No.14 会津八一(秋艸道人) 梵鐘(短歌)
更新日:2018年3月1日
碑 主 会津八一(秋艸道人(しゅうそうどうじん))(1881年から1956年)
- 所在地
牟礼町大字牟礼3416(八栗寺)
- 碑文
「五剣山八栗寺の鐘は戦時供出し空しく十餘年を経たり今ここに昭和三十年十一月龍瑞僧正新に之を鑄むとし余に歌を索む乃ち一首を詠じて之を聖観世音菩薩の寶前に捧ぐその歌に曰く わたつみのそこゆくうをのひれにさへひびけこのかねのりのみために」(梵鐘)
- 染筆等
会津八一(秋艸道人(しゅうそうどうじん))
- 備考
新潟県出身。早稲田大学名誉教授、東洋美術史学者、歌人、書家として多方面に大きな足跡を残す。新潟市に会津八一記念館、早稲田大学に会津八一記念博物館がある。
この梵鐘は、八栗寺の納経所にいた方によると、岡山のお寺の知り合いの伝手で依頼したもの。本人はこの梵鐘の完成を待たずして亡くなった。納経所隣の部屋に梵鐘の拓本あり。
