桜御門について
更新日：2023年10月2日
展示施設（内部）の見学について
令和5年10月8日から、開館は土・日・祝日とし、原則、開館の時間は午前9時から午後4時とします。
なお、外観は玉藻公園開園時間内であれば見学可能です。
歴史的建造物桜御門
桜御門とは
完成した桜御門
桜御門は、桜の馬場と三の丸(披雲閣)を画する位置に建てられた櫓です。
江戸時代前期の高松城下を描いた『高松城下図屏風』に既に描かれていることから、高松城築城後早い段階で整備された門であることが分かります。
昭和19年に旧国宝(現在の重要文化財)に指定されることが内定していましたが、翌20年の高松空襲で被災し、焼失してしまいました。
桜御門の復元工事
工事は令和元年度から開始し、令和4年6月に完成しました。
発掘調査の開始から門の完成まで、足掛け12年を要した事業でした。
桜御門は史跡高松城跡の最初の歴史的建造物の復元整備事業です。文化財の活用を目的に、復元根拠の収集と調査研究、伝統的な技能と現代の工法の融合によって再現された桜御門。
史跡高松城跡の価値をより明確に発信し、文化財を未来へ継承する原動力になることを期待します。
クレーンによる柱の吊り下げ
仮設足場と安全帯による屋根施工
瓦の製作
復元前の桜御門
完成した桜御門(西から)
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