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市長定例記者会見(平成25年10月8日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年10月8日(火曜日) 11時30分~11時57分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)被災地支援のための職員派遣について
(2)「現代源平屋島合戦絵巻2013」の開催について
(3)「第20回高松秋のまつり・仏生山大名行列」の開催について
(4)石川県金沢市との都市提携の締結及びトゥール市姉妹都市提携25周年記念式典の開催について
(5)オレンジ&パープルリボン・キャンペーンの実施について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から5点につきまして、発表させていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「被災地支援のための職員派遣について」でございます。
 本市では、東日本大震災の被災地であります、いわき市や東松島市等々におきまして、職員を派遣しておりますが、今回、岩手県陸前高田市に職員を派遣するものでございます。
 陸前高田市に対しましては、昨年度から支援しておりますが、陸前高田市の全国青年市長会が運営をします陸前高田市復幸応援センターに、職員2名を交代で、10月24日(木曜日)から12月6日(金曜日)まで派遣するものでございます。
 陸前高田市でございますが、松原が壊滅的になった、希望の一本松においても、全国的に報道等で取り上げられている被災地でございますが、昨年9月に、一部、復興土地区画整理事業の事業認可を受けまして、この夏にも、別の地区での事業認可案が示されており、少しずつではありますが、復興の足音が聞こえ始めていると聞いております。
 そういう中で、現地において、仮設住宅等にお住まいの住民の方々のお世話等をする、復幸応援センターで、業務を行う職員2名を派遣します。
 10月17日(木曜日)の午後2時から市長応接室で、派遣職員の激励式を行いますので、取材等よろしくお願いしたいと思います。

 2点目は、「「現代源平屋島合戦絵巻2013の開催」について」でございます。
 現在、瀬戸内国際芸術祭の秋会期が開催中でございますが、この秋のメインイベント、公式イベントプログラムとしまして、10月14日(月曜日・祝日)の午前11時から、屋島東町の立石港埋立地をメイン会場として、「現代源平屋島合戦絵巻2013」を開催いたします。
 この合戦絵巻でございますが、屋島の魅力と歴史的価値を賞賛しながら、屋島の活性化に資するための目的で、イベントを行うもので、昨年、瀬戸内国際芸術祭2013のプレイベントとして開催しましたが、今年は公式イベントプログラムとして開催するものでございます。
 内容でございますが、昨年度と同じく、行軍(パレード)と紅白対抗の合戦の2部構成となっております。
 行軍につきましては、午前11時から、平氏軍と源氏軍に分かれまして、平氏軍は屋島少年自然の家から、源氏軍は屋島東小学校から、それぞれ出発して、立石港埋立地へとパレードを行います。
 現在のところ、10の部隊編成で、約2,200名が参加する予定になっております。
 また、合戦でございますが、まず、地元屋島東町の太鼓台と獅子舞の披露がございます。
 その後、水軍に見立てた屋島・牟礼・庵治の3つの漁協から漁船20隻を出していただきまして、また、水上オートバイ5隻によります海上パレードを行います。
 それに引き続き、午後0時30分頃からになりますが、浜田香川県知事と私が、それぞれ白組と赤組に分かれまして、口上合戦、これを合図にしまして、いよいよ合戦開始となります。
 合戦の内容ですけれども、まず、綱引きの縄を兜の後ろの所にある布の錣(しころ)に見立てて引き合う「錣引き(しころびき)」を行います。
 また、今年も騎馬戦を行うほか、新たに、長さ10メートルの巨大な弓形の風船を使用して、リレーで速さを競う「弓流し」競技も行います。さらに、サッカーゴールを、いわゆる平家の総門に見立てて、ゴールした得点を競う「総門」などの競技もあります。
 いわば、平家物語に出てきます、源平合戦の逸話にちなんだ競技が、それぞれ行われるものでございます。
 また、コンドルズによります新作「瀬戸内おどり2013」も、そこで披露され、近藤さんの指揮の下に、会場のみなさんの参加で踊る「舞」も行われます。
 当日、来場された観客の方にも、一般参加いただけることにしております。
 是非多くの皆様方に御参加いただきたい、見に来ていただきたいと思っているところでございます。
 よろしくお願いいたします。

 3点目は、「「第20回高松秋のまつり・仏生山大名行列」の開催について」でございます。
 10月19日(土曜日)と20日(日曜日)の2日間、「高松秋のまつり・仏生山大名行列」を開催いたします。
 今年は、20回の節目の年になるということでございます。
 会場となる仏生山公園におきましては、19日(土曜日)と20日(日曜日)の両日繰り広げられます野外劇場でのステージイベント、また、近隣の方による飲食ブースや昔遊びコーナーなど、ご家族でも楽しめるイベント等が行われます。
 さらに、19日(土曜日)の夜には、秋には珍しい花火大会もございます。
 また、メインイベントは、20日(日曜日)の午後1時から、仏生山商店街におきまして、大名行列が行われます。
 今年は、20回記念ということもございまして、この大名行列の殿様役には、高松松平家の第14代御当主の松平 頼武(まつだいら・よりたけ)様に扮していただくことになっております。まさに、お殿様のそのままの行列を再現することになろうかと思っております。
 また、高松ゆめ大使の辻村(つじむら)さん、北井(きたい)さんにも、姫役にて参加いただくことになっております。
 是非多くの皆様方においでいただきたいと思います。

 4点目は、「石川県金沢市との都市提携の締結及びトゥール市姉妹都市提携25周年記念式典の開催について」でございます。
 まず、金沢市との都市提携の締結でございますが、本市と金沢市は、ともに城下町として発展してきた都市でございますし、大名庭園であります栗林公園と兼六園が、それぞれ有名でございます。共通点も多いと考えております。
 さらには、高松藩の初代藩主・松平 頼重(まつだいら よりしげ)公の妹君・大姫(おおひめ)が、加賀藩の三代藩主・前田 光高(まえだ みつたか)公の妻、奥様となっていることなど、歴史的にも深いつながりがございます。
 また、来年秋に、本市で開催します「第4回日仏自治体交流会議」がございますが、日本で開催された第2回会議が、金沢市で開催されたものでございまして、日仏交流の面でも、金沢市とは、今まで連携して事業を行っている間柄でもございます。
 さらには、昨年の7月に、香川県と石川県が「観光パートナーシップ協定」を締結しておりますことや、既に、民間レベルで活発な交流が行われておりますので、両市がお互いに「文化・観光交流協定」を締結して、今後より一層、文化面、観光面における交流を促進していこうということで、「文化・観光交流協定」を締結する運びになったものでございます。
 10月28日(月曜日)に、山野金沢市長にこちらにおいでいただきまして、玉藻公園の被雲閣にて締結式を行うことにしております。
 この度の交流協定の締結を機に、同様の規模の城下町で、さらに歴史的つながりもあり、共通点の多い両市が連携をして、それぞれの特徴を生かしながら、お互いに発展につながるような末永い交流を行ってまいりたいと思っております。
 もう一つの、トゥール市との姉妹都市提携25周年記念式典でございますが、本市とトゥール市は、昭和63年に姉妹都市提携を結んでおりまして、今年で、丁度、25周年ということでございます。
 これまで、食を通じた交流でありますとか、親善研修生の派遣、物産展の開催など、多様な交流を行ってまいりました。
 今回、25周年を迎えるということで、記念式典を、10月30日(水曜日)に高松市美術館で開催いたします。
 記念式典には、フランストゥール市からコレット・ジラール文化担当助役に御臨席いただきまして、両市の友好を、一層深めてまいりたいと思っております。

 最後、5点目は、「オレンジ&パープルリボン・キャンペーンの実施について」でございます。
 本市が昨年度まで、毎年11月の「児童虐待防止推進月間」に合わせまして実施してきました「オレンジリボン・キャンペーン」でございますが、今年度は、それに加えまして、「女性に対する暴力をなくす運動」を加えまして、「オレンジ&パープルリボン・キャンペーン」として実施するものでございます。
 このキャンペーンでは、児童虐待防止のシンボルでありますオレンジリボンと、DV防止のシンボルでありますパープルリボンをPRしながら、市民の皆様へ社会問題として関心を持っていただくという呼びかけを行うものでございます。
 10月19日(土曜日)に、先程、言いました仏生山で行われます「高松秋のまつり・仏生山大名行列」、さらには、11月2日(土曜日)の香川大学の学園祭などのイベント会場におきまして、このオレンジ&パープルリボンのキャンペーンのPRブースを設けて、PRすることとしたいと思っております。
 さらには、11月6日(水曜日)には、丸亀町グリーンのけやき広場におきまして、街頭キャンペーンを実施いたします。
 また、今回、児童虐待防止啓発ポスターにつきましては、昨年度、本市出身のバイオリニスト、川井郁子さんをモデルに作製をさせていただきましたが、そのポスターを、今年度も、市内のコミュニティセンターや各学校等の公共施設、さらには、ことでんの全車両へ掲出して、このキャンペーンのPRに努める予定になっております。

 題材は、以上でございますが、明日行います「来年度の予算編成方針に関する局課長会について」、お知らせをさせていただきます。
 平成26年度の予算編成方針等につきまして、明日・9日(水曜日)の午前9時から、私自身も出席をしまして、その編成方針に関する局課長会を開催いたします。
 具体的な方針の内容等につきましては、明日の午後1時、財政局の方から記者発表・説明をさせていただきたいと思います。5階の52会議室で、財政局の方から御説明を申しあげたらと思っているところでございます。
 来年度予算は、丁度、私の2期目の任期の最後の年度になりますけれども、そういう意味で、私のマニュフェスト2011に掲げました12のキーワードの下での重点施策、また、4つの柱として掲げております、「多核連携型コンパクトエコシティの推進」、2つ目が「創造都市の推進」、3つ目が「コミュニティを軸とした協働の推進」、4つ目が「地域包括ケアの実現」、こういった主要な重要施策の柱の視点を持つ事業につきまして、積極的に展開を図れるように、積極的な予算編成に取り組んでまいりたい、また、財源状況等も見ながら、的確な予算編成に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 取材の方も、よろしくお願いしたいと思っております。

 私からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 使用済みの小型の家電製品を回収する取り組みが、高松市でも今月1日からスタートした。「レアメタル」といった希少な金属などを再利用する取り組みは、資源のない日本にとって、大切な取り組みだと思うが、まだ、始まったばかりで、市民の認知度が低いのが現状ではないかと思う。認知度向上に向けての取り組みがあれば伺いたい。
【市 長】
 資源の少ない我が国にとって、レアメタルなどの有用な金属を回収し、リサイクルする小型家電のリサイクル制度は、非常に有意義な制度だと思っている。
 また、小型家電のリサイクル制度を安定的に実施するためには、市民の皆様にできるかぎり周知をして、多くの不用となっている小型家電を集めてもらうことが、非常に重要である。そういう意味で、市民の皆さんの御理解・御協力が必要であると思っている。これまで、本市の取り組みとしては、9月5日の定例記者会見、9月15日号の広報たかまつ、更には、ホームページ、ケーブルテレビ等で啓発してきたところである。
 また、啓発用チラシについては、高松市衛生組合連合会が発行する「衛生だより」に併せて配布することとしている。また、地域の支所・出張所・コミュニティセンターなどに設置するなど、一生懸命、周知・啓発を行っているところである。
 実際に開始は、10月1日から始まった訳であるが、1週間経過し、現在の回収状況の概略は、全ての回収ボックスで、小型家電が出されている。小型家電の中で一番多いのは携帯電話で、6日(日曜日)現在で73個、回収されている。
 市民の皆様への周知・啓発については、まだまだ始まったばかりで十分ではないが、報道機関の皆様の御協力もあり、少しずつ広がりがでてきているのではないかなと考えている。
 私も、今朝、今まで使っていた携帯電話2個をロビーの回収ボックスに入れてきたが、中を除いて見ると、いろいろな小型家電が入っており、結構回収されているのものだという印象を受けた。
 ただ、まだまだ十分な取り組みだとは思っていないし、先ほど言ったように、非常に重要なリサイクルシステムだと思っているので、報道機関の皆様の御協力をより一層もらいながら、広く市民に周知・啓発をしたいと思っている。
 また、今後の具体的な取り組みは、10月から県内全ての市町で小型家電のリサイクルが始まったことから、県が、10月5日(土曜日)に小型家電のリサイクルについての広告を新聞に出している。
 さらに、本市においても、引き続き、市広報紙、ホームページなどで啓発に努めるほか、例えば、10月末に実施する不法投棄撲滅クリーン作戦・たかまつきれいデーの取り組みもあるし、環境学習なども随時やっているので、そういう機会を捉えて、小型家電の回収システムついて、市民の皆様への周知・啓発に鋭意努めていきたいと思っている。報道機関の皆様方も御協力をお願いしたい。

【記 者】
 携帯電話が73個と話があったが、2番目3番目などの数字は。
【担当課】
 回収ボックスを設置している15箇所全体で、307品、総重量70キログラム。内訳は、携帯電話の73個に次いで、2番目が電卓で22個、3番目が電話機で17個となっている。

【記 者】
 源平屋島合戦について、今年度の予算と参加人数の見込みについて伺いたい。
【市 長】
 2,900万円で、そのうち1,000万円が瀬戸内国際芸術祭実行委員会の負担で、残り1,900万円の半分が文化庁のインセンティブ事業の補助金をもらって、残り半分が市の一般財源である。
 参加人数の見込みは約2,200人、観客が2千数百人で、全体で5千人弱である。

【記 者】
 去年とここが一番違うというところは。
【市 長】
 基本的に行軍と合戦の構成も一緒だが、特に合戦の中身が、去年は綱引き、玉入れ、騎馬戦などを行ったが、それを、平家物語の源平合戦の史実に結びつけた内容に変更したのと、若干、追加したところがある。
 また、瀬戸内おどりが、舞の方は去年と一緒だが、今年は、(コンドルズの)近藤さん自身にも来てもらい、その場で皆さんに振りを教えながら、去年は行軍をした人だけが参加する形だったが、今回は見物人も一緒に参加してもらおうと考えている。
 最後の扇の的の部分が、去年は日舞の演技だったが、今年はサッカーの元日本代表選手がフリーキックで、扇の的を射抜くというところで締める予定である。
 ほぼ昨年と同じだが、若干工夫をしたということになろうかと思う。
 瀬戸芸秋会期を盛り上げるメインイベントでもあり、市としては、屋島や瀬戸内海国立公園などを全国に情報発信する一つの大きなイベントとも思っており、屋島活性化の一つとして捉えている。

【記 者】
 カマタマーレについて、先月末に、財政面で厳しい是正通達があり、条件付きでライセンスが交付されているが、新たな財政支援等について考えを伺いたい。
【市 長】
 直接的な財政支援は、出資金1千万円を予算措置し、対応しており、それ以上のことは具体的に考えていない。
 練習場として、東部運動公園のグランドを使ってもらっており、その辺の配慮や利便性は確保して、より使いやすいようにしていきたいと思っている。
 また、観客動員数を確保しなければならないので、当面、10月20日(日曜日)の県営サッカー・ラグビー場でのホームゲーム、これを高松市ホームタウンデーと銘打って、多くの観客の方に入ってもらい、そこで勝利をして、相手しだいのところもあるが、少なくとも2位以内は確保してもらわないと昇格できないので、そこで、きちんとJリーグの昇格の可能性を具体的に確定させてもらうことに力を入れたいと思っている。

【記 者】
 9月20日に、高松市で、建築士などに対する源泉徴収漏れがあったかと思うが、当時、担当していた職員への処分等がどうなっているか伺いたい。
【市 長】
 今回の所得税の源泉徴収及び国への納付が出来ていなかった事案に係る職員の処分について、本来徴収すべき所得税等の事案が確認された期間(平成20年度から25年度)に、本市の出納事務を掌理し、指揮監督する立場であった者7人に対し、昨日(10月7日(月曜日))、文書による訓告を行った。
 今後においては、各所属における源泉徴収制度の周知徹底はもとより、会計事務のチェックの強化及び支出審査部門における審査の徹底を図りたい。

【記 者】
 今月5日に瀬戸内国際芸術祭の秋会期が開幕し、初日は天候も悪かったが、開幕2日間で女木・男木には1千人前後入っているが、これはコンスタントと考えてよいか。
【市 長】
 土曜日は雨模様であったにもかかわらず、ある程度来てもらえたかなと思う。ただ、全体で見ると、秋会期だけの開催となる西讃の本島、粟島、高見島はかなり来ているし、小豆島や直島、豊島あたりも、やはり人気でかなり来ている。男木・女木は、前回から比べると若干、低調かなと思っているが、しかし、2日間で1千人ずつぐらいが来てもらえたということなので、それはそれで賑わったのかなと思っている。
 また、男木・女木の魅力を、もう少し輝かすことができないか、PRすることができないか、それについては考えてみたいと思っている。

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