生駒親正夫妻墓所
更新日:2019年1月18日
史跡
指定区分 県指定史跡
指定年月日 昭和30年4月2日
所在地 弘憲寺(高松市錦町二丁目4-29) 「たかまっぷ」で地図を表示する(外部サイト)
解説
弘憲寺本堂の西隣にある境内墓地に、人目をひく大型の塔婆(とうば)がある。これが、高松城主生駒家初代の親正夫妻の墓塔である。
墓塔は、白粉石と俗称する白色の角礫凝灰岩で製した五輪塔である。向って右が親正の墓で、総高3.09メートル、左の夫人の墓も似ているが2.9メートル。どちらも地輪(基礎)の前面に、法名・慶長14年(西暦1609年)に嗣子一正建立という刻銘があったというが、いまは風化して、剥落消滅している。
関ヶ原の戦いで敗れた生駒親正は、高野山に登り髪をそり落とし仏門に入ってひたすら罪を謝し、また子一正の功もあったので、徳川家から許されて高松城に帰り、慶長8年(西暦1603年)2月13日没した。綾歌郡飯山町にあった旧法勲寺を子一正がここに移築して弘憲寺としたのである。初代高松城主の墓所として、意義ある史跡である。
~ 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 ~
お問い合わせ
このページは文化財課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階
電話:087-839-2660 ファクス:087-839-2659
(高松市埋蔵文化財センター)
住所:〒760-0017 高松市番町一丁目5番1号
電話:087-823-2714 ファクス:087-823-2715
(高松市歴史資料館)
住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松4階)
電話:087-861-4520 ファクス:087-837-9114
(高松市石の民俗資料館)
住所:〒761-0121 高松市牟礼町牟礼1810番地
電話:087-845-8484 ファクス:087-845-5693
(高松市香南歴史民俗郷土館)
住所:761-1402 高松市香南町由佐253番地1
電話:087-879-0717 ファクス:087-879-1818
(高松市讃岐国分寺跡資料館)
住所:〒769-0102 高松市国分寺町国分2177番地1
電話:087-874-8840 ファクス:087-874-8840
(菊池寛記念館)
住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松3階)
電話:087-861-4502 ファクス:087-837-9114
<文化財課>
電話:087-839-2660
ファクス:087-839-2659