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市長定例記者会見(平成25年8月27日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年8月27日(火曜日) 11時30分~11時52分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「第6回カーフリーデー高松」の開催について
(2)平成25年度高松市職員(短大卒・高校卒・保育士・幼稚園教諭・獣医師・栄養士・消防)の募集について
(3)平成25年度県市合同総合防災訓練の実施について
(4)第4回古代山城サミット高松大会開催記念企画展『屋嶋城が築かれた時代』の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、4点についてお話をさせていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「「第6回カーフリーデー高松」の開催について」でございます。
 本市は、今年も「カーフリーデー高松」を9月16日(月曜日・祝日)に開催いたします。
 この「カーフリーデー」は、毎年9月16日から22日までの1週間が、ヨーロッパのモビリティウィークに指定されております。その期間に、本市としても、カーフリーデーを実施して、車の使い方を見直すための社会啓発イベントを実施しております。
 実施は平成20年度からで、今回で6回目となります。
 開催は、昨年と同じく、「菊池寛通り」を主会場とし、「美術館通り」を第2会場として開催いたします。
 当日は、午前9時30分から午後5時まで、両会場とも、中央通りからフェリー通りまでの区間を車両通行止めにし、市民の皆様に、車のない都市環境を実際に体験してもらいながら、マイカー使用の見直しや、公共交通あるいは自転車の利用促進に関する意識を高めていただく、その機会としてまいりたいと考えております。
 9月16日(月曜日・祝日)の午前10時30分から午後4時まで、イベントを開催いたします。
 オープニング式典は午前11時30分から、「菊池寛通り」で行います。
 主なイベント内容としましては、まず、「菊池寛通り」では、公共交通に関するイベントを中心に展開します。ミニ電車とかミニSLの運行、あるいは、お絵かきバスなどのイベントを行います。
 また、「美術館通り」では、自転車に関するイベントを中心に開催します。アニマルサイクルの乗車体験等のイベントを行います。
 また、新たな取り組みといたしまして、琴電志度線におきまして、午前10時から午後4時30分までの上下10便程度につきまして、自転車をそのまま電車内に持ち込める「サイクルトレイン」を運行いたします。
 また、ミニ電車、ミニSLに乗車したお子様には、当日限りで利用できる琴電電車の全区間無料乗車券をお配りします。また、来場者の皆様方には、9月末まで有効の「レインボー循環バス」又は「市民病院ループバス」の無料乗車券1回分をプレゼントします。
 今後、「広報たかまつ」やホームページへの掲載をしながら、参加を呼びかけてまいりたいと存じます。周知方、よろしくお願いいたします。

 2点目は、「平成25年度高松市職員(短大卒・高校卒等)の募集について」でございます。
 昨日、25年度の短大卒・高校卒等の職員募集要項を配布いたしておりますが、改めて、私の方から概要を説明させていただきます。
 来年の4月1日採用予定の短大卒・高校卒等の職員採用試験を、9月29日(日曜日)に実施いたします。
 募集職種、採用予定人員及び受験資格は、要項の1ページ目に記載のとおりでございます。
 今回の募集人員は、専門職における退職者補充のため、昨年度より2名増の42名となっております。
 申し込み受付は、9月2日(月曜日)から9月13日(金曜日)までで、持参又は郵送の受け付けは、土曜日と日曜日を除きますが、インターネットでは、土曜日と日曜日も申し込みが可能でございます。
 優秀な人材の確保のために、より多くの方に受験いただきたいと考えております。周知方、よろしくお願いいたします。

 3点目は、「平成25年度県市合同総合防災訓練の実施について」でございます。
 南海トラフを震源域とします巨大地震を想定した総合防災訓練を、香川県と本市が合同で、9月1日(日曜日)午前9時から、香西北町のドリームアイランド香西で実施いたします。
 この訓練の目的でございますが、巨大地震が発生した際の防災関係機関との連携強化を図りますとともに、自主防災組織の育成強化や市民の防災意識の一層の高揚を図ろうとするものでございます。
 訓練内容としましては、県の防災ヘリコプターに加えまして、県警・自衛隊のヘリコプターによります上空からの情報収集訓練や、高松海上保安部の巡視艇による海上漂流者の救出訓練、また、船舶を利用した物資輸送訓練のほか、地域の自主防災組織が中心となり、避難誘導・避難所運営訓練等も行うこととしております。
 また、展示・体験コーナーとして、防災関係のパネル展示や応急手当、ロープワークなどの指導コーナー、本市の防災女性チームによる新聞紙を利用した応急スリッパ作り等の体験コーナーも設置しております。是非、見学にお越しいただければと存じます。

 4点目は、「第4回古代山城サミット高松大会開催記念企画展『屋嶋城(やしまのき)が築かれた時代』の開催について」でございます。
 高松歴史資料館で開催しますが、10月4日・5日に、本市で開催いたします「第4回古代山城サミット高松大会」の関連イベントとして、企画展『屋嶋城が築かれた時代』を、9月14日(土曜日)から10月27日(日曜日)まで開催するものでございます。
 この古代山城でございますが、西暦663年、朝鮮半島で行われた白村江(はくすきのえ)の戦いで、唐・新羅(しらぎ)軍に敗れた、中大兄皇子(なかのおおえのおおじ)、後の天智天皇でございますが、その天智天皇が国土防衛のために、西日本の各地に古代山城を築かせたものでございます。
 そのうちの一つが屋嶋城でございますが、「日本書紀」にその名が記されております。
 ただ、この屋嶋城につきましては、近年まで、所在すら不明の幻の城でございましたが、平成10年に、地元研究者により、城壁の一部が発見され、平成14年に、本市の発掘調査によって、城門を確認したことによりまして、その存在が確固たるものになったものでございます。調査によりまして、構造などが明らかになり、現在では、代表的な古代山城の一つになっております。
 今回の歴史資料館の企画展では、この屋嶋城の調査成果を詳細に紹介するとともに、発掘調査成果の蓄積が目覚しい瀬戸内に所在する古代山城につきましてクローズアップし、古代山城の構造や築城技術について紹介することとしております。
 さらに、国土防衛の拠点として築かれた古代山城と、それを取り巻く様々な「モノ」から、屋嶋城が築かれた飛鳥時代とよばれる激動の時代についても、合わせて紹介することにしております。入場は無料となっております。
 関連イベントといたしまして、9月14日(土曜日)午後1時30分から、東洋大学教授の森 公章(もり・きみゆき)氏によります講演会『古代山城と地方支配からみた日本古代国家の成立過程』を開催するほか、ミニ講座なども、会期中に順次開催することにしております。
 多数の方の御参加・御入場を、お待ちしております。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 県民・市民にとって、早浦ダムの貯水率の低下が非常に気になるところだが、今後の市の対応や取組等について、改めて伺いたい。
【市 長】
 まず、渇水対策だが、今年は、梅雨明け以降、ほとんど雨が降らずに、どんどん早明浦ダム等の貯水率も下がっており、8月19日には、貯水率が30パーセントを切る事態になり、これに合わせて、本市では、同日に渇水対策本部を立ち上げ、各種節水啓発活動等に取り組んでいる。また、21日には、新聞に、節水方法を載せたチラシを折り込みで、全世帯を対象に配付し、市民の皆様による水道メーター横の元栓で水圧を調整する自主減圧の取り組み等についても広くお願いをしているところである。
 先週末から、若干、降雨があったが、早明浦ダムでは、まだ、本格的な貯水率の確保には至っておらず、引き続き、このような節水啓発活動等に力を入れていかなければならないと思っている。
 第4次の取水制限60%カット、これが8月末に予定されていたが、先ごろの降雨で若干延長にはなるが、このまま降雨がないと、第4次の取水制限の実施が見込まれている。
 そうなると、更に、減圧率を33.3%に強化して、配水量を節減することになり、一部の高台等で水の出が悪くなることも想定される。そのために、給水基地とか、あるいは応急給水所の設置も状況に応じて、対応したいと考えている。
 本市としては、このように、市民の皆様による自主節水の呼び掛けと同時に、水利関係者の協力による予備水源の確保も合わせて、取り組みを行っているところであり、水の需要と供給のバランスを維持して、市民生活に影響がでないように、渇水対応を行っていきたいと思っている。
 今後とも、状況に合わせて、適切な情報を提供しながら、対応したいと考えている。
 報道各社の御協力もよろしくお願いしたい。

【記 者】
 開催中の瀬戸芸夏会期も終盤に差し掛かったわけだが、かなり賑わっており、残りわずかの夏会期及び秋会期に向けて、市長の考えを伺いたい。
【市 長】
 既に公表しているが、8月25日までの来場者総数を見てみると、各会場の合計で364,360人となっている。これは、前回の芸術祭2010の同じ期間のおよそ1.6倍となっているので、人出的には、非常に賑わっているという、手応えを感じている。
 また、50万人を超えたのが、前回は70日目だったが、今回の芸術祭では、春会期と合わせて10日早い60日目となっている。賑わっているのは喜ばしい限りだと思っている。
 本市内の会場では、女木島、男木島は若干、前回よりも減っているが、特に、夏会期限定の開催としている「高松港・アート工房-ベンガル島-」には、非常に多くの来場者が訪れている。また、それと同時に、玉藻公園を始めとする高松港周辺でのイベントも好評である。高松港周辺については、小豆島や直島に渡るフェリー利用者に加えて、玉藻公園等のイベントの来場者で、非常に賑わっており、そういう意味で、高松市内の経済効果についても、一定の手応えを感じているところである。
 夏会期もあと少しになり、ラストスパート、あるいは秋会期に向けたさらなるPR策ということだが、今週末に、夏会期の最後に合わせて、音楽イベントの開催が予定されている。小豆島・高松港間のフェリーの船内で8月31日(土曜日)、女木島において9月1日(日曜日)、「瀬戸・高松 COLORS OF MUSIC」の開催を予定している。
 音楽を通して、瀬戸内海や本市の魅力を発信するなど、盛り上がりをつけて、夏会期が終わるとともに、秋会期につながるように、積極的なPRに努めたいと思っている。
 先ほどの玉藻公園のイベントは、8月の中旬に8日間開催した「shiro cafe・匠の雫」だが、当初、1日300人ぐらい、8日間で2,400人ぐらい来てもらえればと思っていたが、結果6,200人ほどの人に来ていただき、また、アンケート調査によると満足度99%で、非常に好評を得ている。これらのイベントについて、さらに秋会期の中でも開催できるように、考えたいと思っている。

【記 者】
 渇水についてだが、4年前の渇水や、10数年前の渇水に比べてどのような感想を持っているのか。
【市 長】
 時期的なものとか、貯水率の低下状況などは、平成20年の渇水と非常に良く似た状況である。5年前の平成20年の時には、8月末から9月初旬に、早明浦ダムの貯水率がゼロになって、その後、発電用の用水を緊急に流してもらい、20日間ほどしのいだ頃、台風の雨によって貯水率が回復したという、かなり危機的な状況があったので、雨が降らないとなると、かなり厳しい対応をしていかざるを得ないという覚悟は持っており、一方で、現在は、その当時、まだ整備されていなかった宝山湖などの貯水もある。
 また、高松の場合は、大体6割が香川用水、4割が自己水源になるわけだが、4割の自己水源については、平年並み以上の貯水率があるので、そちらの方の水源確保等々とうまく調整しながら、どうにか苦しい状況を乗り切っていきたいと思っている。
 ただ、抜本的な対応は、雨が降らないことには、どうしようもないわけで、とにかく、この雨が降るまでの間は、そういう対応でしのぎたいと思っている。

【記 者】
 これまで、5年間カーフリーデーを開催してきたが、目に見えるような成果などはつかんでいるのか。
【市 長】
 カーフリーデーは、平成20年度から開催し、それに合わせて、自転車道の整備や自転車専用レーンの設置などを行い、できる限り車から自転車優先、あるいは公共交通への関心を呼び起こすという意味では、継続的に5回開催しており、はっきりとした数字的な指標では言えないが、まちづくり自体を自転車や公共交通の方に切り変えが少しずつできている。また、市民の意識も少しは、そちらの方に向いてきているのではないか。それが、今回、9月議会に提案している「公共交通利用促進条例」の制定にもつながっており、市民の理解をより広く得るという意味で、このイベントは成果が上がっているのではないかと思っている。

【記 者】
 公共交通にも関係するのだが、先週末の新聞の記事で、国土交通省がコンパクトシティ推進に向けて、制度の見直しの動きがあるとの内容が掲載されていたが、そのような見直しは、高松市が進めているコンパクトエコシティにプラスになるのか。
【市 長】
 どちらかといえば中小以下の都市を対象としていると聞いており、高松市が対象になるかどうか、それと、少し懸念しているのが、公共施設を移設や廃止して、中心部に集めると、そのハコモノに補助金を付けるというような話だとなかなか事業実施にはならないし、ハコモノを新たに移設して、建てるとなると住民のコンセンサスを得るのに、大変かと思うので、やはり、その都市の実情に合わせた形で、コンパクトシティを進めていくべきではないかと思っている。
 本市としても、制度ができたからといって、無理やりそちらに合わせるのではなく、本市として必要な施策を実施しながら、それがうまくあてはまるように、国の措置を要望していきたいと考えている。

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