、667年に築かれたと書かれており、7世紀後半の土器が、この地点から出土している。したがって、日本書紀の記述をほぼ裏づけるような屋嶋城があったと思っている。また、城門の入口に2.5メートルの段差があり、専門用語で懸門(けんもん)というそうだが、その造りになっている。
 また、城門の奥に敵の進入を阻むための施設である、甕城(おうじょう)の存在が明らかになった。
 この懸門と甕城の二つの構造は、朝鮮半島の山城によく見られるもので、築城に際して、白村江(はくすきのえ)の戦いで亡命してきた、朝鮮の百済の人の関与を裏付けるものではないかといわれている。
 今後の予定等であるが、修復工事については、城門及び城門北側の城壁の修復、園路などの周辺の環境整備を行い、平成27年度中の一般公開を予定している。往時の姿に修復された石積みなどを、広く、市民の皆さまを始め、観光客の皆さまにも御覧いただけるようにし、また、そのためのいろいろな工夫もしていきたいと思っている。

【記 者】
 高松空港のボーイング787型機が、先日、修理を終えて、試験飛行を終えたことで、来月から高松・羽田間の運航が再開される見込みとなっているが、再開が本格的に見えてきたことに対する所感や期待などは。
【市 長】
 ボーイング787型機については、昨年、全日空の高松・東京間で就航が行われたが、今年に入ってすぐに、いろいろなトラブルが発覚し、しかも、宇部空港を飛び立った787型機のバッテリーから煙が出たこともあり、高松空港に緊急着陸をするというような事態が発生した。
 緊急事態に対応することも大変であったが、その後、787型機の故障が多く、事故に繋がってはだめだということで、その運航を見合わせ、高松・羽田便の運航にも支障をきたした上、東京便が欠航となる事態も生じた。ただ、欠航も、それほど長くは続かず、関係者の努力により、最小限の支障で終わったと思っている。ただ、787型機は、準国産とも言われる機材であるので、その運航再開を関係者も私どもも、できるだけ望んでいたが、今回どうにか安全基準をクリアでき、正式に6月からの運航再開が決まったことについては、非常に喜ばしく思っている。
 まだまだ市民の皆様の不安はあろうかと思うので、航空会社を始め関係者の皆さまには、きちんと周知、あるいは説明などをした上で、安全第一で確実に運航をしていただきたいと思っている。

【記 者】
 カマタマーレ讃岐の決算発表があって、社長が、お客さんが少ないので、市・町と連携して、観客動員を増やしたいと話していたが、高松市として、何かやるというような考えは。
【市 長】
 カマタマーレ讃岐から具体的な要請まではないが、Jリーグの昇格基準として、1試合平均3,000人以上というのがある。現状が、1,500人に届かないぐらい低迷している状況で、Jリーグに昇格するためには、市民なり県民が、盛り上げる雰囲気を作っていくのが大事で、そのためにも、試合に一人でも多くの市民・県民の皆さんが、来ていただくことが大事なことかと思うので、カマタマーレ讃岐とも相談しながら、本市の生島での試合を中心に、より多くの市民が観戦できるようないろいろな仕掛けを、市としても考えたいと思っている。
 まだ、具体的な話は出ていないが、できるだけ協力していきたいと思っている。

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