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市長定例記者会見(平成25年9月26日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年9月26日(木曜日) 11時30分~12時3分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「屋島活性化キャンペーン」の実施について
(2)瀬戸内国際芸術祭2013秋会期開催に伴う市の関連事業について
(3)高松城跡(玉藻公園)観光振興事業の開催について
(4)「MUSIC BLUE たかまつ大道芸フェスタ2013」の開催について
(5)「瀬戸・高松COLORS OF MUSIC 『CONCERT FOUR COLORS』」の開催について
(6)高松市人生記念植樹の実施及び参加者募集について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 私の方から、今日は6点ございます。なお、3・4・5は、それぞれ芸術祭の関連事業の御紹介でございますので、それぞれ概要を手短に発表させていただきたいと思います。

 まず、1点目は、「「屋島活性化キャンペーン」の実施について」でございます。
 屋島につきましては、御承知のとおり、屋島会議を設置し、今後の屋島の振興策等について議論をいただき、そこで、屋島活性化基本構想(仮称)最終報告をいただきまして、44の施策・事業の推進についてなどの答申がなされております。
 それに基づきまして、25年3月に屋島活性化推進計画を策定いたしまして、その計画に基づいて、事業を順次実施しているところでございます。
 その一環としまして、今回、平成25年度と26年度の2か年間で、「屋島活性化キャンペーン」を実施するものでございます。
 この「屋島活性化キャンペーン」の取組内容は、大きく2点ございます。
 1点が、屋島に縁のある著名人を起用したイメージキャラクター展開、それから、もう1点が、キャッチフレーズ及びシンボルマークの作成となっております。
 まず、イメージキャラクター展開でございますが、屋島に縁のあります、高松市出身、屋島中学校の卒業者で、タレントの松本 明子(まつもと・あきこ)さんを、屋島を広めていただく、「広める」キャラクターとして起用いたします。
 また、日本史等に造詣の深いタレントの荒俣 宏(あらまた・ひろし)さんを、屋島を深めていただく、「深める」キャラクターとして起用して、屋島の魅力を戦略的に発信してまいりたいと思っております。
 なお、イメージキャラクターに係る称号につきましては、現在、検討中でございます。
 称号が決まり次第、お知らせするとともに、効果的にキャラクターの映像等を通じて、いろいろ発信してまいりたいと思っております。
 この両氏を起用しました主な取組は、3点、予定いたしております。
 1点目が、市内開催イベント等への出演をいただくものでございます。
 第一弾としまして、10月13日(日曜日)に、屋島山上で「源平グルメ合戦」が開催されますけれども、そこに、松本明子氏の出演を予定いたしております。これを皮切りに、3回程度、両氏がいろんなイベントに出演することとしております。
 2点目は、松本明子氏をメインキャラクターとして起用し、屋島の紹介ホームページを開設するものでございます。準備などで時間を要しますが、10月28日(月曜日)から配信開始にいたしております。
 3点目としまして、YouTube専用チャンネル「屋島チャンネル」を、開設したいと思っております。こちらにつきましても、松本明子氏のキャラクターを生かした面白動画などで、屋島の魅力を発信したいと思っております。こちらの方は、11月の配信開始を予定しております。
 もう1点のキャッチフレーズ及びシンボルマークの作成でございますけれども、これにつきましては、11月上旬から12月下旬まで、このキャッチフレーズ・シンボルマークを、広く一般公募により募集したいと思っております。その後、選定をして、来年1月か2月に、選定結果の公表をしてまいりたいと思っております。
 この「屋島活性化キャンペーン」は、25年度・26年度事業ですが、来年は、瀬戸内海国立公園が指定80周年を迎える年でもございます。これを契機として、さらに屋島を、売り込んでまいりたいと考えており、そのために各種事業を実施してまいりたいと思っているところでございます。
 なお、この屋島活性化イメージキャラクターとして御就任いただきます、松本明子さん、荒俣宏さんのお二人から、メッセージビデオの形で、御挨拶をいただいておりますので、ここで披露させていただきます。

 【イメージキャラクター両氏からのメッセージビデオ放映】

 今後、このイメージキャラクターのお二人の方ほか、様々なチャンネルを通じて、屋島の魅力発信に努めてまいりたいと思っております。

 2点目では、「瀬戸内国際芸術祭2013秋会期開催に伴う市の関連事業について」でございます。
 いよいよ10月5日(土曜日)から、瀬戸内国際芸術祭2013の最後のシーズン、秋会期が始まります。
 秋会期の開催まで10日を切った現在、順次、各会場では準備が進められているところでございます。
 この秋会期につきましては、御承知のとおり、西讃の島であります本島、高見島、粟島の3島が新たに参加となります。
 また、高松港周辺では、新しく開設となります高速バスターミナル待合所に、本間純さんの《待つ人/内海さん》という新しい作品も展示される予定になっております。新しい魅力も加わった芸術祭、非常に季節も良くなりますので、更に盛り上がるのではないかと期待しているところでございます。
 また、メインイベントといたしまして、昨年プレイイベントとして実施しました「現代源平屋島合戦絵巻」を、10月14日(月曜日)に、今回の瀬戸内国際芸術祭2013を総括するフィナーレとして開催する予定でございます。
 源氏・平家に分かれて行われる紅白対抗戦は、800年の時を越えて、現代の源平合戦を再現しようというイベントでございます。是非とも盛り上げてまいりたいと思っているところでございます。
 その他、関連事業の主なものとして、お手元に資料を配布しておりますが、主なものについてお話をさせていただきますと、まず、春・夏会期も行いましたが、秋会期につきましても、高松市独自の総合ガイドブック“TAKAMATSU ART TRIP vol.3”を制作し、全世帯に配布する予定でございます。
 次に、先程言いました高松駅南交通広場の新しい高速バスターミナル待合所に、本間純氏の作品が設置されます。
 さらに、第4回古代山城サミット高松大会を、10月4日(金曜日)・5日(土曜日)に、屋嶋城を中心とした古代山城のサミットが開催され、同月14日(月曜日)には、先程言いました「現代源平屋島合戦絵巻」も開催されるものでございます。
 また、玉藻公園では、春・夏会期でも実施しましたけれども、夜間無料開放やライトアップを行いますし、匠のおもてなし事業として、新たな展開も行いたいと思っております。
 さらに、音楽関係では、「MUSIC BLUE たかまつ大道芸フェスタ2013」も行われますし、「瀬戸・高松 COLORS OF MUSIC」も開催されるものでございます。
 これらにつきましては、この後の項目で、それぞれお話をさせていただきたいと思います。
 いずれにいたしましても、こういう各種の関連事業を一緒に展開することによりまして、この秋会期を大いに盛り上げて、大団円を迎えられたらと思っているところでございます。

 3点目は、今、お話しました芸術祭の関連事業として、「高松城跡(玉藻公園)観光振興事業の開催について」でございます。
 この玉藻公園での事業として、2点ございます。
 1点が、披雲閣を会場としまして、今回も、匠のおもてなし事業を展開するものでございます。今回の事業名は、「雫(SHIZUKU)」になっております。
 これは、春の会期と似たような感じですが、本市の特産品であります盆栽や漆器・庵治石などの匠たちが、それぞれ作品制作し、展示して、匠たち自身による作品解説などがあり、その中で、匠たちの制作した食器等を使って、和食の匠が会席料理のおもてなしをするものでございます。
 今回、少量ではございますが、日本酒なども御提供する予定にいたしているところでございます。
 食後に、エンディングとしまして、和楽器の演奏と書道家のコラボレーションによる技を御鑑賞いただくものでございます。
 料金は、一人12,000円となっております。全て、込みでの値段でございます。
 10月1日(火曜日)から、先着順で、予約の受付を開始いたします。
 1回当たり20人、これを一晩で2回の入替制になっております。
 申込先は、資料にございますとおりで、予約専用の電話で御連絡いただければと思っております。
 興味のある方に、御参加いただきたいと思っております。
 それから、もう1点が、披雲閣の庭園ライトアップと石あかりロードでございます。
 瀬戸内国際芸術祭の秋会期は10月5日(土曜日)から11月4日(月曜日)まででございますけれども、その前日の10月4日(金曜日)から、夜間無料開放を行います。
 10月は、午後5時30分から9時まで、それから、11月に入りますと、午後5時からの無料開放でございます。
 この玉藻公園の披雲閣は、特に、国の重要文化財でもございますし、披雲閣の庭園は、先日、「名勝」として答申が出ているところでございます。それらを、照明や行灯(あんどん)でライトアップして、楽しんでいただけるものでございます。
 無料開放でございますので、是非、多くの市民の方、あるいは芸術祭に来られた観光客の方に楽しんでいただきたいと思っております。
 匠のおもてなし事業「雫(SHIZUKU)」の方も、会期末、10月の末に行われますので、是非とも楽しんでいただきたいと思っております。

 4点目は、「「MUSIC BLUE たかまつ大道芸フェスタ2013」の開催について」でございます。
 この「大道芸フェスタ」は、今回で4回目を数えるものでございます。
 昨年は、非常に悪天候ではあったのですけれども、約18,600人もの多くの来場者の方に楽しんでいただいたものでございます。
 今年は、10月5日(土曜日)と6日(日曜日)に、高松中央商店街、サンポート高松、JR高松駅前広場において開催するものでございます。
 瀬戸内国際芸術祭2013秋会期の始まりの土日でございますが、それに合わせまして、国内外の大道芸パフォーマー12組23人、プラス、地元のアーティストが参加するものでございます。
 是非とも、大道芸を見ていただきながら、楽しんでいただきたいと思っているところでございます。
 詳細につきましては、配布の資料を御覧いただきたいと存じます。


 5点目は、「「瀬戸・高松COLORS OF MUSIC『CONCERT FOUR COLORS』」の開催について」でございます。
 10月12日(土曜日)に、「瀬戸・高松COLORS OF MUSIC『CONCERT FOUR COLORS』」を開催いたします。
 このコンサートは、総務省によります定住自立圏等推進調査事業として、高松市を中心市としまして、島しょう部、さぬき市、東かがわ市、三木町、綾川町と、定住自立圏を形成しておりますけれども、その定住自立圏の一体化を促進する文化事業でございます。
 これまで、7月から9月にかけまして、直島、豊島、女木島や「ことでん」の電車内、フェリーの船内において、コンサートが順次開催されております。
 それに引き続きまして、今回、サンポートホール高松第1小ホールにおいて、この「CONCERT FOUR COLORS」を開催するものでございます。
 日本独自の音楽の色彩を創作し続けてきた4人のアーティスト、大貫 妙子(おおぬき・たえこ)さん、林 立夫(はやし・たつお)さん、鈴木 茂(すずき・しげる)さん、小倉 博和(おぐら・ひろかず)さんら一流ミュージシャンによるコンサートでもございます。
 現在、チケットは好評発売中でございますけれども、是非、多くの方に楽しんでいただきたいと思っております。

 最後、6点目は、芸術祭とは別の話になりますけれども、「高松市人生記念植樹の実施及び参加者募集について」でございます。
 本市では、毎年、都市緑化の月間啓発事業として、人生の記念日に当たる人、あるいはグループを、植樹という形で残していただこうと、人生記念植樹を実施しております。その参加者を募集するものでございます。
 記念植樹の式典は、10月27日(日曜日)午前10時から、東部運動公園(高松町)において行う予定でございます。
 植樹場所は、来年度に、この東部運動公園全体がグランドオープンするわけでございますが、その東部運動公園の入場門西側の県道高松志度線沿いの良く植樹が見える場所でございます。
 この記念植樹の参加資格は、高松市民又は、高松市内に通勤・通学している人で、平成25年度が、結婚や入学・卒業・誕生など、人生の記念する年にあたる方、あるいはそのグループになっております。
 記念植樹で植えていただく木は、「シマトネリコ」で、モクセイ科の常緑樹又は半常緑の木で、5m程度に成長するものでございます。庭木として、非常に人気のある木でございます。
 式典当日は、東部運動公園で、参加者1組ずつに、苗木一本を植えていただくことになっております。
 申込期間は、10月1日(火曜日)から10月18日(金曜日)までで、先着50名が、定員となっていますので、周知方、よろしくお願いしたいと思っております。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 安倍首相が予定どおり、来年4月に8%の消費増税を決断したとされているが、消費増税時の市政や市民生活、市内企業への影響についてどのように想定しているのか。また、地方消費税引き上げに伴う増収や経費負担の増加も見込まれる中での来年度の予算編成方針について、市長の考えを伺いたい。
【市 長】
 消費増税の最終判断は10月1日に行われる予定だが、なんといっても、一番考えなければいけないのは、経済への影響、これをできるだけ少なくしてもらうことかと思っている。現在の経済状況は、内閣府の月例経済報告でも、緩やかに回復しつつあるとして、上向き修正された。上向きであることは確かかと思うが、ただ、私たち地方都市、地方レベルでいうと、それほど景気が上向いた実感には乏しい状況である。そういう中で、消費税が増税されると、やはり経済への悪影響というものが心配される。
 一つには、回復しつつある景気が、いわゆる中折れにならないように、それからもう一つは、消費税というと、どうしても逆進性の問題などがいわれるので、特に、低所得者に対する負担が重くなる、それについてどうカバーするのかなどの点が問題になる。総合的に考えて、消費増税は、私はやるべきだと思っているが、それをやった上で、景気の中折れにならないような経済対策をしっかりやってもらうことと、低所得者の消費増税による負担増に対する手当などをきちんとやってもらい、その上で、円滑に消費税が増税されて、経済にも大きな悪影響を及ぼさない方向を慎重に探ってほしいと思っている。
 また、消費増税を踏まえた来年度予算編成だが、当然、消費税の税率が5%から8%に引き上がることを前提として、歳入・歳出両面において、それぞれ影響額等を適切に見積もって、それをきちんと予算に反映していくことになろうかと思っている。
 そういう中で、消費税が増税された分については、社会保障経費等にきちんと充てていくという国の方針が出されているので、その辺の制度改正等も出てこようかと思うが、そういうものをきちんと的確に反映をさせた予算、一方で、消費増税になったが、その財源を利用して社会保障の方も改善されましたよ、あるいは、こういうのが、どうにか消費増税によって充実してきましたよ、などがきちんと言えるような予算編成を心がけていきたいと思っている。

【記 者】
 市が1,000万円を出資したカマタマーレ讃岐が、J2昇格圏内を維持している。
 ただ、J2昇格には、ホームゲームで平均3千人の観客を動員するという大きな課題があるが、残り3試合のホームゲームに向けて、市として検討している支援策などがあれば伺いたい。
【市 長】
 カマタマーレ讃岐に、今後、どういう支援策をするのかということだが、御承知のとおり、この前の試合に負けて、2位に落ちてしまったが、2位は、入れ替え戦による昇格が可能なので、J2昇格圏内にいる状況ではある。
 9月15日(日曜日)に県立丸亀競技場でホームゲームが行われ、私も観戦したが、台風接近の大雨の影響で、これでは3,000人も入れば良いだろうなと思ったが、そういう中で、4,100人余の本当に熱心なファンの方が入りまして、若干、安堵したところである。試合は0対0で残念だったが、今後、ホームゲームが3ゲームある中で、観客動員数平均3,000人以上を達成するためには、残り全3試合で10,000人を集めなければならないので、平均3,300人強を集めなくてはならないが、それは是非ともクリアしてほしい、いや、しなくてはならないと思っている。特に、10月20日(日曜日)は、高松市内の生島のサッカー場でホームゲームがあるので、市として、力を入れて、できるだけ観客動員が伸びるようなイベントを実施したいと思っている。
 具体的には、10月20日(日曜日)のSC相模原戦の試合を「高松市ホームタウンデー」と銘打ち、様々なイベントを実施する予定としている。
 内容としては、当日、先着1,000名にカマタマーレ讃岐のクリアファイルを配布し、また、抽選で20名に、選手のサイン入りボールやTシャツなど、カマタマーレグッズが当たる「試合予想ゲーム」を実施する予定である。さらに、カマタマーレ讃岐の勝利を後押しするために、試合前などで地元、下笠居・香西・鬼無地区の獅子舞の競演や多肥小学校の金管バンド部による演奏を披露することになっている。また、香川大学・高松大学の学生と連携して、参加型イベント「スタジアム学園祭」などを行い、会場を盛り上げたい。
 さらに、この試合は、カマタマーレ讃岐さんの御協力で、「高松市民無料観戦」とし、A席を対象にして、市民の皆さんを無料で招待することにしている。また、サンポート高松と県総合運動公園を結ぶ無料シャトルバスを運行することとしている。
 10月20日(日曜日)には、多くの市民の方に、会場に足を運んでもらい、平均3,300人以上をクリアして、もちろん成績が達しないとだめだが、是非とも、J2に昇格してほしいと願っている。

【記 者】
 飼い主がいない犬や猫を、新しい飼主に譲渡できるまで預かるボランティアの募集が、9月20日(金曜日)からスタートしているが、保護や引き取りの義務が、中核市としてあるが、今後、どのように取組むのか伺いたい。
【市 長】
 犬や猫などのペットの殺処分については、以前から課題視されていた。特に、2011年度において、殺処分の割り合いなどが、全国ワースト1になったということで、これはどうにかしないといけないと、県とも話したところである。これは、保健所の業務なので、市内は高松市がやっているが、他の地域は、香川県の所管であるので、県と市で連携して、少しでも殺処分がなくなるように、また、捕獲して、行き場のないペットが新たな里親たちの手で飼ってもらえるまでのシステムを作っていきたいということで、この度、県と歩調を合わせて、個人や団体の方など、引き取ってもらえるボランティアの方を広く募集して、そういう人に預けることによって、少しでも殺処分をなくしていこうとしているところである。
 ただ、それだけで解決する訳ではないし、それだけの数のペットなどの動物が、放置されていることが問題である。まず、ペットを飼う人たちの意識をきちんとしてもらいたい。
 また、保健所などで預かる場合、今一番問題なのが、場所がない、場所がないから直ぐに一杯になってしまって、殺処分せざるを得ないことになってしまう。だから、飼育(保護)日数がどうしても少なくなってしまい、殺処分を行っている。そこで、どうにか場所を確保するという問題がある。
 今回、募集をしているボランティアで、里親、新たに引き取ってもらえる方を広く見つけていく。そういう総合的な対策を県と一緒になって、行っていきたいと思っている。

【記 者】
 10月4日・5日に「第4回古代山城サミット高松大会」が屋嶋城を舞台に開かれるということだが、現在、整備中の古代屋嶋城跡を、一般市民の方にも公開すべきと考えるが、市長の考えは。
【市 長】
 屋嶋城跡については、平成14年にその存在が明らかになって以降、文化庁の指導・助言を得ながら、平成20年度から解体・復元工事を行っている。現在、ある程度、元の一部城壁が元通りになっているところだが、まだまだ工事期間中であり、一般公開は27年度になる。
 しかし、これまでの間も、何回か一般公開や、説明会、見学会、体験講座、また、団体の現場説明会などを設けており、いろいろな人に見てもらっている。
 屋嶋城をテーマにした「第4回古代山城サミット」が、10月4日(金曜日)、5日(土曜日)に高松市で開かれるので、もちろん、サミット参加者は、10月4日(金曜日)に見学するし、10月6日(土曜日)も、シンポジウムに参加した方に見てもらおうと計画していたが、今回、御要望や御意見をいただいたので、その6日の参加者の見学会をより大きくして、一般見学会という形で実施しようと思っている。
 それを通じて、市民の皆さん方に関心を持っていただいて、今後、完全に一般公開になった後に、よりたくさんの観光客の皆様方等を含めて、来てもらえるような形に持っていけたらと思っている。
 10月6日(日曜日)の内容については、文化財課の方から、具体的にお知らせさせてもらいたいと思っている。

【記 者】
 男木小・中学校の再開の見通しがあるようだが、それについての市長の考えは。
【市 長】
 男木島の小・中学校については、中学校は2年前ですが、3人の卒業生を最後にして休校になって、小学校はその前から休校になっていたが、今回、まさに、瀬戸内国際芸術祭の開催もあり、ちょうど島に住んでいる人たちや島に関係する人たちが集まったときに、子どものいる家族が何組かいて、できたら男木島で子どもを育てたいんだと言う人が3世帯ほど出てきまして、じゃあそれではということで、休校中の男木小・中学校を再開しましょうという方向で、今、話が進んでいる。
 私としては、この話は、ありがたいというか、芸術祭の一つの大きな成果というか、休校だった離島の小・中学校が再開するという希望の見える良い話だなと思っている。ただし、具体的には、これから、教育委員会の方で、いろいろ整備をした上で進めていくことになっている。
 一番大きな問題としては、耐震化が男木小・中学校ではできていないので、それをどうするか。また、運動場の法面など、ハードの面をどうしていくのか等々も含めて、教育委員会の方に、とにかく前向きに検討してくれという話をしており、教育委員会の方もそのつもりでいるようなので、是非、来年4月から再開できるように、いろいろ考えていきたいと思っている。

【記 者】
 消費増税で、来年4月から増税が決まった場合、建設事業などを前倒し、駆け込みで実施することはあるのか。
【市 長】
 来年度に工事にかかるもので、10月以降に発注するものは基本的に増税後の税率になるので、ばたばたすることはないと思っている。
 また、物品購入は、一部ストックできるものについては、きちんと判断した上で、前倒しである程度購入するものもあるかと思っている。

【記 者】
 前回の定例記者会見で話があった開票事務の再検証の話だが、現在の進捗状況と結果は。
【市 長】
 現在、選挙管理委員会の方で、手続き等について、きちんとどういう手続きであったのか調べてもらっているところである。選挙管理委員会に、どのくらいかかるのかと聞いたところ、9月の段階で、1ヶ月程度で、それについては発表するという話を聞いているので、それを待ちたい。
 ただし、この前も話したとおり、どうしても真実・真相となると投票の再点検になるが、これは出来ない(法的に)という話なので、そういう中で手順等をきちんとやって、従事の人の配置状況等をもう一回検証した上で、ミスが起こったとしたらどういうところなのかを想定した上で、今後、2度とこういうことが起こらないように、どういう手立てをするのかという作業になろうかと思っている。

【記 者】
 前回も伺ったが、中野町の不法占拠の件について、立ち退きはいつ頃求めるのか。
【市 長】
 ある程度、監査委員の勧告に沿った形で法的手段に訴えたいと考えているので、できるだけ早く行えるようにしたいと思っている。

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